食べ物レポート

ハルピン麺は本店に限る

所用があり長野に行ってきた。不要普及の外出は・・・と自粛を強制する首都圏の馬鹿な政治家たちに忠義を尽くすつもりはないが、少なくとも集団行動は、周りの人間に無用の摩擦を起こすので避けるべきだというくらいの分別はある。

首都圏の外では自分たちは外に出歩きたいが、コロナ を持ってきそうなやつは、ウチの町には来るなという全くもってわがままでセルフィッシュな連中だらけになっているようで、そうした連中とは接触しないのが一番だ。そんなにコロナが怖いなら家から出るなと言いたいのだが、そこは自分中心だから、きっと関所でも作りたいのだろう。朝から晩までテレビのバカ番組を見ていたら、それは世界の終わりくらいの認識になるのかもしれない。

この薄くてふわっとしたチャーシューは絶品だ。

基本的に用事をすませる間も人との接触は避け、食べ物は自宅から持って行ったもので済ませていた。帰り際になり、農産物直売所で野菜とくだものをかったくらいで、ほぼ現地住民とは接触なしの滞在だった。個人的にはGo To なんちゃらはバカなタイミングでの施策だと思うが、訪問先での消費ゼロ、自動車で移動して接触者ゼロを目指した。となると、経済効果は高速代とガソリン代しか発生しないので、限りなくゼロ。もしもみんながこんな行動をしたら、地域経済は絶対浮上しない。経済効果なしで、コロナ撒き散らしたと言われるだけだとGo To はトラベルではなくヘルになってしまう。

そこで帰り際のギリギリ、高速に乗る直前でラーメン屋に入ることにした。諏訪地域では複数店展開しているハルピン麺屋の支店の一つだ。夏休みの昼時だというのに客の数も少なく、これは商売大変だろうなあと思いつつ、定番ハルピン麺を注文した。細めの麺と独特の濃厚スープがうまいのだが、どうも味が薄いというか軽いというか。いつもは本店の元気なおばちゃんたちが作るものを食べているせいか、微妙に味が違う。やはり本店に行けばよかったと、わずかに後悔したが、本店は昼時には駐車場待ちが出るくらいの人気店だ。普通の時でも三蜜確定の繁盛店だから、流石にこの時期は遠慮したほうが良いと思い、わざわざ支店に来たのだが・・・。やはり、自分の食べたいものがあるときには、それを貫いたほうが良いのだろうね。

ハルピン麺本店に行けるのは、コロナが治るまでもうしばらく経ってからということになるだろう。それも今年だけの問題になってくれればとは思うが。

ちなみに本店では見かけない、鳥の唐揚げとかボリューム系のメニューが揃っているので、支店の方は客層が若くてガチ系の人が多いのかもしれない。ガツンと食うぞという人には、逆に本店より視点の方が向いている。

ともかく、早くコロナが終わって、また昔のように・・・と皆さん思っているのは間違いない。

街を歩く

ロイホでランチはひさしぶりだったのだが・・・

新宿の西口高層ビル街でランチを食べようと思ったら、それなりの値段を覚悟するべきなのだ。ナショナルチェーンであれば、全国どこでも同じ値段というのが日本の常識だが、チェーン店でなければそれなりの街の相場というものがある。例えば、東京駅界隈でいえば丸の内は高い、駅の反対側の八重洲は意外と掘り出し物の店がある。ちょっと北側の日本橋あたりになると、安い店を見つけるのが難しい。

新宿西口高層ビル街のランチも似たようなもので、その中で比較的リーズナブルといえばロイヤルホストかもしれない。日替わりランチが900円程度で、コーヒーをつければ1200円ほどになる。これが高いか安いかと言われると本当に微妙なところで、ラーメンは900円台、専門レストランであれば1000円は軽く超える。

