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連休は静かな暮らし

パルコ諸王正面入り口前から見た、人の歩いていない休日

埼玉県の西にある所沢の町の片隅に、なぜかパルコがある。さすがにパルコなので集客力あります。駅から徒歩ですぐなので、パルコに向かう道はそれなりに人の流れがあるのだが、今週はひとでがガタ減りしていた。普段の平日より少ないかもしれない。5連休の4日目ということもあるかもしれないが。それでもドトールコーヒーはほぼ満席だった。近くのファミレスなどはどうだったのだろう。すっかり街歩きも面倒くさくなり、自宅から半径300mを歩くだけで終わった1週間だった。2話でソロキャンプみたいな話がネットで盛り上がっていたが、なんだかそんな気分にもならず。心がすっかりやる気を失っている。これが自粛効果みたいなものか、人のやる気を着実に潰していくのだなあ。
テレビも見ない、本も読まない、Amazonミュージックで延々とクラシックを聴くという5連休だった。みんながこれをやれば、確実に経済も死ぬななどとも思うが、正しく政府と埼玉県の行政の自粛矯正に応えた1週間だった。

それでも緊急事態宣言は延長されるらしい。札幌ではオリンピックのテストマラソンやってから蔓延防止の申請をするという、なんとも不可思議な対応。このような下心が見え見えの行政が夏まで続くのかと思うとウンザリする。

街を歩く

気になるコンビニの話を2題

一つ目は酒販売の張り紙を見て気づいたこと。コンビニで酒販売をやめろと叫ぶ都知事のプンスカぶりに笑っていたのだが、実際にそれに同調するかのように、色々と対応が発生しているらしい。路上呑みが去年のパチンコバッシングのように、メディアを賑わしている。最近の自粛という名の規制の中で、人の集まるところは・・・営業やめてくれと行政がぶうぶう言っているが、まるで去年のパチンコ屋騒ぎの反省がない。科学的根拠を示さずに文句だけ言っている感しかしない。路上呑みの良い悪いについては個々人の感じ方だが、取り締まる法制の整備もなく、何かを禁止するのは行政として憲法違反に近い暴挙だと思う。ためならダメな根拠を示して法なり条例なりを策定すれば良いのだが。それをサボるからウンザリするのだ。などと一人で文句をつけていたら、コンビニの酒販売うんぬんに便乗して?警察が未成年への酒販売の取り締まりを強化しているようだ。コンビニで成人確認をしっかりしていないということで、従業員も含め店主が事情聴取されたらしい。コンビニレジは酒タバコを買う時は、「私は成人です → YES」と、レジのボタンを押さなければ会計できないシステムがある。警察はこの自己申告システムでは不十分だというのだろう。

コンビニでは酒とタバコの売り上げ比率が高いので、そこを規制されるのは痛い。だから、チェーン店内で情報が一気に拡散して、この面白い貼り紙が出現したのではないかと推測している。確かに日本の酒に対する規制は緩い。アメリカでは酒を飲む場所に入る時には身分証明を見せなければ入店すらできないという厳しい規制を敷いている(州によって多少違うが)。40歳を過ぎたときでもパスポートを見せなければ入店できなかった経験がある。日本でも酒についてそれくらい厳しい規制・やり方をするというのなら、法で決めても良い。すでにタバコでは購買許可カードがなければ買えない、購買免許必要物あつかいだ。酒もその仲間入りするだけで、文句を言うのは世の中の酒好きだけだろう。ただ、そのためにはしっかり法整備をして欲しいものだ。都知事のヒステリックとも聞こえる叫びで酒販売を規制できると思って欲しくない。
ただし、健康増進法でタバコの規制もあちこちで骨抜きにされたので(国会議事堂内ではタバコが吸えるのは行政府ではなく立法府だからという怪しい理論をご存知か)、酒が購入免許制になっても、抜け道はたくさんできるだろうとは思う。所詮、日本の行政なんてそんなものだろう。
しかし、コンビニのこの反応は素早い。ほぼ条件反射と言って良いくらいだ。手書きというあたりで、本部の対応というよりフランチャイズの横連携・独自情報網が活躍したのかと思う。文面も何やらすごい。「行政/警察の要請により」とか「本部の指導により」とか、一切確認作業の実施理由を書いていない。年齢確認をどうやるのかも書いていない。何よりこの張り紙の裏側にある酒が見えないのは、酒メーカーからすれば相当気になるというか、迷惑な話だとは思うが。ただ、そこに酒メーカーが文句はつけられないだろうし、とにかく色々な意味で目から鱗がポロポロ落ちるような張り紙だった。

