街を歩く

佐渡に行ってきた

フェリー乗船口で改札ゲートがある

新潟から佐渡島に渡るには飛行機かフェリーになる。高速のジェットフォイルというやつもあるが、あれは旅情に欠ける。時間を惜しむビジネス仕様の移動手段なので、やはり3時間弱の船旅がよろしいと思う。
フェリー乗り場は最新式の改札になっていて、乗船券にあるQRコードをピッとして手続きする。乗船待ちの行列が実にスムーズに進んでいく。良いことだ。

船に乗ってデッキに出たら面白い標識があった。なんとこのフェリーは国道上を走っているらしい。というか、この船が国道らしいのだ。移動する国道というのは、なんとも凄まじい。

新潟港から出発して1時間ほど、周りには海しか見えなくなったあたりまで、カモメが船についてきていた。どうやら乗客がカモメに餌を投げるので、それに釣られて飛んでいるのだ。空を飛ぶからいいようなものの、カモメも呑気というか執着心が強いというのか。フェリーもそれなりの高速で移動しているはずだが、それについてくるのでほとんど空中で静止しているように見える。


空で止まっているカモメとは、ちょっとみたことがない光景だった。しばらくカモメの飛ぶ姿を見ていたが、時おり何かが落ちてくる。鴎は飛びながらドロップするのか、器用なものだな。
人間であれば歩きがら〇〇〇をドロップするとあれこれ面倒くさいことになりそうだが、カモメは空中ドロップが自由自在だった。

自由なカモメと思ったら、頭の中に浮かんで啓太フレーズが「かもめのジョナサン」、往年のベストセラーだが、ドロップの自由についての記載はなかったような気がする。

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