街を歩く

虎ノ門の蕎麦屋

たまに霞ヶ関から虎ノ門、新橋を歩くことがある。官庁周りに様々な企業が張り付いている典型的な官庁城下町で、余り好きな場所ではないのだが。JT本社あたりから新橋まで一気に再開発が進み高層ビルがニョキニョキ生えてきた感じがする。

そんな一角にこれまた古びた明治の頃から立っているような一軒の蕎麦屋がある。昼時にはいつも混み合っているのだが、交通が便利な場所にあるわけでもなく、蕎麦はうまいがわざわざこれだけの人が押し寄せるのかといつも不思議に思う。なんというか、そば信仰というか、蕎麦を食べる人間は人として一つ立場が上だ的な「食の階層制?」があるのではと疑っている。

蕎麦は好きだ、うどんよりも好みだ。ただ、高い蕎麦屋に行くとなぜかこの「俺って、そば通だからさ」的な隠れプライドみたいなものが気になる。そもそも不良と貧乏人の食べ物だったはずの蕎麦が、なぜこんなに精神性を持った食い物に成り上がったのだろう。お江戸では町内に蕎麦屋と銭湯と寄席が必ずあったそうだから、完全に大衆食堂だったはずだ。だから、蕎麦食いの作法みたいな本を見ると、妙に腹が立つ。

とは言いつつ旨い蕎麦を食べたいときは、昼ではなく午後も中盤になってランチ客がいなくなったあたりで、店の従業員も交代で昼休みを取る時間に行く。もりそばと酒を冷やで一杯。蕎麦を一本ずつつまみにして酒を飲むというのが、お江戸の不良の飲み方らしい。ちょっと気取ってこれを真似してみるが、空腹には勝てずどっぷりと蕎麦をつゆにつけてもぐもぐ食べる。まあ、蕎麦屋なんてこんなもんだよね。

そう言えば東京に出てきた頃は蕎麦屋信仰に毒されていたものだが。麻布十番までわざわざ食べに行ったりもしていた。お見返せば、やれやれご苦労さんであったなあ。

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コロナのせいなのか?

旭川ラーメンの雄だったはずだが、この程度ではやっている意味がない。

新札幌のフードコートに行ってみたら、ステーキ屋とちゃんぽん屋が閉店していた。コロナのせいなのだろう。ただ北海道ブランドのラーメン屋が生き残っていた。ちゃんぽん屋がいなくなったのだから繁盛しそうなものだが、行列ができているのは隣のうどん屋だけ…。

食べてみたら理由はわかった。ラーメンとして、フードコートで800円近い値段を取れるレベルとは程遠い。オペレーションレベルはふざけるなという低さだと思う。コロナのせいで閉店に追い込まれる店は多いが、そもそもゾンビのように生き延びている店も多い。コロナ拡大以前に、商売が成り立っていない店も多い。ゾンビは要らないよと思った次第。

昔は本当にうまいと思い、旭川に行くたびに立ち寄ったのだが。拡大策が失敗したのか。ただただ残念

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セコマの凄さ

7月に来た時に見つけて、そのまま忘れていたセコマの新作がこれ。焼きそばパンは日本全国あちこちでみた。おそらく誰でも知っている定番。それのアレンジ品だと思うが、それでもびっくり…醤油ラーメン風だから、あくまで『風』ですけど。

味は、インスタント袋麺の粉末スープを振りかけたような味。うまいまずいを超越した、凄みがある。ナルトのシール貼ってあるが、中に入っていない。

開発者をマジに尊敬してしまう、コピーがオリジナル超えた商品というか。個人的には焼きそばパンより好きかも。名品、迷品? どちらだろうか。

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セコマの凄さ

7月に来た時に見つけて、そのまま忘れていたセコマの新作がこれ。焼きそばパンは日本全国あちこちでみた。おそらく誰でも知っている定番。それのアレンジ品だと思うが、それでもびっくり…醤油ラーメン風だから、あくまで『風』ですけど。

