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すき家の大改革に気がついてしまった

間違ってたらテイクアウト商品を買ってしまったのではない

すき家の牛丼が大好物というわけではないが、旅先ではすき家か松屋を使うことが多い。地方都市の中心部では、吉野家が圧倒的に少ないせいもあるが、どうも松屋やすき家の店の方が広くて居心地が良いということもある。
東京都心部では吉野家が圧倒的に多いが、古くて狭い店がほとんどで、牛丼の価格差もほとんどないとなると吉野家にこだわる意味もない。

外食批評のエキスパートに言わせると、吉野家は牛丼大手3社の中で一段上の味だというのだが、個人的にはブランド全体の味というより、個店での味の変化のほうが目立つ業態だと思う。
ブランド差などあってなきが如しではないか。

吉野家を延々と一年以上毎日食べ続けた経験があるが、同じ店であっても朝・昼:晩で牛丼の味が変わる。夜は午後8時前後で大きく変わる。仕込みのタイミングと経過時間により牛肉と玉ねぎの味の染み込み具合がかなり大きく変わるからだ。
高速回転する繁盛店では(例えば有楽町駅前)いつでも新鮮?なので、つまり連続して作り続けているので味が一定になるらしいが、田舎の郊外店では時間帯によって同じ商品かと思うほどに味が変わる。、ああ。個人的な意見です。

都心部にある松屋やすき家は、おそらく牛丼以外のメニューが多いため、牛丼の出方が少なめになり、逆に味が安定するのではないかと疑っている。いつでも長い時間煮込まれたものになってしまっているという疑惑だ。(これも個人的意見です)
だから、いつ食べても同じ味の気がする。


さて、そのすき家だが、どうやら都心部の店で丼を廃止したらしい。チケットを券売機で買いカウンターで頼むシステムなので、これはもはや洋風ファストフードと同じではないかと思う。吉野家的なコの時のカウンターで食べるスタイルはもはや時代遅れらしい。それは良い。
が、イートインでもテイクアウト容器に入れて提供するとは。
想像するに、メニューの多角化と人手不足対応、皿洗いの手間と食器破損による経費削減などあれこれ勘案して、丼とコップを廃止したのだと理解できる。
松屋も独特の厨房一体型カウンターでのスタイルは諦めたようだし、高速回転至上主義の吉野家ですら、カウンタでの注文するセルフサービススタイルに転向しているのだから、どのブランドでも丼廃止は時間の問題だったのだ。

券売機で注文する時に、プラスチック容器に入った牛丼の写真が出てきたので、これはテイクアウトと間違ったかと何度もやり直してしまったが、なんのことはない、どんぶりに入った牛丼はもはやメニューに存在しないのだ。

和風ファストフードと洋風ファストフードの境目は、「どんぶり」「皿」があるかどうかだったのだなと改めて気がついた。隙を見て松屋も見に行ってみなければなあ。おそらく東京都心部繁華街の店では「プラスチック容器入り」牛丼に変わっていることだろう。

なんだかなあ。まあ、でもバーガーセットが1000円を超え、フライドチキンもポテトつきセットで1000円の時代に、牛丼は500円で間に合うのだから多少提供方法が変化はしても、金のない若者の味方であり、金のない高齢者の味方でもある? のか……………なあ。

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新潟古町通をブラブラ歩き

新潟の古町通は江戸期から続く繁華街なのだろうと思うが、五番町から九番町まで続く商店街で、五番六番七番町は屋根付きのアーケードになっている。七番町がいわゆる目抜き通りの交差点で、銀座で言えば三丁目三越前みたいな場所にあたるのだろう。そのアーケード内を含めてぶらぶら歩きながら、写真を撮ってみた。
平日月曜の昼下がり、休業の店も多いが昨今のワークライフバランス対応や人手不足対策で月曜や水曜休日とする店は当たり前になった。年中無休・24時間営業が当たり前だった昭和の時代は遠い過去のものだ。
ただ、この店は、ぜひ覗いてみたかった。残念だ。

