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街を歩く

コロナのせいなのか?

地元の駅から歩いて15分。車で行けば5−10分くらいかかる辺鄙な場所にある味噌ラーメン専門店。鍋を振ることに意地を張るという、かなり気合の履いた店だった。「だった」と過去形なのは、どうも鍋フリがヘタクソになってしまったからだ。

年配のオヤジさんが、汗かきながら鍋を振っているのがカウンターから見えていたのだが、どうもその方の姿が見えない。若い従業員?が鍋フリ役になっている。それは良いのだが、コロナの影響なのかメニューがシンプルというか、嫌な方向に変わっていた。北海道味噌と新種味噌の二本立てだったのが、単純な味噌ラーメンに一本化され、味噌ラーメン以外のものがあれこれ増えている。コロナのせいなのだろうとは推測できる。持ち帰り対応もしているようだ。でもねえ、主力商品をいじくり回してはいかんのではないか。

これが以前食べた北海道味噌ラーメン 比べると違いがよくわかる

なんだかな、がっかりだなあ。好きな店、好きなラーメンだったのに。もう行かないだろう。きっと日本中でこんな飲食店の劣化というか迷走というかが起きているのだろう、悲しいことだ。復活して欲しいな。

食べ物レポート

ギョウザの満洲で、鳥を食べた

埼玉県の隠れ中華チェーン、餃子の満州で実はいちばんの好みなのが鳥の唐揚げだ。この鳥の唐揚げはもも肉と胸肉が混じっている、珍しい唐揚げなのだが、そこにキャベツの細切りにかけるタレ(ドレッシング)がついてくる。これがうまい。これだけ売って欲しいくらいだ。鶏肉は生姜味がかなり強めで、衣はさっぱりとした竜田揚げに近いもの。これを、レモンサワーで流し込む。ご飯と一緒に食べるのはもったいない。餃子は確かに看板メニューでよろしいのだが、この唐揚げを頼むと餃子と合わせて肉肉になってしまうのでちょいと注文するのが厳しい。

今月の限定品らしいよだれどり。肉肉しいので餃子は頼めないなどと言いながら、鶏肉料理はつい頼んでしまう。悲しい職業病みたいなものだ。居酒屋に行くと無条件に唐揚げとピザを頼んでいたものだが、そろそろこの悪習からは卒業したい。

などと文句を垂れていたが、このよだれ鳥はとても好みだった。最近のなんちゃってチャイニーズの典型な「よだれ鳥もどき」ではなく、良い意味で満洲が作ったよだれ鳥になっていた。本格派だともっと「しびれ」の強いソースに仕立てるのだろうが、埼玉の庶民の皆さんにはこの程度のアレンジ(弱化調整)があった方がよろしいと思う。こちらはビールか、紹興酒に合わせてみたくなる。どうも満洲の一品料理はご飯のおかずと言うよりも飲み屋の肴的な気がするのだが。

個人的には、ギョウザの王将よりも戦闘力が高いチェーンだと思うのに、なぜ埼玉(と東京の埼玉隣接地域)のローカルチェーンで止まっているのかが不思議だ。

食べ物レポート

びっくりドンキーにびっくりした件

コロナ禍の最中に開いたびっくりドンキーの新業態の話を聞いてのこのことでかけてみたら、いやー実に素晴らしい合理的な店だった。コロナ対応ではないということだが、結果的にコロナ対策の最新鋭になっているような気がする。

高層ビルの地下レストラン街だからランチ需要も多いだろうと思って、昼のピークを少しずらしていった。お店の中は客がまばらだったが、それはまあ置いておいて。

店内の通路は広く、ひとりがけのカウンターが中心の作りで、これはオフィス街需要では回転数を上げる仕組みだ。オーダーは全て卓上のタブレット端末から。注文とりにくる従業員はいない。会計も奥の右側にある自動精算機でセルフ会計になる。

料理はお馴染みのびっくりドンキー、ハンバーグディッシュのみ。ハンバーグの枚数とソーストッピングでカスタマイズする。ご飯の量も少なめ、普通、大盛りが選択可能。サラダも再度アイテムに変更できる。タブレットさえ使えれば、時間をかけて決めても問題はない。横に注文を取る従業員がいるわけではないので、プレッシャーなしだ。

