街を歩く

チェアリング

10月に入って良く晴れた週末に、ふらりとリュックを背負い近くの公園まで散歩をした。リュックの中にはテーブルと椅子を入れ、通りがかりのスーパーで昼飯を買い込んだ。デイキャンプよりもっとお手軽な徒歩でいくチェアリング。

要するに日向ぼっこをしながら飯を食うというお手軽アウトドアだ。チェアリングにお作法があるのかどうか、おそらく小型のガスバーナーでも持って行ってお湯を沸かし。コーヒーをドリップする優雅なティータイムみたいなものではないかと思うのだが、コチラは不良アウトドア派なので、干し鱈にカップ酒でスタートする。

周りは小さな子供を連れたヤングファミリーだらけで、公園の利用価値はこういうことにあるのだろうと思わせる光景だった。ちなみに、この日は市民有志によるライブ演奏が屋外ステージで行われる予定で、リハーサルがもろに流れてくるのは良いが、演目がシカゴの午前2時に24・5分前という懐メロ。その後はドがつきそうなソウルミュージックだったから、プレイヤーは70代のシニア・ロッカーらしい。
同じ場所を何度もとちるのでリハーサルが終わらないのはご愛嬌というところか。

星タラを一本しゃぶるのに10分近くかかる。空腹な時には良いかもしれないが、歯が相当に丈夫でないと食べられるものでは無い。本来、炙って焼いて食べるものなのだ。

のんびりとした昼飯になった。次に来るときはもう少し寒くなっているはずだから、温かいコーヒーと温かい飲み物、つまり熱燗を用意しなければな。

この日は半袖でも汗をかく様な温かい?日だったから、良く冷えたビールの方が良かったなあ。

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Japan Limited

新宿歌舞伎町で久しぶりにマックに入って、バーガーを買おうとしたら、何やら面白いものが入り口に置いてあった。
最近急増している外国人観光客向けらしい。サムライマックは日本限定品だったのか。とか、炙り醤油はローステッドソイソースなのねとか。何よりびっくりしたのが、照り焼きバーガーは、ポークだったのか?
最近はずいぶんお値段が高い感じがするマックのバーガーだが、円安のせいで外国人観光客には常時3割引みたいな値付けに見えるだろう。本国ではすでに〇〇セットが10ドル近いらしいから、感覚的には半額か。
アメリカではファストフードで働くと最低時給が15ドルくらいになっているらしい。とすると、日本の時給と比べて倍になる計算だから、マックのバーガーが半額でもおかしくない。
この感覚は、バブルの時期に仕事で行き来していた東南アジア諸国で、ビッグマックの値段を比べて、各国の物価水準を推定していたことがある。確か、アメリカの経済コンサルタントが編み出したBig Mac指数と言うような名前だったと思う。
ビッグマックの値段を比較するという、ある意味で世界指標なので、それぞれの国の物価状態がなるほどと納得できる、腹落ちがしやすい比較だった。また、ビッグマックを一つ買うには何時間働かなければならないか、と言う計算も同時に行なっていた。今の日本の時給水準で行くと、20分程度働くとビッグマックが買える。アメリカだと10-15分くらいだろうか。

世界3位の経済大国などと威張る某政党の某政治屋たち(平均年齢70歳前後、バブル期経験済み層)、特に広島出身者である某政党筆頭の政治屋さんは、このビッグマック指数をよく解読して、すでにこの国が先進国から没落していることを理解すべきだなと思うのだが。
街角で発見した一枚のメニューが、いささか心に沁みる。

間抜けな政治屋が、Japan Limitedになってもらうと困るのだけどね。

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混乱と錯迷と落着

素直に漢字を追っていて感じた違和感なのだが、冷凍の生餃子って何? だった。
少なくとも冷凍餃子はわかる。生餃子もあちこちで売っているから、餃子に冷凍と生の2種類があると理解していた。近くにある、ぎょうざの満州でも生(チルド)と冷凍のどちらも販売している。

ところが、この文字には「冷凍・生」とは書かれていない。誤植かと思うしかないなと判断して、ちゅうもんしたものをたべていてハタと気がついた。
おそらくこの店ではテイクアウト用に「生餃子」(未調理)と「焼き餃子(調理済み)」があり、そのどちらも冷凍状態で販売しているのではないか。
つまり、これはまだ火通ししていない、加熱していない「生餃子」を冷凍したものという意味なのだ。これ以外に「冷凍焼き餃子」があり、レンジで解凍してすぐ食べられます的商品が存在するのだろうと。