もう一つは、大阪のセブンイレブン騒動で、フランチャイズ契約を破棄され、裁判で係争中のセブンイレブンの敷地内に簡易型のセブンイレブンを建てたというニュースだ。業界ナンバーワンのセブンイレブンが、法的に係争中の案件で強硬な姿勢をとったことに呆れ果てた。少なくとも見せしめの意図があるように思われる。全国のセブンイレブン・フランチャイズオーナーに対する恫喝のようにも思える。本部に逆らうと、こんな目に遭うぞと。
フランチャイズ運営をしている個人オーナーの幾分かは反発するだろうなと思う。そもそもコンビニ業界は巨大化しすぎて、政府からは睨まれている業態だろう。大手3社の社長が経産省に呼ばれて個人オーナーとの関係について説教食らったのをもう忘れたか。個人オーナーいじめはメディアに乗らない程度にこっそりやれよ、などと笑ってニュースを見ていたら、なんとセブンの広報担当者が喋る姿も映った。地域住民の方の開店要望にお答えした、などと曰っているではないか。いやいやびっくりだ。大阪のあの地域のどれくらいの方が、セブン本社に「うちの近くに店を開けてくれ」などとコメントを送りつけるものだろう?セブンイレブン関係者くらいしかそんなことは思わないような気がしてならない。

全国でセブンイレブンが最後に開いた沖縄県で、早くセブンを開けて欲しいという話があったと言われれば、そうかなと思う。しかし、大阪ですよ。ローソンが強い地域・マーケット、大阪ですよ。政府の官房長官発言と同程度の信用しかないでしょう。

たまたまゴールデンウィークにちょっと個人的に反応した、コンビニ・トピック2題。成長が止まった業態で、企業の劣化が始まっているなあ、などと考えてしまった。

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台湾パイナップル食べた

最近話題の台湾パイナップルが近くのスーパーに入荷していた。人気らしく、おひとりさま一個限定との注意書きがあった。大陸チャイナの台湾いじめのせいか、妙に人気があるらしい。ネットニュースで読むと、台湾からの大陸向け出荷は生産量の1割くらいのようで、その部分を日本の流通が買ったらしい。

お値段は、この消費税表記が変わった時期にもかかわらず税別価格¥498と大きく書いてある。隣に並んでいるフィリピン産パイナップルが¥298なので、ちょっとお高い高級品扱いだった。

1日ほどおいて、ラベルの裏側に書いてある説明通りカットした。芯まで柔らかくて食べられるというので、芯は取らないことにしたのだが、それが正解だった。じつに甘い、そして柔らかい。ハワイのドール農場で食べたとれたてパイナップルは酸味が強く、現地の知人に勧められて塩をかけて食べた。塩で酸味が中和されるというのだが、これは沖縄から移民してきた日本人がスイカの食べ方をパイナップルに応用したのではないかと疑っている。とにかく、それくらい酸味が強い。
ところが、この台湾パイナップルは酸味が実にマイルドで、缶詰の砂糖シロップ漬けパイナップルを食べているのかと思うくらい甘い。こんなに甘い果物といえば、最盛期のメロンくらいだろう。糖度18度とかいうハイレベルだと思う。

台湾の方には何やら申し訳ない気分だが、大陸チャイナと台湾の揉め事のおかげで美味しいパイナップルが食べられた。これを機会に、是非定期的に台湾パイナップルを店頭に並べて欲しいものだ。ひょっとすると昔懐かしの台湾バナナも復活するだろうか。遥か昔、小学校の遠足で持って行った台湾バナナは、おやつの数量制限の中に入らなかった貴重な甘みだった。などと思い出に耽ってしまった「台湾」パインナップル体験だがステイホームのご褒美かな。