店内は簡素な内装だが、それはあまり気にならない。何よりタブレットでの注文はわかりやすい。

複数人できた場合も個々人で注文できるようになっているので、会計時の割り勘問題もクリアされているようだし。オフィス需要に特化した解決策なのだろうけれど、これは十分郊外型ファミリーレストランでも通用すると思った。この先のテイクアウト対応であったり、複数のアントレ対応であったり、いくつかの検証は必要だとは思うが、機械化と省人化という点で予想以上の出来栄え。本当にびっくりドンキーさんにびっくりさせてもらいました。

食べ物レポート

サイゼリヤ で見たかったこと

サイゼリヤは、まだ店内飲食に未練があるのだなと思った。例のマスクをしたまま食べるという「新提案」をYouTubeを使ってまで情報発信しているからだ。そこで、実際にあの「ものを食べながらできるマスク」をしている人がどれくらいいるか確かめに行ってみた。

結果は、0名だった。平日のランチタイムで1時間ほどいたが、とうとう発見できなかった。

代わりに見つけたのだ、隣り合った席を遮蔽する背もたれの後ろのプラボード。これでは頭の高さギリギリくらいなので、ちょっと効果に微妙さが残る気がするが。

それはそれで置いておいて、相変わらずの500円ランチの戦闘力は高いなと感心した。これをもっと上手にテイクアウト対応すれば、コンビニ弁当なんか目じゃないと思うのだが。そちらにはあまり力が入っていないのだろうか。

このキャベツのアンチョビー炒めも、家庭ではできそうでできない。そもそもアンチョビーは缶を開けたら使い切るのがたいへん苦労する。一回で使い切るのが難しい。もう少しテイクアウト専用メニューでも開発して、新規需要を開拓する方が、食べながらマスクをしてねというより商売になりそうな気がするのだが。

食べ物レポート

最近のうまいもの発見

長野県諏訪にある「ハルピンラーメン」は個人的に隠れ名店(地元では有名なのだろうけれど)認定をしている。その春ピンラーメンの味噌ラーメン版が「雷蔵」という店になる。ここの味噌ラーメンは信州味噌、というか諏訪地方の味噌にこだわった名品だ。ただ、これまでなんとなく敬遠していた辛味噌ラーメンを食べる気になったのは気温が少し下がったからだろう。

辛いと痺れの合わせ技

あー、これはうまいと(個人的に)激賞したい。辛味と痺れが合わさるとこれほどうまいかと思うが、それが味噌味なので微妙にバラン氏が取れる。あちちと言いながら麺ともやしを交互に口に放り込む。ハルピンラーメン特有の辛い味噌もスープに溶き合わせるをまたうまい。昼時で周りは男だらけだったが、確かにこれは男のガツン系だなあなどと思いつつスープまで完食した。

池袋駅地下でたこ焼きとナポリタンとうどん・そばの店が集まったミニフードコート

池袋駅の地下レストランに讃岐うどんの店があるのは知っていたが、食べもしないで勝手に決め付けていたのが「駅の立ち食いうどん」でしょう・・・という思い込み。これが全く間違っていた。とりあえず飲みにいく前に小腹を収めようと冷やしぶっかけを頼んだのだが、麺の腰が「本物」だった。麺は香川県から運んでいるらしい。いや、お見それしました。このレベルであれば週一で通っても大丈夫だ。次回は熱いかけうどんにしてみよう。

なんだ世の中にはまだまだみたことのない世界があるのだと、そして自分で勝手に「制限」付けていることが多いなあと思った、9月のうまいものでありました。

食べ物レポート

カツカレーテイクアウトします

郊外型レストラン・ファストフードが好調だとのことで、その原因がテイクアウト需要増にあるのは間違いない。ファミリーレストランもテイクアウト に力を入れているが、意外とテイクアウト 商品がしょぼいので、あれこれ注文して比べている。業績好調のかつやでカツカレーを頼んでみた。カツカレーを注文して受け取った時になんだかたくさん入れ物があって・・・。

カツカレーのカツ

カツとライスとカレーが三つに分かれていた。ご丁寧にカツにはキャベツがついているので、合体すると金沢カレーのようになる。

ご飯が入っている容器はずいぶんと深さがあり、上に隙間があるが、これはカツ丼と併用する容器なのだろうと推測。福神漬けはご飯の横というのがなんだか微妙な心遣いだなあ。

そしてカレールーが別容器で、これはご飯の容器と合体する。上部に熱気抜きの穴が空いているが、これもカツ丼対応のためか。どちらにしてもカツとルーがぐちゃぐちゃにならないように三分割しているのはよく考えられている。おいしいカツカレーを食べられるのは実にありがたい。

