街を歩く

コロナ騒動の発生前は・・・

春節で大量にチャイニーズ観光客が訪れ、コロナが騒ぎ始められた頃の渋谷の街。所用で朝早くに歩いた時にとった写真で、そろそろドラッグストアーからマスクが消えた時期だった。

年初は新名所だったスクランブルスクエアビル

渋谷再開発は順調に進みJR渋谷駅周辺では、続々と高層ビルが完成している。東京オリンピックのプチバブルの恩恵を最も被っている場所と言えるだろう。外国人観光客の姿も目立つし、彼らが有名なスクランブル交差点の真ん中に立ち止まり、写真を撮りまくる姿は当たり前のようになったのだが。

早朝だったとはいえ人通りが減っているような気もした。何よりも、東京2020などと言われても、開催できるのかなと思い始めた時期でもあった。日常が平和であった証拠だろう。

ハチ公前広場

あれから1ヶ月経ち、日本中がコロナで大騒ぎ。先の大地震の時には、東日本は混乱の最中にいたが、西日本にはほとんど影響が出ていなかった。東京のコンビニでは食料品の棚が空っぽになっていたが、同じ時期に出張で行った北海道はコンビニもスーパーも常と変わらぬ姿で、商品満載で営業していた。首都圏では欠品が続いていた納豆を土産に買って帰ろうかと思ったほどだ。西日本も状況は同じで平常な日本の消費社会だった。
今回は、北から南まで、おまけに半島や大陸の国まで合わせての大混乱で。
その上に、国会を含め対策を取るべき行政、立法が内輪揉め。対応の主力であるはずの医療関係者も仲間割れ。マスコミに至っては、反政府で煽りながら、大本営発表しか報道しなかった時代と全く変わらない情報操作ぶり。
つくづくこの国は「動乱」や「変化」に弱い国らしいと改めて確認してしまった。

まあ、自分に都合が悪くなると掌返しする奴が明らかになったのが唯一の収穫かな。誰とは言わんが・・・。

食べ物レポート

ランチパック その7

性懲りもなくランチパックの話だが、焼きそば&マヨ味について食べ比べをしてみた。

個人的な見解で言うと両者、差はない。カラシマヨにしてみても、その差はよくわからんと言うところだ。コッペパンに焼きそばを挟んだ焼きそばパンの変形というか、同系統の料理パンなので、焼きそばのソース味が、ともかく強すぎる。おまけに、パンの中で焼きそばが偏るようで(重力に引かれて、下部にたまるのだろう)食べ始める部位に注意が必要だ。

珍しく山パンが最後発らしい。

ロバパン対日糧パンの抗争も激しい。ミルメークコーヒーとは聞き慣れない言葉だったが、調べてみると牛乳に混ぜて味をつける調味料のようなもので、学校給食で使われているそうだ。(そこでようやく思い出した。昔はコーヒー牛乳の素とか呼ばれていたやつのことだ)

ロバパンはそのメーカーとコラボしたので、これはノスタルジーマーケティングに違いない。合格祈願などと書いているから中高生の受験期間対応ということか。確かに、受験勉強の夜食には向いているだろう。

それに対して、日糧パンはミルクコーヒーと、これもストレートに対抗というかコピーというか・・・。ミルクコーヒー風味って言っても、これはコーヒー牛乳味という意味にしか読み取れない。まさか、カフェラテなのだと言い張るつもりもないだろう。
これは、ミルメーク味の方が好みではあったが、日糧パンの商品はどこでも売っているというものではないので、レア物として認めてあげたい。

その後、2月に向けて各社一斉にチョコレート味の販売強化を始めたが、一押しはロバパンのビターショコラで、これに対応するフジパン製品を探したが見つからなかった。

このランチパック系サンドについては、製パン会社の商品開発担当者と一度お会いしてみたいものだ。

書評・映像評

創竜伝 ラス前らしい 田中芳樹の良心

表紙 by Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/4065173817/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_xjGqEbWZ6B83M