食べ物レポート

牛丼食べた

先週外出した時、昼食の時間が10分しかなくて、ちょっと迷ったのだが牛丼にした。それも、個人的定番の吉野家ではなくすき家だった。すき家の牛丼は、街道沿いにある一軒家タイプでよくお世話になる。周りに飲食店がない、あれっというところに出店していることが多いが、逆にそのせいで客が集まっているような気もする。「逆張り戦術」が機能しているのか。吉野家は車で移動するときには店がみつからない。駅前でマクドナルドの3軒隣みたいな場所が多い気がする。

牛丼は、紅生姜と唐辛子で赤く染めて食する

牛丼は30代後半で卒業する人が多いと聞いたことがある。多めの飯と牛バラ肉のボリュームが年齢的にキツくなるのが理由らしい。確かに牛丼喫食回数が減ったのは確かだが、それでも月に一度くらいは食べても良いような気がしているので、まだ未卒業者らしい。生まれ育った北の町では牛丼屋が定着せず、東京に出てくるまでほとんど食べたことがなかった。そのせいなのか、東京付近(笑)に出てきて外食店店長をしている間は、人様の10倍くらい牛丼を食べていた記憶がある。最長で50日くらい連続で食べていた。体の中の半分は牛丼とフライドチキンでできていたと言っても嘘ではないと思う。それくらい食べ続けると牛丼の味の違いがわかるようになる。煮込んでいる時間により、あっさり目から超濃い目まで、ずいぶん具材の味が変わる。濃いめの味の日は「今日はきっと暇なんだろうな、自分の店も暇だったしな」、などと外食景気のバロメーターみたいなものだった。逆に玉ねぎがまだ味がついていないパリッと硬めの時は、「おやおや、忙しすぎて仕込みが間に合わなかったか」などと思っていた。
後年、吉野家の部長さんに店長時代の汁だく話を聞いたことがある。客から「にいちゃん、汁だくで」と頼まれると、「はーい、目一杯汁だくで、マニュアル通りでお出しします」みたいな口先だけの汁だく対応をしていたと笑っていた。今は本当に汁だくにするらしいが。

確かに若い時は、牛丼が安くて美味いと感じる時期があるだろう。牛丼のヘビーユーザーは週に3回、4回と通うらしいので、十円の値段差があればブランドを乗り変えるという。当然、大手3社は価格だけに限らず味のこだわりも含めて、外食業界で1番の激戦区であることに違いはない。その牛丼チェーンの競争に思いを馳せながら、すき家で食べた牛丼は何やらほろ苦い味がした。個人的な事情でしかないのだが、ついにご飯が完食できなかった。具とご飯半分でお腹いっぱいになった。寄る年波には勝てない、ということを牛丼で実感させられるとは、やれやれというしかない。

面白コンテンツ

SONYからAPPLEの時代

2年ほど前に物欲に負けて、これが最後のPC購入などと言い訳をしてAPPLE製ハイエンドマシンを手に入れた。画面の広さは作業性に圧倒的な差をもたらすと実感した。以来、ノートPCは単純なテキスト入力機に成り果て、それならクロームブックでも良いかよ思っていたら、今やクロームブックの低価格機が2万円代と昔のワープロ時代を考えれば夢のような話になっている。
(ワープロを見たことも聞いたこともない世代が増加中なので補足すると、白黒液晶画面がついて10行くらい入力できて、記録はフロッピーディスクという今や消滅した媒体を使った、テキスト入力(キーボード)と簡易的な印刷機能がついて20万円くらいした古代の事務機器。今では一般的なラベルプリンターのようなものだが、それより機能的には劣る)


それで、iMacの話なのだが、目の前にiMacとコンポのスピーカーを並べて音楽をかけながら仕事をしていると、どうやらiMac+Amazon Musicの方が、コンポ(sony製、Walkman接続、HD搭載モデルの中級機)+CDより、明らかに音質が良い。コンポの買い替えを考えていたが、やめることにした。


古いWalkmanはとうとう画面が見えなくなり(音は出るので、完全損壊ではない)渋々新型に買い替えたが、容量が16Gで、これならiPhoneの方がマシだと若干後悔している。iPhoneは128Gモデルだから、持っているCDその他の音源を全部入れても余裕だ。

