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さっぽろでまなんだことあれこれ

北海道でセブンイレブンを撃退する実力をもつセイコーマートの本社近くにある、実験店。セイコーマーチは店内調理可能なキッチンを併設している店がほとんどで、Hot Chefがそのロゴマークだ。持ち帰り弁当チェーンほど店内調理メニューが多いわけではないが、それでもレンジアップしないで暖かいお弁当が食べられるというのは、まさしく進化系コンビニといえる。最近はイートイン併設が増えている。

この実験店では2階が全てイートイン席で、内装は随分とさっぱりしているが、ほとんどファーストフードチェーンと言えるほどの設備だ。高校生が参考書を開いていたりサラリーマンがパソコンで作業をしていたりする。流石に札幌でも夏は暑い日がある。そんな時に駐車場付きのこんなコンビニがあったら、どれだけありがたいことか。サボるには最適だ。

コンビニコーヒーはすっかり普段使いの商品として定着しているが、セイコーマートでは車対応でカップホルダーを提供している。これは素晴らしい。一人で車を運転しているときはカップ一つなので問題ないが、二人分買うのと途端に持ち運びが難しいのがコンビニコーヒーの弱点。マクドナルドのドライブスルーを使うとこれに似たサービスがある。セブンイレブンやローソンはどうだろうか?
こうしたちょっとした便利さが、好感度上げるのだよね。

さて、コンビニにすっかりマーケットを独占されたと思われる三角サンドイッチだが、デパートの地下あたりには高級サンドイッチ店として細々と生き残っているくらいか。しかし、札幌には24時間営業のサンドイッチ専門店が、しっかり存在する。価格もコンビニの下を潜るリーズナブルプライスというやつだ。この店内で従業員五人くらいが黙々とサンドイッチを作り続けている。種類も多く、肉系、野菜系、スイーツ系などつい迷ってしまう。オススメは定番ポテトサラダのようだが、ランキング等業では明太子が一位だった。ののの売り方を考えさせられる。住宅地の一角にあるのだが、わざわざ買いに来るような場所でもあり、マーケティング的には色々学ぶ点も多い。

最近、取り組んでいる課題が街場のレストラン、住宅地の中にあるカジュアルレストランだ。大手ファミリーレストランチェーンのように幹線道路に巨大な敷地で100席超の大型店舗を開けるのとは全く逆方向で、住宅地の中で席数50−60くらいの中小型店を繁盛させる。20年、30年と地元のお客さんを取り込み、三世代客層を獲得する。偶然そうなるのではなく、最初からそういう設計で、コンセプトで店舗を作るというのはどうだろうかと思うようになった。高崎のパスタ屋であったり、岡山の洋食屋あたりがずっと意識の中に引っかかっていたのだが、札幌にもそういう店があったなと20年ぶりくらいで訪れた。

札幌円山 アグリロ1979

この店開店は1979年。すでに40年営業しているわけで、老舗中の老舗のはずなのだが、そんな気配が感じられない。中に入っても、客層は小学生から70代後半まで広がっている。駐車場が少ないので、おそらく車は近くに置いてきたか、あるいは歩いてきたか。兎にも角にも住宅地の中のレストランで、目立つ場所ではない。
商品は基本的に大盛りのパスタ。40年前といえばイ札幌でもタリアンレストランもほとんどない、スパゲッティーというのは洋食屋で食べるか、デパートの大食堂か、それとも喫茶店のナポリタンかという時代であった。だから、この場所は相当オシャレだった。今では町中にイタリアンレストランが溢れ、スパゲッティではなくパスタとなっているが、当時を思えば、これはずば抜けたコンセプトレストランだったのだ。今でも乾麺を使っている。生パスタなどという軟弱には手を染めていない。(個人的には生パスタ好きだが)40年経っても古びないというのはこういうことだね。

24時間営業の是非について、いまだにもめているセブンイレブンだが、ついに営業時間の変更を認める旨のコメントが出た。でも、そのずっと前にセブンイレブン 朝7時から夜11時までよりもっと短いセブン・エイト 7ー8の営業時間宣言をしていたので、記念に撮っておいた。確かに動物園の入口脇のお店だから、夜は人ではなくキタキツネかヒグマくらいしか通らないよね。

