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食べ物レポート

鮨とザンギと中華麺  偉大なコラボ

札幌の都心部から少し離れたところにある町中華「布袋」は、何軒か支店を出しているが、そのうちの一つ「福禄寿」が鮨と中華料理を一緒に食べられる実にありがたいお店だ。雑居ビルの中層階にあるが、札幌駅前通り沿いに面していて、店内は小洒落た感じの「ジャパニーズ・チャイニーズレストラン」だ。カウンターに座ると鮨バーという仕掛けで楽しい。

窓の外は駅前通り

ランチには、鮨セット、鮨・中華セット、中華セットがある。今回は初めてのお試しなので、鮨中華セットにしてみた。遅めのランチということで店内は空いていたが、昼時はかなり混みそうな感じだった。その鮨・中華セットは握り4巻と巻物、中華麺、ザンギという取り合わせ。量的にはちょっと多いかなというところだが、まずは麺の伸びないうちに中華麺がから片付けることにした。

奥の皿がザンギ

あっさり系のスープと細麺で、強いて言えば味噌汁かわりみたいな感じだったが、これは好みだ。昼にガツンと食べる時には、太麺でつけ麺にするという満腹コースもあるが、細麺で量半分をスープとして食べる方がお腹に優しい。トッピングもない「素ラーメン」だが、横についているザンギがスーパーヘビー級なので、この具なし麺で良いのだ。布袋のザンギ(鳥唐揚げの北海道版)は、自分の中の全国鳥唐揚げベスト3のトップランクなので、なんの問題もない。「布袋のザンギ」は、おそらく札幌でも相当に評価が高いと思うが、ガツン系ランチとして布袋で「ザンギ定食」を食べると絶妙な幸福感を得られるという優れもの。それがラーメンのサイドとしてついてくるのであれば、全く文句のつけようがない。

鮨と中華麺のセット

そして締めに握り鮨を食すのだが、実は中華と鮨という組み合わせで、本店が中華なのだから鮨の方はまあまあの期待かな、などと正直軽く見ていた。実際に食べてみて、その見識の甘さを反省した。うまいのだ。鮨屋の鮨と同レベルと言うと失礼だが、鮨の専門店に負けていない。この鮨だけで十分にやっていける。お見それしました。個人的には鮨屋のレベルは、海苔巻きのノリで決まると思っているが、立派な海苔だった。

夜のコースメニューはもう少しメニューのバラエティーがあるようなので、次回はぜひ夜の部にチャレンジしよう。その時はザンギを3個にしなければ。

食べ物レポート

肉をたっぷり食べたい日

知人に連れられて札幌市の南部の住宅地にある肉レストランを訪れた。札幌市は今でこそ200万人都市だが、周辺の町村を合併して政令都市になった「成り上がり」の町だ。市の中心部は豊平川によって分断されていて、豊平川の西側が旧市街、東側は元の豊平町だった。豊平町は旧定山渓鉄道豊平駅を中心にかなり賑やかな町だったので、豊平川の東側にも旧市街地が形成されていた。そんな旧市街の中にある(今はほとんど誰もそんなことは覚えていない)ビルの半地下に「ビールとソーセージの店」がある。隠れ家レストランとは言えないが、だいぶ隠れて入る。

ビールといえばサッポロビール?

社長のこだわりで、自家製ソーセージなどの肉製品がお手頃価格で食べられる。ハンバーガーなどの「飯」系も充実しているが、やはり一押しは肉だろう。まず食べてみたのが「カリポメ」。フライドポテトの上に温めたソーセージが載っているが、ソースがカレー味で、これがビールに実によく合う。あまり知られていないと思うが、ドイツを含む北欧圏では、ソーセージにカレーソースをかけたカリーブルスト(カレーソーセージ)が実に幅広く食べられている。おそらく日本の立ち食い蕎麦屋とおないくらいの感覚で、カリーブルストを提供するホットドッグ屋台があちこちに存在する。カリーソースは色々とあるようだが、ソーセージに本当によく合う。