かくして、長年愛用してきたsony製品はApple社の駆逐されてしまった。何やら個人的には20世紀から21世紀に変わったことの象徴のような気がする。

https://www.apple.com/jp/imac-27/

食べ物レポート

ワインの話 つづき

ワイン大国フランスなどと勝手に思い込んでいるが、確かにフランスのワインは世界各国で高い評価を受けているのだから、美味いものなのだろうという刷り込みがあるのは確かだ。だからと言って、フランスワインのうまいまずいがわかるほど舌は肥えていないのは、前回述べた通り。ただ、フランスワインはあちこちに有名産地があり、その中で覚えているのが「ボルドー」だ。これも知人ソムリエに教わったことだが、ビルドーはブレンド技術が巧みなので、初心者がワインの味を覚えるには適当だとのことだった。それを律儀に守りというか、他の産地には目もくれずボルドーだけ(知っている山地はそこだけ)を飲んできた。そしてもう一つの教えが3000円んのワインを買えだった。3000円程度のワインであれば外れはないとのことと、それ以上のワインの味の差を楽しめるまでになるのは相当な修行がいるらしい。

これも輸入元はサントリー

その教えを律儀に守り、ちょっとした「ハレの日」にはボルドーを飲もうと思っているのだが、よく考えると3000円の日本酒といえば、少なくとも大吟醸クラスで、多くの蔵元では最高級品に近いものだ。大吟醸を自前で買ってグビグビ飲むというのは、これはずいぶんな贅沢だなあ。そうなると、途端にボルドーのありがたみが増すというか、もったいない感が湧いてくる。頭の中にはボルドー=3000円なりという図式が刷り込まれているので、安いボルドーという存在があるとは知らなかった。たまたまスーパーで見かけたサントリーが輸入しているボルドーがなんと1000円弱で、ワインの値付け方程式で考えると、これはレストランで4000円で提供されているワインということになる。

あれこれと考えながら、生まれて初めて買った低価格ボルドーだったが、確かに軽めな香りというかさっぱりした味だとは思う。お値段はその辺りに出るのだろう。それでもこの価格であればグビグビ飲める。夏になればロックで飲んでも良さそうだ、などと自分の中で「新ボルドー」と認定することにした。「新ボルドー」を探しに久しぶりに酒屋巡りをしてみてもいいかなと思った。

食べ物レポート

ワインについて思うこと

ワインに造詣が深いわけではない。うまいまずいを語る資格もないと思っている。ただ、好き嫌いはあるので、知人のソムリエからのご指摘を守ってワインを選んでいる。ワインはヨーロッパ各国でできる旧大陸ものが本命とされているらしい。ヨーロッパ人からみて新大陸、つまり南米アメリカとオーストラリアのワインは違う代物らしい。だから、ニューワールドと言われる新大陸者は国内流通がほとんどで国外に出て行くことは少ない。これが日本ではカリフォルニアワインとかオーストラリアワインに出会う機会が少ない理由らしい。現地に行って「地ワイン」を飲むと値段以上に美味いと感じるのはそのせいだろう。カリフォルニアワインは赤道を超えてこないので、温度変化でのダメージは受けにくい。ヨーロッパ、オーストラリア、チリなどは赤道越えをするから冷蔵コンテナで輸入しないと味が変わるらしい。当然、冷蔵コンテナ利用は輸送コスト高になる。それでもチリワイン輸入が増えているのは品質と価格のバランス問題とのことだった。
ヨーロッパワインも低価格のスペイン産やイタリア産がメジャーにならないのは、味よりも値付けの問題みたいだ。フランスワインのように高価格品が少ないせいなのではないか。日本酒でも海外向けには純米大吟醸のような高価格帯商品が多い。海外で紙パックに入った大量生産酒を見ることはほとんどない。それと同じことだろう。

というような藩士を聞いて、スペイン産とかイタリア産の低価格品をよく飲むようになった。遥か極東のワイン発展途上国に輸出するのだから、さぞかし謂れがあるというかいうに言われぬ理由があるのではと勘繰っているからだ。そして、結論をいえば、あまり好みではない、に尽きる。ワインのうまいまずいがわかるほど下は肥えていない。だから好き嫌いだけなのだが、何やらあっさりしすぎている。国産ワインのライトボディー系も似たような軽さだから、作り手がそういうさらっと系を目指している問いことだと思う。

