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街を歩く

団地の花見

長屋の花見という古典落語の演題がある。これはなかなか楽しい話で、この季節であれば寄席で聴く機会もありそうだ。ただ、最近の寄席はコロナのせいで客席での飲食が禁止となり、それがちょっと寂しい気がする。ただ、客席の飲食も、演者が一生懸命話している時に、煎餅の袋を開けるガサガサとした音がすると興醒めするので、やはり飲食禁止で良いのかもしれない。
個人的には平日の午後、のんびりとした演目とのんびりとした客がまばらにいる寄席で、いなり寿司を食べながらビールを飲むみたいなのが好きだったのだが。まあ、そんな時は演者ものんびりしていたというか、明らかに手を抜いているとわかることもあるのだが。そこが寄席のよいところで、演者と客の距離が近いからできることだった。最近は、どうなっているのだろうか。

近くの団地、昔で言えば公団住宅、いまはテレビのCMで盛んに宣伝しているURの敷地に、見事な桜の木がたくさんある。コロナの間は誰が集まることもなくひっそりとしていたが、今年は久しぶりにお花見大会?が開催されるというのでノコノコと出かけてみた。週末は気温が上がり、一気に満開どころか花が散り始めていた。

いわゆるお祭りの出店が出ていた。町内会主催の焼きそば(地元名物を目指している醤油焼きそば)や酒の販売もあり、そこそこお祭りムードがあり、祭りの屋台も何軒か出ていた。チョコバナナとかリンゴ飴の屋台などココ何年も見ていなかった。お祭り感が出るのは、やはり屋台のポイントが高い。綿菓子の袋が一つ600円になっていたのは、高いのか安いのかよく理解できないが、とりあえず子供が買っている気配はなく、ちょっと残念だった。
地元の学生のブラスバンドなど、出し物もたくさんあるようで、なかなかの盛況ぶりだった。主催者が町内会ということで、ほんわかとした手作り感もあるのだが、町内会の行事は夏祭りに強制ボランティア(年ごとの持ち回り)に呼び出されている経験があり、あれはなかなか大変なんだよなと、焼きそばを焼いているおっちゃんたちに同情してしまった。
地元で商売をしている方達には、まさに地元の商店街を上げてのお祭りになるのだが、団地に住むサラリーマンオヤジにとっては何年かに一度回ってくる強制労働みたいな感じもあり、そのアウト感が焼きそばを焼く慣れない手つきに現れている。哀愁をそそる、団地の花見なのであります。
それとちょっと気がついたのだが、祭りにつきものの子どもの姿より、圧倒的にジジババが目立つのも、現代日本の縮図であるようだ。高齢者への慰撫としての祭りとは、ゾッとしない光景ではあるなあ。

街を歩く

花見で味噌ラーメン

自宅近くの桜もすっかり散ってしまった。それでも週末にはちょっと足を伸ばした散歩がてら、あちこちに残っている桜を見てまわった。満開になるとすぐに葉桜になるのが残念と言えば残念に思う。ハラハラと落ちる花びらをみるのは風情があるが、花が落ちた後の葉桜はなんとも間が抜けていると見えてしまう。

そして桜見物といえば味噌ラーメンでしょう。というのには全く説得力がないのだが、桜の時期は気温が上がったり下がったりするので、ちょっと温かいものが食べたくなる。そんな時は、こってり濃厚系の味噌ラーメンが良いのではと思っている。
自宅から徒歩圏にはおよそ10軒ほどのラーメン屋があるラーメン激戦区なので、その日の気分に合わせて味違い、麺違いは選び放題だ。今回は、去年開店していたのだが、行かないままで宿題になっていた一軒を試してみることにした。個人営業の店なのだと思ったら、この地域には何軒かある味噌ラーメンローカルチェーンらしい。

味噌ラーメンといえば北海道という時代はすっかりどこかに行ってしまい、今や味噌ラーメンは全国区で競合がしのぎを削る。ご当地ラーメンから進化した、ラーメン業界の最強ジャンルだろう。特に、濃厚な豚骨系スープと合わせることでできるパンチ力は、味噌以外のラーメンでは到底敵わない。ただ、味噌という強力な調味料に支えられているのも確かなことで、強いスープが出来上がると、どこの店でも似たような味わいになることが弱点と言えば弱点だろう。複雑な組み立てのスープを仕立てても、味噌の力でねじ伏せられてしまうというべきだろうか。
そうなると、味噌ラーメン専門店ではスープの味違いを訴求することより、トッピングのバラエティーで競争する傾向が強い。トッピング全部乗りのもりもり系が増える原因でもあると考えている。ラーメン業界でも、一杯1000円越えの値付けをしたのは、この全部ノリもりもり系だった。
観光地でご土地ラーメンを食べるのであれば、一期一会みたいなものだから全部乗りもありかもしれないが、自宅近くの高頻度利用店ではトッピングもりもりにする必要はない。自分の好みで追加トッピングを選ぶとすれば、海苔とメンマくらいのものだ。ほぼラーメン屋全店でおすすめ品にされている「味玉」は頼むことがない。シンプルなのが一番だ的な立場をずっと維持している。