街を歩く

所沢二題 ちょっとおまけ

所沢に本社がある山田うどん。本社工場には併設で大きなレストラン?もあり、その近く出住んでいた時期にはよく行った。そして行くたびに思っていた、安かろう悪かろうだなと。もう30年以上前のことで、埼玉うどん県だと知ったのもその時期で、埼玉産うどんに絶望したのもこの店だった。がっこく給食用の麺作っていると聞いて、ああmそれなら仕方がないなと思った。当時の学校給食は絶望的にまずかったからだ。学校給食のパンとはパンの形をした何かだというほど酷かった。だから、埼玉のうどんもその類のものかと思い込んだ。違ううどん屋に行って、腰の強いうまいうどんが出てきてびっくりしたぐらいだ。が、埼玉県人のソウルフード的な立ち位置にある山田うどんが、みるみる上手くなった行ったのはそれから10年くらい後だったのではないか。うどん自体がうまくなった、つゆの味がレベルアップした。なんでも社長が商品開発から手を引いたら美味くなったという笑い話のような新聞記事を読んだものだ。
そして去年からうどん屋ではなく食堂になるということで看板が変更され、ラーメンが定番となり定食の種類も増えた。ありがたいことだ。うどん280円からは、全校ブランドの丸亀製麺を意識した値付けだと思うが、地元の埼玉人は山田うどんの方を愛しているので心配はないと思う。個人的要望として武蔵野うどんを進化させて欲しい。

うちの近くにある士道館道場は、今やキックボクシングジムなのだそうだ。もう思い出す人も少ないだろう「空手バカ一代」という漫画で、極真空手の代表選手として描かれていた添野さんだが、なんだか暴力団騒ぎに巻き込まれてからは全く噂を聞かなくなっていた。散歩がてら見つけた石碑でふと思い出した。そういえばあの頃は格闘技ブームだったなのだ。それから20年以上経ってからのK1ブームやグレーシー柔術などの異種格闘技の流行も、元はと言えば故梶原一騎原作の諸作が始まりだった。みーんな、故人になってしまったけどね。

所沢駅前に一軒ある高級な中華料理屋の視点だそうだ。本店はコースでいただくレストランだが、視点はお気楽に単品で注文する坦々麺のお店だ。原宿にも似たような名前の店があったが、どちらも英語で言えばDragon Childだから、きっといつかは龍になりたいみたいな意味が込められているのかなあ・・。ここでもひねくれ者の身として注文したのは汁なし坦々麺だったので、次回はきちんと汁あり坦々麺食べに行かなければ。所沢駅前プロペ通りからちょっと脇道に入ったところ。ちなみに所沢は残留孤児の日本語教育施設があったせいか、中華料理屋がものすごく多い。どこも、日本的変化、チューニングが終わっていない豪速球的中華なのでなかなか面白いのだよ。

所沢航空公園

所沢は旧帝国陸軍の最初の航空基地だった。その跡地は敗戦後米軍に接収されて、いまでも防諜用無線基地が残っている。一部返還されたところには、東京航空管制所が置かれ、首都圏の航空管制を引き受けている。ここがテロにあうと飛行機が飛べなくなる。
そして、それ以外にも色々な役所が入っていて、警察も法務局も市役所も税務署も郵便局もみんなこの陸軍飛行基地の跡地に集まっている。防衛医大もあり、なんだか「官」の街っぽいのだが、多分1/10くらいの敷地が航空公園として残されていて、春にはこんな光景が見られる。人口減少が続き若い人には逃げ出される街になってしまった所沢だが、西武鉄道本社もある。西武鉄道グループの城下町なので、西武デパート、パルコなど人口の割には色々と取り揃っていおります。飲み屋もやたら多いし、東京都民には「えー、所沢なの・・・。」と揶揄されるが、埼玉西部の拠点なのであります。

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札幌的飲み方を深く考えてみる

札幌では老舗というか別格の歴史を持つ「福鳥」。視点が何件もあったが、今や本店のみとなってしまった。生まれて初めて飲み屋に行ったのは、福鳥の今や無き支店であった。最近でこそ軟弱者のサワーなども置いているが、無地氏は冷のコップ酒と焼酎ストレート、それか札幌ビールの赤星だったような記憶がある。札幌の飲み屋でサントリーやアサヒが置いてあることは稀だった。アサヒの「生」(という瓶入り)が好みだったので、アサヒが飲める店は貴重だった。当時は、いわゆる生ビールもどこでも飲めるものではなく、ビールといえば瓶入りだった時代。

焼き鳥屋で、まず座って頼むのがお新香と冷酒、焼き鳥を注文しても出てくるまではちょいと時間がかかるので、とりあえずということだ。今の時代でいえば、枝豆とか煮込みになるのだが、当時は枝豆は季節品、煮込みは札幌では見たこともなかった。おそらく焼き鳥屋はたくさんあっても、もつ焼き屋が珍しかったせいで煮込みが一般的ではなかったのだと思う。もつ焼き屋の代わりにあったのがホルモン焼きやであり、普通の焼肉屋は少なかった。おそらく北海道は貧乏すぎて牛肉を食べる習慣ができなかったのだろう。今でもすき焼きといえば豚肉が主流の土地柄だ。