それと比べて、チリワインの重さというかどっしり感は、値段に関わらずすごいと思う。近場のスーパーでも低価格ワインといえばチリ産がほとんどだ。西友はウォルマートの仕入れ網を使っているので、見たこともないワインが並んでいるが、これもいささか好みに合わない。近くのCGC系スーパーでは面白いワインが並んでいて、たまに買いに行ったりするのだが、低価格品でラベル買いをしたら意外と当たりに出会ったりする。猫だと思ったらチリアン・ライオン(ピューマ)らしい「SANTA」がチリワインとして軽めながら好みにあった。

輸入元はサントリー

この手のワインはワイングラスに入れて、中でぐるぐる回して、香りを嗅ぐなどという面倒くさいことはしないことにしている。レストランであれをやっているのを見ると(昔は自分もやっていたので)ちょっとムズムズする。外食業では常識的な話だが、店で酒を販売するときの価格は、だいたい仕入れ価格の3倍だ。安いといわれる店は2.5倍くらいにしている。つまり酒屋で売っている価格が1000円であれば、3000円くらいになる。日本酒では、純米酒クラスまではこの値付けが多い。とことが大吟醸クラスになると4倍−5倍とぼったくり価格に近づく。高級価格帯は仕入れの数が制限されていたりするので、プレミアムが上乗せされた価格になる。
ところが、ワインはこのぼったくり価格が一般品にも適用される。おそらく高級フレンチレストランから発生した風習だろう。つまりレストランで5000円程度のワインを注文すると、その店頭小売価格は1000円ちょっと、つまりテーブルワイン級ということだ。香りも楽しむべき中高級品となれば、小売価格で2000から3000円程度になる。となると、レストランで最低 一万円超のワインだ。1本7万円の高級ワイン接待が話題になったが、酒屋で買っても2万円もするワインは流石においそれと飲めるものではない。普通の酒屋では売っていない高級品だろう。

だから、低価格チリワインはコップに入れてガブガブ飲めば良いと思っている。が、コップではちょっと風情がないので、骨董市で買ってきた蕎麦猪口(ざるそばを食べるときの蕎麦のつゆ入れですね)を使っている。たまに気分を変えたい時は、沖縄の読谷で手に入れた焼き物、湯呑みを使ったりする。泡盛ロックを飲む時も同じ湯呑みを使うので、柄違いで何個か揃えている。

結局のとこと、酒飲みの道楽というのは、器を変えたりすることで楽しめて、中身が高いか安いかはあまり関係ないような気がする。うまいまずいは、こんなものかもしれない。

旅をする

時刻表の旅

時刻表を読むのが好きだ、というと何を読むのだと言われそうだが、けして推理小説や旅物ミステリーに出てくるようなアリバイ作りのために資料を漁っているわけではない。
単純に特急や新幹線に乗らないで、普通列車でどこまで行けるかを探すのが楽しみなだけだ。おそらくジグソーパズルを楽しむようなものだと思っている。
だから、一年に一度ダイヤ改定があると、使いもしない(笑)時刻表を買い込む。そんな性分なので40年近く前の鉄道時刻表を古本市で見つけた時には思わず何冊も買い込んでしまった。
JTBではなく日本交通公社時代の時刻表で、国鉄(JR)在来線が日本全国でまだ現役だった頃のものだ。北海道ではJR路線の半分くらいが廃線になってしまったが、まだ健在だった頃の駅名がわかる。

時刻表趣味が講じて、青春18切符を利用して2度ほと旅をした。青春18切符は普通列車限定利用なので、お尻が痛くなり背中が板に感じるほど長時間移動が楽しめる。1度目は東北本線北上の旅で、追加切符を買い函館まで行った。2度目は東海道線の旅で、なんと山陰線で島根県浜田まで。そこからバスで山越えをして山口県岩国市まで行った。バックパック旅というのを生まれて初めて経験したが、その時も時刻表は大活躍した。
実は青春18切符を使う旅は、夏は暑く、冬は寒すぎるタイミングなので、個人的利用状況では春限定なのだが、この時期は花粉が最盛期で・・・諸王時期に言えば好ましい時期ではない。
5月の連休後とか、9月から10月にかけて平日限定3日間使える青春18きっぷミニとか売り出してもらえないものだろうか。そうすると一年中、楽しい「時刻表読み」ができそうなのだが。

