街を歩く

鮨を食うなら回らない回転寿司で

北見発祥の回転寿司チェーンで、札幌生まれでハニが札幌育ちの強豪であります

普段であれば絶対にしないことだが、平日夜の回転寿司屋に行った。イベント後の打ち上げディナーみたいなものだった。予約もしないで行き当たりばったりで入店したので40分ほど待たされた。
四人で好き勝手に注文して一人3000円くらいだから、鮨屋としてはお安い。ちなみに札幌の「寿司屋」でも皿が回転レーンに乗っていることはほとんどなくなった。今では事故防止という側面もあるのだろうが、立居パネルで注文して握りたてが出てくるというスタイルで確定したようだ。
昔あった回転レーンと高速レーンの使い分けも無くなっていた。握り手を増やして提供速度を増やすというのが現実的なライオウなのだろう。ただし、ネタによって分業制が敷かれているらしく、目の前の職人?が握るのはマグロ・ヒラメ的なネタ限定らしい。年商数億円を叩き出す繁盛店では、ある種の徹底した合理化が進んでいて後発の競合店には真似のできない高みに進化しているのだと思う。機械化による省人化がコスト削減には役立つが、売り上げ増強には不向きのようだ。

北海道の回転寿司屋ではたいていが自家製シメサバを使っている。締め加減が柔らかいのが特徴だ。これを食べると全国チェーンの店に行く気をなくするのは間違いない。ただ残念なことにすでにシメサバはマグロを超える高級ネタになっていて、コスパという観点では最良とはいえない。が、美味いものは美味いので、必ず注文する。

7月になると蝦夷鮑の季節になる。なので鮑を注文してみたが、どうもこれは輸入物の鮑らしい。それでも値段を考えレバ文句は言えない。鮑一皿500円だったと思う。最高価格のウニであれば800円ほどになるが、ウニは地元の小樽産なので輸入の冷凍物とは雲泥の差になる。
去年は高級ネタになっていたマイカだが今年は豊漁なので価格がこなれたものになっていた。佐渡島では普通ネタになっていた時もののマグロだが、どうやら小樽起きでもマグロが上がっていらしく、マグロ赤身は普通のお値段になっていた。

札幌にも名店と呼ばれる予約の取れない鮨屋は多いが、実は回らない回転寿司のレベルが高過ぎて、鮨をたっぷり食べたいのであれば立ちの寿司屋には行かないという。まあ、それも理解できる水準の高さだ、と言ってえ40分も待たされるのはどうしたら良いのもか。

ちなみに一人で行けば、待ち時間は半分くらいになるらしい。回転しない寿司は一人で食べに行くに限るということか。

日本で回転寿司の質が高いと言われているのは札幌、余山、金沢だが全て回った結果として言えば、コスパ抜群は札幌でトリトンかなごやか亭の二択になる。金沢と富山は高級品を安く食べ雨rのであればお得だが普通ネタであれば無難な価格設定だ。
日本は国のほとんどが海に囲まれた国なのに、意外と鮨屋が目立たない地域も多い。瀬戸内海沿いは鮨を食べるよりそのまま魚を食べる感じだし、日本海側は魚種が限られるからだろう。四国・九州でも鮨屋が影が薄い。我が期待の星だった沖縄は、高級寿司店の売り物が築地直送(今なら豊洲直送か)ネタなのだから始末に追えない。現地の知人によると沖縄の地魚は大味で刺身には向かないそうだ。

鮨、雑感であります。

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