さて、この店の味噌ラーメン(プレーン)だが、スープは濃厚、麺は太めで最近の定石通り。コーンが味噌ラーメンに合うのかというと、いつも疑問には思うが、これも観光地で発生した「コーンバター」の流れを汲んだ味噌ラーメン定番トッピングになっている。ちょっと変わっていたのは、長ネギではなく玉ねぎだったこと。これも味噌ラーメンという強い味のラーメンでは「あり」だなと思う。そして、ひき肉が乗っているのは伝統的な味噌ラーメン的でもあり、新旧の味噌ラーメンレシピーが融合した感じだ。最近流行りであるらしい低温調理のチャーシューなどが乗っていない方が、味噌ラーメンにはストロング感があって良いと思う。
スープの中に沈んだ挽肉を食べるための穴あきレンゲが添えられているのが、さりげなく嬉しい。こういう細かい芸はポイントが高いのだ。
個人的な評価として、近場ラーメン店の中ではトップクラスに認定したい。次回は、辛味噌だな。

小売外食業の理論

養老乃瀧本店?ビルで

池袋に所用があり、そのついでにお勉強がてら「養老乃瀧」本店(本社ビル)にある、一軒め酒場に行ってみた。本社ビルだけあり、グループ内の別ブランド数店舗が同居している。韓国料理のレストラン(居酒屋?)があるのも初めて知った。後でネットでメニューを調べてみたが、何やら面白そうなコンセプトだったので、次回は「韓国飯」を挑戦してみよう。
これも初めて知ったのだが、この一軒目酒場は本店である?せいなのか、朝8時から営業となっている。ここに朝から酒を飲みにくるのは一体どういう職種の人なのか。深夜営業を終えた飲食店の従業員みたいな方たちだろうか。三交代勤務で稼働する工場の近くには、こうした朝から営業する飲み屋が存在しているようだ。都内で言えば王子や赤羽などで見かける。しかし、西池袋に24時間創業の大工場があったかどうか、全く記憶にない。おそらくだが、単純に朝から酒を飲むオヤジが多いだけかもしれない・・・

一軒め酒場は一号店からずっと観察してきた。自分の中では外食産業のいくつかある「ブランドの定点観測点」の一つで、平成不況が生み出した居酒屋第4世代みたいなものとして認識していた。チェーン店でせんべろ(1000円でベロベロに酔う?)を目指した面白い業態だと思っていた。
祖業である「養老乃瀧」がファミレス化というか、メニューの激増で一体何屋なのだと言いたくなるほど居酒屋から業態離れして行ったので、それを軌道修正したシンプルコンセプトという見立てをしていた。あとは平成の大トレンドである安い、早い、うまいという某牛丼チェーンみたいな三つのテーマを実践しているという理解だった。
平成期前半から中盤にかけて外食業界のトレンドは、「昭和レトロ」というテーマ性は重要ではなかった。バブルが崩壊した後の、この先何を目指せば良いのかという試行錯誤の時代だった。そもそも時代を象徴するようなテーマがないのが、平成前期の特徴だろう。
だから、一軒め酒場も最初のうちは「せんべろ」推しではあったが、「昭和ノスタルジー」的な部分はきわめて薄かったように思う。

ただ、このコロナの3年間は若干軌道修正した感があり、店頭に大きな暖簾がかかったり店内を改装して「昭和ムード」を強調している。本店には初めて入ったのだが、なぜか提灯が大量にぶら下がりお祭り的イメージがある。カウンターの前には大型テレビがかかっていて、確かにスポーツバーというより昭和の街頭テレビとまでは言わないが、大衆食堂でプロ野球中継を見るような昭和感がある。
この日は何も考えずに入ったのだが、まさに世界野球の決勝戦、それも最終回の攻防という一大イベントのタイミングだった。店内は野球観戦ジジイで、満席だったのには思わず笑ってしまった。なぜ、家で見ないのかと不思議だが、酒飲みながら観戦したいということなのだろう。
最後のバッターの時には「今からしばらく野球を見るのに忙しいので、注文受けません(笑)」みたいなノリの良い従業員さんだった。
しみじみ昭和の居酒屋感があったのだが、それは狙っているものでもないだろうという気もした。

日替わりメニューは紙に書かれたものだが、定番品はスマホからの注文になる。ただ、カウンターに座っていた野球観戦組(全員高齢者)に対しては口頭注文で対応していた。この辺りがアフターコロナの過渡期対応だろう。場所にもよるが、平成のせんべろコンセプトで捕まえていたシニア世代(?)も完全リタイア組になり、客層としては減少していく。そこに新しく取り込むべき客層として団塊ジュニアから平成生まれまでの世代が想定される。団塊ジュニアはデジタル世代の先駆けであり、平成生まれに至ってはデジタルネイティブなので、メニューの電子化、決済のスマホ対応などなんなく適応する。
時には情弱と呼ばれるデジタル・マイノリティは少ないはずで、特別な配慮も必要ないだろう。ただ、その新ターゲットに対しては「せんべろ」コンセプトに変わる新しいテーマが必要なる。それが「昭和のテーマ化」であり、これまではメニューの一部に過ぎなかった昭和感が、店内外装にまではみ出してきたというところだろうか。
メニューは少量安価が基本だから、酒のつまみ、それも一人飲みに向けた仕立てとなっているのは明らかだ。