カリポメ カリーソースが美味しいぞ

アイスバインは、ドイツ料理の中でも有名なものだと思うが、ドイツレストランで食べるとそれなりのお値段がする高級品だ。この店では実にリーズナブルな価格で提供されている。ザワークラウト(発酵した酸っぱいキャベツ)と合わせて食べると、これも「肉食ったどー」と言う幸せ気分に浸れる。

アイスバイン うまし

真空料理の「牛肉」も、実にうまい。本当にうまい。真空調理は肉の柔らかさと旨味を閉じ込める究極の料理法だと思うが、それを居酒屋で食べられるとはありがたい限り。赤身、サガリ、タンと三部位が楽しめる。お気に入りはサガリだ。

真空調理で赤身を食らう

昼夜営業しているが、やなりおすすめは夕方早くに行って肉食いながら生ビールを飲むと言うのが理想的スタイルだ。住宅地の中にある肉料理屋。札幌に住んでいる人たちがあまり気がつかない、札幌の利点というか隠れた良いところというか。

エッセン本店 北24条に支店あります

都心部のおしゃれな店もよいけれど、郊外にもこっそりと営業している名店があるのだよ。

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立ち食いそばなどなど

最近ではすっかり立ち食いそばでクイックランチなどということはしなくなった。あの駅のホームに漂う蕎麦つゆの匂いというのは、暴力的なまでに空腹を誘うものだが・・・。

所用で朝早めに仕事に出かける時には、たまに駅そばに誘惑されそうになることがあるが、駅そばの環境は寒い時、暑い時はあまり好ましくない。春とか秋だと良いのだけれど。

さて、立ち食いそばではなくファーストフード「なか卯」の蕎麦なのだ。そもそもなか卯はうどんと和風牛丼(すき焼き丼)の店で、蕎麦を売るようになったのは随分最近だと思う。蕎麦は冷凍麺のようで、それなりにコシもありなかなかよろしい。つゆは甘めで関西風的な感じもするが、きつね蕎麦やたぬき蕎麦にするよりも、牛丼の具を乗せたらしき肉そばが一番よろしいようだ。かまぼこが乗っているのは、なか卯オリジナルのうどんからの伝統だろう。

なか卯の肉そば 蒲鉾がよろしい

「品川駅の立ち食いそば」は、羽田空港に向かう京急のホームにあり、これはホームから少々引っ込んだ場所にあるので、雨風が凌げるというか、ホームの暑さ寒さとはちょっと遮断された快適な感じがある。時間に余裕があれば立ち寄るのになというような店だ。(ちなみにJR山手線ホームにある蕎麦屋は、囲いの中にあるが、残念ながら冬寒く夏暑い。蕎麦つゆの匂いもあまり外に出ていないので、はらぺこ感を刺激しないが、実は丼がなかなかうまかったりする。)

その京急品川の駅そばで、変わり種を頼んでみた。なぜかカレーそばを注文してしまったのだ。結果的に、すごく後悔した。かけそばの上にカレールーがかかっている、これのどこが悪いと言われれば、その通りですというしかない。期待していたのは蕎麦つゆにカレーを溶いたカレー味のそばだったのだが、それはこちらの思い込みでしかない。立ち食い蕎麦屋は食券販売機の字面だけ見て注文?することになるから、時々こんな失敗をしてしまう。やはり、立ち食い蕎麦は変化球を選ばず豪速球のストレートで勝負した方が良い。かけそばとかかき揚げ蕎麦あたりが無難で、海老天そばとかイカ天そばを頼むと、大量の衣の中に小さく眠るエビとかイカとご対面することになる。この点で期待を裏切らないのは、我孫子の駅にある鳥唐揚げ蕎麦だが、これは蕎麦の量より唐揚げの量の方が多いという、別の意味で期待とは異なる食べ物だ。