日本酒といえば、地元産千歳鶴でほぼ独占。旭川の男山が多少のしていたくらいで、いわゆる全国ブランドの月桂冠、菊正、大関などはあまり置いていなかったような記憶がある。日本酒が普通に飲まれていた時代だった。コップ酒をもっきりというが、これは東北地方から伝わった言葉だ。自分では全国的にもっきりというと、ずっと思っていたが。

さて、焼き鳥であるが、こんな感じ。昨今の焼き鳥のような肉肉しいルックスはない。玉ねぎが間に入っている変形ネギ間で、アジシオがかかっている。一人前4本が決まりなので、一人で行くとふた皿が限界。今時の一本ずつ焼いてくれる親切な焼き鳥屋ではない。徹底的に昭和ストロングスタイルだ。だから一人のみにはあまり向いていない。かインター前で仕切りもないところで焼き鳥を焼くので、煙は店内に充満し、体に染み付く。それでも夜な夜なおっちゃんたちが集まり元気に大声で仕事の愚痴を言い合っている。社内機密ダダ漏れだなと思うが、こちらも酔ってくると記憶すら怪しいので、問題はないのであろう。店の中に流れるのは、ただただ昭和な時間。焼き方の親父も店員もほとんど愛想がない。まさに骨董品的な店になってしまった。

ここ2年ほど急速に込み合うようになった「町のすし屋花まる」。時計台の隣にあり観光客が増えたせいだと思うが、特に外国人観光客が多い。その混み具合に伴って、対応がどんどん悪くなってくるのは困りものだ。予約は不可になった。多分、ノーショウが増えたせいだろう。カウンターの客にばあちゃんが増えた。女性の一人飯としては安心できるからだろう。面白いのがばあちゃんたちは昼から酒を飲む。じじいな人たちの方が酒を注文しないような気がする。ちなみにばあちゃんはセットではなく、お好みで注文していることが多い。金持ちなのである。

さて、その鮨屋で鮨を頼まず酒を飲む邪道な客が、自分であることを白状しておく。普段はタコのカルパッチョであるとか、ホヤのポン酢であるとか変化球的肴を頼む。今回はタイの兜焼きがあるというのでそれを頼んだのだが、なんとこれが予想のずっと上をいく町変化球だった。カブト素揚げなのだ。それを煮びたしのようにして提供してきた。カブトは焼いてもいない、これでは揚げだしだ。確かに熱々で、すっと時間もかからず出てきた。それは良いのだが、やはりカブト焼きとは・・・。文句をつけても仕方がないので、とりあえず箸をつけると、これが意外と上手い。正々堂々とタイの揚げ出しとか言って売れば良いのに。なんとも不思議な商品だ。

次にタコの天ぷら。札幌ではタコの唐揚げをタコザンギとして売っている。鳥の唐揚げがザンギだから、タコの唐揚げはタコザンギ。もちろん揚げたてはうまい。北海道のタコは、巨大でかつ水っぽいのであげるとちょうど良いのだろう。個人的には、スルメイカの天ぷらとタコの天ぷらを食べたい時には、すし屋に限ると思う。居酒屋ではちょっと落ちる気がする。天ぷら屋では、タコの天ぷらを注文した記憶がない。これは塩で食べるのが良いみたいだ。ということで、すし屋では刺身も頼まず、こうしたサイドメニューをドンと注文し、最後にすし2−3巻、巻物1本みたいな食べ方をする。言ってみれば一人で勝手に大将おまかせコースにしているのだが、あまり勧められた習慣ではないと反省している。回転すしでこれをやると嫌がられるだろうなとおもいつつ。いつも花まるさんにはお世話になっている。

そして、個人的には札幌イチオシの店「てっちゃん」のお通しの舟盛り。これで二人前。妻はほとんど見えない。四人前を注文すると妻がなくなる。刺身の舟盛りではなく山盛りに変わるということだ。実際にはお通しにには小鉢がふた皿つく。イカの塩辛(多分自家製)と毛ガニのむき身。では、この舟盛りは何かというと、入店時に必ずセットになっている刺身盛り合わせ(人数分が基本)という代物で、一人前が確か1500円だったような記憶がある。1800円だったかもしれない。だから、この店では追加注文をするのよほど腹の減った時にした方が良い。普通うの空腹状態であったら、席について酒だけ頼めば十分だ。例えばポテサラとか、ザンギとか頼みたくなってもじっと我慢だ。そんなものは他の店に行った時に頼もう的な精神修養が必要だ。トップに載っているウニは臭みのなく上品なものだし、自家製のしめ鯖や鯨の刺身も山の中に隠れている。
札幌一の隠れ家名店だと思うが、中のインテリアは昭和のレトロおもちゃでいっぱいで、怪しげな雰囲気もあり、ぜひ一度行ってみた欲しい。ちなみに、所在地はすすきのではない。すすきのの隣といった場所にある。予約なしではほぼ無理なので、ぷらっと行くのは難しいよ。