梅味好き、冷麺好きとしてはうれしい一品

前々からちょっと不思議だなと思っていた締めのメニュー、冷麺を頼んでみた。昭和レトロ的なメニューとしては随分唐突だなと思ったのだが、この店が入っているビル(本社ビル)の前に立って看板を見てようやくわかった。新コンセプトである韓国レストラン・居酒屋とのメニュー・原材料を共有するという文脈で理解できる。つまり、一軒目酒場向けの昭和テイストメニューではなく、会社全体として懐ろの事情が重要ということだろう。
どちらにしても平成から令和にかけて、客層の変化を柔軟に対応していこうという意図はよく見えてくる。やはり、この店はしばらく定点観測対象としていこうと思う。居酒屋業界大手が、変質と迷走を続けている今、小回りのきく次世代チェーンから新たなトレンドが生み出されるのではないかと思う。
居酒屋冬の時代がテーマレストランの芽吹きになるのかもしれない。

食べ物レポート, 小売外食業の理論

回転寿司 値上げ対策考察

回転寿司の対策あれこれを考えてみた。まず最初は、寿司の皿が回っていないので、回転レーンの回っていくベルトしか目に入らない。これは食欲をそそるものではない。目の前をマグロやエビやウニが回っているから、あれこれ食欲が湧いてくる。追加でもう一皿食べようかなどと思う。黒いプラスチックの板を見ていると、実は相当に食べる気が失せる。
そこで、一生懸命考えました的な「ボード」が回っていた。題して「背徳の三重奏」なのだそうだが……… 広告をあれこれ表現する時に、駅前マンションの広告のようなポエムと形容することがある。中身の感じられない、具体性のない、形容詞がずらずらと並んでいるのが特徴だ。最近では新聞を購入する人も減っているので、もはや廃れた芸だと思っていたが、媒体が折込チラシからネット広告に変わっただけで、「ポエムなコピー(広告表現)」は健在だった。
そして、そのポエムがついに寿司業界まで進出してきたかと、感心した。というより、苦笑してしまった。なるほど、それほど困っているのだね、という感覚がする。食べ物の表現で具体性のない形容詞、あるいは食べ物に使われない形容詞を使って、一世を風靡した「食べ物レポーター」は確かに存在する。ただ、その表現は、言ってみれば「芸風」なのであり、広告には向いていない。
うまさを感じさせ食欲をそそらなければ、広告コピーとしては失格だし、ポエムというしかない。もし自分が広告の発注者だったら、このコピーには相当難しい判断をすることになるだろう。それが苦笑の理由だ。
ちなみに三重奏とはサーモン、チーズ、炙り(これは素材ではなく技法だが)のことらしい。この複雑な内容を。回転レーンに乗ってまわっていく広告で読み取るのは、かなり高度なテクニックが必要だ。少なくとも動体視力が優れていなければ無理だな。

その次に気がついたのが、一皿二貫ではあるがネタは2種類、つまり一貫付けになっているメニューが激増したことだ。この皿は赤貝とつぶ貝の二種盛りで、これ以外に相当な種類の二種盛りがメニュー上にはある。さて、こうした理由はなんだろうかと考えてみると、ネタの数を減らしてしまいメニューが寂しくなった。その対策として二種盛り皿を作ると、数学的にネタの順列組み合わせになるので、メニュー数は爆発的に増える。ただし、客の立場からするとお気に入りの組み合わせを見つける作業はとてつもなく面倒だ。タッチパネルの注文法を変えて、好きなネタを好きな数だけ、ただし注文は2個単位になるというようなロジックを組み入れるべきだろう。
単純に言えば、たくさんメニューがあるように見せかけたい「なんちゃってメニュー改変」だと思う。システム改造にかける予算がないのか、やる気がないのか、どちらとも言えないが………

三つ目に気がついたこと。イカの耳をメニューとして提供するのは、なかなか珍しい。ゲソはたまに見かける。ただ、食材ロスを減らすという意味で、これはグッドジョブだろう。魚は歩留まりが悪い原料なので(通常仕入れ重量の半分くらいが生ゴミ化する)、これまで捨てていた部分を加工して食べ物化するのは大賛成だ。