京急品川駅 カレーそば

まあ、古くから営業している駅前の立ち食い蕎麦あたりが、いわゆる定番的な(ゲテモノなしの)標準形だとすると、駅の中にある蕎麦屋はモンスター系が多いような気がする。旅先でモンスターとご対面するのも楽しみだが、このカレーそばのように外れを引くと、1日落ち込んだりするので要注意だ。

ちなみに、カレーがかかった蕎麦として食べると、品川駅の蕎麦は普通にうまいのだ。注文した当人の思い込みの違いと言うことで、味に文句をつけたいわけではない。念のため。

街を歩く

コロナの破壊力

北海道でいろいろな自粛宣言が出されて、観光客の減少であったり、市民の外出自粛であったりの影響がストレートに出るのが外食産業だろう。食料品や日用品は自粛による巣篭もりのため、トイレットペーパーの買い溜めなどの弊害はあるにせよ、消費は瞬間的に伸びていた。ところが、外食では一部のテイクアウト需要以外は、壊滅的な影響を受けているはずだ。

典型が札幌駅地下にある、いつでも長い行列のできる鮨屋。昼の12時に待ち客ゼロなど、ここ何年も見たことのない光景。この鮨屋の向かいの店も観光客を含め長い列ができる人気店だが、やはり待ちゼロだった。それでも客がいる店は良い。超人気店でこの有り様なので、普通の店はガラガラと言うことだ。

札幌駅地下街 いつもお世話になってる花まる

同時期の札幌地下街、土曜の1時過ぎの光景。これが朝の6時と言われればそうかもなあと言うレベルで、商業的には壊滅状態だろう。確かに知事の外出自粛宣言の効き目があるといえばそうなのだが。

札幌地下街 オーロラタウン テレビ塔付近

雪の札幌を目当てに来る外国人観光客が、ほぼ間違いなく出現する北海道庁旧庁舎前も、人通りは皆無に近い。同じく外国人観光客集合点の時計台前も似たような状況で、ここ4−5年の外国人観光客の数がいかに多かったかと言う証明みたいなものだ。

北海道庁 赤煉瓦前

札幌駅前の昼過ぎ。キャリーカートを引きずる旅行者が群れをなして、カードのゴロゴロ音がやたら響いていた場所だが、静まり返っていた。

札幌駅前の光景 天気が悪いのでみんな地下道に潜ったわけではなかった

自粛要請が解除され、日本人の行動は徐々に戻るだろうけれど、外国人観光客が戻ってくるのは随分先のことに違いない。そもそもアジア系の人たちは、これからコロナ対策のピークを迎える国ばかりだろうし、大陸や半島からの日本入国が解除になるのはいつになることか。

ここしばらくインバウンド需要で熱狂していた観光業界も含め、国内需要を取り戻す地道なマーケティングに軸足を移したほうが良いのではと思ったりもする。
少なくとも休校対策が取られた時も、サービス業の現場は通常通り動いてはいたけれど商売にはなっていなかった。効率的な経済活動を取り戻すには、知恵とお金を使わなければならないのは確かだ。それも外国人観光客に頼らない、日本人向けの商品開発だ。

旅をする

北海道 カップ麺市場

北海道在住者、いわゆる道民が当たり前と思っていても、実は全国では違っていること、某テレビ番組みたいな話をすると・・・。

北海道は日本列島中央部とは切り離された島なので(青函トンネルではつながっているが)、物流を考えると本州で作ったものを運ぶよりも北海道で生産した方が良いというものは数多い。多分、重量と体積で考えれば「軽いもの」は物流費の関係から現地生産されやすいのだと思う。トイレットペーパーやカップ麺などはその手のものだろうし、ビールなども物流費を嫌い現地生産が多いと聞く。

さて、カップヌードルの日清食品は本体が大阪出身の会社だ。(NHKの朝ドラでも有名になったが)会社のサイトによれば東京と大阪の2本社制で、北海道には札幌日清株式会社の工場が千歳にある。つまり、北海道内で日清食品製品は北海道産が販売されている。(全部の製品ではないだろう)
おそらくそのために、首都圏で売っていない(多分、関西圏でも売っていない)製品が、北海道では堂々と売られているのだ。

