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街を歩く

東京都渋谷区恵比寿 ウォッチング

恵比寿は長年通っていた街なので懐かしい店も多い。顔を覚えられる常連扱いの店もあったが、ここ一年で色々と変わってしまった。変わったことで言えば、まずはラーメン屋が増えた。理由はよくわからないが、JR恵比寿駅を挟み新旧ラーメン店が30軒くらいあるのではないだろうか。そんな恵比寿のまちで30年以降通い続けている町中華の店「どんく」がある。この店はちゃんぽんの店だったはずが、いつの間にやらメニューが増えて、今は中華料理店というより中華居酒屋化している。そのどんくの個人的なイチオシが、スタミナラーメン。ニラと豚肉を甘味噌で炒めたものが載っているラーメンで、10回のうち9回はこれを頼んでいる。日によってスープの味が濃かったり薄かったりするのがご愛嬌というか、そのゆるさが町中華というものだろう。

そのドンクより歴史のある名居酒屋「あすか亭」が閉店してしまうらしい。40年近く営業しているはずだから、店長もすっかり疲れてしまったのだろう。いつも満席の人気居酒屋で、3回に1回くらいしか入れない混雑振りだったが、この1年間は無能無策の行政に本当にいためつけられたはずだ。連休明けには是非一度行ってこなければと思う。わらじコロッケとカレーポテトは絶対注文しなければ。ワンタンも忘れてはいけないし、締めは釜揚げうどんだ。

駒沢通り沿いにある魚のおいしい青森料理居酒屋がある。ビルの2階というちょっと厳しい立地だが、時間が経つにつれてだんだん人気が出てきた。たまたま開店してすぐの時にふらっと入ってから、月1−2回くらいの頻度で通っていたが、ここしばらくはご無沙汰していた。その居酒屋がまさかの魚テイクアウトを看板に挙げているのをみてびっくりした。確かに、鮨屋でお土産に寿司を持って帰ることもあるから、居酒屋料理のテイクアウトは「あり」だとは思うが。うーん、本当に色々と考えさせられる。まさにこの一年は居酒屋業界は競争ではなく、生存のための戦争だったのだろうな。

おそらくこの先、緊急事態宣言は定例化して、「今年の第21次緊急事態宣言が、また発令されました」、と誰も気に求めない天気予報の雨マークみたくなるのだ。そして、その時には休業補償をする飲食店はすっかり街から消え去っている。そんな未来を想像してしまう。

食べ物レポート

完成度の高いハンバーグだから全国チェーン

あまりひと様に旨い、美味いと味や店を押し付けることはしない。自分の旨いものは自分だけがそう思っているだけで、他の人がそう思うはずがない。ただ、誰かに勧められて「なるほど、これは旨い」と思うことも多い。だから、「ひょっとしたらあなたのお口に似合うかもしれませんね」的なおすすめ、リコメンドとして、これは自分の好みですということはある。旨いですよということはほぼない。ただ、この店だけは例外的に「うまい」と言いたい。
一年振りくらいでびっくりドンキーに行ってきた。焼肉を食べようと思っていたが、焼肉屋が平日ランチにもかかわらず大行列ができていて、15分経っても誰も席に案内されない。席は空いているので、従業員を削りすぎたためらしい。春休みが終わってシフト調整に失敗したということのようだ。

そこで、肉関連の連想ゲームでハンバーグになった。向かいはマクドナルドだったから、ハンバーガーでも良かったのだが(サムライマックを試してみたかった)、焼肉と白飯が脳内イメージで固まっていて、そこから離れられず、お皿に入ったハンバーグ定食に決めた。
合い挽き肉でソースなしで食べられるというのが、びっくりドンキーの売りだと思う。柔らかい、箸で食べるハンバーグだ。肉を齧り、コメを放り込む。単純作業の繰り返しが止まらない。世に数多く存在する定番商品というわれる長寿メニューは、まさに米をうまく食べるためのおかずという感じのものが多い。あちこちのファミレスで模様風ソース、和風ソースいろいろかかって味変しているものが多いが、「素」のハンバーグで勝負するところは数少ない。単純に混ぜ物が多すぎてハンバーグの味が弱いのを隠すためということが感じられる。ごろごろしたハンバーグを売り物にしている静岡のさわやか、名古屋のブロンコビリー、北関東のフライングガーデンくらいが、例外的にプレーンハンバーグで勝負している。どちらもローカルチェーンだから、ナショナルチェーンでハンバーグ勝負といえばびっくりドンキーくらいしかないだろう。

