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街を歩く

コロナに立ち向かうこと

マスクをしたしないで大立ち回りを演じるクソジジイが世の中にはこんなにいるんだとわからせてくれた某地方自治体の議員がいた。あんなお馬鹿さんは世の中そんなにいないだろうと思っていたら、12月になって「五人以上の会食やめて」と政府の某大臣が頼んでいたのに(あくまでもお願いでしたね)、国会議員が続々と忘年会(本人たちは会食ではないといいはったりする浅ましさだが)をやって発覚して、おまけに日本国政府首班すらそれに引っかかるお粗末ぶり。その後も日本全国で地方自治体議員が摘発?されていて、もともと地よりも低い政治屋の信用は地獄の底あたりまで落ちていったのでしょう。そんなクズっぽい行動をとっているものは横に置いておき、街の商売をやっている現場で対応には苦労しているのがわかる。

これだけ大きなマスクのお願いポスターはなかなか見ない。マスクしているかどうかのトラブルが嫌なのか、どこのお店でも入り口に申し訳程度の小さな紙が貼ってあるくらいだ。このサイズは年末セールの告知より大きい。これくらいやって良いのだよね。同調圧力とかよく言われるが、基本的に日本の統治は村八分が最強なのだから。それを利用してどこが悪いといいたい。

某知事のセリフをもじったコピーで、これはなかなか皮肉が効いているなあと感心した。確かに回転寿司は飛沫感染しにくい業態だし、最近は回っている寿司を取るのではなく、注文して高速ベルトで運ばれてくるにぎりたてのものを食べるから余計安心だろう。
「高齢者はテイクアウトご利用ください」とか書き足せば、もっと安心できるはずだが、流石にそこまでは書けないか。ただし、行政からの依頼(あくまでもお願いしているだけ)は、明らかに高齢者にうつさないでくれという言い方に変わってきている。若い層は感染しても悪化しないということも渋々と認めた上で歯切れの悪いお願いだ。だから、もう少し「お願い」の言い方が変わる可能性はあるが、はっきりと「高齢者は外出するな、うつると危険」と言えば良いのだと思う。しかし、若い人たちにむかって「高齢者にうつすな、危険」とは言えないのだろう。この日も街には大量に高齢者が歩き回っていた。

ということで、高齢者を支持の中心にして、危機を煽るマスメディアの報道はできるだけ見ないことにしている。あの扇動的な言動を聞いていると、まるで戦時中に行われていたという「一億火の玉」「鬼畜米英」などというアジテーションではないかと思う。(実際に体験したわけではないので、読み聞きしただけですが)念のため書いておくと、政府の政策を支持しているわけでもない。あれはあれで場当たりの無策に近いものだと思うが、ひょっとすると確信犯的にコロナ放置をしているのかもしれないなあ、などと疑うこともある。それほどに無策だ。そのツケが、こうして色々なお店の店頭に現れてくるのだ。

こんな時だから、見ると思わずホッとするポスターもある。ただ、アマビエさまを食べてしまって大丈夫かと思わないでもない。食ってしまっても許してくれる優しい神様だといいが。

街を歩く

お台場の風景と宇宙

12月の初旬に開かれていた展示会に出かけた時、帰り際にやたら綺麗な夕焼けに出会った。高速道路の上にマンション群が立ち並ぶその後ろが夕焼けという、これはなんだか絶妙のタイミングでしか見られない光景だなと写真に撮った。夕焼けシーンで思い出すのは、東京タワーの上に巣を作っていたギャオス(平成ガメラの第1作)なのだが、怪獣映画のシーンを思い出すとは我ながら映像記憶が歪んでいるなと思う。ちなみ大阪城といえば、ウルトラマンとゴモラの決戦シーンが思い浮かぶ。幕張のビル街と東京都庁であればゴジラに壊滅された場所という具合で世の中の名所はだいたいが怪獣にやられた場所と決まっている・・・。怪獣乱闘からセーフなのは皇居くらいのものだ。

その展示会でたまたま見つけたのが「はやぶさ2」の展示だったというのは、ちょっと前に書いたことだが、それにもう少し感想を付け足してみる。宇宙探査といえば有人飛行がもてはやされる。昔で言えば月着陸は一大プロジェクトだったし、最近では宇宙ステーションでの長期滞在がよくニュースにも出る。意外と地味なだが、野口さんが4度目の宇宙ミッションに出るというのも結構すごい話だ。