これもまた街並みの風景の一つかあ

八番町に入ると屋根がなくなる。そして、飲み屋を中心とした飲食店がほとんどになるのだが、確か数年前に来た時にはラブホのモーニングサービスみたいな看板があったので驚いたものだ。が、今回はコスプレ飲み屋?が出現していた。何年か経つと流行が変わるのはわかるが、このしっとりとした街でも、あれこれ現代的な変化が起きているのかと、そちらの方に驚いた。
ただこのコスプレの定義が気になる。コスプレとは一般的にアニメキャラをモデルにしたものが主流だと思うのだが、それとは微妙に異なる少しエロスな匂いを漂わせる催しなのではないか。看板を前にあれこれ妄想してしまう。実際に確かめてみる気はないが、勝手にあれこれ考えてみる気にさせる、変な看板だった。

まるでお寺の門前の看板みたいだなと思ったが、今回初めて気がついた。少し中に入ってみると、そこは昔の料亭とか割烹旅館だったような古い建物があった。

お江戸でもお城周りのどこかにはまだ存在していそうな古い建物だが、ここではどんな密約が結ばれていたのか。これまた妄想を掻き立てる怪しい建築物だった。ここに来るには黒塗りのリムジンにたいば車でなければいけない気がする。

シンプルだが人を惹きつけるデザイン

古町通にあるお店のファサードはどれもこれもシックなもので、よくある駅前繁華街のけばけばしさはかけらもない。おそらく予約をしなければ入れない類の良いお店ばかりなのだろう。通り沿いの景観規制などしなくても、そこに出店するものたちが美意識を共有すれば、自ずから街や通りは綺麗になっていくのだが。
昭和の時代に日本が失った自己規制は、平成を過ぎても回復することがない。令和の時代、そして21世紀生まれの世代が持つ新しい美意識や社会規範が、昭和や平成を真似たりしないことを心から願う。

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新潟駅前 飲み屋ストリート

新潟駅万代口、つまり駅の北側には大通りに沿って飲み屋街が広がっている。正確にいうと大通りの裏側が飲み屋街になっている。周りがオフィス街なので、間違いなくサラリーマン相手の飲み屋なのだが、昔風の小洒落た店は旧市街である古町に固まっているようで、この駅前は古典的な居酒屋や料理屋が多い。
駅の反対側、南側は再開発によって街が新しくなった場所でもあり、こことはまた違ったファッショナブルな飲み屋が集まっているらしい。
しかし、それを全部集めたとしても、全国屈指の飲み屋集中街である札幌ススキノや博多中洲のような狂騒じみた地域にはなっていない。なんとなくおとなしい風情がすある。岡山とか松本の様な教育県ではちょっと事情が異なるが、概ね地方中核都市の飲み屋街といえばこんな感じだろう。いや、それよりもだいぶ大人しい感じもする。新潟は政令都市なのだから、もっと賑やかな飲み屋地域があっても良い等な気がするのだがなあ。


新潟だから魚の店が多いかと思ったが、案外と焼き鳥屋など、ノーマル?なサラリーマン飲み屋が多い。

埼玉出身の町中華チェーンが新潟に初めて開いたらしいのだが、この立地も彼らにとっては手慣れた駅前にある「ちょい飲みマーケット」だろうから、今後は相当の人気店になるに違いない。
面白いのが看板で「タンメン」推しになっていることだ。新潟県は各種ラーメンが群雄割拠することで有名だが、そこにタンメンで殴り込むということなのだろうか。
戦略的に正しいのか、ちょっと疑問もあるが。逆にここで「新潟タンメン」を開発・進化させて関東逆上陸となれば面白いなあ。

その隣にほとんど日本語が書いていない店があった。熱心に確かめてみたら、わずかにある日本語で『イイダコ専門店』らしい。なんだか興味がそそられる。店頭にノボリが立っているので営業しているとは思うのだが、店内に明かりが見えない。うーん、入ってみたい様な、そうでもない様な……………
新潟でコーリアンなタコを食べるのは良いことなのか?よくわからないが、そもそもハングルなので店名が分からず検索もできないではないか。などと思っていたら三虎と書いてミドラと読むらしい。あとで調べてみるか。しかし、客に優しくない看板ではあるなあ。

東北各県に展開するこの一軒で、その県の名物っは全て食べられるというチェーン店の新潟バージョンらしい。岩手、青森、秋田、山形、宮城の各店は行ったことがある。岩手の店が一番レベルが高いのだが、立地で言えばこの新潟駅前の店が最強だろう。
店頭の値段を見て腰が抜けそうになったのは、価格意識がコロナ前の平成時代で止まっているからだろう。価格もさることながら、新潟郷土料理に食指が動かなかったせいもあり、この店日はいることはなかった。
また機会があれば行ってみたい気もする。「土産土法」をはどういう意味なのかも知りたいものだ。Google先生に聞いてみたところA I回答で怪しげな答えが返ってきたが、どうにも信じ難い。やはりお店の人に聞くのが正しいようだ。

