街を歩く

秩父散策 おまけのおまけ

秩父神社の周辺のお店には、みやのかわ商店街と書かれた看板が店頭に下がっている。このみやのかわ商店街をぐるっと一巡りしてみた。実に面白い看板があり、思わずニヤニヤしてしまう。

「とうふ」と書かれた看板は歴史のありそうな豆腐屋さんだったので、そのものズバリというかわかりやすい。

豆腐屋さんの横にある、大人向けのお店の看板が素晴らしい出来栄えで「しょくどう」だった。たしかに食堂といえば食堂なのだろうなあ。この言葉遣いのセンスは、素敵というしかない。これ以外にも喫茶店や電気工事などのお店もあり、一つ一つ確認するのは楽しいものだった。

そこからちょっと離れた場所にある居酒屋の前で、なんともありがたい説明書きを発見した。なるほどなるほどと感心してしまう。どうやらこのお店では、この6品を食べさせてくれるらしい。ずりあげうどん以外は食べたことがある。秩父名物、完全制覇まであと一息ということがよくわかった。ちなみにわらじカツ丼は三枚載せを注文した経験がある。あまりのボリュームに途中でギブアップしたくなるほどで、完食するまで、死にそうな目にあった。秩父名物はボリューム注意だ。みそポテトは某ハンバーガー店で全国発売して欲しいくらいのうまさだ。

それにしても。秩父は楽しいなあ。

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町歩きの楽しみ 秩父散策のおまけ

なんとも魅力的なパン屋を秩父の街で発見した。

有名な手作りコッペパンという主張に、「知らんぞ」とツッコミを入れたりしないのが大人の嗜みというものだとは思う。おそらく秩父の人には広く知られているのだろう。コッペパンという言葉時代、最近では死語に近いような気もする。わかる人にはわかるで良いのだ。

創業96年は確かにすごい。創業は昭和元年か大正15年か、どちらにしてもそれだけ続くのは老舗のパン屋だろう。日本一うまいコッペパンあるよというところは、客の立場ではなかなか魅力的だが、同業のパン屋からすれば色々と言いたいことはあるだろう。知る限りでも盛岡の某有名パン屋さんとか、横須賀の某老舗パン屋さんとか滋賀の某老舗パン屋さんとか・・・。

コッペパンを注文してみようかと店内を覗いたら残念なことに誰もいない。休憩中かもしれないので失礼した。次回はもう少し早い時間に行ってみよう。

秩父の街はあちこちに古き良き時代の建物が残っているが、こちらはその中でもおすすめの一軒で、電話が局番なしだった時代からあるのだろう。素晴らしいの一言に尽きる。

店内も覗かせていただきたいくらいだが、このステンドグラスの窓がなんとも言えない。立てた頃は実にモダンな建物だったのだろう。店主のセンスの良さが偲ばれる。

秩父の街は歩き回るのに程よい広さで、路地裏歩きも楽しめる。夜に来たらどんな顔を見せてくれるのだろう。

街を歩く

ぶらりと町歩きで

札幌の昔の大繁華街狸小路を歩くと、いつも何がしかの発見はあるのだが、この何十年間か一度も気が付かなかったビヤホールの正面に立つおじさん。こんな像があったかなあ。

この入り口の落ち着いた感じは、歴史を感じるビヤホールとして実にわかりやすい。中も落ち着いた昭和の感じが溢れるお店のはずだが、何やら改装した風でもあり。

これは一度確かめに行かなければとは思ったが、開店前で店内も暗い。やはり黄昏時に再訪するべきなのだろうなあ。しかし、ビールを飲みにいくにはまだちょっと寒さの厳しい季節だ。ひと月くらい後の方が良いか、などと思案中。サッポロクラシック、うまいのだろうなあ。

街を歩く

街角の面白いもの 

こんな時だからこそと言われると、なんとなくわかったような気もするが、実は何を言いたいのだろうと勘ぐってしまう。推測するに、集まって会食をするのはよろしくないので、一人で、かつ短時間で食事を済ませることをお勧めする、というような意味合いのではと。

黙食もわかるし、クイックなお食事も賛成する。時代に合わせた「ものの言い方」はあるものだなと感心したのだが、そういえば立ち食いそば、最近はあまりたべていない。わざわざ食べにいくものではないと思っていたが、このご時世では「今日は立ち食そば食べよう」と決意していく場所になったような気もする。

旅をする

宇都宮駅前のあれこれ

打ち合わせのために宇都宮にいくことになった。何年振りかの宇都宮で、うろ覚えの記憶を手繰り餃子のビーナスを探した。お元気なお姿を拝見し、今日は餃子を食べるかと思った。