袋に入った餃子は、確かに調理前の生状態に見える。しかし、こういう誤解というか混乱を招く表現はどうしたものかなあ。まあ、テイクアウト用みたいだし、冷凍餃子に関してあまり気にする人もいないような気がする。我がホームタウンにある餃子チェーン「みよしの」では、焼きたての餃子を大量にテイクアウトする客も多いから、「生」と「焼きたて」は、明らかに明確な差がある。当然、「生」の冷凍と「焼き済み」の冷凍が存在してもおかしくない。
しかし、これはそれとはちょっと違うかなあ……………

埼玉県の誇る大うどんチェーンだけに、言葉の揺らぎはもう少し検討していただければ幸いです。

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工事をしていない新宿駅

昔は自動販売機が置いてあった場所

お江戸に出てきて随分と経つが、その間一度も工事が途切れていなかったように記憶している新宿駅。ホームの改良であったり、連絡通路の付け替えであったり、改札口の移動だったり、工事内容はあれこれあるが、ともかくいつでも工事囲いが目に入る駅だった。
同様に工事が終わらないので有名な横浜駅に最近は行っていないが、まだ工事は続いているのだろうか。
新宿駅も駅内部の工事が終了したとは言え、現在は駅に隣接する小田急百貨店の建て替え工事(解体工事)が始まっているから、駅に接続する通路部分は工事の防護壁で囲われている。
新宿駅の工事中は照明が暫定的に設置されていることも多く、駅全体が薄暗い印象であった。今では駅の中が明るく広々としていて新しい。

東西の連絡通路もすっかり変わって、美術館にある回廊のような雰囲気になった。これが街の新陳代謝ということだろう。戦争や地震のような大衝撃で街が変わるのは勘弁して欲しいが、こうして街がゆっくりと変わっていくのは楽しいものだ。
新宿駅西口の駅ビルが高層化するのは5年くらいかかるらしいが、その先も街は変わり続けるのだろう。最後まで残るのは西口線路脇の「例の」横丁だけかもしれない。

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濁り酒とイカメンチ

昔は甘いからと言って嫌っていた濁り酒だが、最近は妙に気に入っている。濁り酒を置いている居酒屋はあまり多くないので、メニューに濁り酒を見つけるとついつい注文してしまう。濁り酒は悪酔いすると、若い頃先輩に忠告されてそれを信じていたが、どうやら騙されていたらしい。
飲み口が甘いからついつい飲みすぎるというのが、悪酔いするという根拠ではないか。普通の日本酒と基本的に発酵の工程は同じはずで、最後の濾過工程の有無が清酒との違いだろう。だとすれば、アルコール度数が高い(清酒は水で調整する、薄める)こと以外に、おかしな成分が入っているとも考えにくい。
夏であれば「本直し」、焼酎のみりん割りを冷やして飲むのも良いが、よく冷えた濁り酒をちびちび飲む方が好みだ。プチプチする炭酸抜きで「冷たくて甘い酒」をたのしむのが、オヤジの嗜みだろう。

甘い酒のつまみは、熱々でジュワッとした揚げ物が似合うと思う。津軽地方のソウルフード、イガメンチは、実に好ましい。イカのゲソとキャベツが具になっただけの餃子みたいな食べ物だが、手作りコロッケに匹敵する揚げ物系「酒の肴」の王者だ。
鶏の唐揚げがビールとの相性抜群なように、イガメンチは日本酒に合う。(個人的な見解です)
ところが、この津軽の郷土料理を食べられるところは実に少ない。これが食べたいがために一年に一度弘前詣をするくらいの好物だが、お江戸でイガメンチを見かけたことがない。ちなみに、青函海峡文化圏である北海道南部でもこの料理はおめにかかったことがない。
ただ、それに似たものがチェーン居酒屋のつまみにあるのを発見して、最近はよくお世話になっている。おそらくこれはイガメンチではなく、そのインスパイア系アレンジなのだ。だから、名前も「いか」メンチだし。
文句を言っているわけではない。存在自体がありがたい。ぜひ定番として継続して欲しい。できればスーパーの惣菜コーナーで販売されるほど一般化して欲しい食べ物なのだ。