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ソロキャンプでカツオを食べると

ここ2回連続で秩父のキャンプ場に行った。この林の中にあるサイトのバランスが好ましい。適度に木陰があるから、晴れた日でも過ごしやすい。オートキャンプ場と言われるところは、いわゆる難民キャンプ的な全く日陰のない平面駐車場を真四角に区分したようなところが多く、日除のためにタープを持ち込まなければ過ごせないというのが実情だ。
このキャンプ場は、おそらく夏でもそこそこ過ごしやすいはずだ。

ソロキャンなので車から荷物を下ろし、焚き火の準備やランタンの整備をするとしても、30分ほどあれば設営完了になる。奥の方のサイトに行けば周りに誰もいなくなるが、トイレまでの距離が長くなる、その辺りのバランスを取ってサイトを選ぶと、どうやら皆同じことを考えるらしく、他人との距離が縮まってしまうらしい。この日も広いキャンプ場なのに、自分の周りに3組も固まってしまった。それがちょっとなあ……………


このキャンプ場は最寄りの西武線駅からギリギリ徒歩可能なので、徒歩キャンパーが多い。この日も車があるサイトは自分だけで、あとはバイク・キャンパーが一人。それ以外は全員徒歩らしく、おまけに大多数が女性だった。女性のソロキャン・徒歩キャンとは、これは筋金入りの方達なので決して近くに接近しようとは思わない。

キャンプに行ったら焚き火料理みたいな通説があるようだが、そんな考え方はキャンプ初心者にまかせておいて、我は一人、我が道をいく………というほど信念があるわけではないが、この季節であればカツオを食べる。切ってすぐ食べられるというのも良いのだが、好きなものを好きなだけ好きな時に食べるというのが、ソロキャンプにおける至高のの贅沢だと思うからだ。
ちなみに、サイドアイテムは焼き鳥の缶詰というのもマイ定番で、この焼き鳥缶は値段もお手頃、量も手頃、おまけにご飯のおかずにもなれば酒の肴にもなる実に重宝な一品だ。その上に味が塩とタレの2種類があり、我がキャンプ道具の中では常備食としていつでも2・3缶入っている。

ちなみに夏から秋にかけては、カツオではなくイナダ・ワカシになったりする。が、隣に並ぶのはいつでも焼き鳥缶だ。気温が下がってくると、焼き鳥缶とバナナを炒めて食べる。火を通したバナナと甘辛の鳥が実によく合う。ごま油で卵としにするのも良い。

まあ、それくらい、いわゆるキャンプ飯定番とは無縁のキャンプをしております。最近ではダッジオーブンなど使ったこともないなあ。

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新潟の目的地 その4は半身の唐揚げ

新潟名物、鳥の半身揚げなるものを知ったのは数年前のことだ。某唐揚げ専門店で働いていた頃、全国の有名な鳥唐揚げはほぼ制覇したと思っていたが、取りこぼしがあったのだと気が付いて笑ってしまった。まだまだ酒豪が足りないな。
それ依頼、新潟で一度は名物の唐揚げを試してみたいと思っていたが、なかなかタイミングが合わず伸び伸びになっていた。
あいにくと本店はお休みだったので、新潟駅近くの店に行って挑戦することにした。開店時間に合わせて行ったのだが、すでに客が入っていて30分もすると満席になった。人気店なのだが、客の会話を耳にすると、どうやら新潟出張の客をもてなす接待居酒屋みたいな使われ方らしい。なるほど駅まで徒歩5分という立地だから、早めに名物唐揚げで一杯やって新幹線でGo Homeというお手軽接待には向いているなあ。

ホームページで事前に唐揚げのことは予習はしていた。カレーあじなのだということだ。席につくなりノータイムで半身唐揚げを頼む。調理時間は20分ほどかかるらしい。注文時に4つに切り分けることもできるがというので、そうしてもらった。揚げたての半身唐揚げは熱くて手に持てないはずだ。箸で持つには大きすぎる。カットサービスはありがたい。