未完の大作だらけだった田中芳樹の放りっぱなし作家ぶりが(笑)が、ここ数年実に勤勉になったと感心し、ありがたいことと感謝している。

放置していた作品は記憶にある限り以下の通り
タイタニア  88年に第一部、91年に第3部、その後22年ぶりの2013年に第4部を刊行し完結
完結まで25年

アルスラーン戦記 86年第1巻、99年に第10巻、そこからその後6年空けて再開し2005年第11巻
2008年13巻、またしばらく休み14年に第14巻、17年に第17巻で完結
完結まで31年

創竜伝 第一巻は87年、2003年に第13巻が出た後、19年に16年ぶりで第14巻が出て、来年には最終巻刊行予定(希望)らしい。完結まで33年かかることになる。

世の中に未完の大作と言われる作品は多いが、一人でこれだけ未完作品を長期に抱えている作家も珍しい。

タイタニアは超未来の星間帝国の話だし、アルスラーン戦記は中世ペルシアが想定世界なので、時間がかかっても世界の変容はないのだが、創竜伝は現代テーマなので、33年も経つと色々と不都合が生じる。ダメダメな政治家はいつの時代にもいるので、そいつを揶揄するのは問題なかった。ダメな総理大臣はいくらでもおかわりが聞いたからだ。
ところが作品世界を彩る小道具が困った状況になっている。刊行当時の87年世界は、まだ携帯電話が本格的に普及する前で、ポケベルがまだ全盛だった頃。それが最近巻ではスマホにインターネットが世界を構成する重要小道具になっている。学識高い人にものを聞くより、スマホで検索する方が早いし説得力もある。国際社会も大変動しているから、なかなか整合の取れない作品世界となってしまった。まあ、それはご愛嬌として、我慢できる。最大の問題は4人の主人公の動きが悪くなってしまった。つまり、書き手であるところの田中芳樹が高齢化して、ドタバタが書けなくなっているという疑惑だ。やはり書き手は若いうちでなければ、活劇ものを描くのが難しいようだなと思う。
どうも最終巻は月に入って怪獣大決戦的な話になるようなので、それであればなんとか書ききれるかなとは思うが。
アルスラーンの終わり方のあっけなさ、タイタニアのバッサリ具合を思い起こせば、四兄弟が昇天して終わりというのもありえない話ではない。(昇天とは文字通り神の世界に戻るという意味で)

「おまけとして」
どうやら長編多作型の作家に未完作品が多いようだ
記憶にある未完作品をご披露すると、
半村良 「太陽の世界」 全80巻の触れ込みで書き始め20巻で放置された。
妖星伝は15年間を開けて最終巻が出た。

平井和正 「幻魔大戦」「真幻魔大戦」はちょっと微妙だが「青年ウルフガイシリーズ」は終りが見えないまま放置。

小松左京 「日本沈没」の続編は谷甲州により完結したが「虚無回廊」は未完。

食べ物レポート

1月のチェーン店?のラーメン

所沢には、中国残留孤児の引き上げ訓練施設が置かれていた。そこで日本で住む訓練を受けた人たちが住み続けたケースも多く、中国人経営?の中華料理屋があちこちにある。町の規模からするとずいぶん多い気がする。
味付けは北方系料理が多いような気がするが、最近は小籠包のような南の料理を出す店も増えた。

所沢 中国人経営の中華屋「友好」の酸辣湯麺

そんな店をポツポツと試してみるのだが、意外と味のばらつきがある。 さすがに醤油ラーメンは日本製の食べ物だろうから、店によってもあまり変化はないが、酸辣湯麺のようなガツン系の麺では明らかに差がある。「友好」という店の酸辣湯麺は酸っぱさも辛さもたっぷり効かせているので、食べているうちに顔面が汗だらけになる。どこぞのファミリーレストランのなんちゃって酸辣湯麺とは違うのだな。よしよし、またくるぞという気分になるのだが・・・。実はこの店で一番人気があるのは日替わり定食らしく、この日は生姜焼き定食で、10人客が来ると9人が頼むという圧倒的な占有率の高さだった。うーん、次回は日替わり定食を頼むべきか、悩むところだなあ。
実は新所沢という郊外の住宅地の駅前で、こうした中国人?経営と思われる中華料理屋は5軒もあるので、完全に過当競争状態のはずなのだが。どこも潰れないのが不思議だ。どの店も美味いから、ありがたいけど。