食材、料理の質は高い。まさにロイホ。

そこでロイホのランチのコスパを検討してみる。日替わりがチキン南蛮とトンカツのコンビで、なんだかどこかで見たような光景だ。ランチは圧倒的に時間帯が短い、提供速度重視の商売だから、どうしても食数の多い日替わりランチは焼き物よりも揚げ物中心になる。それはわかるのだが、鳥と豚の揚げ物では胸焼けがする。かと言ってこじゃれた風なパスタランチもなあ・・・などと思い、結局無難に日替わりランチで良いかということになる。

新宿の街中には存在しないが、ガストやサイゼリヤのランチは同じようなワンプレートで500円税込なのだから、この価格差はなんだと言いたくなるのも確かなのだ。席も広くのんびりできのはロイホだ。レストランが提供するものは食だけではなく、店内のくつろぎや上質の接客も価格に含まれていることは承知している。ましてや新宿西口界隈という日本で最も家賃の高いエリアの一つなのだから、これでも値段相応というか、お買い得なのだよという声がどこからか聞こえてくる。

確かにロイホは値段以上の価値を生み出そうと真面目にレストランに取り組んでいる企業であり素晴らしいブランドだ。ただ、同業種と比べて価格がダブルスコアというのも何だかなあ、と思ってしまう。おそらく日本人の食に対する要望が、この30年間の平成の不況の中ですっかり落ちぶれてしまったのだろう。低い水準でも安ければ良いのだという志向というか、諦めが今のランチの価格意識になっている。サイゼリヤやガストがランチビジネスで儲けているかと問われれば、間違いなく儲けていないと言える。せいぜい家賃の回収分くらいにしかならないはずだ。それでもランチをやるのはブランドの強化であり、ランチの客がディナーにもきてくれることへの期待でしかない。

コロナの影響で1/3ほどの店を閉めることになったロイヤルだが、このランチの品位の高さと値段の高さでは商売がうまく成り立たなくなったということだ。おそらく30年前と価格自体はほとんど変わりがなく、それなのに今の方が遥かに高く感じる、コスパが悪く感じるのは、ファミリーレストランというコンセプトの疲弊なのか。昔ほどの満足感がロイホに行っても感じられない「質的劣化」が進んでいるのか。

残念ながらロイホのランチはドキドキしない。サイゼリヤの様な割り切ったコスパの良さで客の満足感を押しきれない。
チキンを食べながらそんなことを考えてしままった。

ランチがうまくなくなるわけだ。

街を歩く, 旅をする

羽田空港の自販機 もう一つ・・・富山の名物とは

羽田空港自販機の話をもう一つだけしてみる。富山県の自販機だ。これが何やら突っ込みどころ満載で・・・。

富山といって思い浮かぶものといえば、富山ブラックラーメン、イカ墨を使った塩辛、白海老、ホタルイカくらいか。館山という日本酒は銘酒だ。観光としては立山ルートで黒四ダムは有名だと思う。

さて、この富山の自販機をよくみると【富冨冨】という謎の三文字がある。ふふふ、と読むようだ。怪しい、一体何なのか。最近はスマホを使えば、あっという間に謎解き完了するのがありがたいのだが、これは富山県の誇る「コメ」の品種のようだ。そうか米を売り出したいのかと中身を除くと・・・。

¥500で300gのお米が買えるらしい。しかし、なぜかその隣に¥130のコシヒカリにパックライスが売っている。なぜ、コシヒカリ?と素朴な疑問。コシヒカリの大産地は新潟だし、よく言われるお米あるある知識では、コシヒカリの原種というか発祥は福井県で、富山県はあまりコシヒカリと近しい関係ではないようなきがする。

それよりも気になるのがケロリンのタオル。確かに富山は薬で有名だったから「富山のケロリン」は分からなくもない。ケロリンストラップ、タオル、入浴剤と三点セットで欲しい奴もいるだろうが。しかし、なぜこれが入っているのか。自販機の上に書いてある「富山のいいもの・うまいもの」のキャッチフレーズからすると、ケロリングッズは「いいもの」なのだ。

うーん、と悩みかかったが、ここは素直にスルーしよう。兎にも角にも羽田空港のご当地自販機は不思議の塊。

街を歩く

羽田空港の自販機 福島名物とは?