その中で、低予算に制約されながら長期探索に出ていた「はやぶさ2」は、宇宙開発で出遅れている日本としては素晴らしい実績だと思う。ちなみに地球と太陽の距離が1億5000kmほどなので、はやぶさ2が飛んだ距離はその30倍を越す。宇宙船は惑星間を直線航路で飛ぶわけではないので、どうしても距離が伸びることもあるが。フライバイという加速の仕組みを利用するのでなかなか複雑な航路になる。展示物を見ると「行き」と「帰り」の所要時間がずいぶん違う。太陽の重力に逆らって飛ぶのと、太陽に向けて落ちていくことの差みたいなものだろうか。

「はやぶさ2」模型の後ろにたくさんの黒いスーツのおっさんがいるが、彼らこそ、この「はやぶさ2」を作って飛ばした中小企業のおっさん達のお仲間なのだと思うと、がんばれおっさん達と言いたくなる。どうも最近は涙もろくなり、あれこれでついうるうるしがちなのだが、「はやぶさ2」をみてうるうるするおっさんは相当気持ちが悪いなと自己反省した。

宇宙探査のような巨大プロジェクトを支えているのは、超大企業のエンジニアだけではなく、町工場の技術者たちでもあるのだと訴えていたのは、某テレビ局のドラマ「下町の工場のお話」だった。この会場は、その下町のエンジニアたちの技術を宣伝するものだったのだけれど、まさしく下町のロケット部品屋さん達のプライドが伝わる、good jobな展示だった。個人的には、もうちょっとJAXAの人が積極的にアピールしていても良さそうなものだと思ったが、なんだか微妙に控えめだったなあ。

台場の夕焼けに怪獣を思い出し、宇宙探査機に感動した、SFチックな年末のひと時でありました。

食べ物レポート

山形の駅弁 うまし

元旦から駅弁の話で恐縮だが、お節料理の話など面白くもないだろうと思い・・・。駅弁のうまさという点では、この米沢の「牛肉ど真ん中」と横浜崎陽軒の「シウマイ弁当」が双璧だと思う。確かにエビやカニがたっぷりと乗った弁当もゴージャスだが、シンプルイズビューティフォーという言葉は、駅弁の評価をする時には正しい。

パッケージもシンプルだし、質実剛健という気がする。ただし、最近は牛肉ど真ん中もシリーズ化していて、味違いが何種類かあるようだ。しかし、オリジナルが一番うまいと信じて、これを買い続けている。

蓋を開ければ、まさしく「the・駅弁」という趣がある。ごはんのの上にびっしりと敷き詰められた牛肉を、ワシワシと頬張ると肉と米を食べることの幸せが実感できる。牛丼とは違うレベルのうまさだ。牛丼は、なんだかんだ言っても肉のチープさを楽しむもので、和牛A5ランクの牛丼などは食べたいとも思わない。たまに見かける高級すき焼き丼みたいなものは、旨いのは間違いないが、牛丼の仲間ではないぞと思っている。この「ど真ん中」も、その牛丼ではない旨いやつということだ。そして、これまたおかずが、実に添え物的な、徹底した脇役ぶりなのも良い。卵焼きと蒲鉾と漬物という三点セットは、チープ感満載だが、そこが牛肉を引きたてるスーパーサブ的な位置にある。シウマイ弁当では白米を美味しく食べるための濃厚おかずとして役者揃いだ。メインの焼売と並び立つマグロ煮物と筍と・・・といった感じで、脇役たちがやたらが豪華なのだが、「ど真ん中」は主役オンリー、脇役は本当に脇にひっそりという感じがする。

最近ではありがたいことに、この山形の駅弁のボスが東京駅の駅弁販売所に行けばいつでも買えるのだ。仙台駅でも毎日売っていた。むかしむかしは山形新幹線で米沢駅で積み込む牛肉ど真ん中を車内販売のお姉さんが予約を取って限定販売していたものだが。そんな貴重品が近くのスーパーで、それも北海道フェアなのに買えたということは、旅行者が激減しているということなのだろう。旨いものを食べながらほろ苦い現実に気がついてしまった。東京駅に駅弁を買いに行こうかとも思うが、埼玉県知事は東京には行くなと言っているしなあ。駅弁買いに行くのは不要不急な用事であることは間違いなさそうだ。嫌な世の中になってしまったものだ。

