
札幌で老舗と言われるラーメン店は随分と消えていった。都心部で生き残っているのは味の三平とこの店くらいだろう。すすきのにあるラーメン横丁はすでに同じ店名であっても代替わり、味がわりしているから論外だ。
このラーメン店では醤油ラーメンが定番だと思うが、この時はなぜか隣の客に釣られて味噌ラーメンにしてしまった。次回は醤油ラーメンで裏を返しておかなければいけないなあ。
この店の味噌ラーメンは昨今流行りのコッテリ系味噌ラーメンとは随分異なる。あえて言えば、インスタント麺の名作「サッポロ一番 味噌ラーメン」の原型とでも言えば良いのだろうか。味噌汁的な優しいスープになっている。トッピングは、これも味噌ラーメンの原型仕様といえる炒めたもやし、めんまなのだが、 ちょっと贅沢にチャー酒が乗っているのが若干の変形モードといところだろうか。昔であればスープを一滴残さず飲み干していたはずだが、流石にこの歳になるとそれは避けてしまう。


札幌狸小路5丁目北側、今でも昔と同じ店構えで営業しているのだが、平日は休むことも多いので、週末に行く方がよいかもしれない。札幌で昭和のラーメンが食べたければこの店になるか。
インバウンド客に嗅ぎつけられた店は、微妙に商品もサイドアイテムも変化してしまうので避けたいのだが、外国人があまり来ない店を見つけるのが難しい時代になった。すすきの日本店のある宝龍や旭川味噌ラーメンのよしのなどは今や外国人専門店かと言いたくなる。(だから盛況でもあるが)
札幌でも郊外に行けばまだ老舗が残っているようだが、都心部では貴重な生き残りなのでぜひお試しください。
ちなみに、味の三平は体感的に8割くらいが観光客なので、混みすぎているから地元民が少ないのかもしれないが名店です。