羽田空港のご当地名物自販機の話の続きだが、福島から始まる東北のラインナップという不思議な選択なのだ。

まず価格帯を見ると、熊本くまもんほど高飛車な値付けにはなっていない。福島といえば、桃とかプラムといったフルーツが思い浮かぶ。日本酒も優秀な蔵元が揃っている。ご当地名物的には、猪苗代湖と野口英世のペアもあるし、会津若松城と白虎隊の物語もありか。あとは、原発群が、色々な意味で有名になってしまった。福島県の二大都市、県庁のある福島市と郡山市については、何か特別なものがあるのか思い出せない。などと考えながら商品を覗いてみると・・・。

ウルトラマンがあったのだね、と納得。ウルトラマンの生みの親、円谷監督が福島県の生まれで、須賀川死にはウルトラマンの立体像がたくさんあるらしい。境港のゲゲゲの鬼太郎ロードみたいなものなのか、一度行ってみたいものだ。

そして忘れていたが、ご当地ラーメンの走り、喜多方ラーメンがあった。会津若松から車でちょっと行ったところで、朝からラーメンを食べる街だと聞き、夏休みにを使い、わざわざ朝ラーを食べに行った記憶がある。個人的にはそのすぐ近くの山都のそばが好みなのだが、なぜか山里に忽然と現れる民家レストランならぬ民家蕎麦屋集団は圧巻だった。

このコロナの狂騒が落ち着いたあたりで一度福島に行って見たいものだ。

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盛岡冷麺について

これは3年ほど前に盛岡に行った時に食べた「盛岡冷麺」の写真。わざわざぴょんぴょん舎まで食べに行った。好物なのだ。独特の腰のある麺と、あっさり目のスープがとても好みだ。

最近ではスーパーの麺売り場でも買えるようになった盛岡冷麺だが、20年ほど前は盛岡にいかなければ食べられないレアモノだったような記憶がある。初めて食べた時も夏安いの旅先で「ぴょんぴょん舎」だったが、団体客の混乱した時に出くわしてしまい、家族4人の冷麺が出てくるまで1時間以上かかってしまった。子供たちに目一杯恨まれたのがトラウマとなり、我が家で冷麺は禁断の食べ物になっていた。

夏にツルツル食べるのも良いが、冬の寒い時期に焼き肉を食べながらぬくぬくした後の冷麺もうまいと思う。すっかり焼肉屋の定番となっているので、東京のどこでも食べられそうなモノだが、探してみると盛岡冷麺屋は思いの外少ない。ぴょんぴょん舎の店も何店か出ているが、どれもこれもうちからは遠い。

仙台で仕事をしている時も、盛岡冷麺屋はあまり見つからず、街中ではパルコ・レストラン街に焼肉屋のふりをして「ぴょんぴょん舎」が出ていた。あとは郊外に専門店が何店かあるようだったが、行きそびれた。

いつもであれば新幹線に乗って盛岡まで冷麺を食べに行ってしまいそうな季節になったが、今の岩手では提供拒否どころか入店拒否になりそうな気配がする。正直、困ったモノだ。Go Toなんちゃら言うバカな政策(無策)のせいで、大袈裟になってしまった夏の旅行を返せと言いたい。

おまけに、またもや飲食業いじめの外出自粛をぶつぶつ言う知事たちがいる。彼らに言わせれば盛岡冷麺食べにわざわざ出向くというのは、「やっては行けない」「お上の言うことを聞いて」「自粛しろと言っただろう」的なバカな行動なのだろうなあ。

危険度が高い場所を知らせて、感染者は自己責任と言うのがウィズ・コロナ(これも馬鹿げた造語だが)の時代ではないか。そもそも重症者数を言い始めたのも最近で、情報操作しているとしか思えない。いつでも川下の商売はお上にいじめられている。一揆が起きて自分の首が飛んで初めて気が付くのが為政者というバカな人たちだ。