味は、インスタント袋麺の粉末スープを振りかけたような味。うまいまずいを超越した、凄みがある。ナルトのシール貼ってあるが、中に入っていない。

開発者をマジに尊敬してしまう、コピーがオリジナル超えた商品というか。個人的には焼きそばパンより好きかも。名品、迷品? どちらだろうか。

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驚くほど暑い街中華

札幌の9月とは思えない暑さにすっかり参っているのだが、エアコンの効かない町中華で、昼飯を食べて汗だくになった。顔全体から汗が噴き出るほどの暑さは何年ぶりだろう。

このザンギ一つを食べるため、暑さの中20 分待った。やはり名店布袋はテイクアウトで大忙しで、ザンギが出てくるまで時間がかかることを忘れていた。

この店は夏は来てはいけない気がする。ラーメンの話はまた別の機会に。

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2013年のあれこれ ついでに

実は福岡に行って食べるべきもののナンバーワンはこれ。らるきいのぺぺたまだ。この味を盗む(笑)ために何度通ったことか。写真の見栄えが悪いのは、写真を撮る前にあれこれいじくり回してしまったタメで、実物は本当に惚れ込む美しさなのだ。死ぬ前にもう一度食べたいものの筆頭クラスだが、行列1時間は当たり前なので、暑い季節は避けなければならない。

ぺぺたま

熊本にも居酒屋甲子園優勝点がある。そのうちの一つで、この名札付きの刺し盛りを見たときは感動した。今でこそどこでもやるよ王になった「魚の名前がすぐわかる」名札は、この当時、東京などでは見られなかった最新技術だった。まさしくコロンブスの卵的なアイデアで、自分の不勉強をとても反省した。

ちゃんぽんは長崎が有名だが、天草にもチャンポンがあると聞いて食べに行ってみた。よく考えれば海を渡れば天草の先は長崎なので、天草でチャンポンが有名なのはなんの不思議もないのだが・・・。味付けは長崎ちゃんぽんと違うなという記憶だけが残っている。もう一度食べに行くには、天草はずいぶん遠い。このときは熊本市内から車で天草に行きフェリーで長崎に渡ったはずだが。

天草チャンポン

熊本名物「桂花」で食べたのは定番の豚骨ラーメンだったはずだが、写真では麺が見えない。もう一つの熊本名物タイピーエン 太平燕だったような気もする。桂香のHPをみると、けいかラーメンにはナルトもキャベツものっていない。やはり味の記憶がないのは悲しいものだ。

やはり記憶に残る「旨い」ものは現地に行って確かめる必要がある、などと考えつつ福岡と熊本の旅をいつにしようかGo To 九州。青春18切符 秋バージョンで行くのもイイか。

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2013年のあれこれ 三つ目

青森に出張したとき、ふと思い立ち津軽三味線のライブを聴きに行った。日本酒を飲みながら小一時間の演奏がある。ライブハウスと言うよりは、居酒屋だ。

青森のライブハウス

CDなどではたまに聞いていた津軽三味線だったが、ライブを聞けば全く別物で、今風に言えば鳥肌が立つ感動だった。以来、年に2度ほど弘前と青森でライブを聴くことになった。東京で津軽三味線を聞けるところもあるらしいが、そこは現地にこだわるしかないと言うものだ。

三味線の先生と民謡の先生。大音量で満足だった。

東北で仕事が終わると、1日だけ日程を伸ばして青森に行くのが楽しみだった。東北はいわば北海道のルーツなので、料理や食べ物になじみを感じる。おしゃれな食べ物より、体に染み付いた味の方が嬉しいとことなのだろう。ただし、東北の味を感じるのは仙台あたりまでで、なぜか福島になると東北というより北関東と思ってしまうのが不思議だ。

仙台の国分町のとある居酒屋

仙台の居酒屋に入ると、こんな感じのおしゃれ系が出てくる。仙台では牛タンも良いが、実は裏通りの居酒屋が楽しい。仙台は横丁が多い街なので、そぞろ歩きでふらりと見知らぬ店に入ってみる夜の散歩が面白い。

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2013年のあれこれ 二つ目

この年は、足繁く九州に行っていたようだ。蕎麦屋の二毛作と、アッパーな居酒屋の視察だったのだが、当時は九州の新興居酒屋が圧倒的に力があった。QSCのバランスが良く、料理の独創性も溢れまくっていた。東京の居酒屋はなんだか停滞しまくっていた時期だったように記憶している。お勉強するなら九州へと思っていた。

蕎麦屋の二毛作でウエストの新鋭店を熊本と福岡に見に行った時の写真だが、ここで酒を飲むのかというくらい「明るい店」で、気分的にはマクドナルドで焼酎飲む感じの違和感があった。今ではすっかり定着した感のある昼呑みの初期形態という感じだったのだが、酒を飲む横でうどんを食べたりしているのがちょっとおかしかった。

福岡は居酒屋甲子園優勝店が、抜群の接客アピールをしていたが、何よりお勉強したのは、料理のビジュアルプレゼンテーションで、刺身の階段盛りと言うのは初めて見た。東京に戻ってこの階段型ディスプレイ食器をずいぶん探した。この取り扱いの難しいものを今でも扱っているのだろうか。