四つ目として気になったのが海鮮ユッケというか魚の切り身をミックスしてネタにしたものだ。これも食材ロスを減らす意味がある。また、いろいろな魚がミックスされることで生まれるうまさというか「新しい味覚」というメリットが生まれる(かもしれない)。
すでに軍艦巻きの世界は、ウニやイクラという大物ネタではなく、カニカマを使ったマヨサラダ、ツナサラダ、炙りベーコンやチャーシュー、牛カルビなどなんでもありな「食の無法地帯」だし、そのチャレンジが楽しいという面もある。寿司ネタは魚でなければいけないという固定観念を捨て去り、「スシ」とは一口サイズのコメの上に、なんらかの具材を載せたものという設定で考え直せば、新しい世界は生まれる。(ちょっと大袈裟だが)
ラーメンの世界でも醤油が主体の時代に、客の冗談から生まれた味噌ラーメンが今では大定番に変わっている。ハンバーガーの世界でも、照り焼き味はレギュラーバーガーより人気がある。回転寿司の次の突破口は、寿司の常識を超えた新しい味の発見にあるのではないかと思っているのだが。
ただ、そのためには真面目にうまい寿司の再定義をしなければならないはずで、それができるかどうかだなあ。

食べ物レポート

サイゼリアでハンバーグ

もはや日本のスタンダードと言いたいプレーン「ハンバーグ」

しばらく行っていなかったサイゼリヤでハンバーグを食べたくなり、ノコノコと昼過ぎに出掛けてみた。半年前や一年前と比べると、店内がとてつもなく賑やかになっている。春休みに入ったせいか、明らかに高校生と見える集団が多い。
一時期はジジババの姿が消滅していたが、ジジババ率も急上昇で高校生とジジババ集団の二大勢力は完全復活だった。
お値段が多少上がっているはずだが、この二大集団にとって来店頻度を下げるほどのマイナス効果にはなっていないようだ。面白いのは、ランチセット500円を注文している客が少ないように見えることだ。個人的にはランチセットの合挽ハンバーグが結構好みなので、ついついハンバーグセットを頼んでしまう。ランチ以外では提供されていなかいトマトソースも好きだったのだが、ランチメニューから消えてしまったようだ。残念。
レギュラーのハンバーグについてくる目玉焼きをソースにつけて食べると、ああ、サイゼリヤに来たなという感じがする。デミグラソースがかかったハンバーグより、この焼き肉のたれ的なつけソースが好みで、おまけにお値段400円なのだから、サイゼリヤの値上げということ自体に気が付かない客も多いのではないか。
ハンバーグの最後ひとかけらにホットソースをかけて食べた。サイゼリヤで最近の「推し」であるセルフ味変は、ある意味レストランのキモである「ソースこそ我がレストランの伝統」みたいな感覚を放棄するものだが、お好きなように召し上がれという余裕と開き直りと解釈している。

おいしくハンバーグを食べている時に気がついたのだが、冷凍でドリアがテイクアウトできるようだ。おまけに、一個から注文できる。レンジアップで調理できるようだし、これはスーパーやコンビニの冷凍食品よりはるかにレベルが高い気がする。
他のファミレスで販売されている冷凍食品は、業務用サイズと言いたくなる〇〇20個入りみたいなもので、全く購入する気にならない。あるいは、一食サイズだがなんとひとつ1000円みたいなトンデモ価格をつけているものもある。
テイクアウト商売を舐めきっているとしか思えない「塩対応」ばかりだが、このサイゼリヤの一押し人気なドリアを個食で、それもこの値段で提供するというのは、実に戦略的な実験ではないかななどと思った。辛味チキン20個入り1000円みたいな売り方をしていたのを反省した(?)のだろうか。この先のラインナップが楽しみだ。

相変わらずサイゼリヤは面白いことをやる。個人的には「おいしい」より「面白い」が気になる不思議なチェーンなのだよね。

小売外食業の理論

回転寿司に行ってみた 2

大変世間を賑わせた回転寿司チェーンの店に行ってきた。あの後は何か変わったのだろうかという単純な興味だった。肝心の鮨はずいぶん値上がりしていたので、この業態はもう一波乱起きそうな気がする。単純値上げを受け入れてもらえるほど、客が満足しているかどうかがチェーン間の勝負になるのだろう。
さて、まず入り口付近で「交換できますよ」と書いてある。やはり気になる人はいるだろうから、当然の話かなとも思うが、そもそも「気になる人」は店に来ないのではないか、自分の中ではセルフボケツッコミ的なテーマになってしまった。多分、こないよなあ。

お店の中での禁止事項で、明らかに今回の一件で追加されたと思うのが、イラストの右側2コマだただ、これも事件前にはあったのかもしれない。なかったかどうかは記憶にない。禁止事項のあれこれに関して説明文があるが、文章の表現が「お断りします」と「禁止します」など揺れがあるので、いかにも急いで対応した感があるが、どうも文言のこなれが悪いかなあと感ずる。「付け焼き刃」的な感が否定できない。

回らない回転寿司が本格化すると、先行している他チェーン店が有利になるのか?