旅をする

今年の自己撮影写真コンテスト

写真を撮るのが好きだから旅に行くのか、旅に行くのが好きだから旅先で写真を撮るのか、自分でもはっきりとしない。ただ、30年以上前からカメラはいつでも持ち歩いていた。今のようにスマホで高画質の写真が撮れるようになるまでは、カメラ携帯はいつものことで、小型コンパクトで高品質カメラを何台も乗り換えた。銀塩フィルムの時代からデジタルカメラに移行していったからずいぶんカメラを買っていたなと思い数えてみたら15台ほどカメラを持っていた。故障して捨てたものもあったから、20台近くカメラを買ったことになる。ビデオカメラもVHS-C規格から数えると10台近い。

紙焼き、いわゆるプリントにしなければあまり高い解像度は要らないのが最近のカメラで、こんなふうにディスプレイで見るのであれば、今のスマホではオーバースペックというものだ。それでも世のカメラファンが高画質カメラを欲しがるのは不思議なことだなと思うが、それがマニアというかオタクというものだろう。

さて、今年は圧倒的に旅に行った回数が少なく、旅先も偏ったままなので、良い写真は札幌に集中している。一枚目は札幌郊外にある「北海道開拓100年記念塔」

二枚目は、もう何度も撮っているが「北海道庁旧赤煉瓦庁舎」

三枚目は、札幌大通公園テレビ塔。この展望台から撮っている光景が、NHKニュースなどでよく使われている札幌中心部の絵になる。三枚とも秋の空が晴れた時の写真だ。札幌は海が近いせいなのか、雲ひとつない晴天ということはあまりない。どちらかというと曇りの日が多い印象がある。冬になれば空気が澄み渡ってと言いたいところだが、暖房の排気のせいか冬は晴れていてもスッキリしない青空の日が多い。

夏の恒例のダム巡りも今年は自粛に潰された。国交省はGo Toの所轄官庁で旅に行けとか言いながら、11月までダムカードの配布を止めるというダムツアーを諦めさせる、省内の意思統一ができないクズな仕事っぷりを見せてくれたが。コロナとダムは関係ないだろう。ダムの周りは基本的に一人だけのことが多い。ダムの管理人一人とこちらは自分だけということはしょっちゅうある。

秩父の山奥のダム

コロナが大騒ぎになる直前の日比谷から見た皇居方面。これも東京の中ではなかなか良い景色だと思う。

コロナが大騒ぎになってインバウンド観光客が消え去った冬の札幌。今年一年は街中でチャイニーズの会話を聞くことはほぼなかった。そして、Go Toやめたら飲食業、観光業は大変とかいっているが、この頃はインバウンド客をとめたら大変だと騒いでいたのを、みんな忘れてしまったのだろうか。

最近、新宿や池袋を歩いていると何故かチャイニーズの会話をよく耳にする。コロナで帰国しなかった人たちなのかと思っていたが、どうやらなんらかの抜け穴があって、この国に観光?できているらしい。服装がなんというか日本人らしくないから、そのあたりで見分けがつく。まあ、一般人には忘年会やるなと言って、自分たちは大人数忘年会ならぬ反省会をやって知らんふりをしている政治屋が蔓延る国だからね。商用という名目の観光旅行に来る外国人がたくさんいても不思議はないか。

食べ物レポート

一人焼肉は大混雑?

コロナで不調が伝えれれる外食、飲食業界だが、中には好調なブランドや会社もある。一人焼肉という業態がとても人気らしい。一号店が開いた時には、なんだか大丈夫かなあなど思っていたが、あれよあれよという間に店舗数が増えていた。池袋の駅前にある店も満席状態で、若者で大混雑している中、ちょっと忍び込んでみた。

まさに、コロナの勝ち組と言いたいキャッチフレーズだなあ。この展開でいえば、「今こそ!!一人回転寿司」とか「今こそ!!一人居酒屋」とか「今こそ!!一人カラオケ」などと大人数目向けだった業態が、一人向けに返信すれば良いということだ。

グリルというか焼き台というか、これも一人向けなので小ぶりだ。それでも一度に3−四枚の肉は焼けそうに見える。

カルビとハラミのセットを頼んだが、これで1000円未満なのだから、チャチャっと焼肉を食べたいと思えば、それなりに納得できる。肉の質はお値段と正比例するので、安い肉はそれなりに、うまい肉を食べたければ高い肉を注文すれば良い。全ての注文はタッチパネルで行うので、基本的に会計時以外は非接触タイプのサービスになる。

