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ファミレスの生き残り策なのか?GJなラーメン

大量閉店すると各種メディアに書かれているジョイフルだが、自宅の近くにあるお店はその大閉店時代を乗り越えられるようで、久しぶりに応援に行ってきた。ジョイフルは関東圏には店舗が少ないが、九州ではファミレスの代名詞みたいなものだ。個人的には南九州のジョイフル従業員の礼儀正しさに好感が持てる。南九州の外食企業従業員の礼儀正しさは、日本の中でも突出している素晴らしさだと思う。

そのジョイフルが冬に合わせて鉄鍋ラーメンを始めた。ファミレスでラーメンかと言ってはいけない。ジョイフルは元々メニュー政策に柔軟なところがあり、、町の食堂的ゆるさがある。そこが良いのだと思っていた。ラーメンの値段は、明らかにパスタより安い。味は、特別尖ったところはないので、そこがファミレス的といえばそうなのだろう。200円でサイドアイテムが追加できるが、そのラインナップがちょっと楽しい。街の中華料理屋で出てきそうな、オーソドックスなところが安心できる。今回追加したのは生姜焼き。鉄鍋ラーメンは個人的な趣向で言えば、麺がもう少し太ければなあとわがままを言いたいが、やはりこれはGood Jobだと思う。

昼のピークを過ぎた後だったので、店内は空いていたが、席の並びを見れば、これはほとんどカウンター席と同じ扱いで一人で座るのだろう。最近のコロナ対策ではテーブルごとのアクリル板が標準装備になりつつあるが、大事なことは席間の距離と間隔のような気がする。そんなことを思いながら食事は終えたのだが。

5人以上の会食が批判を浴びる中、間隔が空いているから大丈夫という政府答弁を聞いて「こいつら、やはりダメ人間だ」と思った人も多いだろう。しかし、外食の現場では依然として試行錯誤が続いている。お店側では様々な対策をとっているのに、首相が自ら外食のネガティブ宣伝をしてくれる国なのだ。おかげで外食の現場では経済性と安全とのバランスは、まだ答えが出せそうもない。
ファミレスやファストフードで大声を上げて会話する人もまだまだ多い。夜の居酒屋とどっちが危ないかと言えば、酒を飲まなくても大声を出す客の方が危ない気もする。ただ、客数が減っている現場で、それを止められるか。現場の悩みはつきないだろう。テレビ局のワイドショーを見ていても決して気が付かない「リアル」な世界だ。

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