食べ物レポート

3月のラーメン 色々といちゃもんつけてみた

ラーメンは体に良くないと言われることが多い。脂質と炭水化物と塩分が多いということなのだとは理解している。にも関わらず、日本中にラーメン屋が多いのは、ラーメンというものが、人が動物として残している本能に響くうまさだからなのだ、と思い込んでいる。ラーメンへの憧れは、人類の祖がまだ猿族とあまり離れていない時代、安楽の地である森林から追い出され、サバンナの荒野に生き始めた頃からの、生きていることの意味、味覚から生まれたものだ。森の中で暮らしていた時代、基本的に木になる実から得る炭水化物、昆虫から得るタンパク質・脂質が雑食性の猿であった人類の祖の嗜好品だった。サバンナに追いやられ仕方ナシに直立歩行と、それに伴う手の使用で狩が始まり、肉食を覚えた猿が原生人類だ。
だから今でも、たんぱく質より炭水化物を好み、脂質こそ貴重で極上の旨味。塩分はまさしく狩の味。まさにラーメンは現生人類の脳細胞を直接的に刺激する、「人類の原初の夢的食物」であると・・・。

富士そばの煮干しラーメン

さて、立ち食いそばの富士そばで裏メニューだったものが、今や相当に「表」化したメニューとなっている「煮干しラーメン」である。ご覧の通り、なんともルックスはしょぼい。トッピングはそばからの流用であり、唯一チャーシューが独自な存在感を示している。ただし、噛みしめるとなんとも安っぽいハムのようなもので、残念ながら期待外れであるのだ。
めんまも、これは相当に手抜きだ。では、このラーメン、ダメダメかというとそうでもない。まず、すぐに注文して出てくる。さすが立ち食い蕎麦屋だ。スープは煮干しが効いていて意外と本格的。だから、朝飯ながらちょっと力つけたいぞ的な朝ラーとしては優秀かもしれない。価格はまさかの450円なので、文句を言ってはいけない。個人的には茹で卵いらないから、その分チャーシューのグレード上げて欲しい。

みそっちの味噌ラーメン

所沢の町外れ、向かいは茶畑というような場所にあるラーメンやだが、昼時は意外と混んでいる。週末は席待ちで行列ができる味噌ラーメン専門店。だったはずが、今や坦々麺も醤油ラーメンもつけ麺もなんでもありになった。しかし、一押しは北海道味噌ラーメンではなく信州味噌ラーメン。チャーシューは選択制なので、無しでも注文できる。この日はちょっと気張ってチャーシュー乗せを選んだ。110円プラスとなる。スープはガツンとくる力強さ。食べ終わると喉が乾く。夏場に食べると汗がたっぷりでるだろう。でも、ラーメンってこういう食べ物だよなという気がする。最近はやりの豚骨系とはちょっと違うので、二回来て北海道味噌と信州味噌を食べ比べるのが良いとおもう。チャーシューはのっていても、いなくても味には変わりない。肉を食いたい人はチャーシュー乗せを注文すれば良いくらいの添え物。

万世麺店のパーコーメン

新宿駅の地下にある、肉の万世のラーメン屋。メニューはラーメンとつけ麺の二種のみという潔さで、パーコー(豚の唐揚げ)を載せるかどうかは選択する。このパーコーがうまい。パーコーとは下味をつけたトンカツのようなものだが、麺との相性が抜群に良い。逆に、この店のラーメン単独ではいただけない。スープは弱い、麺も頼りない。ところがその頼りない麺を水で締めると、ツルツルすするにはよろしくなる。弱いスープの代わりに冷たい濃いめのつけ汁、(酸味強いのでこのみはわかれるかな)で食べると全く別物。新宿の地下街にあるのに、いつも満席の人気店で、最近は外国人観光客も多いから、行列ができるようになってしまった。パーコーメンは本格的中華料理屋で食べるものだと思っていたが、ここではお気楽に注文できる。新宿の穴場的存在。