天ぷら兄弟

パッケージでは、ぱっと見わかりにくいので、よく見比べてもらうと、「天ぷらそば」と「天ぷらうどん」のどちらにも「道民の味」と書いてある。これはつゆの味付けが東京版、大阪版と違うということだろう。そして写真左側のウポポイというシールが貼ってある「天ぷらそば」が、通常版(全国共通版)どん兵衛だ。右側の天ぷらうどんは、北海道限定版だろう。

きつねシスターズ

同じように写真左側にあるきつねそばは北海道版、右側のきつねうどんが全国版だと思う。少なくとも東京では「天ぷらうどん」「きつねそば」は見たことがない。日清どん兵衛愛好家の高校生が、この春からめでたく東京で大学生活を始めるとしたら、天ぷらうどんが見当たらなくて悲しい思いをするかもしれない。その時は残念ながら北海道の両親からどん兵衛を差し入れで送ってもらうか、東京版の天ぷらそばときつねうどんを買ってきて、うどんに天ぷらを乗せて食べる(残った蕎麦と揚げをどうするかという問題はあるが)しかない。それでも、敏感な舌を持っていたらつゆの味が違うと思うかもしれない。

 激めんはワンタン入り。 激珍しいよ

同じように東洋水産=マルちゃんのカップ麺、「激めん」も北海道限定商品だ。(焼そば弁当も北海道限定商品)最近でこそ、まるちゃん正麺のヒットのおかげで東洋水産は盛り返したが、関東ではマルちゃん製品はかなりシェアの低いイオンスタント麺だった。なぜか北海道ではまるちゃんがメジャープレイヤーだから、激めんの知名度は高い。おそらくシェアの高さを維持するために激めんもスタンダード以外のバリエーションを増やしているのだろう。海老ラーメンブームに合わせた海老味噌味だとか、豆乳坦々麺味など、かなりフットワークの良い商品開発だと感心する。しかし、これは北海道でしか手に入らないと思う。焼そば弁当は、そのレア加減がだいぶ旅行者に伝わったようで、お土産屋にも置いてあるが、激めんのレアレベルはまだまだ浸透前だ。

北海道土産にはマルセイバターサンドや「ザ・定番」の白い恋人という選択肢もあるが、まるちゃんのカップ麺とか北海道限定のどん兵衛などは、結構ウンチク語りながらの安上がりな義理土産として良いと思うけどね。

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カレーライス 個人的に思うこと

久しぶりに牛丼でも食べようかと思い高田馬場の街を歩いていたら、なんだかやたら目立つ看板を発見して、近寄ってみたら行列のできる食券販売機が目に入った。意外と街中では珍しいカレー専門店らしい。

そもそもカレーが好きな日本人は多いと思うが、どこのカレーがうまいという話になると途端に話が噛み合わなくなる。繁盛しているカレー屋だって、その中の客の何人が味に満足しているかというと、かなり疑問だ。とりあえずこれでもいいかと思って食べている方が多いのだと、ずっと思っている。

どの家にも「自分のうちのカレー」があり、誰もがそれを一番うまいカレーと思っているはずだ。最近では、うちのカレーがないうちも出現しているような気もするが、それでも大多数の人間は、「うちのカレー」に舌が馴染んでいる。(個人的には、自分が作るカレーが一番うまいと思っている厨房男子もそれなりにいるとは思う)