昔のコスパの良さは薄れつつあるのが残念だが、肉の量、白飯の量などが選べるので、腹具合にあった注文ができるのもありがたい。まさしく家の近くに一店あって欲しい店の代表だと思うのだ。びっくりドンキー札幌2号店から通い始めて、ずいぶん長い付き合いになったが、今でも飽きない。多分、死ぬまで飽きないと思うなあ。

食べ物レポート

ちょい飲み需要問題と新作メニューの意味

埼玉の中華の星、日高屋は駅前立地でちょいのみ需要を取り込んだ半居酒屋的業態で成長をしてきたチェーン店だが、コロナ流行のダメージを受けなかなか業績的には大変らしい。だからなのか、「客席に張り紙がしてある」珍しい中華料理店になっていた。確かにコロナ前の日高屋は夕方から、元気なオヤジたちが生ビールやハイボールで威勢よく騒いでいたのは記憶にある。しかし、このご時世でもオヤジ達は騒いでいたのね。こまった人たちだ。
おまけに、過度のアルコール摂取を禁止って、なんだかすごい書き方で、どうやら行政にこう言えって言われてるんですよ、という裏側の事情みたいのが透けて見えてくる。
少なくとも客商売をやっていて、過度のアルコール摂取などという言葉は使わないだろう。禁止に至っては、NGワードに近い。「多量のご注文はご遠慮いただけるようお願いいたします」とか、「アルコールのご注文はおとり様3杯までとさせていただきます」とか、いろいろ言い回しはあるはずだ。

などと注文した新作が来るまで、あれこれと考えていたのだが、冬のモツラーメンが終わり春の新作らしいのに、全く「春」感のない、きのこの辛いラーメン「麻辣きのこ湯麺」だった。酸辣湯麺が好物なので、これもその親戚筋に当たるかもと期待が高かった。結果は、親戚ではなく、仲良しの友達的なもので、ちょっと期待とは違っていた。あまり麻辣していないのは、きのこから出てくるスープというか出汁というか、まあ、簡単に言えば甘味が出ているからだろう。おそらく、キノコの辛い麺とか言われれば、普通に納得しているはずで、「麻辣」の文字がちょいと強すぎる。味は普通にうまいし、辛い麺好きであれば納得する日高屋水準であるのは間違いない。

店内ポスターは(うまく撮れなかったが)は、実物と差がないので良心的なものだし、これは昼に食べるより夜の飲んだ後の締めラーメンということなのかもしれない。お値段は日高屋としてはちょいと高めなのは、コロナ環境で仕方がないか。この春は各社一斉に高単価商品を投入してきている。客数減少を単価で補おうというのは、戦略的には愚策だと思うが、この苦境下では手っ取り早い戦術になる。明日のことより今日の稼ぎということか。麺チェーンはほぼ全社この高単価戦術パターンにハマってしまったので、この先は生き残り競争になるだけ。

企業存続をかけたチキンレースに全社一斉に参加とは、外食も競争末期、最終覇者戦争に突入したと考えるべきなのだろう。勝ち組は洋風ファストフード、負け組は居酒屋とファミレス、業界三位以下は淘汰される時代が来た。街の食堂は地元密着でどう生き残るかの作戦次第。テイクアウトの磨き込みとネットを活用した販促技術が勝負の鍵。外食を恐れる人の出現による市場規模の縮小と適正な生き残り戦略が立案できるか。きのこの辛いラーメンを食べながら、そんな悲しい外食の未来を想像していた。

食べ物レポート

うちの近所の名店

池袋大勝軒と言えば、ラーメンファンにとっては全国区的有名店で、マスター山岸の弟子たちがあちこちに展開している(暖簾分け)大勝軒ファミリーの総本山みたいなものだろう。つけ麺が世に広まった最大の功労者の一人だと思う。ネットの記事で見たのだが、そのマスター山岸の正統的後継者、味がかぎりなく往時の本店に近いのがこの店らしい。(と、この店が開いた時に読んだ記憶がある。)
開店前から行列ができる人気店で、おまけに売り切れごめんだから昼過ぎにのんびり行くと店が閉まっていたりしたものだ。個人的にも間違いなく名店だと思う。ただし、カウンターだけの小ぶりな店なので、もう少し大きい店になって欲しいと思うのだ。暇な週末には早い時間に並んで食べるしかなかったのだが、コロナの間にちょっと状況が変わっていたらしい。