唐揚げを待つ間につなぎとしてあさりの酒蒸しを頼んだ。久しぶりに食べたあさりだが、この店は大ぶりのアサリだったので、極めて美味い気がする。お江戸で頼むと、シジミのように小さいあさりが出てきてガッカリすることが多い。
シンプルに貝から出たスープがうまい。最近よく感じることだが、汁物、味噌汁やスープなどで酒を飲むのが良いなあ。まず、お腹に優しい。あまり腹が膨れることなく、出汁の旨みを堪能できる。スープが胃袋を守ってくれるので深酔いはしないと、勝手に信じている。滋養に満ちた健康法?なのだ。

カウンターの天井付近にある品書を見ていたら、なんと人生訓が描かれている。なんともお節介なサービスだと思いながら、ついつい読んでしまう。酒と女と歌を生涯愛すと書いてありますが、これはギョッとして典型的なセクハラ文章ではないかな、などと笑ってしまった。
典型的な昭和後期の気分が伝わってくる。きっと品書のスペースが余ってしまい、苦慮した誰かが描き始めたんだろう。

さて、四分割された唐揚げが登場した。早速「ドラム」つまり鳥の足から食べることにした。この部分は味を確かめるには肉と衣のバランスが良いからだ。もも肉は皮の割に肉が多い。手羽や胸部分は白身の肉なので味がちょっと淡白になる。
実食した感想だが、カレー味というとちょっと違う。ほんのりとカレーの残り香がある程度。某フライドチキンは11種のスパイスを使っているが、これはそこから3ー4種減らしたかなと言う感じがする。期待していたものとは違っていたが、唐揚げとしての完成度はまずまずだ。
個人的には小樽名履の半身唐揚げの方が好みだ。そちらは塩味だが、おそらく下味をつける時間が長いので、衣だけではなく肉にまで味が染み込んでいる。
まあ、鳥唐揚げは揚げたてを食べれば大方ハズレはない。揚げたてさえ食べていれば、失敗することは殆どない。たまに残念に思うのは、冷凍唐揚げを間違って低温で揚げてしまったものに当たったときだ。大手居酒屋チェーン店でよく起きる。

鳥好きの方は一度は試して見ると良いと思う。個人的には小樽の半身唐揚げ「なると」と丸亀の「一鶴」が、日本の鳥料理のナンバー1・2だと思うが、この唐揚げはそれと遜色無いレベルだ。あとは好みの問題だろう。某フライドチキンに関しては、店長が知り合いであれば、直接店長に頼んでみると、意普段より格段に美味しく食べられる可能性はある。チェーン店とはいえ、やはり手作りだから作り手によって差が出るのだよね。
もちろん、そこで働いていた時は自分が作ったチキンが一番うまいと思ってましたよ。

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小さな巨人と悪球王

ドカベンの主人公はもちろ高校球界屈指のスラッガー・山田太郎であることは間違いないのだが、山田太郎以外のキャラが物語を大きく回している。一人目は小さな巨人こと里中投手だが、彼は才能の持ち主といいうより努力の人で、おまけに性格がちょっと悪い人なのだ。彼の単独のお話をもっと読んでみたいと、当時は思っていた。ドカベン山田太郎くんは誠実で真面目な人だから、彼の努力する姿は当然だし、主人公だから結果も出す。ただ、物語はもう少し屈折した人間のジレンマ・トリレンマを事件として盛り上がるものだ。山田太郎の恋物語など語られることはないのだから(みてみたい気もするが)、ちょい悪役に活躍してもらうしかない。

しかし、この物語で最大の役者はきだいのトリックスター「漢・いわき」だ。そもそもこの男の設定がすごい。大富豪のご子息でありながら、無造作に無頼なアホ男を演じている。おまけに、恋しい女性もいるというのだから、狂言回し役としては最高だろう。
おまけに好球必打ではなく悪球必打なのだ。敬遠されたボール球をホームランにする無茶振りだ。主人公の人生が単純な文、物語の複雑さを一気に背負う。

ドカベンは長く愛されたのは、間違い無くこの男の活躍のせいだと思う。ドカベンストリートでも異彩の存在感を示しているというと言い過ぎだろうか。

昭和を代表する野球漫画(くどいようだが初めの頃は柔道漫画だった)を全巻世も見直すには、どこかの漫画喫茶に入り浸るしかないかな。図書館には、置いてないだろうなあ。

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不思議な居酒屋

焼酎お湯割はお腹に優しいので2件目にはおすすめです

新宿歌舞伎町、、さくら通り近くにある居酒屋に連れて行かれた。一軒目はま町中華風の店でしっかり飲んだ後のことで、腹もいっぱいなだから食べ物に食指が動かない。だが、この店は寿司と天ぷらと焼き鳥という、なんともAll Starなラインナップなのだ。なんでもありという居酒屋というより、専門店が三軒集まってます的な雰囲気もある。ただし、店内はかなりシンプルな内装で、昔の居酒屋的な風情もある。

