街を歩く

河原キャンプ場

流れは静かでほとんど水たまり?

埼玉県中西部、秩父山系の東側は関東平野の端に当たる。鎌倉時代にはあれこれ騒動の中心だった比企氏の拠点であったあたりだ。今でも比企の名は地名に残っているそこの河原にキャンプ場がある。
最近のキャンプ場は管理人がいて、あれこれ施設の面倒を見ているのが一般的だが、ここは公共の河原の一部を、キャンプ・デイキャンプができる場所として開放している。水道とトイレは設置されている。薪も売っている。ドリンクとアイスクリームの自動販売機が置いてある。以上……………という極めてシンプルな施設だ。駐車場代金、1000円を払えばどこでも自由に使って良いということで、ある意味理想的なキャンプ場だと思う。
サイトは限定されていないので、早い者勝ちというのがちょっと厳しいが、それも早起きしていけば良いだけのこと。
河原は広くて、川の流れは実に静かなものだから、小さい子供が遊ぶには良い場所だろう。この流れ?で水難に遭うのはなかなか難しい気もする。

河原上には原っぱ(昔懐かしい言葉だ)がある。ただし、芝生ではない。小石がゴロゴロしているところに野草が生えているだけだ。だが、この広さが素晴らしい。何もない平面で好き勝手にテントを貼り、思い思いの楽しみ方をする。それこそがキャンプの楽しみだろう。
問題は全くと言って良いほど日陰がないので、夏になれば日除を準備しないと、間違いなく日干しになってしまう。

ティピーは見た目がオシャレ かっこいいー

行ったのが平日ということもあり子連れのファミリー客は一組だけだった。大方の客はオヤジのソロキャンプという、どうにも地味な展開だったが、パラパラと若いカップルもいた。
最近のテントの流行は変わってきている。昔懐かしのドーム型テントが廃れてしまい、ワンポールのティピータイプ(ネイティブアメリカン的なとんがり型のテント)が多くなっているようだ。
一人用の小型ティピーも多く見かける。ティピーは慣れれば設営も早いので、そこが人気なのかもしれない。

キャンプ場で原チャリ見たのは初めてだ

最近、目立つなあと思っているのが女性のソロキャンプだ。今回はソロキャンプが集まってグループキャンプをしているのを初めて見かけた。どうも話し声を聞くと女性中心のグループらしい。おお、それはまさに「ゆるキャン」の世界ではないか、と驚いていたが、トイレに行く途中で原チャリを見つけてもっと驚いた。原チャリで運べる程度に荷物をまとめてキャンプするというのは、相当な熟練キャンパーだが、これぞまさにリアル・凛ちゃんだ。ちょっと憧れてしまうぞ。

このフリーなキャンプ場で、フリーにキャンプを楽しむ人たちを見て、いやあ、良い休日を楽しませていただきました。

家に帰ってから、原チャリでキャンプできるかギア・チェックをしてみたが、うーん、相当にスリム化しないと難しいなあ。手元にあるものだけなんとかなるかと思ったが、寝袋だけは新調しなければ難しそうだ。まあ、その前に原チャリを調達しなければ…………原チャリキャンパーにはなれないか。

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