すごいなと思ったのは、実はタッチパネルではなく、この肉やらご飯やらが乗っているトレイの下側に当たるテーブル部分に引き出しがついている。そこに箸などの食器とおしぼりなどの消耗品が入っている。究極のスペースセーバーなのだが、確かに狭い空間を生かす工夫があちこちにされている。なんだか、昔はやっていたQCサークルの創意工夫コンテスト入賞アイデアみたいなものだが、こうした小さなアイデアの積み重ねこそ「革新」を引き起こすもの要因なのだ。焼肉を食べながら、そんなことを思っていた。こちらが食べ終わるまで、両隣の若い人は2回転していた。明らかに速度重視で焼肉をスタミナ源として胃袋に放り込むという店なのだ。のんびり飯を食いたいというオヤジやジジイには不向きでもあるなあ。ちなみに向かいにいた若い女性客は比較的のんびりと食べていたので、店から見ると若い男性がガンガン回転してくれるのがありがたいのだろう。要はちょっとお高い牛丼屋みたいなことかと納得した。

「一人焼肉」は寂しくないぞという方には、早くて便利でおすすめだと思う。

街を歩く

ニコイチなお店

スカイラークという会社はいくつかのブランドでレストランを運営している。一番大きいのはガストで洋食ファミレスになる。バーミアンという中華ファミレス、グラッチェガーデンというイタリアンファミレスもあり、その墓にはしゃぶしゃぶ食べ放題のしゃぶ葉、鳥の唐揚げ屋のから好しと言いいたラインナップになる。このコロナの影響で、なんとガストでから好しの唐揚げを売ることにしたそうだ。

いつもの通りに所沢駅前を彷徨いていたら、なんとビルの二階にあるガストでもから好し唐揚げを売ることにしたようで、いきなり看板が変わっていた。何も知らない人が見ると、2階に新しく唐揚げ屋が開いたように見えるのだろうなあ。でも、喪回の入り口はガストしかないのだから、ちょと強うするか。まあ、最近の消費者はネットで情報をたっぷり拾っているから、それほど混乱はないかもしれない。ただ、外食産業経験者からすると、ブランドの取り扱いという点で、なんとも不思議な光景なのだ。せっかく時間をかけて育ててきたブランドが・・・惜しいことだ。

それくらい外食大手でも困っているということなのだね。

街を歩く

撮影不許可の展示館の中で撮った貴重な写真

中小企業庁主催の展示会がお台場であった。久しぶりに展示会に行ってみたのだが、通路の幅が広がっていたり、入り口出口の一方通行だったり、入場登録はQRコードの読み取りだったりと、色々な感染対策がされていた。社会もそれなりにコロナと折り合っていくものだと妙に感心したのだが、それ以上に感心したのは会場内を埋め尽くす黒いスーツだった。今や日本人ビジネスマンは黒のスーツ以外着ないのかと言いたくなるほどのカラス軍団で、一歩間違えば葬式会場と見間違えしかねない黒さだ。場内は情報漏洩防止のためか写真撮影禁止だった。

おそらく会場内のスペースに余裕があったのだろうと思うが、なぜか「はやぶさ2」の実物大模型が展示されていて、そこはJAXAの担当者がいて説明をしていた。なんだか、中小企業庁主催イベントと宇宙衛星の組み合わせに違和感があったのだが、展示を見ていて理解できた。はやぶさ2の様々な部品が、中小企業のハンドメイドのワンオフものだったからだ。部品や素材は大企業だけが作っているのではないという、まさに「下町ロケット」の世界だった。これには、感動してしまった。思わずうるうるしそうになった。