たかが冷麺のことで政治まで語り始める厄介な時代だなあと、自己反省。早く盛岡に行って、旨い焼き肉と冷麺が食べたい。

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高級な朝ごはん

札幌出張の間は、楽しみにしていた朝食ビュッファが中止となり、朝食放棄していたのだが、和食店での朝ごはんがあるというので試してみた。定価は3000円近くするらしいが、宿泊とのセット料金なので、その辺りは気にせずに済む。

海鮮丼と和風サンドイッチ と和定食の三択だが、とりあえずは標準スタイルで定食にしてみた。出てきたものを見てびっくり。これは夜のご飯ではないか?

海苔と納豆セットなどではない本格派

嬉しいのはたっぷり目の野菜サラダで、ビュッフェスタイルでは遠慮なく野菜1日分くらいを食べるのだが、定食だとこれくらいのボリュームで十分だ。あとは、チマチマとした一口サイズの小鉢が嬉しい。伊豆あたりの民宿でアジの開きと大盛りご飯みたいな朝食もいいが、この手の懐石弁当的な小料理の大量供出は嬉しい。

ちょっと変わっているのが、一人前の味噌汁、その場であっためますというスタイル。確かにこれはありだ。朝食につく定番の味噌汁はワカメとネギとお麩みたいなものが多い。ただ、それはインスタント味噌汁と大差がなくて、あえて飲まないことも多いのだけれど、この一人前仕立て味噌汁は野菜ごろごろ具沢山で、これだけで立派な料理だ。
おまけにおかわり自由らしいが、おかずの量を考えると2杯目の味噌汁はちょっと厳しい。

一人前の味噌汁をその場で加熱する すごい

朝ごはんは茶粥に漬け物的なシンプルなものも好きなのだが、こういう豪華絢爛なフルセット的朝食も良いものだなあと、食後のほうじ茶をすすりながらしみじみ思った。

たまには朝からこんな贅沢もよろしいか。

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札幌観光の代表 ホテルとらーめん

札幌観光といえば何があると聞かれると、実は意外と見るところがないのだよね、というのが正直な答えだろう。観光名所としてあげられるのは
街中だと時計台と旧北海道庁、そして大通り公園。郊外に出ると例の有名なクラーク先生の像がある(像があるだけの)羊ヶ丘と夜景が綺麗な藻岩山。ここも昼に行くと大抵はモヤっぽくて街が綺麗には見えないので・・・以上でお終い的な感が強い。元サッポロビール工場だったビール園はジンギスカンのレストランだし、札幌オリンピックのジャンプ台(今から50年近く前だから前世紀の遺物だ)は見て楽しいか?

札幌観光の拠点はここが一番便利 グランドホテル
おまけにラーメンサラダの発祥の地 

だから札幌観光の目玉といえば、やはり「食べる」になるのではと思う。ただし、食に関していうと北海道にはあまり伝統がないし、郷土料理的なものも少ない。あったとしても大体が東北地方がルーツで、それを北海道ものと錯覚している。さすがに「鮭」と「かに」は北海道のだろうというかもしれないが、鮭もカニも旨いやつはだいたいロシア産だと思う。日本の領海のものはとりすぎて貧弱になっているからだ。
海産物では鮨がうまいと思うかもしれないが、残念ながら北海道近海の魚種はびっくりするほど少ない。ホッケとたらを除いてしまえば、あとは何が残るかくらいの残念さだ。(確かに、エビは多いが・・・)ホタテは青森の方が本場みたいだし、イカは最近すっかり漁獲量が減ってしまった。