立地を考えると日本人向きの場所ではないのではと危惧していたが、店内の客層を見ると大方3割程度は外国人観光客らしい。
個人的な経験だが、アジア系の友人たちはほとんど酒を飲まない。大陸系チャイニーズは多少は飲むようだが、香港からシンガポールあたりまで広がる移住チャイニーズに酒を飲む友人はいなかった。インドネシアは宗教的に酒がアウト、タイも仏教的な戒律で飲酒は厳しいルールがある。
日本のように酒飲みに寛容な社会は世界的にも珍しいのではないか。だから、この飲酒天国な国に来ても、浴びるほどに酒を飲む外国人の友人はいなかった。おそらく彼らが特殊なのではないと思う。世界は飲酒に対してそれほど寛容ではない。唯一酒を飲むのが大好きだという友人はペルシア人だった。若い頃に英国に渡り酒を覚えらそうだが、国許にかえっらら酒が飲めないだろうと聞くと、彼の地には闇の酒屋があり酒は入手可能であり、また外での飲酒は御法度だが、家の中ではみんな集まって酒を飲んでいると笑いながら言っていた。だから、彼の地に来ることがあれば、俺の家に来て酒を飲もうということなのだが。もし捕まったら自分は国外退去で済むのだろうかと心配になったものだ。

まあ、そんな記憶があるので、このディープな歌舞伎町で外国人向けの飲み屋をやるのはあまり得策ではないような気がしたのだが、どうせ飲みもしない酒なら安く提供して、料理を山のように注文させるという作戦らしい。寿司・焼き鳥・天ぷらの3点セットがおすすめらしい。商売の目の付け所が違うなと想いもしたが、ひょっとするとこの店の経営者は日本人ではないのでは……………

ありそうな話だが、発想の転換は異文化交流から生まれれものだしなあ。

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水島ヒロイン&ヒーローズ

新潟古町五番町にあるドカベンストリートが、へぎそばを食べる、古町を歩くに続く新潟ツアー三つ目の目的だった。水嶋野球コミック三大作品は「「アブさん」「野球狂の詩」「ドカベン」だと思うが、そのメインキャラが勢揃いしている。
あぶさんはリアルプロ野球界が舞台だった。野球狂の詩は架空のプロ野球球団が舞台だが、ある意味リアルワールドな雰囲気があった。
「ドカベン」は最初は柔道漫画だったはずが、いつの間にか滅血高校野球大作で、おまけに続編はプロ野球で乱戦が繰り広げられる。あれこれ魔球が登場したり、打率10割バッターがいたりして、空想科学野球漫画の気配もあったが、それはそれで楽しめた。連載中は少年チャンピオンの黄金時代だったのだなあ。


水原勇気はいまだに存在していない女性プロ野球選手だ。彼女の登場は衝撃的だったな。その後、ハリウッドのエンタメ映画でも女性の豪傑ヒロインが次々と登場するようになったが、その先駆けだったような気がする。

お歳は五十代だったはずの岩田さんも好きなキャラだった。いい味を出すベテラン・キャラだったなあ。現役プロ野球選手では西武の工藤投手が40過ぎまで現役だったか?

明訓高校の偉大なリトルジャイアント。里中くんはちょっと性格の悪いダークヒーロー的素質があった。ライバルは剛球主体のスピード王たちが多かったが、知的ピッチングでピンチを切り抜けるスマートな投手だった。現実にはこんなタイプのピッチャーはいないだろう。

ドカベンこと山田太郎はおそらく水嶋野球漫画、最大のスラッガーだろう。ドカベンにあやかったプロ選手もいたが、山田太郎ほどには活躍できなかった。静かな哲学者風の打者という設定は、その後の野球漫画キャラに多大な影響を与えたと思う。

二番殿馬は明訓高校最大のトリックスターだった。あまり目立たないが燻銀の活躍をしていた。このタイプはプロ野球の選手にもいたような気がする。たしか西武ライオンズに……………