野郎ラーメンの魚介ラーメン

野郎ラーメンは4−5年前に爆発的に店舗数を増やしたけれど、最近はちょっと停滞気味か。どうもお店によって味のブレが大きいみたいで、先輩格であった光麺と同じ道を歩んでいるな、と残念に思っていた。久しぶりに入ってみたら定番の豚野郎(定番豚骨ラーメン、野菜たっぷり乗せ)よりも高い魚介系ラーメンがメニューに載っているので、それを注文してみた。豚骨と魚介のWスープは、今や準定番と言えるラーメン・スタンダードなので、そこそこ期待してみたのだが・・・。
普通にうまいという人が多いだろう。魚ダシは効いている。ただ、バランスが悪い、ちょっと妙な匂いが残っている。スープの原価の高さが値段の高さになっているのだろうけれど、それを納得させられるだけの強さがない。これはまだ発展途上メニューなのかもしれない。おそらく青梗菜あたりを乗せてスープと色気のバランスを取れば良いのだろうが、そこがかいわれ大根ではちょっとチープすぎる。

まあ、ラーメンという食べ物は店主によってずいぶん変化していくものだから、いつも全く同じであれとは言わないが、進化途上のものを商品にしてはいけないよね。このラーメン、素質は良いと思うのだけれど。湊屋の肉そばあたり研究してみればと言いたい。

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仙台駅まわりをぶらぶら+おまけ

洋風酒場 最近1番のお気に入り

ハンバーグで酒を飲むのはうれしい。サルサソースがけ。

なかなかありそうでない、ハンバーグで酒を飲もうという居酒屋。肉バルというのともちょっと違う気がする。ハンバーグはゴツゴツ系でみろいろなソースで味が違うが、基本的には鉄板の上のハンバーグでグビグビとワインを飲むというのがこの店のスタイルだ(と勝手に思っている)。ステーキもあるし、他に肉料理も多いが、やはりハンバーグだよね。大人のハンバーグで、酒飲みのためのハンバーグ。So Good!!

ちくわの中にポテサラが入ったテンプラ

変わったところでは、一品100円のつまみ各種、特にこのちくわの天ぷらがなんとも言えない。熊本の弁当屋チェーンで人気のポテサラ入りちくわの天ぷらに仙台でお目にかかるとは。札幌ではちくわの中にツナマヨを入れて生地で巻いたちくわパンという名品もあるが、酒飲んで食べるにはちくわの天ぷらは好みだ。これおwそのまま食べるか、醤油をかけるか、はたまたソースにするか。これは育った文化圏の違いが出る「良いクイズ」ですよ。ちなみに、個人的には醤油で半分、ソースで半分食べたい。

仙台駅西口正面から歩いて5分ほど。歩行者デッキでひたすら北を目指し、でき位のハズレから徒歩1分。

仙台駅西口正面から出てペデストリアンデッキ(歩行者用陸橋ね)を右側に進むとパルコがある。そこを通り過ぎると広瀬通という広い道にあたるが、そこもデッキをつたい歩き広瀬通を渡る。ここでデッキが終了。地上に降りてもう一息歩く。店がすっかりまばらになるところで到着。
ちなみに広瀬通に行く手前、パルコの先で仙台駅から繁華街一番町に通じるアーケード街がある。ここが飲食店などの集中地域なので、仙台名物牛タン屋、すし屋、ラーメン屋などがごちゃっとある。普通の人はこちらのアーケード街に行くだろうから、場所的にはちょっと外れている。でも、そういう外れの場所にこそ名店があるはずだ(多分)

洋風酒場 Great Bonten というのが店の名前だが、GBという看板を見て勝手にGreat Britainだと思い込んでいた。そうか、ビールの店なのかと見過ごしていたが、実は仙台の居酒屋チェーン 梵天グループの一店だった。だから洋風酒場なのにマグロの刺身が売り物だったりする。実に楽しい。

そば よし田  駅近の名店か

ざるそば うまし

仙台駅近はレストランと食品売り場があり、なかなか見逃せない場所だ。駅近の食堂など・・とバカにしてはいけない。仙台で蕎麦といえば、丸松だが。そこの視点も駅近に入っている。しかし、あえて、よし田を選んだのは銀座の蕎麦屋の視点だからで、何を隠そう、銀座よし田のコロッケそばが好物なのだ。で、コロッケそばを注文しようとしたらメニューにない。残念・・・。渋々ざるそばを頼んだ。良いそばだと思います。でも、コロッケそば発売してほしい、絶賛しますから。

ロッケンキッチン おしゃれに一杯

仙台駅構内2階の東西口をつなぐ通路がある。その上に新幹線ホームにつながるあたりに数件、面白い店がある。ちょっと変わったメニューを出す居酒屋やカフェが立ち並ぶ。本格点心の店おまるので、地元づかいもされているだろう。その中にある、牛タンの利休がやっているおしゃれ飲み屋で、新幹線の時間待ちにサクッと飲む。玉コンと塩辛でひんやりと冷たい浦霞純米をグビッと。