ほか弁のカレーとはちょっと違う発想だろう。しかし、一見してわかるが、どの容器にも製造日時の記載はない。すぐ食べるには問題ないが、この表示なしはたまたま従業員がつけ忘れたのか、それとも全店で同じ対応なのかは気になるところだ。

ちなみに、天丼屋でテイクアウトの唐揚げを買ったら、きっちり製造日時シールが貼ってあった。 この店の天丼はなかなか好みだが、唐揚げも良い仕上げだった。良い商品に良いオペレーションの二つが揃って良いお店になる。

コロナ騒動の最中には、安全安心が良いオペレーションの基本だよと思うのだが。

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天丼 恐るべし

埼玉県大宮の外れに開いた天ぷら屋を見に行ってきた。「かつや」が開けた天ぷらやで、これが2軒目らしい。天ぷらやと言わず天丼と言い切っているのが勇ましい。外食関係者が必ずハマってしまう天ぷらやの罠は、福岡にある揚げたて天ぷらの店を真似したくなるというものだが、ここはその誘惑をきっちり振り切っている。拍手ものだ。

天丼がメインで、お値段は三段階。つまり松竹梅なのだが、そう書かないところがなかなか上手だ。松=江戸前、竹=上天丼、梅=(普通の天丼)ということになる。通常は松竹梅があれば真ん中の「竹」に寄るものだが、周りの客の注文を聞いていると、どうもこの店では天丼か江戸前に二分化している。上天丼の注文が聞こえてこない。実にうまい売り方だと感心した。

さて、実際に天丼が届いてみれば、これはビジュアル的にびっくりする。たしかに仰天する代物だった。見た目でうまさを押し付けてくる。特に海苔の天ぷらの見せ方がうまい。この写真から海苔の部分をなくすと、一気にボリューム感が下がる。ビジュアルは大事だね。

天ぷらの味は「普通にうまい」。つゆが少し甘めな気がするが、そこは好みの差のうちだ。食べ進めて初めてわかるのだが、実はこの丼は上げ底で、丼の深さの半分くらいのところに底がある。だから、ご飯の量が見た目より少ない。どんぶりに手を入れてまでボリューム感を出そうとしているのだが、これがあざといと思うか、優れた手法だと思うか、外食関係者であれば学ぶ点は多い。

普通の天丼

色々と感心させられる店だったが、コロナ禍の最中での新規開店だけに、何か新型のコロナ対策をしているかと期待していた。ただ、そのあたりは特別なことはなく、パーテションなども見当たらない。この先、対応していくのだろうとは思うが。

あとはこの天丼の1000円の価値と、先行天ぷらファストフード2社のワンコイン天丼のどちらが戦闘力が高いか。しばらく横で観戦させてもらうことにしよう。

街を歩く

東京の風景 三題

一つ目の風景 首都圏の私鉄で有料特急に乗るのはなかなか楽しみなのだ。有名どころでは小田急のパノラマ特急で、目的地が小田原箱根方面という大観光地だけに、一目おかなければならない。そんな兄貴分の特急に最新鋭機をぶつけてきたのが西武鉄道で、池袋から秩父までを走るラビューは窓が大きく見晴らしの良い、まさに観光特急だ。ただし夜になると通勤客が座って帰る「スイートホーム」特急に代わる。予約でいつも満席になるのだが、コロナのせいか半分以上が空席。うーん、これはいけないなあなどと思いつつ。

二つ目 健康増進法の完全施行で喫煙できる飲食店は極めて限られることになった。東京都は条例でその規制をもっと強めているので、ほとんど見かけることのない「喫煙可」サイン。ただ、隣にあるソフトクリームのサインと重ね合わせると、なんだかシュールな光景を想像してしまった。タバコをプカプカ吸いながら、ソフトクリームをなめているおっさんの姿だ。いやいや、それはみたくない光景ランクで言えばトップ3に入りそうな・・・。なんというかおぞましい想像をしてしまった。ビールとタバコとソフトクリーム、おまけにあてにならない東京都のコロナ対策マークが合わさると…世紀末的な光景だ。

三つ目の風景 そんな怪しい街東京だが、ビジネス街も人通りが増えてきた。高層ビルに秋の空は結構映えるのだが、ランチ時に飲食店を除いてみても行列ができるほどの混雑ぶりは見かけない。席を間引いていても満席にならないという惨状だった。これだけの高層ビルに働いているサラリーマン・ウーマンたちがどれだけ会社に来なくなったか、あるいは弁当組に転向したか。想像しただけで頭がクラクラする。社会が変わるとはこういうことなのだな。