回転レーンの上から寿司の皿は消えていた。注文すると流れてくるのだが、他チェーンにある特急レーンのような造り込みにはなっていないので、物理的に事故再発を防ぐ(他人の注文した皿に悪さをするのを物理的に防ぐ)仕組みにはまだなっていないようだ。
間仕切りのアクリル板が設置されていて、自分の前の空間が狭くなっているから、皿にいたずらをしにくくわなっている。とりあえず対策してみました感を醸し出す。
これまでは客の善意に頼ってきたから仕方がないとはいえ、再発予防という点ではまだまだ発展途上というレベルだ。法的措置による「脅し効果」で再発防止が図れるというのなら、まさにこの世に警察はいらないという古典的な皮肉が帰ってきそうだ。
従業員の悪質投稿に対しては勤務時間中のスマホを取り上げる?(事務所に保管させるなど)で、業務的に対応ができた。しかし、客(を装っている犯罪者)に対しては、有効な対抗策は現時点で見つけられていないということだろう。

調味料は従来通り卓上に置かれているが、入り口の文言を信じれば、希望するとこれを全取り換えしてくれるということだ。醤油を舐めたやつもいるし、箸を舐めた、生姜を直喰いしたなどありとあらゆる悪戯、悪さが動画で上がっているから、それに対応するとしたら全部を取替えするしかない。
客席内の従業員数は、それに対応できるほどの人数配置ではないから、全客に対して対応は難しいというのは見ればわかる。この辺りも、見る人から見ると「なんちゃって対応」という感じがするのではと思う。

ガリもお茶も昔の通りで、個包装などの対応もしていないようだ。ただ、全店対応が遅れているだけで、順番に新しい仕組みを導入しているのかもしれない。たまたまなのか、この店では他チェーンで見たような変化は感じられなかった。
一番変わったなと思うのは、皿の色で価格が変わっていることだ。120円、180円、360円になっていた。これは昔の回転寿司スタイル(全皿均一価格ではない)に戻った訳で、「全皿100円均一」が持っていた、強いそキュ力はかけらもない。業態のコア・コンピタンスを捨てたということた。この値付けだったりプライスラインの持ち方が今後の回転寿司チェーンの差別化、マーケティングでの騒乱要因になる。均一価格に変わる戦闘力をどこに求めるかだが、普通であれば味の高品質化、つまりもっとおいしくなりましたにある。しかし、このチェーンは昨年、公取の指導を受ける「おとり販売」で信用力を低下させているのだから、味の強化作戦は取りにくい。どうするのだろうか。

一貫、180円というのは冷静に考えると、均一価格時代の約4倍に値上がりしたことになる


悪意ある犯罪者(客とは言えない営業妨害者)により、店内オペレーションの転換を迫られるチェーン本部としては物理的な改装も必要で、ある意味無駄な?設備投資になりかねない。ただ、悪意ある犯罪者、無自覚な犯罪者が撲滅されるはずもないから、普通の客に対する「安全安心」の担保は必要で、それに加えて値上げをするというのは、難度Cを超える離れ業と同情する。

数ヶ月ぶりに行ってみたが、原材料値上がりを転嫁する値上げ策はうまく行っているのだろうか。それに伴うオペレーションの変化、メニュー改変、マーチャンダイジングの変化などは、もう少し時間をかけて観察してみようかなと思った。現時点では、まだ現場がこなれていない、混乱状態が継続しているような感触がある。
コロナの覇者になるはずだった回転寿司業界が、予想外の事態にジタバタしているのを見ると「盛者必衰」とか「諸行無常」という言葉が思い浮かぶ。たかが回転寿司の話ですが、あれこれ考えさせらるものなのであります。

街を歩く

夜の新宿で路上パフォーマンス

本当に久しぶりな新宿3丁目の居酒屋での飲み会になった。コロナの間は一度も行く機会がなかったので、なんと3-4年ぶりということになる。この店は若い頃から定期的に通っていたので、一年に一度も行かなかったことなどなかったと思うのだが(記憶にない)、コロナの間はお店が閉まっていたり、夜の外出が減っていたこともあり、本当に久しぶりだ。
が、ドアを開けて店内に入れば、中はいつもと変わらない空間だった。これはありがたい。この3年の内に店ごと無くなってしまった馴染みの店は多い。東日本大震災の後も、一時的に居酒屋が閉まっていたことはあったが、ステイホームの金切り声ほどの威力はなかったからなあ。

馴染みの店で馴染みの料理を食べるというのは、実にありがたいことだ。いつもであれば、何種類かの日本酒を順番に楽しんでいくのだが、今回はホッピーを淡々と飲んだ。帰りの駅までの道をぶらぶらしてみようと思ったから酒は控えめにした。つもりだったが、それなりに量は飲んでいたから、あまり効果はなかったようだ。我ながら自堕落な……………と笑ってしまう。
やはり一人飲みの時期が長かったせいで、酒の量と時間の加減がうまく行かなくなっているようだ。一人飲みだと、自分の好みの量と時間でうまい具合に飲み終わるから、ただただぼーっとしている。あまり難しいことを考えなくなるので、怠惰な時間が流れる。すっかりそれが好きになってしまった。この「怠惰な時間耽溺症」こそが一番深刻なコロナ後遺症かもしれない。