幸楽苑の正月限定?辛いラーメン

最近退潮が著しく見える「幸楽苑」だが、必死にメニューの立て直しをしているのがわかる。正月時期に800円台のラーメンを期間限定で出したのは良いが、残念ながら値段に味が追いついていない。赤い辛いラーメンは冬だから良いとは思うが、ラーメン2杯分のお値段を取るには力不足。
それでも一昨年の辛くない酸辣湯麺よりは、よほどマシなものに仕上がって入るのだけれども。

2色餃子 右側が赤い皮

逆に面白かったのが、紅白餃子で、中身は一緒らしいが、薄紅色の赤い餃子は正月の縁起物として面おめでた気分で追加注文した。単価アップを狙うなら、こちらの方が作戦としては良いような気がする。
幸楽苑は好きなブランドだけに、もう少し頑張って欲しいな。

食べ物レポート

麺や 亀陣 に見る心意気

札幌の都心からはずいぶん離れた場所にあるラーメン屋に連れて行ってもらった。名前を聞いたこともない店だっったが、なかなかの有名店のようだ。

札幌ではラーメンの値段がずいぶん高い。正直に言って東京で1000円払う料理、トンカツでも蕎麦でもパスタでも、札幌では概ね800−900円くらいというのが個人的に思っている相場感だ。逆に札幌で1000円払う品質の料理は東京では1500円くらいなったりもする。

ところが、ラーメンだけは東京も札幌も値段が変わらない。店によっては札幌のほうが高い時もある。ただ、札幌のラーメン屋を弁護すると、高くてまずいラーメン屋はない。最低でも値段に見合ったうまさにはなっている。

そこで、この亀陣のラーメンなのだが、どうやら店主にはラーメンに絶大な思いれがあるらしく、メニューを見ようと手に取ってみたら「店主の食の哲学」が書き上げられていた。読むと、それなりにごもっともという気がしてくる。出てくるラーメンに期待が高まる。

注文したのは海老スープのラーメンで、普通よりもスープが少なめな感じがする。一口飲んでみると海老の濃厚な味と薄めの塩味がよく合っている。一言で言えば、最後の一滴まで飲み干せる的なスープで、実に好みだった。麺も柔らかめでよくスープあっている。この海老ラーメンは季節限定だそうで、次回は定番の醤油あたりを食べてみたいものだ。
なんというか、札幌の街の外れでこんなラーメンが出されているとは、いやはや、ラーメン道を追求する札幌人の多いことよ。ありがたや。

食べ物レポート

王将でちょい飲み ジャストサイズという言い方

ここしばらくですっかりメジャー入りした中華料理店「餃子の王将」だが、昔の路地裏のような場所にあった狭い店はすっかり姿を消してしまい。繁華街やショッピングセンターの中で堂々と店を構えている。
昔の小汚い(失礼だな)雰囲気の王将が懐かしく思うのはオヤジのノスタルジーだ。

ただ、すっかりファミリーレストラン化した王将だが、まだまだオヤジ対応をしてくれているのが嬉しい。昔であれば餃子にビールで勢いをつけ、締めはラーメンに半チャーハンみたいな使い方しかできなかったが、最近はジャストサイズという量が半分くらいの単品料理があり、おまけに餃子も3個で注文できる。

こうなると、半酢豚とか半回鍋肉とか、酒のつまみにちょうど良いメニューが登場したのであるから、王将でいっぱいやろうぜという気になる。酒は居酒屋程度の値段なので、ひとしきり飲んだ後にしめのラーメン屋へ移動みたいな変形梯子酒をする必要もなく、王将一軒で済ませてしまう。

紹興酒を小瓶で頼み、半メンマ炒めでちびちびやりながら、腹具合を見てラーメンを注文するというところか。おまけに王将ラーメンは、比較的あっさり目なので、個人的には罪悪感がちょっとだけ薄くなる。最近のつけ麺的ガッツリ系はしめには辛過ぎる。ちなみに王将の店内は蛍光灯で明るいところが多いから、酒を飲みつつ本や雑誌を読むというながら飲みには向いているので、個人的にはそれが一番ありがたかったりする。