だから、商売としてのカレー屋は万人受けではなく、俺はこの味が好きだという思い込みができる個性的な味が必要だ。逆に、駅前などで不特定多数を受け入れるカレー屋は、ラーメンにしようか、カレーにしようか、まあ、カレーでいいか、あんまり味は期待できないけど出てくるのは早いし、当たり外れはないだろう的な評価でいるのだろう。駅の構内にあるカレー屋などは全くこの典型で、立ち食いそばと同レベルの速い、安い、うまい的な選択肢の一つでしかない。学生時代の学食のカレーはいつ行ってもまずいの代名詞だったが、早くて安いので食べていた。日本人にとってカレーとはそんな位置づけだ、などどカレーの話で辛口になっても仕方がない。
この高田馬場のカレー屋は、その誰でもが受け入れる、たいして特徴もないうまくもないカレー屋なのか、やたら個性派のカレーで熱狂的なファンがついているカレー屋なのか興味がわいた。ふらふらと入ってしまった。

結論だが、この店は厳密にはカレー屋ではなくカツカレー屋だった。なんと言ってもカツカレーが安い。プレーンのカレー以外ではカツカレーが定番としての位置付けで、低価格なのだ。だからと言って手を抜いているわけでもなく、カツは小ぶりながら注文が入ってから揚げている。ここはポイントが高い評価すべき点だ。カレーのルーはプレーンの極みで、スパイスがちょっと変わっている。酸味が感じられるルーは、ガラムマサラやクミンなどのインド系スパイスとはちょっと違う匂いがする。
ただし食べてみて分かったことだが、このルーがご飯に合うかというと、ちょっと微妙な感があるのだ。カツと合わせて食べると相性が圧倒的に良くなる、カレールーというより、米ではなくカツに合わせたカレーソースということだ。だから、ルーにドブンとつけたカツをご飯と一緒に食べるというのが正しい食し方のようだ。

ルーには具材なし。というか溶けてしまっているのだろう。

カツカレーを食べていると、カウンタに貼ってあった説明に気がついた。
なるほど、14種のスパイスなのねとは思うが、一体何が入っているのか。それにしても、ここは普通であればカレーを威張るところだと思うが、カツカレーを推しているのだから、やはりカツカレー屋なのだ。

店を出てから一気に汗が出てきたのは、スパイスの効き目のせいだと思う。14種のスパイスの効き目かもしれない。
少し時間を置いてからもう一度食べに行ってみよう。大阪ラーメンの神座のように3回食べに行ったら病みつきになるのかもしれない、などと思ってしまった。

不思議なカレーだったなあ。

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羽田空港 ワンダースポット2

羽田空港第2ターミナル 出発ロビーの片隅にひっそりとある怪しい自販機について、もう少し書いてみたい。岡山県総社市グッズ限定の自販機だ。
これを運営しているのは一体どこなのだろうか。「総社市」ではないだろう。おそらく総社市観光協会とか、総社市まちおこし協会(そんなものがあるのかどうかは知らないが)みたいな組織が主体のような気がする。

そして自販機の中には15種類の総社市にある小学校のカレーが並んでいる。給食のカレーなのだと思うが、総社市の小学校はそんなに学校ごとのカレーの味が違っているのだろうか。ひょっとして、毎年小学校対抗カレー大会みたいなものが実施されているとか・・。うーん、謎が謎を呼ぶ展開で妄想が膨らむ。

カレーのラインを順番に見ていると気がついたこと。なぜか「3番 総社中央小学校」は、もみじカレーと特殊メニューになっているらしい。カレーの中に紅葉が入っているのか、カレーの色が紅葉色なのだろうか・・・。

そして、ほとんどの小学校がライスカレーと言っている中、「5番 新本小学校」はカレーライスだ。おそらく岡山県(それも総社市周辺)では、ライスカレーというのだろう。確かカレーライスとライスカレーの呼称は東西で分布が分かれていたような記憶がある。その中で、なぜ新本小学校だけ呼称が違うのか。東京出身の意固地な校長がいて、給食に出てくるライスカレーを、これはカレーライスだと強引に名称を変えさせた結果、新本小学校だけは保護者の反対にもかかわらずカレーライス と呼ぶことになったみたいな伝説が・・・。

これは一度岡山県総社市に行って確かめてこなければいけないなと思いつつ、羽田空港から飛び立つのはどうにも精神的に消化不良な気分だなあ。

追記 あまりにも気になって調べてみたら、総社小学校カレーはふるさと納税の謝礼品にあった。全17種らしい。おまけにそうじゃ消防署カレーなるものもある。総社市のカレー愛は地域ぐるみだった。販売元は一般財団法人そうじゃ地食べ公社、すごいぞ総社市。

でも、なぜ羽田空港?