11時半ごろ行列を覚悟して行ったらスルッと入れた。食べ終わって店を出るころには行列ができていたが、以前の絶望的な長い行列ではなくなっていた。持ち帰りも受け付けているが、電話での受け答えを聞いていると、スープを入れる鍋は持参しなくてはいけないらしい。麺は太麺で硬めだから、つけ麺であればテイクアウトでもかなり品質は維持されるような気がする。

大勝軒のつけ麺は中サイズが基本だが、今ではそんなに量が食べられないので「めん小」を注文した。それでもどんぶりに軽くいっぱいになる。中だとどんぶりの上まで溢れてくる。ツケつゆは軽い酸味がある濃い味付けだ。ほかのラーメン屋のつけつゆはいつも量が少ないと思うのだが、この店では量がたっぷりだ。だから、麺を小にするとちょっとつゆが余ってしまう。それがもったいない。残念だ。
ツケつゆの中にはチャーシュー、めんまがたっぷり隠れているので食べ応えがある。武蔵野うどんと似たような食後感と言えばいいのか、濃厚なツケつゆで太い麺をたっぷり食べる、もぐもぐ噛み締めるというのは共通だからだろう。

つけ麺(こちらの店ではもりそばという)を食べると、すぐに中華そば(汁そば)を食べたくなるのだが、今の時期であればあまり並ばなくても良さそうなので、もうちょっと足を向けてみようか。

食べ物レポート

定番の変化と新作メニューと

外食大手の決算が出始めているが、やはり居酒屋、ファミリーレストランは相当苦戦のようだ。例の社長がやってられるか発言をしたサイゼリヤは、改善が進み黒字化したようだ。営業時短で深夜営業やめての収益改善は、すごいことだと感心した。麺チェーンも厳しい決算になっている。そこで応援というわけではないが、好物のちゃんぽんを食べに行ってきた。テイクアウト対応、キャンペーンメニューの連続投入など、色々と改善を図っていると聞いていたので、近くのフードコートの店に行ってみた。
今回のコロナの影響であきらかになってきたのが、繁華街やショッピングモールのフードコートのお店は壊滅的な売り上げ減少を受けたことだ。反対に郊外展開している車対応の店は好調のようだ。また、それでもテーブルサービス中心のファミレスは苦戦が続いている。一番ダメなのは夜需要、店内飲食に偏った居酒屋業態になる。もともテイクアウト比率の高いファストフードは好調でコロナ流行の唯一の勝ち組になっている。
当然、繁華街・ショッピングモール比率の高いちゃんぽんやさんは苦戦している。テイクアウトへの対応として、「伸びない麺」に切り替えたという話を聞いたので食べに行ってみた。

おそらく事前に聞かされていなければ違いがわからないかもしれない。麺の感触は、食べ始めた時に従来とはちょっと違う感じがする。麺表面のつるりとした感触が強い。冷凍蕎麦なので感じる、麺の表面の微妙な違いで感触なのだが、それも食べ進めるうちになんとなく消えていく。おそらく麺が少しずつ「のびて」いく過程で、ツルツル感が薄れてしまうのだと思う。食べ終わるころの麺の感触は、慣れもあるのかもしれないが、以前の麺と変わりがないような感じがした。つまり、長時間スープに使っていると「従来品」に似て行くということなのではないか。麺がのびて劣化するのが、麺メニューのテイクアウトの弱点だ。しかし、麺がのびていって本来的な仕上がりに変わっているということであれば、これは画期的な技術だと思う。個人的には出来立ての時のつるり感はあまり好きではないので、ちょっと時間をおいて食べるということにすれば良いのかなと思うが、それもまた食べ方としては面倒くさいような気もする。そもそも大部分の人はそんな変化に気がつかないようにも思う。
ちゃんぽん麺は太いし歯応えがあるので、普通のラーメンとは違う対応ができるということなのだろう。今回は麺のチェック(?)だったので、普通のちゃんぽんにしたが、次回はアサリたっぷりのちゃんぽんを食べに行かねば。あれはうまそうだった。

埼玉の中華の星、餃子の満洲はコロナ流行になってから(?)、毎月勤勉に新メニュー、月替わりメニューを投入しているので、満洲ヘビーユーザーとしては月一チェックが欠かせない。今月はキクラゲと卵の炒め物。キクラゲが好きなので、期待して注文したのだが、期待を上回る良品でありましたよ。味付けは典型的な醤油系炒め物で、大量に入っているキクラゲが嬉しい。個人的には、この延長戦で、トマトと卵の炒め物とか、キクラゲとアボカドの炒め物とかいう路線に進んでいってほしい。満洲は炒め物が絶対的に不足している。何より、絶対定番の酢豚がない。ここは是非改善要望としてあげたいところだ。もうひとつの追加して欲しいのがキムチチャーハンで、定番チャーハンは十分うまいしコスパも良い。だから、もう一つの埼玉中華の星、日高屋のように上級チャーハンとしてキムチチャーハンの投入をお願いしたい。