ちょい飲みは牛丼屋より中華屋だなあ。

街を歩く

高齢者御用達の居酒屋が空っぽ

本日は高田馬場て打ち合わせを兼ねた会食。選んだ場所は安めの居酒屋で開店と同時に高齢者で満席になるところなのだが、やはりというか想定どおりガラガラで。

これで予防と消毒以外の消費は、全て巣篭もり対応になるのだな。

昼に見に行ったレンタル店では子供を連れた母親がちらほらという感じで、買い物は午前中に行動する高齢者はスーパーにも見当たらず。

喉元過ぎるまで2週間、外食産業を含めしんどい目に遭うところは多いだろう。ただし、2週間過ぎてこの我慢が続けられるか。確か先の大震災のときも2週間ぐらいでジタバタするのが終わったように記憶している。今回はインフラが生きているから、圧倒的に凌ぎやすいはずだが・・。

街を歩く

中華 五十番

のれんの上に書かれている「創業昭和36年」は、1961年ということだから、
来年で還暦になる中華料理屋としては「老舗」の貫禄というところだろう。

昔々に通っていた頃は、狸小路3丁目、サンデパートの地下にあった。サンデパートはいつの間にかなくなり、ここしばらくはドンキホーテに変わっていたが、今やビルごと建て替え中で、我が愛する五十番は消滅かと思っていた。ところが偶然ネットで発見したので、移転先に五十番を訪ねに行った。おまけになんと引っ越した五十番は2軒あるらしい。

一つ目が札幌地下街の東の外れ、テレビ塔近くのビルの地下にある。
久しぶりに酢豚を食べた気がする。ここの酢豚は、一番オーソドックスというか、自分の中にある酢豚のイメージに近い。学生の頃から玉ねぎとにんじんと竹の子の組み合わせは基本中の基本だと思っていた。その後、世の中にいろいろな酢豚があることを思い知る。

酢豚を食べた後で、ラーメンを食べるか、一品料理を追加するのにいつも迷う。それくらい量が少なめというか酒の肴的にちょうど良い。

もう一軒は、札幌地下街南の外れにある。ススキノのショッピングビルの地下にあるのだが、このビルもまた取り壊しになるそうで、2度目の引っ越しは大丈夫かと心配になる。メニューは昔懐かしのラインアップだが、お値段は随分とこなれている。

この店では、ビールを頼むと小皿に入った柿ピーが出てくる。これぞまさにお通しというか、昔はデパートの大食堂でも、ピーナッツの小皿がビールについていたもんだなどとノスタルジーに浸ってしまった。
デパートの大食堂で、握り寿司とラーメンとカツ丼が同じテーブルに並び、子供たちはそこにチョコレートパフェ を追加していた。今のように専門店が利用できるような時代ではなく、庶民の外食の場といえば、大衆食堂、街の中華料理屋、デパートの大食堂くらいしかなかった。

余談だが、札幌三越の最上階に大食堂もどきがあることを、しばらく前に偶然に知った。北海道のうまいもの市みたいなイベントに行った時に発見した。すでに絶滅しているものと思い込んでいた「デパート大食堂」に、次回は挑戦してみたい。

街を歩く

行列の話 男も並ぶチョコレートは大人気

札幌駅で所用があり、開店前の大丸の前を通りかかって大行列を発見した。ちょうど新型コロナ来襲の時で、これはマスクの大量放出でもあるのかなどと思いながら、ついつい何の行列か確かめたくなった。

10時過ぎに大丸が開店し行列が進み始める。自分の所用を片付け戻ってみると、まだ店外に行列は伸びていると言うか、長くなっていた。そこで、行列の先頭をたしかめにいくと・・・。

これで行列の半分くらい

一階のブランド物が立ち並ぶゾーンで、まさかのお菓子の特設会場だった。どうやら東京に数店しかないブランドが出張してきているようだった。それにしてもこの行列の長さはと思うい一方、大方が女性であるが、中には男性も混じっていて、それが言っては申し訳ないが、「俺、甘いものには目がなくてさ」的な感じがあまりしない。どちらかと言うと、誰かに言われて渋々行列に並んでいました的な、お使いモードのような気がして仕方がない。
ただ、バレンタインチョコの世界では男性の購入がとてつもない勢いで伸びているらしいので(おそらく自己消費専門だろう)、甘いものに男女差はないと言うか、男性客の大人買いが目立っているそうだ。

甘い物好きに男女の差はない?

