街を歩く

新潟古町通をブラブラ歩き

新潟の古町通は江戸期から続く繁華街なのだろうと思うが、五番町から九番町まで続く商店街で、五番六番七番町は屋根付きのアーケードになっている。七番町がいわゆる目抜き通りの交差点で、銀座で言えば三丁目三越前みたいな場所にあたるのだろう。そのアーケード内を含めてぶらぶら歩きながら、写真を撮ってみた。
平日月曜の昼下がり、休業の店も多いが昨今のワークライフバランス対応や人手不足対策で月曜や水曜休日とする店は当たり前になった。年中無休・24時間営業が当たり前だった昭和の時代は遠い過去のものだ。
ただ、この店は、ぜひ覗いてみたかった。残念だ。

これもまた街並みの風景の一つかあ

八番町に入ると屋根がなくなる。そして、飲み屋を中心とした飲食店がほとんどになるのだが、確か数年前に来た時にはラブホのモーニングサービスみたいな看板があったので驚いたものだ。が、今回はコスプレ飲み屋?が出現していた。何年か経つと流行が変わるのはわかるが、このしっとりとした街でも、あれこれ現代的な変化が起きているのかと、そちらの方に驚いた。
ただこのコスプレの定義が気になる。コスプレとは一般的にアニメキャラをモデルにしたものが主流だと思うのだが、それとは微妙に異なる少しエロスな匂いを漂わせる催しなのではないか。看板を前にあれこれ妄想してしまう。実際に確かめてみる気はないが、勝手にあれこれ考えてみる気にさせる、変な看板だった。

まるでお寺の門前の看板みたいだなと思ったが、今回初めて気がついた。少し中に入ってみると、そこは昔の料亭とか割烹旅館だったような古い建物があった。

お江戸でもお城周りのどこかにはまだ存在していそうな古い建物だが、ここではどんな密約が結ばれていたのか。これまた妄想を掻き立てる怪しい建築物だった。ここに来るには黒塗りのリムジンにたいば車でなければいけない気がする。

シンプルだが人を惹きつけるデザイン

古町通にあるお店のファサードはどれもこれもシックなもので、よくある駅前繁華街のけばけばしさはかけらもない。おそらく予約をしなければ入れない類の良いお店ばかりなのだろう。通り沿いの景観規制などしなくても、そこに出店するものたちが美意識を共有すれば、自ずから街や通りは綺麗になっていくのだが。
昭和の時代に日本が失った自己規制は、平成を過ぎても回復することがない。令和の時代、そして21世紀生まれの世代が持つ新しい美意識や社会規範が、昭和や平成を真似たりしないことを心から願う。

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