キムチチャーハンとキクラゲ炒めがあれば、それだけでビールが何杯も飲めそうな気がする。

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うちの近所の新店 トガってます

自宅近くの駅に長年あった立ち食いそばが数年前に閉店して、その後にラーメン屋が入った。しばらくしてラーメン屋の店名が変わり、その店もコロナのためか一年ほどで撤退してしばらく空き家になっていた。つい最近そこの店の工事が始まって、またまたラーメン屋が開店した。と思っていたら、どうやらラーメン屋というよりは中華食堂的な店らしく、店名も野田焼売店、看板にはラーメンとか麺とかの文字が見当たらない。空いてそうな時間を狙い遅めの昼飯に挑戦した。

どうやら、焼売と麻婆豆腐が基本的なメニューで、そこにオマケのように担々麺があるようなのだが、麻辣と言われれば麻婆豆腐より担担麺を思い出す。とりあえず手始めに注文したのは黒胡麻担担麺だった。どうも場所が立ち食い蕎麦屋だった記憶が強く残りすぎているので、本格的な料理が出てくると意外感がするのが、お店に対して申し訳ない。などと感じるほどに、この担々麺は超がつくほど本格的で個性的だった。間違いなく「痺れる」たべものだった。

担々麺には「黒胡麻」「白胡麻」の2種類があり、それに汁なし担々麺を含めると全3種となる。隣で食べているのを見た「麻婆豆腐」もうまそうだし、この担担麺と同レベルであるとすれば焼売も期待値が高い。なんだか、自宅近くのローカル駅でこの手の本格派が食べられるのは嬉しいのだが、場違い感もあるのはどうしてだろう。個人的感覚で言えば、四谷とか新橋のちょっと外れて、行列が店外に10mくらい伸びている名店的なイメージなのだ。高齢者人口が激増中の埼玉の外れで、こうした尖った店が生き延びていけるかちょっと心配だが、しばらくは週一くらいで行ってみたい。次回は汁なし担々麺と焼売にしてみようか。

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牡蠣もそろそろ終わりの時期になりますね

Rの付く月には牡蠣を食べても良い。英語の月名称でSeptember 9月から April 4月までの冬を挟んだ時期は牡蠣を食べても安心。Rのつかない5月から8月までは、牡蠣を食べてはいけないよ、ということらしい。夏の日本海で採れる岩牡蠣はどうするんだよと、毎年夏には思うのだが。何事にも例外というものがあるのだ・・・。
ふらりとはいった居酒屋で殻付き生牡蠣を勧められ、そう言えば今年は初めて食べる牡蠣だと気がついた。シーズン中は週に一回くらいは食べている牡蠣好きとしては、何やら目眩がするような事態だ。

ノロウイルスが流行した頃から、二枚貝は悪者扱され、社命により牡蠣を食べると処分されるという恐ろしい野蛮なお達しがあった。そのため、10年くらい牡蠣を食べない時期があった。その時期に上級管理職が主催の宴会でわざと生牡蠣を注文し、食べた部下を処罰するという怪しい行為があったとも聞いた。企業内は大人の社会かと思いきや小学校の悪質ないじめに近いものがある、おもわずゾッとした記憶だ。仕事をしていていろいろ嫌なことがあったが、この上司が仕掛けた罠が一番嫌なことだった。だからなのか、会社を辞めて初めて牡蠣を注文したときに、何やら爽快感を感じたのも覚えている。一生忘れられない牡蠣のトラウマだ。
コロナ流行のせいで食中毒、特にノロウイルス系の発症についてはほとんどニュースを聞かなくなった。たしかに、コロナ対策で衛生状況が改善されているのは間違いない。ただ、それ以上に牡蠣を食べさせる店、例えば居酒屋や和食料理店などの営業自粛や夜間の閉店強制など、食中毒の発生原因である「飲食機会」が激減しているのだから当然かもしれない。おまけにインフルエンザも今年はほぼ壊滅状態だから、コロナ流行の影響は本当に広い範囲にひろがっている。

