食べ物レポート

崎陽軒の弁当 これは駅弁ではない?

たまたまネットで見かけた崎陽軒の季節弁当を買いたいと思いながら、都内まで外出する機会が少なく、また買いに行ったら売り切れていたりして、手に入れるまで1ヶ月以上かかった貴重品だ。

駅弁は蓋を開ける時が一番ワクワクする。何があるかな?という楽しみだ。この冬弁当の一番売りはご飯が2種類ということだろう。白飯と炊き込みご飯のWというのはとても嬉しい。おかずを見ると定番焼売が3個とはちょっと最強いが、同じ味のシウマイ弁当のおかずが適度に入っている。マグロの唐揚げがメインらしい。シウマイ弁当と比べると幕内化が進んでいるので、ちまちまと色々食べたい人向きで、ご飯の量が少なめということを考え合わせると、これは高齢者向け弁当だなあ、などとぶつくさ言いながら完食した。うまいと思う。ただ、シウマイ弁当には勝てないか。絶対定番の威力というのはそういうものだろう。

つい浮気をして季節弁当を食べてみたが、やはり定番の方が良かったなと、後悔しながら安心するみたいな構図で・・・。ちなみに2月からは「春のかながわ弁当」が売り出されているようなのだが、当分浮気はしないことにした。

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銀座ソニービルなき跡に・・・バスですか

米国西海岸でこんな風な銀色のバスのダイナーに入ったことがある。銀座の真ん中というか数寄屋橋にこのバス?があるのは知らなかった。一年も銀座に行っていなかったのだから仕方がない。

東京周辺在住の方はご存知かと思うが、東京FMの「Eighty Point Love」というメッセージ。つまり東京FMというラジオ局は周波数80.0ですよという意味なのだが。ゼロをラブと言い換えるあたりがなかなか良いねえという感じがする。都会のFM曲らしい。そのFM局の周波数が車のナンバープレートというのも、細部に拘ったよいしかけだなあとおもった。

この場所、昔はソニービルがあった。待ち合わせのランドマークでもあった。今は、更地というか地下だけ構造物があるらしい。銀座の真ん中に、ビルも立たない平面が広がる場所といえば、ここと泰明小学校のグランドくらいではないだろうか。

なんとも贅沢な土地の使い方だが、これくらいの余裕を見せるのも「武士は食わねど高楊枝」的、志の高さでありますねえ。文化なんて、こういう一種意地を張った気位から生まれるものだと思うのですよ。

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有楽町から日比谷 Ghost town in Metro Tokyo

自粛期間が1ヶ月延長された。歓迎する人はあまりいないのだろうが、メディアが煽っていた自粛後も人出、人流が減らないというのはやはりフェイクに近いものだったと思う。これは、1月の最終週に撮った有楽町交通会館前の写真。時間は正午ちょい前で、ランチに人が出始める時間帯だった。この場所はテレビの街頭インタビューでもよく使われている。この時も女性二人がカメラクルーに捕まり話していたが、実はその女性二人組以外にほとんど人は歩いていなかった。本当に通行人だったのか、怪しいものだと思いつつ。

同じ場所から有楽町駅を見たらこんな具合だった。人がいなくなるのを待って撮ったわけではない。一年以上前だと、ここには日本人より外国人観光客が多くいたような気もする。

有楽町駅から歩いて5分もかからない日比谷の真ん中も似たような状況だった。オフィスに人がいないのか、街をうろつく買い物客が消えたのか。

銀座、有楽町、日比谷、日本を代表するおしゃれタウンでこれだけ人がいないのは未だかつてないことでは。ゴジラが出たらこんな風景になるのかもしれないなあ、と日比谷東宝前で思ったのでありました。ゴジラが暴れた国会議事堂まではほんの一息ですからねえ。

街を歩く

高知の隣は沖縄 銀座ミニトリップ

銀座のアンテナショップツアーのおまけは「おきなわ」だった。一時期、泡盛にハマっていたことがある。そのときには随分とお世話になった。泡盛は沖縄の名産品だが、普通の酒屋で買えるのは沖縄本島産がほとんどで、それ以外の泡盛を見つけようとすると「わしたショップ」に来るしかない。自分の好みは石垣島「八重泉」なので、必然的に銀座に来る機会があれば迷わずここにきていた。

そのついでに買っていたものが、雪塩ちんすこうだった。これは甘さの加減がちょうど好みにあっている。色々な味のバリエーションもあるが、やはりオリジナル味というかプレーンというか、これが一番だ。宮古島の雪塩はパウダー状の塩で、これもまたおすすめだが、封を切るとすぐに固まってしまうのが難点だ。