三㐂 おまけに 仙台市北側住宅地の中にある繁盛蕎麦屋

天ぷらそばがオススメ

仙台駅前とは全く関係ないのだが、住宅地の真ん中にある行列のできる蕎麦屋。仙台は住宅地の真ん中に忽然と現れる蕎麦屋が多いような気がする。そば好きが多いのだろう。この店も昼時はまず行列、駐車場が足りないので入るには相当幸運が必要。時間をずらすのが賢明だ。普通にうまい、梅雨はドンピシャで、甘辛くバランスが良い。山形もそば文化圏だが、仙台もうまい蕎麦屋多いな。
ちなみに「㐂」の読みは「き」、喜の異体字だ。日本語変換では簡単に出て来ない難字だ。屋号としてはありなのだけれど、検索するときは「三喜」で出てきます。

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仙台探訪 仙台駅東口をぶらぶらと

VIVA周平 これは名店だ

お通し 二品

仙台駅東口は、なかなか面白い店があるのだが、最近のお気に入りがviva周平、カウンターにテーブル二席という小ぶりな店だが、なかなか面白い料理が出てくる。カウンター内のおかみさん?によるとおばんざいの店だそうだ。店に入るとまずお通しが二品ほど。

違う日のお通し

お通し以外では、鳥を焼いたものがオススメらしい。なんというか、創作料理という気配もあるが、基本はおばんざい+炭焼きの肉なのだろう。なんとなく微妙な組み合わせだが、カウンターで一人飲みするにはちょうど良い。常連さんも多いようで、店内は予約のお客さんで満席。

おばんざい盛り合わせ

オススメは、このおばんざいがフルセットで乗る盛り合わせとのこと。一人でこれだけ食べればもうお腹いっぱいという感じになる。日本酒や焼酎のラインアップもよろしいので、仙台単身赴任者には人気がありそうだな。ちなみに仙台駅東口は単身者向けマンションが多いようで、周りにある飲み屋もサクッと飲むタイプが多い。

キーマカレー風ディップとポテサラ

個人的な好みで言えば、このカレーディップが良かった。クラッカーにのせて食べるのだが、クラッカーを追加したいくらいだ。ポテサラはペッパー風味というかちょっと大人向けな味付け、マヨネーズ控えめ。これも良いですよ。仙台で一押しのポテサラは、仙台駅西口 飯と酒 ビートルのやつだが、これもなかなかの物。

抹茶ハイを目の前で作るのが素晴らしい

そして普段は偏見で飲もうともしない抹茶ハイだが、この店のはぜひ飲んでみたほうが良い。隣の客が注文数のを見て真似してみたが、これは素晴らしい。抹茶ハイ見直しましたよ。自分でも作ってみようと抹茶を買ってきたくらいだ。甘さがないのが良い。(ほんのりとお茶の甘味は感じるけどね)

天海ハマ市場 こちらもおすすめ

これは同じく仙台駅東口にある魚居酒屋のお通し。刺し盛りと握りが一緒に乗っているという異色の組み合わせ。これにお好きなお酒が2杯付いて1200円。ただし、ホテルでもらえるクーポン使用が条件なので、一般客はどうなるのだろう。仙台に魚居酒屋多いので、こういったゴージャスなサービスになるのかもしれない。https://hamaichiba.owst.jp

仙台は居酒屋天国だ・・・。

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高知を旅する 鰹の國 久礼を散策

「土佐一本釣り」と言う漫画がある。昭和中期の名作であると思っている。昭和の時代が遠ざかるにつけあれこれ思い出すことの一つだ。星飛雄馬と純平とは同時代を生きた思いがする。(あしたのジョーもね)その土佐の一本釣りの舞台となった街が高知県中土佐町、久礼の町だ。ひょんなことから知り合いができ、この街を訪れることが10年近く続いている。

大正町市場入り口

久礼の街の名物が大正町市場で、この中には魚屋や八百屋、手作り惣菜や、食堂など楽しい店が並んでいる。特に、地場で上がるぴちぴちの魚をさばいて食べさせてくれる食堂がオススメ中のオススメ。ここで鰹のタタキを食べると、もう二度と他のところでは満足できなくなる「魔性の場所」であり、スーパーで買うカツオに文句を言い始めることになる「悪魔の所業」を施される場所でもある。

高知名産しょうがの入ったソフトクリーム

市場を一巡りしたら、向かいにあるこじんまりとしたカフェで生姜ソフトクリームを食べる。高知は日本有数の生姜生産県で、その大半が県西部の工場で大部分が加工品として(チューブに入ったりパックに入った生姜になるのですよ)出回っていくのだが、当然地元でも使われる。生姜とソフトクリームの相性はなかなかよろしい、大人向けの味でありますね。