西武新宿駅前に人だかりができていて、どうやら久々の路上パフォーマンスを見ている人たちらしい。昔と変わっているのは、周りの観客?がみんなマスクをしていること。そして、パフォーマーがマイクを使って解説していること。観客も静かで、たまにパチパチと手を叩くくらいだ。ようやく平和な時代が戻ってきましたねえ、などと思ったのだが……………
ふと気がついたのは、おひねりはどうするのだろうということだった。音楽演奏の場合は、楽器ケースの蓋が開いていて、そこにおひねりを入れることができる。このマジックショー?らしき場所では、箱も入れ物も見当たらない。
ネットのコンテンツにデジタルなおひねりを渡す仕組みができて、すっかり一般的になったのはコロナの影響だろう。リアルの世界でも、路上パフォーマンスが復活するとしたら、おひねりの投下、回収システムがいるのではないかなあ、などと軽く酔いの回った頭で考えていた。QRコードを描いたパネルでも置いて、コード支払いでおひねりみたいなことはできるかなあ。
アフターコロナの時代では今更だとは思うが、現金を受渡する仕組みは「感染拡大防止」上、好ましくない、と文句を言うのは厚生労働省で間違いない。そして、お捻りも課税対象(消費税の徴収とか)と言い出すのは財務省だ。人の不幸で金儲け、と言う言葉が頭の中でリフレインする。
いつの世も「官僚」たちは庶民の不幸を食い物にする。酔いに任せて妄想していたら、すっかり酔いが覚めてしまった。だんだん腹立たしくもなり気分は最低で、「くたばれ、〇〇省」と叫びたいくらいだった。 
(お断り:〇〇には自分のお好みの省庁名を入れてください 省庁の好き嫌いには個人の嗜好差があります)

楽しくお酒を飲んだら寄り道せずにまっすぐおうちに帰りましょう。けして〇〇省のことなど思い出してはいけません。

ソロキャンあれこれ

塩と焚き火の因果関係は深い

高知の友人から紹介されてご一緒した、中土佐町の塩職人?からのいただきもの「天日塩」で、焼き肉を食べたいと思い、焚き火で肉を焼くことにした。天日塩とは海水をお日様に当てて乾燥させるものだそうで、大鍋に入れた塩水を火を使い水分を蒸発させて作るのではないため、塩の結晶の粒が大きい。
その塩の結晶をそのまま齧ってみると、塩以外の成分が微妙な味付けをしていて、旨味や甘みを感じる。まさに自然の恵みという言葉がぴったりくる。細かいサラサラした塩化ナトリウム粒ではなく、旨みを感じる「旨塩」というべきだろう。
その天日塩は3種類があり、赤い袋は肉用だと聞かされた。肉用塩の違いは説明を受けて、その時は納得していたのだが、今では思い出せないのが残念だ。それでも、肉と合わせて食べて美味ければそれで良いだろうと開き直って試食開始だ。
単純に塩だけで食べるのであれば、安い輸入牛肉で赤身肉が良いなと思った。いつもであればオーストラリア産牛肉にするところだが、今回はちょっとお高いカナダ産牛肉にしてみた。

焚き火を始めてしばらく時間が経ち、薪が熾火に変わった頃、網焼きで肉を焼いた。そこにバラバラと赤い袋の天日塩をかけた。肉を大きめに切って頬ばる。いや、とてつもなく美味い。焼いた肉と塩だけでこんなにうまいものができるとはと感激した。
確かに、焚き火の効果もあるだろう。肉に軽く煙の匂いがついている。オキになって安定した火だから遠赤外線による効果もあるだろう。何より、肉の上で半分溶けかかった塩の結晶が、ガリっとくる歯触りが良い。
肉を切っては焼きながら、噛み締める。切って、焼いて、喰らう。その繰り返しだ。おそらくこれこそが、文明が始まる前から人類が楽しんで来た、先祖返りに近い原始のグルメだなと思う。火と塩と肉と、それがあれば荒野で人類は生き延びることができたのだ、などと軽く酔いの回った頭で感動していた。
キャンプ向けに色々な塩入スパイスが発売されているが、スパイスなしの塩だけで楽しむのも良いものだ。次は、天日塩標準版である「白い袋」の塩で焼き魚を楽しんでみようと思った。

もう一つの塩も試してみた。これは東京都目黒区にある会社が発売している「燻製塩」で、その粒度は実に細かい。いわゆるサラサラの塩だ。そのサラサラした塩に煙の匂いがついている。その燻製塩を、まだ凍っている冷凍枝豆にかける。しばし放置して、半解凍くらいになったかなというタイミングで食す。
枝豆の皮が燻製香に覆われて、実に美味なのだ。これぞお手軽クッキング(調理していないが)の至高レベルだと自負している。こだわるのであれば、冷凍枝豆は多少値段を張るものにして、「茶豆」にするのが良い。枝豆はスーパー各チェーンでNB・PB 色々発売されている。その冷凍枝豆を散々に食べ比べた結果を独断と偏見でのべると、一番のおすすめはCGCの茶豆だ。(個人的な感想です)
そして、茶豆を食べながら晩飯の用意をした。塩で肉を食らう時の必需品、米を炊く。