ふと気がつくとビーナスの近くに銅像があり、何やら口の周りに金色のものをつけた少年像を見つけ、これは一体なんだと近寄ってみると、マスクだった。寒さ対策で手袋も使用中で・・・。宇都宮の方は優しいのだな。

駅前の広い道路は車の数も少ないように見えたが、その後市内を走るとそれなりに混雑していたので、北関東車社会では駅前に寄り付く必要がないのだろうと改めて思った。

関東と一言でまとめるにはちょっと違いがありすぎる。少なくとも埼玉県北部を含めた車社会では、鉄道は脇役だし、人の流れや便利な場所は、首都圏とは全然異なる異国なのだと感じる。個人的にはこちらの方が住みやすいのではと思うが。ただ、頭の中に車のナビより優秀な道路地図がないと生きていけないかもしれないなあ。

街を歩く

秩父に行こう おまけ

西武秩父駅から御花畑駅に行く途中にある小ぶりなラーメン屋が、いつみても行列ができていて、とても気になっていた。ネットで調べることもサボっていたのだが、その道の方達には相当有名なお店らしい。

今回も西武秩父駅から秩父神社を目指して歩いていると昼前ということもあり、長い行列ができていた。ところが帰り際、午後3時くらいに通りかかると、なんと誰も並んでいない。ひょっとしてと店内を覗くと二組しかいない。営業は4時までなので、ちょうど一息ついたというか客が途絶えた時間だったようだ。これはラッキーとカウンターに席を取った。ただ、その後注文したラーメンが届くまで、あっという間に満席になったので、本当にラッキーなタイミングだっただけだろう。食べ終わり店を出たらまた行列ができていた。

そして、注文したのが定番の珍達そばだ。醤油味のスープで、長ネギと豚肉のあんかけが麺の上に乗っている。一口目はめちゃくちゃ熱い。スープはさっぱりとした薄めの味だが、ネギのあんかけと食べるとハフハフしながら味わうので、これくらいが超と良い感じだ。麺はツルツル細めストレートな感じ。店名の由来に何かある気もするが、今回はわからずじまいだった。これにパクチーを乗せると今風のアジア麺みたいな仕上がりになるだろう。行列に並んでいる人も若い方が多かったようだ。あえて言えば、清湯麺。長く続いた人気店にこんな感じのさっぱり麺が多いようだ。おいしいものをいただきました。

食べ物レポート

B級ならぬザコ級のうまさ

決して貶すわけではないのだが、そして食べるとそれなりに美味いと思うのだが、なんでこんなもの売ることにしたのかという食べ物に時々お目にかかる。そんな、ブランドの力とそぐわないヘンテコなメニューをザコ級と称しているのだが。サイゼリヤは新商品を出す時に相当練り込んで出してくると思っていた。だから、羊の串焼きの時は(うまいし好きだけど)、これってサイゼリヤが出すものなのか、ザコ級ではないかと思った。ところが、なんと空前の大ヒットで売り切れた。だから、自分の目利きなんて当てにならないのだと自嘲していたのだが、またもやサイゼリヤがザコ級を出してきた。イタリヤ風モツ煮込みだそうだ。一般的に持つ煮込みを出すところでは味噌味だから、このサイゼリヤの持つ煮込みは斬新だ・トマトの味付けもうまいと思う。おそらく酒の肴としては正解だろう。ただし、ピザやパスタのサイドアイテムに向いているかというの、決してそうではないと思う。うーん、意図がよくわからない。もっと居酒屋化したいのだろうか。ちょい呑み需要を取り戻したいのだろうか。そもそももつ煮でこのお値段はないだろう、という値付けでもあり、サイゼリヤのメニュと価格期待値の整合性をも離れているような気がする。うまいんだけどね、次回はこれを頼む代わりに小エビのサラダを選ぶような気がする。ただ、メインでハンバーグを食べる前に、辛味チキンとこれでワインをガブ飲みするという展開はありそうだし、個人的には白ワインとフォカッチャの組み合わせは合いそうだ。悩ましいぞ。

はま寿司のサイドメニューが面白いのだが、ここまでやればなんでもありだなと思ったのが、鳥軟骨の唐揚げ。これは好物だし、居酒屋でもメニューにあるとだいたい注文する(個人的には)定番メニューだ。タッチパネルで注文して5分もしないうちに届くクイックメニューで、揚げたて熱々。品質に文句もないし、値段を考えるとコスパは良い。そもそも量が多すぎると食べ切るのに苦労するので、これくらいの量がちょうと良い。となれば文句のつけどころはないのだが・・・。