確かこれはトマトの温サラダだった(はずだ)。テーブルに出てきたこれを見てため息が出た。やはり料理の天才というのはいるものだと。味は全く覚えていないというのも、あまりにも悲しいが、人の記憶は薄れてしまうものだ。

これは大人のポテトサラダで、山わさびで辛味をつけていたような記憶があるが定かではない。何か違う味だった可能性のほうが高い。見た目しか覚えていないのが、自分の舌の記憶の限界だ。

人は見栄えが◯割とかいうが、料理も見た目で5割は決まるなと思った。

この店がまだ営業しているかネットで調べたら、元気に美味しいものを提供しているようで何よりだ。この暑さが落ち着いたら、Go To 九州してみようか。

ちなみにこちらのお店は福岡市にある「魚男」 とかいてFishmanという。居酒屋みたいだが、フレンチビストロという方が正しい認識だ。宣伝するわけではないが、福岡に行ったら一度行ってみる価値はあると思う。

旅をする

2013年のあれこれ

PCの中のデータ整理をしていたら、googleにいつの間にかアップされていた写真を見つけた。そうやら、その時に使っていたアンドロイドのスマホが勝手に?バックアップしていたものらしい。その後iPhoneに変えてしまったので、見ることもなかった。それも断片的にアップされているようで、前後関係がわからない「一枚だけ」という写真が多い。

この神社がどこだったか思い出せない。神社に行く時は、記憶確保のため鳥居付近で人車の名前の入った石碑やら門柱やらを取ることにしているのだが、この写真はそのランドマークがない。うっすらとした記憶では諏訪神社ような気もするが、たぶん巫女さんが歩いていたので撮った写真だ。当時の写真ファイルをひっくり返せばわかるとは思うが。

これは間違い無くオランダのレンブラントの像がある公園?で撮った風車だ。間違っても千葉県佐倉あたりで撮ったものではない。ツアーバスから見たオランダの風景はこうそくどうろわきのへいたんなばしょばかりだったから、余計この光景が記憶に残っていた。

これは札幌狸小路の外れで、確か9丁目あたりだろう。7丁目までは狸小路は屋根がかかったアーケード街なので、8丁目からは一気に田舎町のシャッター通り見たくなるのだが。周りは駐車場か、しんちくのびるになるなかで、いかにも昭和の木造建築を改造したラーメン屋は怪しい魅力がある。確か食べに行ったはずだが、味は全く思い出せない。冷房のない店内がやたら暑かったと思うのだが、それも嘘の記憶かもしれない。この店はまだあるのだろうか。次回は確かめに行ってみよう。9丁目なら「布袋」に行った帰りにでもたち寄れば良いか。

少なくとも2013年には日本のあちこちどころか、世界のあちこちにも出かけていたのだと、なんだかため息をつきたくなった。

食べ物レポート

埼玉の味噌ラーメンと長野の味噌ラーメン

埼玉県北部から南に進む幹線道路沿いは、あちこちにレストラン集合地のようなものが出来上がっている。面白いのはマクドナルドやKFCのような洋物ブランドは、あまりその塊の中に入っていない。一軒だけ群れずに別なところに立っているのが妙におかしい。

そんな街道筋のどこかで昼飯にしようと思って、ふらりと入ったラーメン屋がなかなか楽しかった。

世の中、いつの間にか味噌ラーメンブームなのかなと思う。豚骨ベースのガツンとした味なので、濃厚という感じが強い。現在のトレンドらしき魚介系+豚骨合わせたWスープとは違う。味噌の強さで豚骨を押さえ込むという感じだろうか。豚骨スープの臭みはほぼないので、ラーメン屋としてスープの取り方が上達しているのだろうか。あとはチャーシューという煮豚が大型化していることも特徴だろう。店員さんのお勧めは、おろし生姜たっぷりで唐辛子だそうだ。確かに生姜は味噌味にあう。麺は中太で、濃いスープにぴったりだった。

白地に黒で感じの看板というのも、最近はやりなのか。わかりやすいのが一番だなと、つい看板の写真を撮ってしまった。五穀味噌とは聞きなれない言葉だなと思ったら、麦米大豆胡麻落花生なのだそうだ。葉はブレンド味噌らしい。

ハルピン味噌ラーメン

似たようなラーメンを長野県諏訪で食べた。こちらは信州味噌を使っているので、全体的に甘い。名店ハルピンラーメンが出した味噌味拡張型なので、辛味噌ものっている。幸楽苑が閉店したところで繁盛しているので、色々と考えさせられた。

味噌ラーメンがあちこちで同時並行進化しているようだ。頑張って欲しいものだ。