そして、ドカベンの主人公はこの男なのだと、個人的に思っております。男いわき、明訓高校を含め様々な高校球児が乱れ飛ぶ群像劇「ドカベン」の中で、ただ一人独壇場で活躍していた好漢だ。水嶋漫画に出てきた数々のキャラで最大の目立ち役がこのだった気がする。

しかし、この立体像はまさに漫画の中そのままに精緻な出来上がりで感動した。しかし、明訓高校にはあと五人ほどキャラがいたはず。彼らはどうなっているのだろう。

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キャンプの晩飯とは

台所にあった一人鍋が払い下げられた。鉄鍋はキャンプに最適な道具だが、鍋料理をするにはちょっと気温が上がりすぎなので、元祖すき焼きというか、すき焼き発祥の頃を真似して焼き肉的なものを食べてみることにした。牛肉薄切りとキノコを炒めてたべる。甘辛のタレにすればまさにすき焼きの原型だろう。お手軽便利な鉄鍋料理だ

メス亭で米を炊くのは意外と難しい

それを焼肉のタレで食べることにした。肉のお供にカツオの刺身を甘い醤油で仕込んだものをサイドにして、飯はメスティンを使って炊くことにした。
お手軽に食べるので手間はあまりかけないが、キャンプ飯はうまい。外の空気がうまいからだという気もするが、やはり自分で作ってその場ですぐ食べるという、時間のかからないところが良いのだ。

飯を食い終わったら、焚き火の時間になる。今回は杉の薪なのであっという間に火が大きくなるが日持ちは悪い。なので、どんどんと薪をくべるのが忙しい。おおよそ1時間ほど、ただただ単純に薪を放り込み焚き火を楽しむ。冬であれば焼き芋でも作るところだが、この季節であればただ火を愛でるだけだ。

焚き火が終われば、ガスランタンの灯りでちびりと酒を飲み、ほろりと酔ったところで早めに寝る。キャンプのもう秘湯の楽しみは、朝日が登ってくる時間だ。真っ暗な夜空が薄らと蒼みをおびてくる。そこから一気に空が赤くなり明るくなる。
それを見届けたらお湯を沸かしてインスタントコーヒーを一杯。飲み終わったら撤収開始というのがいつものルーティン。

さて、今度はどこのキャンプ場に行こうか。気温が上がるから、高地を目指すべきだろうなあ。

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橋の下で思うこと

キャンプに行った秩父の温泉で、帰り際にゴミを捨てていて気がついた。このキャンプ場の真ん中を橋が通っている。幹線道路ではないので通行量は多くない。寝ている時も気にならなかったから、静かな場所で間違いはない。
橋の向こう側がキャンプ場で、手前側が温泉施設だ。冷静に考えるとキャンプ場としてはおかしな立地だが、予想以上に居心地が良い。
多くのキャンプ場はサイト配置を合理的にするために、概ね四角の区切りを行う。だいたいは10mx5mみたいなサイズ感ん衣なる。四角いサイト区画が並ぶと、なんだか難民キャンプみたいだなといつも思っていた。
このキャンプ場はサイトの中に残された木が多くあり、サイトの形は歪だし大小差も有る。その不揃い感が居心地の良さにつながっているようだ。

ここ20年以上、車はステーションワゴン・オンリーだった。荷物を積んでアウトドアという活動が前提の車選びだった。家族の成長とともに車のサイズも大きくなったが、今ではソロキャンプしかしないので、軽自動車で十分だ。
一人分の荷物を乗せ、設営30分、撤収30分という実に時短のキャンプライフを送るようになると、アウトドア技も断捨離が始まり、今ではキャンプに行くたびにこれはいらないとかこれは捨てようとか、あれこれ不用品を抽出するのが楽しみになるという、いささか倒錯的な喜びを感じている。

そんなアウトドアライフを楽しみながら、20年以上前に買った米国製ギアは今でもしっかり使えるが、国産品は部品が劣化したりしてほとんど使えない。今でも使える優秀な国産メーカー品は、会社ごと潰れていたりして消耗部品が手に入らず、壊れたらおしまいという始末だ。

軽量でベンチだがすぐ壊れる、あるいは会社ごと無くなる日本製品と、頑丈で重たいので不便だがあと20年は使えそうな米国製品を比べて、 国別の設計思想というか工業製品の品質思想についてあれこれ考えてしまった。

ちなみに橋の下にいるとラジオが入らなくなるというのは初めて知った。橋の鉄骨が電波を遮断するらしい。勉強になりました。