食べ物レポート

超がつくローカル名物(個人的感想です)

埼玉県西部の町に住んでいるのだが、そこは二つのローカルレストラン発祥の地で、埼玉県人に取ってはほぼほぼ認知が高いはずだ。一つは「山田うどん」だが、今や「うどん屋」から進化した「山田うどん食堂」を名乗るようになり、うどんとそばの店からラーメンに定食まで完備した総合食堂化しつつある。

もう一つの埼玉飲食業の雄が、「ぎょうざの満洲」で、駅前のちょっと外れた二流立地に(個人的見解です)展開する中華料理屋だが、これが値段と味のバランスが良く、どこでも繁盛している。
その「ぎょうざの満洲」の売り物は、当然ながら餃子なのだが、個人的には餃子より好んでいるのが「鳥の唐揚げ」だ。

元の職業の関係で、人生の大半、鳥の唐揚げを日本全国で食べ続けてきて、その経験からベスト3を選べと言われたら、この満洲の鳥唐揚げが入賞だ。鳥は胸肉を使っているので、淡白な仕上がりだが、生姜ベースの下味がさっぱり感を強めている。鶏肉特有の臭みも少ない。衣はデンプン系でカリッと揚った竜田揚げ風。キャベツの千切りがよい箸休め感があるが、これについてくる専用ドレッシングが酸味強めのうまさで実に唐揚げにマッチしている。腹ペコの時には追加で注文したくなる。夜であれば、この唐揚げと餃子で一杯やれば、そこいらの居酒屋なんて目じゃないパフォーマンスだ。残念ながらちょい飲み日高屋もこれには敵わないだろう。

もう一つのおすすめ品?が「旨辛菜麺」。豆板醤を使った味噌ラーメン的な、ちょっと不思議な味だが、辛みは目立たない。辛味噌ラーメンというのは、今ではどこのラーメン屋でも提供する定番メニューだが、あえてそこにはいかないのが満洲的というか。醤油味と味噌味の中間、卵が入ったタンメンみたいな微妙なバランスだが、飲んだ後の締めに食べると、野菜もあり、卵もあり、味も中間的な薄めの仕上がりで、罪悪感少なく食すラーメンとなる。

餃子の王将には知名度で負けるが。餃子の味はこちらが上だなどと書いていたら、餃子が食べたくなってきたので、歩いて3分のぎょうざの満洲本店にこれから食べに行こう。

食べ物レポート

デパートのパフェと締めパフェ

札幌では飲んだ後に締めるパフェが密かにブームになっているそうだが、個人的にはちょっと小腹が減った時に食べる方が良いような気がする。

すっかり数が少なくなった軽食が食べられる喫茶店だが、デパートにはそこそこ喫茶店が生き延びていることに気がついた。そこで札幌駅横の大丸に行ってみたら、無事居心地の良い喫茶店を発見したのだが、問題は圧倒的な女性比率の高さ。ただ、そこさえ無視(?)できれば、そして隣席にグループ客さえいなければ、なかなかの昔の喫茶店ぶりと言える。

席に座り注文を考えていると、パフェがあることに気がついた。苦味強めのホットコーヒーを頼むつもりだったのが、気が変わってチョコレートパフェ にした。でてきたパフェはなんというか飾りっ気のないストロングスタイルなパフェだった。上半分はクリームがタッップり乗っている。中には硬めのアイスクリームにチョコレートソースとシンプルの極み。これは昭和どころか大正の香りさえしてくるレトロ感だ。イノダコーヒー、すごすぎだ。