最近ではなかなか泡盛を買いに行くこともすなくなったが、沖縄の隣は高知県アンテナショップなので、高知に行ったら沖縄へ、沖縄へ行ったら高知へという使い方をしている。できれば、他のアンテナショップももっと固まってくれるとありがたいのになあ、などと贅沢な悩みをぶつぶつ呟いているが、健康のためには適度に離れていた方が良いのだろう。

ちなみに島根は日本橋三越前、長崎や三重も日本橋なので、銀座と日本橋を同時制覇というのは長距離移動なのでパスします。

街を歩く

個人的なギンブラとはこんな感じ・・・仕事のついでにあるくのだよ

まだ世界が平和な頃の話だが、いろいろな街の名店、名所、イベントを片っ端からメモしていた。スクラップもしていたが、これは見返すことはほとんどなく、自分でネタ帳と呼んでいたノートにびっしり書き込んでいた。どこかの街のネタがいくつかたまると、その街に行って現物やお店に行って確認するというのが、仕事のスタイルだった。デスクワークよりも現地主義、実践主義などと多少なりとも威張っていた。当時の仕事のチームにいた若い人たちは、このネタ帳とスケジュール帳が見たくて仕方がなかったらしいが、一度も見せたことはない。

今ではネタ帳など存在しない。スマホの中のメモアプリがその代用だが、手書きのメモより100倍便利だ。ただ、実際に街に行ってみなければわからないことも相変わらず多く、この銀座の「バスあいのり」はまさしく街をぶらぶら歩いて見つけたものだ。帰ってから調べたら、どうやら新宿三丁目に本店?があるらしい、一度行ってみなければ。

個人的には、銀座といえば空也の最中だ。予約しなければ買えない超がつく人気店だが、ふと思い出していってみたら、何と一箱買えてしまった。嬉しい誤算とはこのことだろう。ひょっとすると日本橋のどら焼きとか、浅草の〇〇とか都心部のあちこちの老舗で入手困難商品が簡単に手に入ってしまうのか?と気が付いた。行政からは不要不急の外出云々が言われているが、この希少品ゲットの外出は、本人にとっては重要なイベントになるかもしれないなあ、などと思ってみた。そもそもスポーツ観戦や観劇などの商業イベントは禁止されているわけでもなく、不要不急に当たらないからこそ見に行けるわけだ。だとしたら老舗菓子店に行くのも立派なイベントだ、などと屁理屈を捏ねたことになるのだろうか。

空也の最中を食べると心豊かになる(気がする)。美味しいものを食べると、間違いなく優しい気分になる。世界を肯定できる。嫌なことが忘れられる。こんな時代だからこそ、そんな気持ちを忘れてはいけないのだ。

食べ物レポート

愛してやまないかりんとう by TSURUYA

以前ちょっと買いたこともある、長野県のスーパーつるやのPB商品には優れものが多いと思うのだが、その中でもピカイチなのがこちらのリンゴかりんとう。かりんとうといえば、サクッとした表面が特徴だが、このリンゴかりんとうはサク、カリという食感とは微妙に違う。表面の砂糖はカリカリしているが、その下のかりんとう表面の生地が微妙にもちっというか、ぬれ煎餅的な食感がする。グミが表面に0.5ミリ程度コーティングされているという感じだろうか。本当に微妙な食感なのだが、これがまさしくうまさの根源。そして、その薄い層がリンゴの香りで包まれている。全体的な甘さは控えめで、名前通りの「リンゴかりんとう」という、看板に偽り無しの商品だ。初めて食べた時は、途中で止まらなくなり一袋を一気喰いしてしまった。今現在は年末に大人買いしたリンゴかりんとうをちびちびと食べている。雪が溶けて車で長野に行けるまで食い繋がなければならない。

リンゴかりんとうには、ファミリーが存在している。リンゴかりんとうの次のお好みはレモンかりんとうだが、実は味噌かりんとうもなかなか捨てがたい。どうやら長野県民?は信州味噌にも強いこだわりがある様で、かりんとうにまさかの味噌味をぶち込んだかと感心した。ただ、これはあまり味噌味は強くなくて、ほんのり味噌の味がする程度。もう少し強めの味でも良いかなとおもう。

