街を歩く

ススキノの看板の世代交代

すすきのランドマークビルの壁面看板は時代の流れを映し出す鏡のような物だと思う。自分の写真ファイルをしっかりと探せば30年分くらいの変遷を確認できるような気がするが、それは新聞社にでも任せておけば良いか。
とりあえずみてみるとわかるが、ナショナルブランドの看板はここには映っていないニッカ牛スキーくらいのもので、あとは北海道基盤の企業やブランドの看板が多い。まあ、それも当然なのだ。ススキノは依然として夜の街であり、夜の街に集まる物を対象としての看板だからだ。
そしてこのビルの隣にあるのがかの有名なすすきの交番で、この交番の3回に連れて行かれると人生は終わりだと、高校生の頃に聞かされた。まあ、都市伝説の類ではあるが、ウブな高校生はそれを魔に受け都市伝説の拡大流布に努めたのであります。
その血染めの我部がある(と噂されていた)すすきの交番もすっかりリニューアルされおしゃれな外観いなっている。小洒落たスナックビルと言われも信じそうなくらいだが。あくまでも治安を守るすすきのの拠点であるのだから間違って入ろうとしてはいけない。

お隣のビルも看板が激麺全体を覆っているが、こちらはもう少しローカル色が強い。いまですっかり弱体化したが、北海道では一番人気のサッポロビールと道内ナンバーワンコンビニチェーンセイコーマート、そしてなぜかサラ金の看板が復活している。どうやらサラ金業界も過払金ショックからようやく回復して、またビジネスの再構築を狙っているらしい。
離婚率と借金率が全国で屈指の高さを誇る北海道だけに(それ以外にも女性の喫煙率とかあれこれ面倒な数字が高い)、全国展開するサラ金チェーンが有用視するマーケットなのだろう。
今日の飲み代をちょっと前借り的な利用促進を図っているとも思える。困った物だなあ。

昔はコカコーリの看板はないがペプシコーラの看板がああった。70年代後半のディスコブームではディスコの店名が一番大きかった。平成時代は観光客向けの飲食店のかんばんも多かった。まさに時代を反映する鏡のような物だ。

北海道の次代ヒーローは出現するか?という疑問に答えが出るのは5年度か10年後か? それを見届けることはないだろうと思うが。

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