イカメンチを食べて、もう少しつまみをと思い頼んだのが「もつ煮込み」だったが、味はまずまず。ただ、量がね………
これはお通しですと言われると、なるほどねと納得するくらいの量だった。よく行く焼き鳥屋で出てくるもつ煮込みは、これはご飯のおかずです、もつ煮込み定食ですと言われても通じる大盛りのことが多い。一人で食べ切ると、焼き鳥が注文できないくらいの量だ。
それと比べると、都会的というかお上品というか、いや、あえて言ってしまおう。これではぼったくりだろう、と。
入れ物と比べて見るとわかる。よくトンカツ屋で出てくる、一人前のゴマをする超小型すり鉢だ。スプーンもティースプーンだから大きさの比較はしやすい。
確かにこの店はオヤジの一人飲み客が多い。だから、腹がいっぱいになる程の量でもつ煮込みが出てきても困る客が多いかもしれない。量は少ないとしても、お値段は安いのだから仕方がないのか。このあたりは個人それぞれの感じ方なので………

まあ、チャチャっと飲んでさっさと帰るには都合が良いのであります。

ソロキャンあれこれ, 街を歩く

キャンプ飯 ニラ玉の作り方

キャンプ飯は単純なものほど美味いと思う。料理の技術より、最低限の手間暇で仕上げるいい加減さ。そして、出来立てを一気に喰らう熱さが美味さの原因だろう。だから、カレーのように下ごしらえの多い料理は、キャンプで作ることはない。ダッチオーブンを使っても、煮込み料理より蒸し焼きで丸まるの鳥一羽みたいな方が良さそうに思う。
今回はニラたまにコンビーフ缶を追加したアレンジで挑戦してみた。ちなみに、フライパンの大きさから、使用した卵は2個だったが、家庭用の大きなフライパンが使えれば卵は3、4個使ってみたい。

まずコンビーフとニラを適当に炒めた後、フライパンに卵一つ目を投入する。溶き卵にするのも面倒なので、直に卵を入れて目玉焼き状態にする。

その卵をフライパンの中で一気に潰しスクランブルエッグ状態に移行。この時はスピード優先で卵をかき混ぜる。

そのスクランブルエッグの上にニラ・コンビーフを移動して、空いたスペースに2個目の卵を投入。同じくスクランブルエッグ作業を開始する。卵は半熟になった程度の火加減で、最初に焼いた卵を裏返しにして合体させる。

合体後は、フライパンをゆすり形を整える。キャンプ飯でも見た目は大事だと思うので、それなりに努力はする。卵が半熟でゆるゆる状態だから、意外と簡単に形は整ってしまう。火通りを均等にするべく、二、三度卵全体を裏返す。

残念ながら、映え要素は低すぎるが………

軽く焦げ目がついたら完成とした。ニラとコンビーフが予想以上に多いせいか、なんとなくぼってりとした仕上がりに見える。コンビーフから出る塩味を期待して、あえて味付けなしにしてみた。

これがモデルにした、焼き鳥日高屋のニラ玉

頭の中にあったモデルは、焼き鳥屋で食べたニラ玉だが、やはりプロの手にかかるとルックスが違う。食べてみて気がついたが、出汁(うまみ調味料)とみりん少々(甘さの調整)は使った方が良かった。
まあ、それでも酎ハイを飲みながら食べる酒のつまみとしては及第点だろう。卵は1日1個までとかいう健康標語を昔聞いたような気がする。ただ、一個では寂しすぎる。ドカンと食べる卵焼きは美味いものだし、狂乱の卵値上がりも落ち着いてきているから、キャンプでは(キャンプでも?)好きなものを好きなだけポリシーを貫いて、大いにニラ玉を楽しみたい。
今回は持って行くのを忘れてしまったが、甘めのソース(おこのみ焼き用)がおすすめで、甘めの九州醤油に鰹節たっぷりかけるのも美味い。味変としては海苔を多めに散らすのも好みだ。
キャンプ飯は、気合いで旨くなる。と実感しております。

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時代の終わり感がする

自宅近くにあるサンダルで行けるパルコが閉店する。すでに開店から40年が経過して、耐震補強工事の投資に耐えられないそうだ。すでに西武セゾングループから離れたパルコは某百貨店グループの傘下にあり、全国あちこちで閉店が続いている。
自宅のある街は西武グループの本拠地であり、駅前には西武百貨店、隣駅には最大規模の西友、そしてパルコを展開する巨大な商業集積地であり企業城下町だった。
おまけにライオンズ球場もある。西武グループが健在であれば、今頃はサッカースタジアムまで建設されていたのではないか。(多分、大宮からのチーム移動になったとおもっている)

見た目には老朽化したような気配は全くない。低層型2棟の複合ビル施設なので、5階建と今時の商業ビルではめずらしく高さがない。エスカレーターと2棟の連絡通路で行き来すれば、動き回りやすい。
流石に古いこともありバリアフリー対応(ドアの開閉など)は修正が必要なだと思うが、それでもまだまだ現役でいけそうな気がする。駐車場の不足が最大の課題だろう。