別の日にススキノちかくで食べたパフェは、完全に締めパフェで、まさしく今流行の食べ物だった。デコレーションは完璧というか、立体造形の美しさがビシビシと伝わる。かんざしのようにそびえ立っているのが、飴細工でできた金色のキャンディー?だった。野菜のパフェと言うからどんなものが出てくるのかと思ったら、野菜のピューレを使ったジェラート風なものだった。

こちらはベリーのパフェと言うことで、金色の飴細工はちょっと変形の角度でデコレーションしているあたり、芸が細かい。パフェグラスの底の方には、これも流行のピスタチオアイス。昼はカフェ営業が、夜になるとドリンクとパフェだけになるスタイリッシュな店で、なるほどこれが締めパフェ空間というものかと、しっかりお勉強できたのは良いのだが・・・。

地ビールの小樽ビール スタウトで濃い味が素晴らしい

このパフェのお値段は、およそラーメン2杯分。つまり締めパフェとは相当リッチな代物で、結局のところ飲み代(総合計)がかさむのだな。それに、男ひとりでしめパフェ食うのは相当勇気が入りそうで。同行者を求めると。その払いもきっと・・・・。
なんだか、パフェ屋にいっぱい食わされた気分だが。

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羽田空港 ワンダースポット その1

羽田空港というのは昔から不思議な場所だと思っていた。モノレールや京急で空港に着くと、手荷物検査からゲートまでという一連の動線の間には、コンビニに寄ったり、お土産を買ったりということも含まれるとしても、あまり無駄な動きが入る余地はないと思う。最近の空港は温泉ができたり、リラックス施設ができたりといろいろ変化しているが。基本的には飛行機に乗るための場所だ。余計なものはいらないだろう。

ところが、羽田空港にはその動線から少し外れた場所に「エッ」と言いたくなるようなものが存在する。まずは、国内線第二ターミナル(ANAサイド)の出発ロビー階にある変な自動販売機群。

怪しい自販機群

ご当地名産品などが、なぜか羽田空港で売っているというのが、とてつもなく謎だと思うが。福岡、熊本、岡山県総社市(市まで限定というのがすごい)、高山などなど。その中の一台にご当地ラーメン?の自販機があった。こんなところでご当地ラーメンを買ってどうするのだと思うが(お土産用としか考えられない)、いわゆるおもしろ系ネーミングもあり・・・。

袋麺の集合

愛知県発「にゃーん麺」は、ずいぶん誘惑された。猫好きではないが、猫好き用ラーメンとはどんなものなのか、興味がそそられる。猫がじゃれつくのだろうか。かつおだしスープなのだから、蕎麦やうどん系の出汁味なのか?妄想は尽きない。

羽田限定のエアポートラーメンは、江戸前醤油味と書いてあるが、そもそも江戸前の醤油味とは何?と思ってしまう。おまけに「にゃーん麺」より10円安いのも謎だ。確かにこちらの方が羽田空港の土産物としては売れそうな気がするので、価格競争力をつけたか。

この不思議な自販機の中で一番安いのが、「ポンポコ焼きそば」150円だが、どうやらこの焼きそばから、いろいろと謎解きができそうだ。まず山本製粉という愛知県にある会社が、一連の怪しい自販機麺を作っているらしい(と推測)。そして、その怪しい自社製品で自販機を一台占拠しているのだろうか。東京のアンテナショップという意味合いなのかもしれない。

しかし、羽田空港に設置する意味は何か? なぜ東京駅の新幹線近くにおかないのだろうか。(いや、東京駅にも存在するかもしれないが確かめてはいない)
この自販機で販売している全部のインスタント袋麺を買ってみれば、確かめることもできるかもしれない。が、これから出張しようとしている時に、土産物にもならない荷物は増やしたくはない。出張帰りに羽田空港についてから、わざわざ出発ロビーに立ち寄ってまで買いに来るのもなあという気分もある。

しばらく謎は謎のまま放置しておくことにしよう。