そのあとで、調べ物ついでに札幌駅ビルのレストラン街に行ったら、これまた開店前から大行列ができていたのが「帯広の豚丼」屋で、これまたすごいなと覗きに行った。小ぶりな店で店内の客席が少ないこともあるのだろうが、どうやら人気の中心は外国人観光客らしい。店頭にある順番待ちの記名シートを見ると、何と日本人名は半分以下、大多数がカタカタかアルファベットでチャイニーズ的名前がずらりと。
これはこれですごいことだと思う。行列という「かなりどうでも良い日本文化」に触れながら、日本食を楽しむ。それが鮨や天ぷらといったオーソドックスなものではなく「豚丼」という北海道の、それも帯広周辺の局地的なローカル食にこれだけ食らいつくとは・・・。

ほとんどが海外からの人たちと思われる。
いつも行列で、今まで一度も入っていないのが残念

確かに札幌でもスープラーメン、回転寿司、ジンギスカンなどの有名店では行列が必至だが、その中に外国人観光客がかなりの比率で混じっている。大型の居酒屋でも会話は日本語とチャイニーズが半々くらいだったりするからびっくりする。札幌も大都市だが、行列までグローバル化するとは、いったい何がどうなっているやらという感じもする。ただはっきりとしているのは、この10数年で日本がすっかり貧乏国になり、開発途上国から来る旅人ですら日本が割安と感じていることだろう。逆に日本人が海外旅行すると、その物価の高さに閉口する時代になったということなのだ。
その昔、日本人が海外にブランド物を買いあさりに行っていた時代はすっかり過去のものになり、貧乏になった日本人はお金持ちの海外観光客に、日本人には売れなくなった高い物を買ってもらう社会になったということだね。

などと行列を見物して思った。

食べ物レポート

洋食 はやしや マイホーム飯屋としたい

新宿アルタの裏にあるゲーセンの上にある洋食屋「はやしや」、これぞまさに昔の大衆食堂の貴重な生き残り。ここ最近のお気に入りの店だ。店頭にあるガラスショーケースが、なんとも嬉しい。

どうやら有名なものはオムライスらしいのだ。そこで、昭和の親父風にオムライスとビール小を頼む。本当は小瓶の黒ビールあたりがあればと思いつつ・・。

ケチャップに薄焼き卵という昭和な作りが嬉しいが、中に入っているチキンライスが絶品で、チキンのゴロゴロ感がリッチさを感じさせてくれる。(昭和の時代は、このチキンの大小でその店のレベルを決めていたものだ)
ただし、メニューのラインナップを見るとまだまだ食べたいものは並んでいるが、周りの客層を見るとどうも微妙に外している気がする。ジジイの集団には昭和の香りがジャストだと思うが、その中に混じり込んでいる平成生まれと思しき方達には、懐かしさなど感じるはずもないメニュー群で、目新しさというか珍しさはあるのかもしれない。

正統オムライスの極み

しかし、なんと言っても一押しは「昭和のプレート」に尽きる。これぞ「大人様ランチ」だ。ハンバーグにエビフライにサーモンにステーキ、極め付けはカレールーでご飯を締める。まずこれを頼むときは、ビール小で喉を潤し、その後日本酒小瓶を注文し、日本酒と洋食のマッチングを楽しむ。決して赤ワインなどに日和ってはいけない。あくまでも街の食堂で、ちょっと気取って洋食を食す気分を堪能すべきだ。

大人の贅沢「昭和のプレート」という大人様ランチ

おまけに、カレーはハヤシと選択可なので、その日の気分でお楽しみできる。できれば付け合わせについているマカロニサラダは単品で追加したい。窓際の席につけば、目の前に新宿靖国通りを行き交う人たちを見下ろし、実に優雅な休日気分が味わえる。
次に食べるのは何にしようとウキウキしながら帰るレストランは貴重だ。