そもそも個人的には、夜の居酒屋には全く行っていないから、今年は牡蠣を食べる機会が減っていたのは間違いないだろう。スーパーで売っているパック詰の牡蠣(生食用)が、一人で食べるには多すぎるせいもある。大きめの牡蠣をひとつか二つ食べるというのが好みなのだが、それは居酒屋で注文するものと思ってきた。殻付き牡蠣を買ってきて自分でうまく殻を外せるかどうか、心許ないのもたしかだ。今年の冬もまたコロナが拡大するのだろうから、それに備えて牡蠣の殻むきナイフを購入し練習しておくほうが良いかもしれない。

冬までに全国民ワクチン接種完了していたら少しは社会が変わり、牡蠣天国になるのかとも思うが、それを日本政府に期待しても無理そうなので、やはり自助努力でこの問題は解決しなければいけない。
と、所沢の居酒屋で牡蠣を食べながら決意しました。

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所沢で全国ブランドを食す

ゴーゴーカレーと言えば、繁華街のビルの地下とか居酒屋ビルの2階みたいな、ちょっと外れた場所でじわじわ増殖していたイメージがある。ただ、街を歩いているといつの間にかあちこちで看板を目にするようになった。金沢カレーを全面的に押し出している感じもなく、それでもクセになる味で地道にファンを増やしてきたという感じがする。CoCo壱のサラッと系カレーと比べ、金沢カレーの特徴である「ドロっとしたルー」は、人を選ぶといいう気もするが、個人的には好物だ。自分のうちで作ったカレーが二日目とか三日目の最後の一杯的な仕上がり感がある。ちなみに自宅ではカレーが出てきた日から、3日間は連続で食べる。この変化して行くどろっと感が好きだから、3日でも4日でもカレーを食べ続けることにし人がある。

そんなゴーゴーカレーが所沢駅ビルの一家に開いたのが一年ほど前で、隣はミスドとスタバとゴンチャというカフェスポットにいきなりドカンとヘビー級カレー屋が開いた。ちなみに2階はEggs’nThings、コメダ珈琲なので、カフェ系でまとまっている一角になる。そこにガツン系カレーが登場というのは、相当以外感がある。ましてや、この金色ゴリラがお出迎えなのだ。店内は客席数も多くカウンター席のほかテーブル席もある。ファーストフードテン的なセルフサービススタイルで、注文は券売機を使用する。

頼んだのは絶対定番のカツカレーでトッピングは変化してもカレーは変わらないから、別に勝つに拘る必要もない。目玉焼きでも良いし、ソーセージでも良いのだが、なぜかオートマチックにカツカレーにしてしまうのは、カウンターで注文している時の癖みたいなものだろう。券売機の前に立つと、後ろに誰か並ぶ前にさっさと頼まなければと無用なプレッシャーを感じる。後ろに人が立つともっとひどい気分になるので、券売機派嫌いなのだが。今度はすごい暇な時間に行って、全メニューを一度チェックしてみよう。かつ以外の何かにチャレンジしてみるべきだと真剣に思う。原因は、カツを完食するのが辛くなってきたから。だったら、プレーンなカレーだけ頼めばいいのだが、それも寂しいので、何かトッピングは乗せたい。やはり月曜の2時半くらいに行って、トッピングチェック、サイトアイテムチェックをしなければ、安心してゴーゴーカレー所沢駅店には行けそうもない。まあ、高田馬場店も新宿西口店も店が狭いので行列のプレッシャーはすごいけれど、券売機じゃないのでなんとか耐えてきた。それと比べれば広々としたこちらの店では券売機さえやり過ごせば天国みたいなものだ。次回はメニュー探索に行ってこよう。

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2軒のラーメン屋 どちらもうまい

西武新宿駅そば  たかはし

よくこんな場所に開けたなと思う店がある。不思議と名店が多い。新橋にある昆布ラーメンのくろおびもそんな感じの場所だが、この「たかはし」には負ける(笑)。西武新宿線利用者には便利な場所だが、そもそも西武新宿線の駅自体が新宿でもなんというか怪しい場所にある「僻地駅」だ。計画ではJR新宿駅東口に直結するはずだったのが、用地買収の問題で失敗したらしい。JR新宿駅ビルは西武線の引き込みのため1・2階が天井の高い構造になっているそうだ。閑話休題。あごだしラーメンは山形県の日本海側で食べた頃があるし、その分店らしきものが仙台で人気店だった。九州を中心にあごだし文化圏である西日本では見かけたことがないが、どこかに人気店はありそうだ。