アトリウムで繋がれた2棟の施設 左がパルコ 右がレッツと名付けられているのが大店法の名残だ

地元ではパルコ閉店後の商業施設をどうするかで、パルコ継続の請願もあるようだが、関西系の百貨店グループでは、そんな緩い対応はしないだろう。西武百貨店売却で多少世間の注目を集めているIYグループほど問題化しているわけでもない。駅前にあった百貨店もすでにショッピングモールに変容している。
ダイエー対西武セゾンの大激突地であった面影はすでにない。そもそもダイエー自体がほぼ消滅しているし、西武流通系は切り売りされて西武DNAのかけらも残っていない。(ファミマ、西友、西武百貨店、パルコ、カーサーすでに全部売却済みだ)

来年2月に閉まるので、あれこれとバイバイ・イベントが行われるらしい。先週には、町内会の秋祭りでその第一弾が始まったようだ。ありがとうで送られる施設は本望をまっとうしたと言えるのだろうか。西武セゾングループの怨念みたいなものも感じてしまうが。
ライオンズが優勝すると町中でお祝いがはじまり、お祭り騒ぎだったのは、昭和の終わりの頃だった。とりあえずパルコの中にあった書店がなくなると、かなり不便なことになると思っていたが、パルコ向かいにあった某T系書店の閉店後に新しく書店が開店してホッとした。これも街の新陳代謝だと思うが、何やらちょっと寂しいぞ。

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熱海駅の風景と学び

熱海の駅の降りたのは十年ぶりくらいだろうか。ただ、熱海に遊びに来たことはない。いつも会社の用事で来ていた。温泉街のそぞろ歩きみたいな体験は一度もない。たまたま、時間がちょっとあったので、熱海駅前を観光客のふりをして歩き回ってみた。
予想していた外国人観光客は思いのほか少ない。温泉が目当てであれば、山の中にある秘境温泉みたいなところの方が、外国人ウケしそうな気もする。熱海の駅前商店街で目立ったのは、高齢者カップル(いかにもという感じがする)と若い女性の二人組だった。
平日の午後だというのに、やたら人がいるのは流石に日本屈指の温泉地だ。が、熱海には海岸で銅像を見る以外に何か見ものがあっただろうか。それが気になる。

これまで何度か熱海に来ていながら、全く気づいていなかった駅前の展示品、軽便鉄道の機関車を見つけた。あまりの小ささに実物だとは思わなかった。鉄オタ的な芸術家が作った立体アートだろうと誤解してしまった。
こんな小さな機関車で、客車や貨物車を引いていたのかと感心した。D51あたりの大型機関車と比べると大人と子供の違いがある。今でば、蒸気機関車というとどこかの公園などに放置されているのがほとんどだろう。動態保存されている車両は、一部の私鉄で運行されている蒸気機関車がほとんどだ。あとは、鉄道博物館に残るくらいだろうか。
ただ、蒸気機関車の走る姿はまさに勇姿だ。煙と蒸気をたなびかせ爆走する。電気で走る列車とは異なる、単純な「力」を感じる。できればこの小さい機関車も復活させてくれないものだろうか。

テレビの鉄オタ番組(?)を見ていると、まだ全国各地に保存されている動かない機関車は多い。ゼロから再生するのは難しいだろうが、部品の再製造、ワンオフでの製作くらいはできるだろう。
こんなことにこそクラウドファンディングが活用されないものだろうか。九州のとある町では、「震電」の復元もクラウドファンディングで行われた。全国の地域おこしグループの方々には、ぜひ再考をお願いしたい。蒸気機関車で町おこしだ。
人気の出ない名産品(特に食べ物系)を開発する前に、人の心を惹きつける動くオブジェクトを作り出すことは重要だと思うのですよね。