さて、「食う観光」に力点を置いて拠点を決めるとなると、ホテルはススキノから少し離れていた方が良いと思う。地元民のよく行く店は札幌駅から大通り公園あたりが多い。ススキノにも名店はあるがオフィス街の店の方がより日常使いでコスパも良い。となるとやはり泊るべきは札幌グランドホテルだろう。(ただし、今年は6月いっぱいまでコロナのせいで休業していた)何と言ってもタクシーに乗って、住所を言わなくても絶対に間違われないホテルだ。旅先でタクシーに乗って似たような名前のホテルに連れて行かれるほど困ることはない。これは全国あちこちで度々経験している。(個人的には札幌駅周りにあるグランドではないホテルを愛用しているが、観光客にはグランドホテルだろう)

札幌味噌ラーメンといえば 「けやき」か「三平」か

北海道で食べるとしたら、ラーメンだと言いたい。ススキノにあるラーメン屋は人気店もあるが、当然ながら地元民+観光客という構造なので、まあ、色々と文句をつけたくなるところもある。しかし、首都圏にある街中華風居酒屋のような、なんでもありますという店は少ない。ラーメンとせいぜい餃子が置いてあるくらいのストイック(怠け者?)な店が多い。競争も激しいのですぐ潰れるが、新規参入も多い。おまけに、なぜかラーメン1杯の値段が東京と同じか、それより高いというオーバープライスを札幌の住民が許している不思議さだ。
最近は締めパフェなる超高級物も流行っているが(1500円前後らしい)、化学調味料たっぷりの味噌ラーメンはやはり捨てがたい。そもそも札幌では街中に残っている老舗といえば、ラーメン屋くらいのものだ。鮨屋も老舗はとっくに廃業し、人気店はニューウェーブだ。名物居酒屋というのも実は意外と少ない。

札幌でしっかりとお勧めできるのは、長く続いたラーメン屋と、高価格なローカル回転寿司に尽きる。(全国チェーンの回転寿司は札幌では実に店が少ないので見つけるのも大変だが)
テレビの旅番組に出てくる市場の隣の店みたいなところに行って後悔してはいけないよ。

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カスベとメロンソフト 個人的夏の北海道名物?

居酒屋で見つけた「カスベの煮物」。北海道限定の食べものだと思っていた「カスベ」だが、調べてみると東北一帯でも食用にされている、おまけにカスベと呼ばれている。これはルーツが東北にありながら、その後勝手に〇〇は、北海道限定あるいは北海道専門と錯覚している北海道民といういつもの構図らしいと判明した。
「カスベ」とはガンギエイ科の魚で何種類かいると分かった。カスベがエイの一種という記憶は正しいようだ。魚屋ではヒレのところだけ切って売っているので、全体像は見たことがなかったが、ネットの魚類図鑑で見ると確かにエイの形をしている。エイヒレの原材料にもなるらしい。

北海道でも、これを煮魚料理として出している居酒屋は珍しいように思う。かと言って家庭料理として一般的だった時代は終わったような気もするので、いわゆる「お袋の味」でした的な位置づけなのだ。福島から青森まで東北6県のあちこちで居酒屋に入ったが、カスベの煮物にはお目にかかったことはないので不思議だ。
エイと言われてもアンモニア臭がすることはなく(古くなると臭くなるらしい)、煮凝りのうまさはなかなかのものだ。旬があるのかはわからないので、これもネットで調べたら、どうやら冬が旬のようだ。それでは先日食べたものは旬ではないのか?
韓国料理では、相当アンモニアの匂いがするものを高級料理として食べるようだし、フランスでも高級食材扱いされているとのことだが、まあ、居酒屋で安い煮魚の代表くらいな方がありがたいと思う。ちびちび冷酒を飲みながら、煮凝りをつまみに一杯やるのはオヤジの特権だ、などと自己満足する。

セイコーマート(セコマ)という北海道で圧倒的な勢力を張るコンビニで、夏になるとはじまるのがメロンキャンペーン。定番はメロン味のソフトとアイスクリーム(特にモナカが好みだ)、あとは果汁を使ったパンとかゼリーとかのお菓子になる。そのメロンソフトは、年々進化しているような気がするが、最初の頃の香料たっぷり時代と比べると、最近の果汁投入ソフトクリームは遥かに旨く進化している。コンビニアイスと馬鹿にしてはいけない高品位なので、夏に北海道に行くとこればかり食べる羽目になる。果汁入りメロンサワーも、セコマPBとしては抜群のレベルだ。セブンイレブンのPB商品の話をよく聞くが、セコマPBの足元にも及ばないぞと憤慨することも多い。ローソンやファミマもせめてセコマレベルのアイスクリーム作ってみろと言いたいくらいだ。