カフェで昼ごはん

このカフェではカツオも食べられるし、焼うどん(漁師のラー油を使った)や、フィッシュのスープカレーが食べられる。ちょっとピークを外せばのんびりできるし、自家製のラー油やタレなども売っているのでお土産にも良い。テレビ番組でも紹介され、運が悪いと売り切れの時もある(かもしれない)。
夏の午後にこの辺りを歩くと、何とは無しに感じるものが夏の怠惰感、だれきった暑さ、遠くから聞こえるのは高校野球の中継みたいな、日本の田舎の夏。多くの人が頭にイメージを浮かべるだろう、日本の夏がぴったりと合う街で。あー、早くビール飲みたいという気分に満ち溢れてくる。

捌きたて焼きたての鰹のタタキ

そしてこの街に来たら絶対に食べなければいけない鰹のタタキ。高知流では薄切りのニンニクと合わせて食べる。モチっとした弾力のあるカツオと、ニンニクにポン酢の組み合わせで何切れでも食べられると思う。だが、ここは要注意だ。個人的見解でいうと、最大5切れで我慢しよう。それ以上食べると 1番目に言えるのは、他の場所でカツオを食べても美味しいと思わなくなり人生が不幸になる、2番目にはいくらうまいとはいえたくさん食べすぎると、次の日お腹の調子が悪くなる。特にニンニクとの相性が悪い人は気をつけなければ。と言いながらタタキを5切れ食べた後で、かつお刺身をわさび醤油で食べてしまうので、まず10切れは食べることになる。また美味しいカツオが食べたければ、久礼の街まで来る羽目になるかもしれない。久礼カツオ中毒も後遺症の一つだ。

駐車場の看板

大正町市場周辺の道はだいぶ幅が狭いので運転には注意しましょう。駐車場もできたので平日であれば気軽に立ち寄りできる。高知市内からだと高速使って1時間くらい。大正町市場でぶらぶらして、美味しいもの食べて、お土産買って、綺麗な太平洋を見て、生きている幸せを存分に味わうがいいと思うよ。

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高知を旅する 道の駅編

高知県西部にある須崎市の道の駅。ここは日本カワウソの生息地だったが、最近日本カワウソの絶滅宣言が出されてしまいがっかりしていることだろう。生きていて欲しかったよね、カワウソ。さて、高知県だが高知市を出るとファミレスというかドライブインというか車移動でご飯を食べるところが激減するという感じがする。だから、二階がレストランになっているこの須崎の道の駅は結構使い勝手が良い。港町でもあり海鮮系メニューも良いのだが、実は一押しが鍋焼きラーメン。テレビでもよく見かけるご当地ラーメンだ。

土鍋の中でグツグツ煮立ったスープは、意外とあっさりしている。これでそうめんを食べると美味そうだ。具はちくわとネギに鶏肉が載っている、シンプルだけにスープが決めて。日本全国に様々ある変形ラーメンの中でも、これはお気に入りの一つ。

道の駅 中土佐

四国では新しい道の駅「中土佐」は、港の横にあるという珍しいロケーションだ。海岸沿いにある道の駅は、なかなか楽しいのだが、ここは特に魚と果物という珍しい組み合わせで、幹線からちょっと外れているがわざわざ寄り道したい施設と自信を持って言える。最近の道の駅は木造が増えてきた。地産地消であったりエコだったり色々と理由はあると思うが、やはり風情という点ではコンクリートとガラス張りよりは良いのでは。地場の魚を食べさせてくれる食堂も併設している。隣の漁港では親子が岸壁から魚釣りをしていた。

さかなの食堂

食堂の隣にはデザートとイタリアンのカフェもあり、何とは無しに良さげな雰囲気なのだが、なんと当日は定休日。試食もできず残念であった。いちごのスイーツが美味しいのだよね。

お菓子工房 これも旨し

四国の中でも高知県は東西に長く伸びているため、県の東部から西部に行くには何時間もかかる。室戸岬から足摺岬に行くのは結構しんどい。個人的な感覚でいけば、高知市内から西の恥にある宿毛まで行くのは高速道路が開通した今でも相当に疲れるドライブのような気がする。そんな高知県で、北の香川から高知に通じる高速泥の出口近くにある道の駅「南国」は、なんとなく懐かしさを感じる道の駅だ。一回は地域の物産販売と観光案内、一回の隣には農産物の直売処、二階にはレストランというわかりやすい店づくり。道の駅に並ぶ農産物は、規格外品であることが多いけれど、とれたて新鮮で味が良いのが売り物だから、立ち寄る時には野菜を見つくろうのがオススメだ。特に、その地域でしか取れないもの、スーパーでは見かけない野菜なんかが多いよね。高知でいえばハヤト瓜、葉ニンニクあたりが珍しい系で一押し。あとは四角いタケノコ、四方竹なども。