コロナの裏側で、いろいろなことが起きている東京なのだが、不思議とメディアに取り上げられることはない「非ニュース」な話でありました。

食べ物レポート

フレンチ・シノアは狙ってできるものではない

仕事で米国西海岸に行く機会が多かった。当時の流行り物がヌーベルシノアとかフレンチシノアと言われるアレンジチャイニーズ料理だった。大皿で提供されシェアする形態ではなく、一人ずつのプレートで、メインアントレもそれぞれが好きなものを選ぶ形式だった。ビジネスディナーでこのタイプの店が多かったのは、赤肉(ステーキ)が社会的には批判的だったせいもあるのだろう。白肉(チキン)とフィッシュがもてはやされていた頃だった。その当時、ほぼ毎度頼んでいたのがオレンジソースをかけた料理で、実にお気に入りだったのだが、そのお気に入りをすっかり忘れていた。こういう時、とりあえずコンビニでも行って、なんちゃってフレンチでも良いから買えるものならとは思うが、さすがにコンビニでフレンチは無理だ。ということで無理やり自作という選択になって・・・。

冷蔵庫を物色するとメインになりそうな食材は豚肉しかない。トマトが3個残っていたが、実はこれが完熟トマトだったのでアミノ酸多めの一品。これを合わせて、中華料理にあるトマトと豚肉の炒め物風に仕上げてみることにした。ただ、中華味にはしたくないので味覇は使わないことにする。その代わりを勤めるのが蕎麦つゆだ。

玉ねぎを軽く生姜とオリーブオイルで炒める。そこに一本の赤唐辛子(生)と塩胡椒した豚肉を合わせて、豚肉に火が通ったらぶつ切りトマトを放り込み軽く角が潰れる程度まで炒める。そこにたっぷりのオレンジママレード(瓶の半分くらい)を蕎麦つゆで混ぜ合わせたオレンジソースもどきをふりかけ、ひと煽りして完成。ニンニクの芽とかアスパラを入れれば色気も良いが、それではチャイニーズ。アメリカ式にブロッコリーを入れるという手もあるが。

オレンジソースとはいかないが、ママレード味の炒め物は昔の記憶にある好みの味に近い。おそらくバンバンジーのごま味噌ダレの代わりに、このオレンジソースもどきをかけると、あの有名な料理に似てくるはずだ。

フルーツソース、例えばこの時期だとブドウとかりんごとか、もう少ししたら柿なんかも試してみようかと思う、自家製フレンシ・シノアは、なんだか楽しみだぞ。

街を歩く

コロナのせいなのね

自宅からちょっと離れた幹線沿いにあったカラオケ屋が閉店していた。その跡地にネットカフェが空いたよ王なのだが、なんと看板に見慣れない言葉が書いてある。「テレワーク」対応らしい。場所を考えるとちょっと駅から遠いのでなんとも微妙感があるが、自転車や自動車でくれば良いと言うことか。確かにカラオケ用個室はネット環境さえ整えば、それなりに快適なオフィスかもしれない。防音されているし、空調管理も良いはずだ。一度試しに行ってみようと思うのだが。ただ、フィトネスの看板が気になる。

大きなカラオケ屋が潰れて・・・

別の日に、前から気になっていた「幸楽苑」のこってり味噌ラーメンを試しに行った。何がこってりなのか、そしてなぜ100円高いのかの確認だった。(えらそうに書くほどのことでもないが)

スープの表面の油が

テーブルに届いたラーメンを見ても最初は何が違うかわからない。一口二口食べてみて始めたわかった。スープの表面に厚く油が浮いている。要するに油っぽいのだ。札幌の純蓮がこの系統の「油でスープに蓋をする」タイプだが、あれはあまり油っぽさを感じない。こちらは間違いなく下に油が当たる。まあ、こってりと言いたい気持ちはわからないでもない。しかし、これで百円アップかあ・・・と言う気分だ。味のバランスも崩れているような気はするが、それは個人の好みの差ということで良い。しかし、なにかの香味油にするという発想はないものか。そこが最近の幸楽苑の迷走を表しているような気もする。コロナの後で、なんとなく新商品の調子が悪くなったブランドは多いが、ここもその中の一つだ。チェーン店の強みがコロナ対策にいかされないのだなあ。弁当対策もダメみたいだし、残念。