珈琲かりんとうは異色のラインナップだが、これはウイスキーをちびちび飲むときによろしい。チョコレートでブランデー飲むみたいな感じで、甘いものと強い酒の組み合わせはなかなか素敵だ。このかりんとうに使われている丸山珈琲はつるやでも販売しているが、軽井沢の名コーヒー店らしい。一度行ってみたいと思っているお店だが、なかなか軽井沢に行く機会がないまま未見のままだ。軽井沢は夏を避けていかなければいけないのだが、雪が溶けたら浅間山を見るついでに行ってみようかと計画中。そのときには、このかりんとうファミリーをまたもや大量に大人買いしなければいけないな。

ちなみにつるやPBの好物は、ジャムとリンゴジュース、信州名物「おやき」各種、それとコロッケなのだな。あとは、つるやでしかみたことのない「極太めんま」もおすすめだし、なんと焼きそば(生麺)も素直にうまい 。早く埼玉県進出をお願いします。つるやさん。

街を歩く

恵比寿をぶらり

恵比寿神社は表通り(駒沢通り)から引っ込んだところにあり、目立つ場所でもないから、知らない人が多いと思う。この神社の裏手に大きな桜の木がある。花見の時期にはその桜の木の前にある居酒屋が縁台を出して花見酒が楽しめるのだが、花見の時期は夜ともなるとそれなりの寒さで、例年おもてで飲んでいる人たちを見て、内心では寒がっていた。

その恵比寿神社の前にできていた行列を見つけて、いったい何の行列だとたしかめてみた。何やらおしゃれなお店で、後からネットで調べたらフルーツサンドの店だった。最近空いたお店らしいので、少し行列がおさまったら買いに行ってみようかと思うのだが、この時期に行列ができるくらいの人気店だから、一年くらいは無理かもしれない。しかし、自分の知っている恵比寿という街はこんなにおしゃれな店ができる場所だったかなあ、と不思議に思うのだが。

その行列を見物した後、最近の恵比寿でのお気に入り、昨年開いたラーメン屋に行って醤油ラーメンを堪能した。ただただ旨いと思う。スープの濃さがちょうど良い。豚骨スープ的な暴力性がない、そこが良いのだ。あとはメンマが素晴らしい。これは実食しないとわからない。どこかで売っているなら、おうちラーメン用に買ってきたい。長野のスーパーで見つけた極太メンマは、これとは違うがやはりわざわざ買いたくなる絶品だった。個人的には、横浜家系の大判海苔も載せたいところだが。海苔は味が強すぎてラーメンと喧嘩するので、スープの強いラーメンでなければトッピングとしては向いていない。でも、海苔を乗せたい。

恵比寿にある戸隠そばの名店も、数年前にいつの間にか蕎麦と酒の店になってしまった。街が新陳代謝するのは当たり前なので、新しい店もどんどん開いて欲しい。そういえばネギそばの名店も消えていたなあ。歳をとるわけだと納得。

街を歩く

行列と無人と

日本に残り少なくなったアップルストア。新機種発売の時などニュースにも出る徹夜行列のメッカだ。そこに、外出自粛期間中なのになぜか行列ができていた。不思議だ。何の入場制限だろうか。

アップルストア向かいにある松屋の入り口には、行列用の足跡マーケが入り口にたくさん描かれていたが、誰も並んではいない。地下の食品売り場は、いつでも肩が触れ合うほどの賑わいだったが、この時期はスイスイ歩けるほどの客の入りで。お目当てのケーキ売り場はプレッシャーを感じることもなくゆっくりと品選びができた。でも、これではお店はもたないなあ。

銀座3丁目から有楽町方面に向かう道も、いつでも人がたくさん歩いていた。サラリーマンらしきスーツを着た人も多かったし、明らかに買い物にきたと思しき女性軍団がのしのしと歩いていたものだ。ランチタイム真っ只中の昼時でこの有様。

自治体首長も国会議員もこの実態を見ていないのは明らかで、まだ自粛が足りないという。まだ外出が多いという。あなたたちは馬鹿なの?と言いたいが、それを理解する能力もないのかもしれない。あーあ、とあきれるしかないなあと、花の銀座で思ったことだ。そもそも不要不急の定義をしっかりしなさいよ、と思うのだが。

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銀座 和光前交差点 正午

銀座の中心といえば、やはりこの和光の前になるのだろう。ちょっと離れた数寄屋橋も銀座のランドマークというべきか。昔の怪獣映画では東京のランドマークが破壊されていたが、数寄屋橋にあった朝日新聞本社は襲われていた記憶がない。和光はよく壊されていたなあ。そのランドマーク周辺が、平日とはいえ人影があまりに少ない。