そんな感動にひたって?いる時に、ふと思い出したのが、「はやぶさ2」は予算を削られてギリギリの工夫で作られたという話だった。科学技術に対する政治的な問題は、政府批判好きの野党にとって格好のネタだ。個人的な政治心情は横において話をすると、宇宙開発とか、量子コンピューターとか、常温超電動とか巨額な金がかかるのに明日の成果にはならないものは、全て邪魔者扱いされる気がする。野党時代に批判的だったのだから、政権をとれば予算カットするのは当たり前だろう。現代版の焚書坑儒にも近いと言いたくなる。ただその結果「はやぶさ2」は低予算で効率化が図られたようなので、ミッション成功したことを考えれば、ひょっとすると、本当にひょっとすると、当時の政権は意図とは別に科学の進歩に貢献したのかもしれない。
ただし、単純に理系的な素養がないから科学の進歩を理解できないのではなく、理系的な産物に憎悪を抱いているのかと思いたくなる政治的発言が罷り通る。まあ、そういう人は「はやぶさ2」も金の無駄遣いだと切り捨てるのだろうな。それと同じ口で、二酸化炭素削減とか地球に優しいとかSDGsとかいうのだが、それを実行するには科学技術的突破が必要だということには目を瞑るらしい。一見、今は無駄な金を使っているとみえる技術開発から様々な「人の役に立つもの」が生まれてきた。100年前の飛行機は、馬鹿者の道楽だったが、今や一大産業だ。ガソリン自動車も馬車には敵わないと言われていた時代があった。蒸気機関車は煙が臭いと街の端に追いやられていた。

実際に見た「はやぶさ2」(模型)は、想像以上に大きかった。打ち上げの時は、全体が折りたたまれて小さくなった状態だったことは理解できる。宇宙空間に飛び出してから順番にパーツを展開してこの大きさになるのを想像すると、背筋がゾクゾクした。人類のご先祖さまがアフリカの谷から脱出して(彷徨い出して)以来、人類はともかく見たことのないところに行きたがる生き物だった。「はやぶさ2」は、そのどこか知らない遠くに行きたいという思いを実現するための道具の一つなのだ。それを下町の工場が支えているというのは、なんだか「全人類的協調」の証のようでとても嬉しく思った。

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ファミレスの生き残り策なのか?GJなラーメン

大量閉店すると各種メディアに書かれているジョイフルだが、自宅の近くにあるお店はその大閉店時代を乗り越えられるようで、久しぶりに応援に行ってきた。ジョイフルは関東圏には店舗が少ないが、九州ではファミレスの代名詞みたいなものだ。個人的には南九州のジョイフル従業員の礼儀正しさに好感が持てる。南九州の外食企業従業員の礼儀正しさは、日本の中でも突出している素晴らしさだと思う。

そのジョイフルが冬に合わせて鉄鍋ラーメンを始めた。ファミレスでラーメンかと言ってはいけない。ジョイフルは元々メニュー政策に柔軟なところがあり、、町の食堂的ゆるさがある。そこが良いのだと思っていた。ラーメンの値段は、明らかにパスタより安い。味は、特別尖ったところはないので、そこがファミレス的といえばそうなのだろう。200円でサイドアイテムが追加できるが、そのラインナップがちょっと楽しい。街の中華料理屋で出てきそうな、オーソドックスなところが安心できる。今回追加したのは生姜焼き。鉄鍋ラーメンは個人的な趣向で言えば、麺がもう少し太ければなあとわがままを言いたいが、やはりこれはGood Jobだと思う。

昼のピークを過ぎた後だったので、店内は空いていたが、席の並びを見れば、これはほとんどカウンター席と同じ扱いで一人で座るのだろう。最近のコロナ対策ではテーブルごとのアクリル板が標準装備になりつつあるが、大事なことは席間の距離と間隔のような気がする。そんなことを思いながら食事は終えたのだが。

5人以上の会食が批判を浴びる中、間隔が空いているから大丈夫という政府答弁を聞いて「こいつら、やはりダメ人間だ」と思った人も多いだろう。しかし、外食の現場では依然として試行錯誤が続いている。お店側では様々な対策をとっているのに、首相が自ら外食のネガティブ宣伝をしてくれる国なのだ。おかげで外食の現場では経済性と安全とのバランスは、まだ答えが出せそうもない。
ファミレスやファストフードで大声を上げて会話する人もまだまだ多い。夜の居酒屋とどっちが危ないかと言えば、酒を飲まなくても大声を出す客の方が危ない気もする。ただ、客数が減っている現場で、それを止められるか。現場の悩みはつきないだろう。テレビ局のワイドショーを見ていても決して気が付かない「リアル」な世界だ。

