
すき家の牛丼が大好物というわけではないが、旅先ではすき家か松屋を使うことが多い。地方都市の中心部では、吉野家が圧倒的に少ないせいもあるが、どうも松屋やすき家の店の方が広くて居心地が良いということもある。
東京都心部では吉野家が圧倒的に多いが、古くて狭い店がほとんどで、牛丼の価格差もほとんどないとなると吉野家にこだわる意味もない。
外食批評のエキスパートに言わせると、吉野家は牛丼大手3社の中で一段上の味だというのだが、個人的にはブランド全体の味というより、個店での味の変化のほうが目立つ業態だと思う。
ブランド差などあってなきが如しではないか。
吉野家を延々と一年以上毎日食べ続けた経験があるが、同じ店であっても朝・昼:晩で牛丼の味が変わる。夜は午後8時前後で大きく変わる。仕込みのタイミングと経過時間により牛肉と玉ねぎの味の染み込み具合がかなり大きく変わるからだ。
高速回転する繁盛店では(例えば有楽町駅前)いつでも新鮮?なので、つまり連続して作り続けているので味が一定になるらしいが、田舎の郊外店では時間帯によって同じ商品かと思うほどに味が変わる。、ああ。個人的な意見です。
都心部にある松屋やすき家は、おそらく牛丼以外のメニューが多いため、牛丼の出方が少なめになり、逆に味が安定するのではないかと疑っている。いつでも長い時間煮込まれたものになってしまっているという疑惑だ。(これも個人的意見です)
だから、いつ食べても同じ味の気がする。
さて、そのすき家だが、どうやら都心部の店で丼を廃止したらしい。チケットを券売機で買いカウンターで頼むシステムなので、これはもはや洋風ファストフードと同じではないかと思う。吉野家的なコの時のカウンターで食べるスタイルはもはや時代遅れらしい。それは良い。
が、イートインでもテイクアウト容器に入れて提供するとは。
想像するに、メニューの多角化と人手不足対応、皿洗いの手間と食器破損による経費削減などあれこれ勘案して、丼とコップを廃止したのだと理解できる。
松屋も独特の厨房一体型カウンターでのスタイルは諦めたようだし、高速回転至上主義の吉野家ですら、カウンタでの注文するセルフサービススタイルに転向しているのだから、どのブランドでも丼廃止は時間の問題だったのだ。
券売機で注文する時に、プラスチック容器に入った牛丼の写真が出てきたので、これはテイクアウトと間違ったかと何度もやり直してしまったが、なんのことはない、どんぶりに入った牛丼はもはやメニューに存在しないのだ。

和風ファストフードと洋風ファストフードの境目は、「どんぶり」「皿」があるかどうかだったのだなと改めて気がついた。隙を見て松屋も見に行ってみなければなあ。おそらく東京都心部繁華街の店では「プラスチック容器入り」牛丼に変わっていることだろう。
なんだかなあ。まあ、でもバーガーセットが1000円を超え、フライドチキンもポテトつきセットで1000円の時代に、牛丼は500円で間に合うのだから多少提供方法が変化はしても、金のない若者の味方であり、金のない高齢者の味方でもある? のか……………なあ。