なんというのだろうか、回転寿司で天ぷらは「アリ」だろう。ジャンル的にも寿司と天ぷらは近しい。鳥の唐揚げやフライドポテトはギリギリ許容範囲内だと思う。ただ、そこから居酒屋的にはみ出るとなんとなく違うぞ感が増す。鳥の唐揚げから鳥軟骨までは、おそらく半歩にも満たない飛び出し方なのだが、これが大きな勘違い的半歩のように感じる。うーん、うまいんだけど、これはザコ級認定するしかないなあという感じだ。回転寿司との親和性で言えば、揚げ出し豆腐とか、エビフライくらいまではOK。イカの天ぷらはありだが、イカフライはないよね。鳥の唐揚げは許せるが、メンチカツはダメだ、などと全く整合性の取れない、個人的な違和感ですので。ただこの軟骨唐揚げにはま寿司特製ポン酢をかけて食べると、食べるのが止まらない美味さなので余計に困る。

初めてガストでラーメン食べた時もこれに似た感じがした。ガストのラーメンはザコ級どころか品質的にダメ出ししたいくらい酷かったので、メニューに残らなかった時は安心したものだ。丼ない大きなブランドになっても、なんていうか勘違い的に、絶望的な商品を出してしまうことはある。それは仕方がないにしても、品質的には問題ないがブランドとの関連、協調としてどうなのといいたくなるのがザコ級の定義(個人的なものです)なので、この手の取り扱いに困る商品は季節限定でお願いしたいなあ。

街を歩く

秩父に行こう その5 街角の風景を拾いまくり

秩父神社の参詣路にある洋館は、これまた典型的な和洋折衷というか、瓦屋根のカーブが美しい。お医者さんのうちだったのだろうけれど、「風と共に去りぬ」に出てきたアメリカ南部の邸宅もこんなふうに見えた。本物はもっと大けれど。ただ、雨樋はついていないような気もする。

秩父駅には売店らしきものがなく、横に土産物屋が併設されているためなのかもしれないが、ちょっと面白いものを発見した。ニュース君、これはすごい。この新聞のラインアップが系列無視というかなんと言えない。3日とスポニチは系列のはずだが。東京新聞の系列スポーツ紙(東京中日スポーツ)は無視して、朝日新聞系の日刊スポーツが入っている。埼玉県では読売新聞のシェアが高いが読売は本誌もスポーツ紙もなし。そして、埼玉新聞という希少新聞がセットされている。なんとも、素晴らしい新聞社選択。いったいどこがこの機械を設置しているのだろう。毎日新聞か?秩父鉄道か? 

秩父駅の駅前は、おそらく商店会の定めなのか。お店の先に丸い看板がかかっている。この風格のある豆腐屋には「とうふ」とかかっている。なんともアートな看板で綺麗なものだと思ってみていたのだが、豆腐屋の横のピンクの看板「ローザ」さんが気になった。このお店の看板はどうなっているのかと探してみたら、「しょくどう」とひらがなで書いてあった。なんとなく、なるほどねえ、と納得した。この丸い看板の制作者かデザイナーか、天才的なセンスを持っているのだ。一度仕事をご一緒したいくらいの感動だった。

街をぶらぶら歩くときの楽しみは、こんな風に「へんなもの」を見つけることにあると思っている。秩父の街は楽しい変なものだらけ(街の人には失礼に聞こえるかもしれないので、わるぎはないのですと謝ってきます)なので、何度でも行きたくなる。

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エールはうまい 新宿で楽しむのが良い 

長野県軽井沢に行くときの楽しみはヨナヨナエールを土産に買って帰ることだった。今ではコンビニでも売っているほど一般的になったが、当時は(何年前だというツッコミは入りません)ビールの種類もよくわからず、なんだか爽やか系なビールだなと思っていたくらいだった。その後、ちょいとお勉強をして、イギリスに行った時には現地で色々と試してみたりした結果、自分はエール好きだと分かった。それでも、アメリカではエールではなくボストンラガーと呼ばれる濃いめのラガーを好んで飲んだが、最近のマイクロブリューワリー解禁以降日本でも美味しい地ビールが飲めるようになったのは実に嬉しい。そうなると、やはりヨナヨナエールを応援するしかないでしょう。

ということなのだが、夜8時以降は当面諦めるしかないので、昼飯の時にちょとだけビールをいただくという作戦で、パワーランチ(少人数)を試みた。新宿のよなよなエールの店は、実に挑戦的な立地で、真横には5回建てのサッポロビール・ライオンの巨大店舗があり、歩いて1−2封のところに、やはりアサヒビールの巨大ビヤホールがある。どうしてこんな場所に出した? 喧嘩したいの? と言いたい場所なのだが、それも心意気というものだと思うことにしよう。

ローストチキンが美味い、ソーセージも美味い、ハムもうまい、どれもビールによくあう。ビールもたくさん種類がある。良い店なのに、ランチタイムはあまりお客さんがいない。このご時世で、打ち合わせをするにはありがたいが、お店にとっては泣きたいくらいの客数だろう。