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最近の広告と宣伝について考えた

中華料理屋としては全国区の餃子の王将が持ち帰り用の容器を新しくしましたと、店頭で宣伝しているのを見て、しみじみ時代は変わってしまったと思った。その訳は、出来立て熱々が売り物の中華料理屋が、「レンジでチンして・・・」を売り文句にしなければならなくなったことだ。ちなみに、今のレンジは「チン」とはならない。「ぴー・ぴー」いうのだ。言葉として「レン・チン」は死につつあるような気がする。コピーライターのセンスという意味でちょっとずれているかなあ・・・などと料理とは違う視点で気になったこともある。餃子の王将には長年お世話になってきたので(それもあちこちで)、家から近ければ持ち帰りもありかなとは思うが。麺類はテイクアウトして大丈夫かなと思うが、リンガーハットや丸亀はずいぶんレベル高かったし、いけるかもしれない。酢豚とか回鍋肉はとてもうれしい。それにしても、うまい商品の話ではなく、再加熱できる容器の話が広告のネタになる時代なのだね。

地元の電車といえば西武鉄道だが、こちらもコロナ対策なのか西武線の駅をめぐるスタンプラリーをやっている。一日乗車券を買って、西武線を乗り回してくださいいうことだろう。ただし、スタンプラリーと言っているが、スタンプはスマホの中で、電子化されている。指定の駅に行ってもスタンプやハンコはない。Bluetoothで自動読み取りにするか、QRコードで読み取るか、どちらにしてもスマホなしでは参加できない。それと、三密を避けるためだと思うが、スマホでスタンプを集めることができるのは通勤時間を外した昼間の空いている時間が指定されている。確かに賢い方式だと思う。

スタンプラリーは、もはや古典的な販促方式だと思っていたが、スマホと専用アプリという組み合わせでこれまでとは違った面白みが出せるなと気が付いた。年が開ければJR東日本の恒例、冬のキャラクタースタンプラリーが始まるのだろうが、今年は「電子化」するのかも。

食べ物レポート

くら寿司の回らない方の話

回転寿司では「くら寿司」を贔屓にしていた。昔まだ子供が小さかった頃、くら寿司の皿を五枚返却するたびにガラポン抽選ができる仕組みが楽しみだったらしく、いつもくら寿司に行っていた。子供が少し大きくなると、なぜか好みがスシローになったようで、家族でくら寿司に行くことも減った。100円均一だった回転寿司も価格帯が広がり、200円皿とか300円皿が登場するまではついていけたが、ラーメンやうどんが出てきたあたりからなんとなく利用回数が減った。子供たちが大きくなったせいもあるだろう。大人が一人で言ってガラポンしていてもねえ、わびしいよねえ、という心の声が聞こえてくるし。最近は入店時にガラポンやりますかと聞かれて、やりますとは言えずガラポンなしの席に案内されることが多くなっていた。

ところが、このコロナのおかげというか、影響というか、くら寿司では非対面接客が急速に進行したようで、入店すると入り口で発券機から案内カードを取り、店内放送で案内カードの番号を呼び出され、指定されたテーブル番号に自分で歩いて行く。従業員とお話しするのは会計ボタンを押した後の確認の時だけ。会計もセルフサービスのレジで済ませるので、お店を出るまで本当に会話ゼロに近い。これは一人飯の時には「対コロナ」としてたいへん優れた仕組みだなと思いつつ、何やらちょっと寂しい気分もするのだが。

そのくら寿司のランチセットが、茶碗蒸しか味噌汁付き、寿司9貫でワンコインと、これまたビックリなコストパフォーマンスを見せてくれる。この大きな皿が回転レーンに乗るはずもないので、直送レーンで出てくる。回転寿司屋の回らない方のやつということだ。ガストやサイゼリヤのランチがワンコインであるのに対抗したのかもしれないが、平日の一人飯としては最強に近いと思う。寿司ではなく海鮮丼のセットもあるので、ガツンと食べたければそちらが良いかもしれない。

あるいは、このランチ寿司セットにラーメンを追加するという手もある。回転寿司屋のラーメンはどこも小ぶりなので、具沢山の味噌汁的な扱いだろう。魚が乗っていない寿司も充実しているし、デザートもバリエーションが多くなった。アフターコロナの勝ち組は回転寿司なのかもしれないななどと思いつつ、くら寿司のランチセットとビッグマックセットを頭の中で比べていた。どっちのコスパが良いだろうか。ハンバーグが乗った軍艦巻きもまわる時代か・・・。