街を歩く

帯広のイチオシ

7月も終わりで、連日暑い日が続いていると、不思議とカレーが食べたくなる。

帯広というのは面白い街だった。今では街中はすっかり寂れてしまい、あれほどたくさんあった飲屋街の店もだいぶ閉まっている。それでも雑居ビルの奥にはすごい店があったりもする。
個人的な体験でしかないが、全国あちこちにある飲み屋街でスナックという携帯の店に連れて行ってモラことが多かった。カウンターの中には女性従業員(大体が店主であり)と飲み物を作る男性従業員がいる。カウンターの外にはテーブル席が数卓あるような店だ。
大都会ではすっかり減ってしまった業態だが(最近ではガールズバーなどという新業態にかわられてしまったか)、地方都市ではまだまだ多い。
そんな店で、なぜこんな美人な従業員がいるのだと驚いたのが、ここ帯広と中標津町、そして兵庫県相生市にあるスナックだった。この三方以外は、いわば大量生産型の美形が多い。美形というより愛嬌を売り物にする従業員の方が人気があったりもする。不思議なことに大都会では、美しさに驚かされることはない。おそらくお店のお値段にあわせて従業員のお給料が決まるので、超絶美形は場末のスナック(言い過ぎかも)ではなく、銀座や北の新地の超超高級店に行ってしまうからだろう。
そんなびっくりスナック体験のある帯広だが、一番のお気に入りはカレーだ。かの有名な豚丼もうまいが、自分にとっては帯広で食べるべきオンリーワンといえば、インデアンのカレーだ。ありがたいことに駅前の繁華街の中にも一軒あるので、帯広での一夜はカレーで始めるか、カレーで締めるかの二択になる。

うまいというしかない 味の説明は……………無理だなあ

活などのトッピングも豊富にあるが、気分的にはプレーンなカレーを選ぶことが多い。ご飯は多めなので、間違っても大盛りなど頼んではいけない。
帯広周辺と釧路にしか店はないのだが、個人的にはお江戸のどこかに出店してもらえないものかといつも思っている。いや、せめて札幌でもいい。千歳空港では最近スープカレーが長蛇の列になっているが、インデアンのカレーであればそれを越せるのではないか。

自分の中で帯広は美人がいる街であり、カレーがうまい街だ。ただ、最近ちょっと気になっているのは中華チラシで、これも隠れ名品の一つなのだが、やはりカレーには敵わないか。

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