新宿の街中には人手が戻っている感じもする。高齢者の姿は激減しているが、普通に働く人たちの姿が目立つようになった。まあ、この街の人出をみて都民の覚悟のなさと罵り、高齢者を庇いまくる某都知事の姿は美しいものではないと感じつつ、若い世代の選挙投票率が倍増すれば手のひら返しで若い世代向けの政策で媚を売るんだろうなあ、などと考えていた。どうにもビールがまずくなる悪しき妄想ばかり浮かんでくる、いかんなあ。

酔っ払うほど飲むつもりもないので、冷たいビールをちびちびやりながらポテトを注文した。フィッシュ&チップスの魚抜きかよと突っ込みたくなる包装紙だった。ロンドンに行ってパブに入り飲んだビールは、予想よりも冷たかったがキンキンに冷えていたわけでもない。期待して頼んだフィッシュ&チップスだったが、芋は不味いし、魚は臭いし、実に残念な食べ物だったが、イギリス人の知人に聞けば、その程度の食べ物らしい。日本で提供されるフィッシュ&チップスは、おそらくオーバースペックというか、勝手に日本人的向上志向で必要以上に改善してしまったものなのだ。

ただ公園の屋台で買ったフィッシュ&チップスは、ジャンクな食べ物を予想していたから、ジャンクなものが出てきても問題なしで、その時に新聞紙の包装がチープ感ありありでぴったり合うと思ったことを、エール飲みながらのポテトで思い出した。たかが包装紙でも日本的にアップグレードして内側には耐油コーティングしている。思わず笑ってしまう。
このポテトが朝日新聞とか東京新聞に包まれて出てきたら面白いのになあ。きっと両紙とも、自社の新聞紙でポテトを包むことに反対する、みたいな記事を社会面あたりで書きそうだし、と悪い想像をしながらもう一度笑ってしまった。

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秩父に行こう その4 門前町だな

西武秩父駅から秩父神社に向かう参詣路のレトロな感じは、昭和ロマンというより大正ロマンな感じがする。ただ、時間が止まっているわけではなく、街としての新陳代謝が止まったわけではない。青山の裏通りあたりにありそうなカフェ的なお店を見つけた。いつ開いたのか、この前来た時にはすでにあったのか、など記憶が怪しいのだが、多分最近開いたのだろう(と開き直るしかないのです)

このお店は秩父らしいと言えば、そうなるか。なんと「写経」プレイスと茶店の組み合わせだった。写経は、多分、般若心経だと思うので、小一時間くらいかかるのか。一心に写経をしている時は何も考えないので、心のリフレッシュには良いものだ。最近では、写経キットがダイソーでも売っているくらいだから、休憩を兼ねて気軽にできる場所があるのは素晴らしい。

参道を抜けると秩父神社に辿り着く。思ったよりもこじんまりしている感じがする。武蔵国で言えば四番目の神社格式になるらしい。武蔵国一ノ宮は大宮の氷川神社で(他にまだ一ノ宮があるという不思議さだが)、後から武蔵国に編入された秩父は四番目扱いになったのだろうか。神社の大小を言うのであれば、当然伊勢神宮とか出雲大社は超別格の大規模だし、自宅の近くにあるお稲荷様は小公園程度の規模だが、お参りした時にしっくりくるサイズといえば、この秩父神社くらいではないだろうかと思う。

その参道を抜けて、秩父神社からほど近い、旧街道ぞいにある元・映画館。いまはかいぞうされているが、街の中心に映画館があった時代がまさしく昭和だ。この映画館の前にある喫茶店、通りの並びにある蕎麦屋、などなど周りの店を見ると往時の賑やかさが思い浮かぶ。

映画館の前を通り過ぎて右に曲がれば秩父鉄道秩父駅だ。軽めの鉄分を持っている身として、実は一度も秩父鉄道には載ったことがないのが残念でたまらない。秩父鉄道にのって、長瀞を越えて寄居まで行き、そこで東武線に乗り換え川越に出るという帰り道も選択できることは分かっているのだが・・・。秩父鉄道に乗る時には、かの有名なSL パレオエクスプレス号に乗りたいという野望があるので、なかなかふんぎりがつかないのだ。パレオエクスプレス号は2月から運転再開したみたいだし。

秩父に行く時は、便利さを考えるとついつい車になってしまうのだが、鉄道利用のほうが正解なんだろうなあ。ちなみに、この駅の裏手にある道の駅までは徒歩3分くらいだった。車だとずうっと遠回りするので3分では行けない。渋滞をしていると10分以上かかるかもしれない。ずいぶん遠いと思い込んでいたが。秩父土産を買うには道の駅の方がちょっとだけ品揃えが多いので、今回は良いことを発見したと思う。