道の駅めぐりは結構楽しい趣味だと思うが。

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高知を旅する 鰹の國 久礼を散策

「土佐一本釣り」と言う漫画がある。昭和中期の名作であると思っている。昭和の時代が遠ざかるにつけあれこれ思い出すことの一つだ。星飛雄馬と純平とは同時代を生きた思いがする。(あしたのジョーもね)その土佐の一本釣りの舞台となった街が高知県中土佐町、久礼の町だ。ひょんなことから知り合いができ、この街を訪れることが10年近く続いている。

大正町市場入り口

久礼の街の名物が大正町市場で、この中には魚屋や八百屋、手作り惣菜や、食堂など楽しい店が並んでいる。特に、地場で上がるぴちぴちの魚をさばいて食べさせてくれる食堂がオススメ中のオススメ。ここで鰹のタタキを食べると、もう二度と他のところでは満足できなくなる「魔性の場所」であり、スーパーで買うカツオに文句を言い始めることになる「悪魔の所業」を施される場所でもある。

高知名産しょうがの入ったソフトクリーム

市場を一巡りしたら、向かいにあるこじんまりとしたカフェで生姜ソフトクリームを食べる。高知は日本有数の生姜生産県で、その大半が県西部の工場で大部分が加工品として(チューブに入ったりパックに入った生姜になるのですよ)出回っていくのだが、当然地元でも使われる。生姜とソフトクリームの相性はなかなかよろしい、大人向けの味でありますね。

カフェで昼ごはん

このカフェではカツオも食べられるし、焼うどん(漁師のラー油を使った)や、フィッシュのスープカレーが食べられる。ちょっとピークを外せばのんびりできるし、自家製のラー油やタレなども売っているのでお土産にも良い。テレビ番組でも紹介され、運が悪いと売り切れの時もある(かもしれない)。
夏の午後にこの辺りを歩くと、何とは無しに感じるものが夏の怠惰感、だれきった暑さ、遠くから聞こえるのは高校野球の中継みたいな、日本の田舎の夏。多くの人が頭にイメージを浮かべるだろう、日本の夏がぴったりと合う街で。あー、早くビール飲みたいという気分に満ち溢れてくる。

捌きたて焼きたての鰹のタタキ

そしてこの街に来たら絶対に食べなければいけない鰹のタタキ。高知流では薄切りのニンニクと合わせて食べる。モチっとした弾力のあるカツオと、ニンニクにポン酢の組み合わせで何切れでも食べられると思う。だが、ここは要注意だ。個人的見解でいうと、最大5切れで我慢しよう。それ以上食べると 1番目に言えるのは、他の場所でカツオを食べても美味しいと思わなくなり人生が不幸になる、2番目にはいくらうまいとはいえたくさん食べすぎると、次の日お腹の調子が悪くなる。特にニンニクとの相性が悪い人は気をつけなければ。と言いながらタタキを5切れ食べた後で、かつお刺身をわさび醤油で食べてしまうので、まず10切れは食べることになる。また美味しいカツオが食べたければ、久礼の街まで来る羽目になるかもしれない。久礼カツオ中毒も後遺症の一つだ。

駐車場の看板

大正町市場周辺の道はだいぶ幅が狭いので運転には注意しましょう。駐車場もできたので平日であれば気軽に立ち寄りできる。高知市内からだと高速使って1時間くらい。大正町市場でぶらぶらして、美味しいもの食べて、お土産買って、綺麗な太平洋を見て、生きている幸せを存分に味わうがいいと思うよ。

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高知を旅する 神社編

高知県にある一ノ宮といえば土佐神社になる。現在の高知市中心部からはずいぶん離れたところにあり、この辺りが昔は土佐国の中心だったということがわかる。確かに近くにあるのは、岡豊城つまり四国統一武将、長宗我部一族の居城があったあたりになる。昔のお城は防御陣地として山に築かれることが多かった。神社は山裾に建立されることが多い。というわけで高知県旧都とでもいうべき場所に土佐神社がある。ただし神社は、かなり頻繁に建て替えられるので建物自体はそんなに古びているわけでもない。

木造建築の神社は珍しくないが、それでもこういう風に屋根を下から覗くと、何やら厳かな気分になる。年を経た木造建築が持つ、ある種の落ち着きというか時代感というか、良いものですね。

ちなみに高知城下にはまた別の神社があるのだが、戦国武将が戦勝を祈願したくらいでないと一ノ宮にはかなわない。それに四国は神社よりも88箇所めぐりの方が重要かもしれないので。ちなみに土佐神社の横も、札所であります。