街を歩く

居酒屋のおにぎり

居酒屋に行って、締めのおにぎりなどほとんど頼んだことがないのだが、3年ほど前にある本の影響を受けて、炭水化物で酒を飲むということに凝っていた。
酒のつまみとして、チャーハン、焼きそばを頼むというもので、これは腹が膨れて酒が飲めないではないかと、酒飲みの思い込みでバカにしていたのだが……………

やってみると意外といける。流石に白飯で酒を飲むのは難しい気もするが、焼肉屋でビールを飲む時は白飯が必ずテーブルに乗っているのを思い出した。牛丼でビールを飲むのはしんどいが、カツカレーであればいけそうな気がする。勝つとルーを楽しんだ後、残ったカレールーと白飯で占める感じが良さげに思える。

そんなことを思っていた時期、古い友人と居酒屋に行ったら、まだ締めの時間には到底届いてないタイミングで、いきなりおにぎりを人数分注文したので、おやまあ、と呆れていた。彼は酒を飲む時にあまり物を食べないタイプだったので、余計に驚いた。
おにぎりの研究でも始めたのかと思って尋ねたら、普通に食べたくなっただけだという答えが返ってきた。

結局、付き合っておにぎりを食べ、そのあとものみつづけたが、なぜか翌日の体調が良い。どうやら酒を飲む途中で炭水化物を適度に摂るのが良いみたいなのだ。カロリー接収を考えると決してお勧めできない手法だが、それであれば最初から酒など飲まない方が良い。何事にも次善の策というものはある物だ。

このおにぎりを焼きそばや炒飯に置き換えて実践してみたのだが、確かにうまい。ただし、翌日の体調は良いのだが体重は確実に増える。困った飲み方なのだ。

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