今回は背脂醤油にしたのだが、このもっちりとした中太麺と、濃いめのWスープはよく合う。太いメンマも好みだし、玉ねぎのみじん切りが良い役目を果たしている。薬味として正解だ。太めのメンマも好みで、何よりも岩海苔が最高だ。素直にうまいと感動できる。最近の東京で食べたラーメンとしてトップクラス認定したい。

JR飯田橋そば 青葉

青葉は中野に本店がある、紛れもない名チェーンだ。中野本店に行った時はびっくりした。駅の立ち食い蕎麦屋のようでカウンターに座ると背中はオープンエアだった。正確には背中の後ろ10cmくらいのところに暖簾があった。布毛部というか目隠しというか・・。そして、食べた中華そばは衝撃的に美味かった。濃い味というか、豪速球の強いスープが記憶に残っている。だから、この「青葉」の看板を見つけると無条件でお店に入ってしまう程度には条件反射的行動を刷り込まれている。

見た目はシンプルだが、濃厚スープと麺の絡みが抜群だ。ただ、最近のトレンドでいえば、この中華麺も「濃厚系」とは言えなくなってきている気配がする。それと、青葉各店での味のばらつきもちょっと出てきているような危惧もあり、一度中野本店に行って自分の舌の確認作業をしてみようか、などと思う今日このごろだ。

極めて(個人的に)「ラーメン」が好きなのは間違いないが、ラーメンしか食べていないわけではないので、その辺りは誤解なきように・・・。ただ、ラーメンは記録として描き残す価値があると思っている(これも個人的思い込み)だけであります。

次は、大手町に復活しているらしい「みなとや」に行ってみたい。

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天狗で肉を食う

天狗という居酒屋チェーンは実に堅実だなと思うのだが、初めて東京に出てきた何十年も昔に(笑)、当時の上司が新宿で飲もうと連れて行ってくれた店が、靖国通り沿いにある天狗だった。おー、これが東京の居酒屋かと素直に感動していた。その店に、本当に久しぶりに入った。というか2回目だった。それだけ長い間お店を続けているのだから、単純に凄いことだと感心した。店名は「天狗」から「テング酒場」に変わっていたが・・・。焼き鳥中心の居酒屋にチューンナップした業態だ。

その焼き鳥業態なのにも関わらず焼き鳥の注文しないで、たのんでみた「おすすめメニュー」が豚肉の冷製?というかハムのようなものの3種盛り。タンとハツとカシラだったはずだ(多分)。味は良いと思ったが見た目が同じ色で記憶に残らなかったのだ。これをごま油と塩で食べた。もう一度食べたいぞ、という感じだった。

ということで、また新宿にノコノコ出かけようと思ったのだが、家から徒歩圏で「天狗」があることに気がついた。「テング酒場」も「天狗」も同じ会社の居酒屋だから、「天狗」に行けば食べられるのではと思ったのだが、残念ながら天狗には豚肉3種盛りはなかった。そうやらテング酒場だけのメニューのようだ。せっかくなので「蕎麦屋の唐揚げ」というみたこともないものを注文してみた。蕎麦屋で唐揚げを出しているところもあるだろう、蕎麦屋でカツ丼食べることもあるし、唐揚げに違和感はないが、「蕎麦屋の・・」というのが気になる。注文して出てきた品物見ればなるほどねえというかんじだった。唐揚げをそばつゆにくぐらせたらしい。小ぶりの唐揚げなので、衣によく蕎麦つゆがまとわりついている。これはなかなかの逸品だ。蕎麦屋の天抜きの応用だろう。

ついでということで、「蕎麦屋の焼き鳥」も頼んでみた。これはあちこちの蕎麦屋で見たことのある、串にささっていない焼き鳥で、焼き鳥の甘い醤油タレで仕上げたものだった。最近は、焼き鳥を串から外して箸で食べる人が増えたので、串なし焼き鳥は意外と人気が出そうな気がする。これも良い品物でありました。
ただし個人的には串から外して食べるのは焼き鳥道としては邪道と思っている。焼き鳥屋に行ったら、自分の食べたいものをそれぞれに注文する。一緒に行った相手も同じmの食べたいのであれば、追加でもう一本注文する。串から外して二人でシェアするというのは、どうにもやりきれない感じがするのだ。
とりあえず豚肉3種盛りを食べにいくには新宿に行くしかなさそうだ、と思っていたら隣町川越にもお店があるようなので、県内移動、県内消費のためには川越に行く方が良いのかな、と思案中。