街を歩く, 食べ物レポート

町角の風景とオムライス

所要があり恵比寿に行った。昼飯を食べようとアチコチ歩いて回ったが、あいにく昼のピークにあたっていて、お目当ての店はどこも満員だった。30分ほど経てばガラッと空くのは分かっていたが、何せ気温が高すぎる。結局、待つのも諦め、空いている店を探すのも放棄して、新宿に逃げ出すことにした。
その時にたまたま見かけた看板がこれだ。飲めばわかる最強炭酸とは、確かにその通りだ。飲まなければ、最強であるかどうかもわからないが。なんとも意味不明な引き文句でもあるし、少し中身をきちんと読んでみようと足を止めて看板をしっかり隅から隅まで見た。(暑いのに……………)
いくつか気がついたが、一番の衝撃というか困惑というか、おやまあこれは困ったなと思ったのが、ハイボールに使うウイスキーが今や最低ランクになっているということだ。
確か十年くらい前から始まったハイボールブームは、「角」推しだった。最近ではすっかり見かけなくなったが、綺麗なお姉さんが「いかが?」と蠱惑的に勧めてくるCMがブームのきっかけだったように記憶している。そして、その上級バージョンが「山崎」だった。
それが今では(価格は安いとは言え)、トリス級が定番になっている。ハイボールブームのおかげで、たっぷりあった(余剰在庫化していた)ウイスキー原種がすっかりなくなってしまったという話は聞いたことがある。
確かに原種不足で竹鶴のブレンドが変わったとか、山崎がほとんど出荷されず、裏ルートで売られているとかいないとか、ちらほらとその手の噂は聞いているが。最早、角ハイボールも普及品扱いではなくなったのか。なんだかショックだなあ。

ショックによろめきながら新宿まで行って、よく行く洋食屋でオムライスを食べることにした。ついでにハイボールもい一杯注文しようかと思ったのだが。
ここでも吃驚体験が待っていた。なんと午後1時近いのに満席ですわれないのだった。外国人観光客もいた。コロナの間は、ランチタイムでも客が5人しかいない………みたいな悲惨な状況の時もあった。それが、なんと席待ちになるまで復活した。めでたしと喜ぶべきだろう。
昼でこの混雑ぶりだとすると、夜は予約なしでは入れないのかもしれない。街を歩く人を見ても、2ー3割は外国人観光客みたいだし、ひょっとするとこの「オムライス」が世界的に有名になるのかもしれない。今のうちに食べておかないと、この先は1時間待ちの行列が……………と心配するような事態になるかも。でも、それは嫌だなあ。
自分の大事な場所は繁盛はしてほしいが、あまり有名になってほしくないという、矛盾した気持ちがあるので。
でも、客が入らず店が潰れてしまうのはもっと困る。しばらくせっせと通うことにしようと思いました。

街を歩く, 旅をする

新潟平野で駅前のイオン

城巡りの後、西新発田駅前のイオンでバスを降りた。以前に秋田から新潟に移動する各駅停車の旅をしている時に、このイオンショッピングモールが気になっていたからだ。
駅から見ると普通の郊外型ショッピングモールだが、とにかく「駅前」にある。地図で見ても駅併設型に見える。最近はイオンの主流になった感がある立地だ。
埼玉の巨艦店である越谷レイクタウン店に似た立地だと思うが、越谷店は周りに新興住宅地を配置しながらの住宅地立地だ。この店はどんな感じになるのか興味があった。

答えは意外と簡単に出てしまった。イオンの前にある駅は無人駅だった。乗降客数は決して多くないということだろう。イオンに着くまで乗ってきたコミュニティーバスの経路沿いには新築の住宅地が広がっていたので、新発田市では西新発田駅周辺が現在進行形で開発されている新興住宅地ということらしい。
しかし、駅前立地というのには無理がありそうだ。無人駅の前は、決して繁華街には当たらないだろう。

駅の向こうにには、見える限り、つまり山の端まで田んぼが続く。周りは全部田んぼだった。さすが米どころ新潟という風景だ。全国のあちこちにあるイオンショッピングモールの周りは、まさにこういう光景なのでようやく納得した。やはり、当初のコンセプト、インターチェンジ近くで狐と狸が出没する場所に店を出すのだというイオンの出店原則は守られているらしい。
たまたまこの場所には、駅があったということなのだ。駅があるから出店したのではないと思う。

イオンのモールがあることは忘れて、ホームから新潟方面を見ると、ここが新潟市の衛星都市、郊外住宅地に当たるとは全く思えない。ただ、イオンモールの中は夏の暑さを逃れて涼みにくる人で溢れていた。
今の日本では典型的な姿なのかもしれない。古き良き時代の駅前商店街はシャッター街として寂れてしまい、ショッピングモールの中が人工的な商店街になっている。ただ、モールの中には駅前で商売を営んでいた店はほとんど見当たらないようだけれど。
モールの中で一番混んでいたのがサイゼリヤだった。妙に印象的だが、日本全国で同じ光景が見られる。サイゼリヤは国民の支持を得ていると言い切って良さそうだ。地元のレストランでは勝てないという、リアルな世界を見せつけられた感じがする。