一人用の飯を炊くには、メスティンが便利だ。熱伝導が良いせいなのか、米を炊いてもおこげにならない。コメにこだわりはないが、無洗米にするのが便利だ。無洗米は事前に水につけておく時間を長めにとればふっくらと炊き上がる。パエリアのような炒めた後に茹で上げるコメ料理にも向いているのでキャンプ向き食材だ。
火にかけてしばらくすると、蓋の隙間から米汁がぶくぶくと沸騰して溢れてきたら火を弱めぶくぶくが止まったらメスティンに耳を近づける。パチパチ音がしたら火を止める。そのまま15分ほど放置する。以上でメスティン飯の炊き方だ。これも、ほぼ究極の手抜きメニューだと思うが、うまいものは美味い。

ちなみに、今回は白飯ではなく炊き込み飯風にアレンジした。金沢で買った能登のエビ塩をスプーン一杯ほど炊く前の米に投入する。フライパンで塩胡椒で炒めた鶏肉をその上に適当に乗せる。以上で仕込み完了。
炊き上がったら、上から白胡麻をたっぷりかける。エビの出汁が効いた白飯に鶏肉の旨みが混じる。いわば魚介と肉のWスープ状態で、米が抜群に上手くなる。炊き上がった米の上に乗っかっている鶏肉をつまみ、スパイスを追いがけして食べれば、これは絶好の酒の肴だ。名古屋が誇る味噌ソース「つけてみそ、かけてみそ」をかけて鳥味噌仕立てにするのも「あり」だろう。
焚き火飯のうまさは、こんなふうにシンプルかつ手抜きで美味いものを食べられることにある…………と思うのです。

食べ物レポート

学生食堂のような昼飯

豚天のデミグラソースがけというのは、他店で見たことも食べたこともない

自宅近くの洋食屋に行くと、ほぼ9割の確率でオムライスを食べる。残り1割がカツカレーだ。ただ、ごくごくたまに、本当にたまに浮気をして、ランチ定食を頼むことがある。ランチメニューは固定されているようで、ほぼ変わりはない。日替わりというメニューもほぼ同一メニューがローテーションしている。
その定番定食の一番目が、ハンバーグと豚天のセットだ。お値段もリーズナブルというより、とても安いというべきだろう。少なくとも近隣のラーメン屋で注文するラーメンより安い。
この定食を注文すると、キッチンから引き肉を手で叩くパンパンという音が聞こえてくる。注文が入ってから肉の準備をして焼き始めることがわかる。だから、ランチ定食なのに出てくるまでに意外と時間がかかる。(そこがまた良いのだが)
白い楕円形の皿にハンバーグと豚天が乗っているのを見ると、学生食堂で食べていたランチセットを思いだす。学生食堂のランチはランクが3段階あり、一番下のサービスランチは低価格だが、おかずが貧相だった。大盛りキャベツにコロッケ一つ、マカロニサラダみたいな感じだ。コロッケの代わりがちくわ天とか魚肉ソーセージの天ぷらだった。
真ん中のクラスは、豚肉の野菜炒めみたいなものが中心で、時々ハンバーグになることもあった。付け合わせはやはりマカロニサラダだった。一番お高いセットは、豚肉生姜焼きとかポークソテーのような肉主体のおかずに、いわゆるガロニ、色付き野菜が付け合わせでカップスープがついていた。ハンバーグと白身フライみたいな2品付きという豪華版の日もあった。
この馴染みの洋食屋のランチ定食は、まさに学生食堂ランチ最上級セットに似ている。思い返せば、最上級のランチを食べられたのは月に一度くらいだった。学生食堂なので、値段は安い。一般の飲食店と比べても半額程度だったから、毎回最上級ランチを食べていてもおかしくなかったはずなのだが。なぜか安いランチばかり食べていた。
ちなみに、当時の時給を思い出すと、1時間働けばラーメンが食べられた。ファミレスやファストフードでの食事代は、時給換算で2時間分くらいの金額だったはずだ。学生食堂は並ランチで半時間分程度だから、どう考えても上級ランチを食べられなかったはずはない。昼食をけちって、酒でも飲みに行っていたのかとも思うが、そのあたりの記憶は定かではない。
それと比べると、このランチ定食はあまりに安い気がする。品質的には最上級ランチ以上で、現在の物価を勘案した価格比で考えても、今の値付けは学生食堂で最低ランクのランチ程度だろう。あのころから随分と時間が経っているが、いまだに飲食業は厳しい世界にいるのだなと、改めて考えさせられた。