  愛用の時刻表はこちら  ↓

https://www.kotsu.co.jp/products/details/122104.html

食べ物レポート

中華屋で冷麺とは

日高屋の今月の新作は「冷麺」だった。冷麺といえば焼肉屋の定番で、おまけに本拠地は盛岡だから、町中華の日高屋とはなんの関係もなさそうだが・・・。冬になると登場するチゲ味噌ラーメン(これも変な造語だが)は、まだラーメン一族の仲間だという気がする。しかし、冷麺となると中華ファミリーとは所属が違う。冷麺の本場は平壌らしいから、朝鮮語族系民族食がルーツなので、間違っても大陸チャイニーズとは、敵対関係とは言わないまでもファミリーではない。せいぜい友好的中立グループだろう。
そこから派生した盛岡系焼肉屋出自の盛岡冷麺は純国産な料理という意味で、インド発イギリス経由で伝わった海軍カレーみたいなものか。などと脳内で妄想を掻き立てられる。
冷麺好きなのだが、東京では日常的に食べられるものではないので、ついつい興奮してしまった。焼肉屋に行って冷麺だけ注文するのは勇気がいる。(盛岡では当たり前らしいが)

食べて見ればわかるが、極めてオーソドックスな冷麺だった。日高屋的ひねりはどこにもない。ただ、冷麺に必ず乗っているはずのお供物的なフルーツ、なしやりんごの薄切り、それがない時には缶詰のみかんやさくらんぼなどの癒し系トッピングが存在していない。ちょっとそこが寂しい。
日高屋のキムチは単品で食べるとあっさり系なのだが、日高屋冷麺に放り込まれてしまうと、何やらこの冷麺のために生まれてきた的な相性の良さを感じる。個人的な感想では、過去の日高屋新作メニューの当たり度は五分五分くらいなのだが、この冷麺は大変好ましいものに仕上がっている。

この先、日高屋では、町中華では登場しそうもない斬新なメニューが続々登場するのだろうか?この冷麺の仕上がりから予想すると、オムライスとかカツ丼とか登場してきそうだ(個人的願望です)。続く新作に期待したいぞ。

食べ物レポート

高田馬場 日本酒メーカー直営店で

清龍酒造という日本酒の蔵元が運営している直営店が、池袋や高田馬場あたりに数軒ある。埼玉県蓮田の蔵元のようだ。大吟醸から本醸造まで酒のラインナップが揃っているのは流石に蔵元直営店の強みだ。だから最初の一杯はヒヤで頼む。ただ、最近の楽しみは日本酒を一口飲んだ後に、氷入りの冷たい水を飲むこと。酒を飲みに行ったはずなのに、水の方がうまく感じるという倒錯ぶりで、歳をとると自分でも訳の分からないことになってしまう典型だ。

ヒヤで升酒の後は、その時の気分で燗酒にしたりハイボールにしてみたり。すっかりビールは飲まなくなった。この蔵元直営店の怪しい名物が、店長のお薦めという奇妙な?料理で、個人的な経験で言えばあたりとハズレが五分五分という感じか。今回の怪しい料理がナポリポテトで、店長の力作らしい。名前から想像するう通りの喫茶店で出てくるナポリタン(スパゲッティ)の麺がポテトに変わったものだった。味は濃厚ケチャップ味で、普通に言えば、フライドポテトのケチャップ炒めになると思う。これが予想以上にうまい(個人的感想で)、後を引く、好みの味だった。ただ、これが日本酒向けの食べ物かと言われると疑問点は残る。少なくともビールとかホッピーとかの炭酸系ドリンクの方が相性は良さそうだが、そこは店長?料理長の力作だからよしとしよう。これは是非定番化して欲しい。

魚系メニューも時々ギョッとするようなものがあるが、今回はカツオの腹身の焼いたやつで、人気があるらしくすぐに売り切れていた。歯科医、この形状を見てカツオが想像できる人間はそぬ多くはないと思う。焼き鳥屋でスズメの開きを見たことがあるが、これに近い形状だったような記憶がある。腹身は脂が乗っているから旨いのだが、これはちょっと焼きすぎではないかと思うぞ。

高知で食べたハランボはこんな形ではなかったような気がする。まあ、それはそれとして、この店の「怪しい」「本日だけ」的メニューは実に楽しいが、時には小松菜を一把茹でただけみたいなものがあったりするので、何やら冒険的な楽しさがある。早くフル営業できるようになって欲しいものだ。