
お江戸に出てきて随分と経つが、その間一度も工事が途切れていなかったように記憶している新宿駅。ホームの改良であったり、連絡通路の付け替えであったり、改札口の移動だったり、工事内容はあれこれあるが、ともかくいつでも工事囲いが目に入る駅だった。
同様に工事が終わらないので有名な横浜駅に最近は行っていないが、まだ工事は続いているのだろうか。
新宿駅も駅内部の工事が終了したとは言え、現在は駅に隣接する小田急百貨店の建て替え工事(解体工事)が始まっているから、駅に接続する通路部分は工事の防護壁で囲われている。
新宿駅の工事中は照明が暫定的に設置されていることも多く、駅全体が薄暗い印象であった。今では駅の中が明るく広々としていて新しい。

東西の連絡通路もすっかり変わって、美術館にある回廊のような雰囲気になった。これが街の新陳代謝ということだろう。戦争や地震のような大衝撃で街が変わるのは勘弁して欲しいが、こうして街がゆっくりと変わっていくのは楽しいものだ。
新宿駅西口の駅ビルが高層化するのは5年くらいかかるらしいが、その先も街は変わり続けるのだろう。最後まで残るのは西口線路脇の「例の」横丁だけかもしれない。