和光の向かいにあるのが、日本の地価ナンバーワンとして有名な一角で、ここから新橋に向けて様々なブランドがならぶファッションストリートのはずだが、こちらも人影がまばらだった。ちょっと前までは日本人より外国人観光客が多くいるとまで言われていたのだが。

和光の晴海方向の反対側にあるのは三越で、ここが日本のマクドナルド一号店(今はない)の場所だった。銀座の歩行者天国でハンバーガーの立ち食いがニュース映画(映画館で昔は予告編と合わせてニュースをやっていた)で流れていたそうだ。銀座が若者ファッションの発信地だった時代もあったのだなあ。

個人的な感覚ではあるが、札幌の中心部の午後でも、これより人出は多かった。そもそも銀座の平日の人では札幌の日曜より多かったのは間違いない。東京の人口が200万人になったらこんな光景になるのだろう・・。だから、銀座は自粛強制の効果は確かに上がっている。おそらくだが、平日に銀座でぶらぶらしている人は、金と時間を持ち合わせた高齢者が多かったのだろう。若い世代で平日の銀座に出向いてくるのは、大多数が仕事だと思う。その仕事途中と思われるスーツ姿の男女も激減している。銀座でこれだから、日本中の繁華街はそれなりにおとなしくなっているのだなと、妙に寂しい感じがした。車道に車も少ないので、これまた見通しが良く人出が少ない感を強めるのだ。

街を歩く

銀座で愛しの高知ものを買い出しに

銀座有楽町界隈は各県アンテナショップのメッカというか集積地というか。お気に入りの店だけで九州は熊本、鹿児島、博多(福岡県ではないのがすごい)、山形、金沢、茨城、沖縄に北海道などなど。現地に行かなくてもお気に入りの品は手に入るありがたいことだ。その中でもお世話になる回数が多いのが高知。店名が「丸ごと高知」だけに、高知空港の土産物店がそのまま引っ越してきたくらいの充実ぶりがみりょくで、入り口の龍馬さんに挨拶しながらちょっとごちゃごちゃした店内に入る。

お目当ての品は、お世話になっている方が作っている「食べるラー油」で、これぞ酒の肴ナンバーワンだと思っている。これに匹敵するのは北海道産のすじこくらいだ。まあ、個人的感想ですけど。この食べるラー油を冷奴に乗せて食べると。生まれてきてよかったというプチ贅沢感に包まれる。きゅうりの薄切りに乗せてもうまい。一緒に飲むのは辛口の日本酒で、大吟醸とかうるさいことは言わず。

そして、アヒージョ用に買い込んだのが酒盗だ。この辛口酒盗は、匂いがきつめで普段は甘口にしているが、アンチョビーがわりの調味料としては、やはり辛口にしなければ弱いだろう。

高知と言えば忘れてはいけないものがもう一つあり、さつまいものかりんとう、芋けんぴだ。河内市内のスーパーや土産物屋に行けば、それこそ数十種類(大袈裟かな)ものケンピがあふれかえっている。一度に何種類か買って食べ比べるのだが、いつも気に入ったものを忘れてしまう。記憶に残っているのはJR高知駅の土産物売り場で売っていた自家製だったが、あの店は今でもあるのだろうか。このパッケージは初めてみた気がするのでお試しに買ってみた。POPには高知市内では一番普及している製品らしい。知らんかった。

そして、みんな大好きビスケットだ。なぜ高知県でこのミレーのビスケットが有名なのかは、さっぱりわかっていないが、高知に行くたびに買い込んでいた。ちょっとみない間に、何やら怪しげなフレーバーが増えていて、真夜中のニンニク味と、午後のブラックペッパー味の2種を調達。個人的好みで言えば、甘いビスケットとニンニク味のアンバランスが好みだった。子供ウケしそうな味ではないが、濃いめのウイスキー水割りにはぴったりの様な気がする。

ここ一年の自粛騒ぎで銀座に行くのも1年ぶりだった。当然、高知の愛すべき食べ物とも1年間お会いすることがなかったので、これでなんとか欲求解消できた。しかし、今回は大きめのリュックで行くべきだったなあ、とまるで昔の買い出し旅みたいな感想を持ってしまうあたり、現代日本としてはありえない「ダメ環境」になっているのですよ。銀座も高知も同じ様な距離感になってしまった。無念であります。