ランチセットについてくる、ちょっと小ぶりなハンバーグが今の体にはちょうど良い量だ。塩味控えめな味付けも実に好ましい。こんな料理が学生食堂で出ていたはずもないので、コスパという点では圧倒的に現在の方が優れている。そのおかげで、学生時代よりはるかにうまい料理を、財布の中身は気にせず(どちらかといえば、とてもリーズナブルに)楽しめるのは、人生長く生きてきたご褒美みたいなものかな。などと、ちょっとほろ苦い気分にな理ながら美味しくいただきました。

ソロキャンあれこれ

調味料もお試し あれこれ

一番右の木製テーブルは、ソロキャンプ(車移動)であればちょうど良い。木製なので鍋底などが熱いと、直接置いた時に焦げができる。ただ、それを避けるには100円均一店で買った木製鍋敷で十分だ。10秒で折りたためるお手軽さは抜群の使いよさだ。
左側にある二つの金属製組立てテーブルは、徒歩キャンプに行く時には軽量小型なので重宝する。場合によって木製と金属製テーブルを使い分けるのが良いだろう。特に、オートキャンプ場でサイトまで車が乗り入れられる場合は大型道具も気にならないが、駐車場からサイトまで歩いて荷物を運ぶような時はコンパクトな方が良い。
お試しで持ってきたテーブルを3個並べて、あれこれ使い道を検討していた。そして、これまた冬の間に買っていたスパイスなどの調味料をお試しすることにした。

ケイジャンスパイスはキャンプでの焼肉に万能調味料だと思っていたが、最近のキャンプブームであちこちから焼肉用スパイスが開発発売されている。宮崎のマキシ〇〇は、ステーキ用スパイスとしても有名だが、焚き火焼肉にも向いている。
その焼肉用スパイス・ブレンドで新しく見つけたのが、その名も砂丘スパイスで、名前通りに鳥取県発の製品だ。これを肉にかけて焼くのではなく、焼いた肉につけて食べてみようと思った。
個人的には大好きな熊本県産「馬刺ししょうゆ」も焚き火焼肉に外せない重要メンバーだ。これを初めて熊本で見つけたときはずいぶんと驚いた。こくというか甘さというか、自分の中にある「醤油」のイメージが変わってしまった。
今では自宅に常備する九州系醤油の筆頭だ。銀座の熊本県アンテナショップで安定的に調達できるのも嬉しい。ちなみに砂丘スパイスは新橋にある鳥取・岡山県アンテナショップで発見したものだ。

ステンの仕切り皿はB-palの付録についてきたもので、ちょっとおしゃれかも………

ケイジャンスパイスをまぶして馴染ませてから焼いた鶏もも肉は、それだけでかなり塩辛いのだが、あえてそれに馬刺し醤油と砂丘スパイスをつけて食べてみた。砂丘スパイスは予想外にマイルドだったが、砂丘の味というのはイメージしにくい。ひょっとして、スパイスの顆粒を砂丘の砂に見立てているのではないかな、などと勘ぐってしまった。鳥取県では「すなばこーひー」という前例もあるし………  試してみた結果としては、普通にうまい肉用スパイスだと思う。クセの強さで言えば宮﨑マキシ〇〇の方がはるかに強いので、やはり自分の定義としては「マイルド系スパイス」できれば春秋用といった感じか。夏は、もっとガツンと辛くてヘビーな方が良さそうだ。

燻製塩は自作もできるが、お手軽に購入するので十分

冷凍の茶豆(枝豆)は、我がソロキャンプには絶対定番のお供だが、今回は埼玉県ローカルスーパーチェーン・ベルクのPB「茶豆」をゲットした。大手スーパーでは枝豆、茶豆の袋はずいぶんと大型パックのものが多いようだが、ベルクの枝豆はその半分くらいと小ぶりなサイズだ。キャンプで食べ切るにはちょうど良い。
冷凍の枝豆を皿に開けて半解凍状態にしたところで、必殺「燻製塩」をパラパラかける。この燻製塩は、コロナの間すっかり見かけなくなっていたものだが、たまたまデパ地下で発見した。その後、都会のカルディーでも見つけたので、本格的に販売が再開されたのだろう。巷では枝豆の燻製がよくみかけるメニューになっているが、これは燻製枝豆をお手軽に実現できる便利商品だ。
パッケージの色が変わってイメージチェンジしたみたいだが、燻製香は以前と比べておとなしくなった感じもする。燻製好きであれば少し多めにかけると良さそうだ。
キャンプ飯はアウトドア雑誌に載っているダッチオーブンを使った本格料理みたいなものを目指す方も多いのだろうが、マイスタイルとしてはお手軽で非日常的な「ゆで卵の燻製」とか「フライパンで作るなんちゃってベーコン」とか「冷凍ポテトを焼いてケチャップとフライドオニオンとフライドガーリックをかけたもの」で十分だ。
色々なスパイスミックスを買ってきて味変すれば、併存な素材でも一気に野外のご馳走に変身する。食べるのは自分だけなので、自己満足さえ出来れば十分にゴージャスな料理なのであります。だから、馬刺ししょうゆとマヨネーズで生ハムを食べる、なんていうのが最高なんだなあ。