アイスクリームだけに大量に持ち帰りもできず、お土産にもできないのがなんとも無念だが、北海道ではどこにでもあるセコマで買えるから、現地に行って食べるのが良いと思うよ。

食べ物レポート

B級グルメ 羊串など

コロナ ですっかり打撃を受けたファミリーレストランだが、コロナ騒動の直前に大人気で販売中止になったサイゼリヤの「羊串」が、コロナの最中に販売再開していた。

羊の串焼き ジンギスカンの味がする?

羊をファミリーレストランで食べられることなど無かったのだから、これは画期的な新商品だったと思うが、一番すごいのは羊肉ではなく、小皿に入ったスパイスだった。味は形容が難しいのだが、いかにもエスニックな感じのする、アラブとか中央アジアで羊を食べるときはこんな感じなのかなあと想像させる、複雑な香辛料だ。モンゴルでは羊は茹でて塩をつけて食べるだけなのだそうで、やはり「〇〇スタン」とかいうエキゾチックな名前の国の食べ物を想像してしまう。
羊肉は匂いが・・・・という人には向かないと思うが、ジンギスカンがメインアントレである北海道人には、かなり嬉しい食べ物だ。ハンバーグ定食食べる前に、これとビールで一杯・・・的に使いたい。名サイド役という感じか。

鳥の唐揚げと豚生姜焼きランチ ヘビーの極み

鳥の唐揚げと豚の生姜焼きといえば、がツン系ランチ定食の二大巨塔というか、絶対のツートップという感じがする。唐揚げも生姜焼きもローカル・ルールが多すぎて何が正統かという議論もしがたいが・・・。声が大きい方が勝つというか、これが生姜焼きと言い張れば生姜よりもニンニクが強くても生姜焼きになる世界だ。
それが両方テンコ盛りになったランチにぶち当たったときは、びっくりしてしまった。どちらも一人前ずつの量だ。この量はほぼ反則だろう。そもそもこの2種盛りを頼んだのは、隣にいた若い女性客二人が注文していたので、女性が食べる適正量であれば頼んでも大丈夫かなというかなり安直な決め方だった。

当然、隣の女性客たちの方は早く提供され、そのテーブルに置かれた2種盛りを見て、これは何かの間違いか?あるいはよくあるランチの女性向けサービスか?などとうろたえているうちに、同じものが自分の目の前に出てきてしまった。(ちなみライスはおかわり自由だったと思う)
結果だけ述べると、完食できなかった。隣の女性客は完食していたので、おそらく大喰らい選手権出場のトレーニングをしていたのだろう。
味は満足のいく定番的なものだっただけに、B級グルメとしてはお勧めできるランチだが、量がねえ・・・。次は持ち帰り用のお弁当箱を持参して食べに行くことにしよう。

B級グルメの問題点は、味とか値段より「量」であること。忘れてはいけない。

食べ物レポート

ロバパンの新作 イチオシはメロン?

北海道出張での最近の楽しみの一つは、ロバパン製スナックサンドを探すこと。当たり前だが、北海道産の何かを入れることもあるが、普通は一般的な食材が多い。今回の新作は「ビーフ・黒・カレー」だった。不勉強なので黒カレーとカレーの違いがよくわからない。確かカレールーの工程でよく小麦粉とカレー粉を焙煎したものが黒カレーではなかったか。コクがあるとか焙煎による風味があるとか言った強化型カレーだったような記憶なのだが。イカ墨を入れたから「黒カレー」という類のものではなかったと思う。

黒カレー  ですか

さて、実食したが、うーん、黒カレーの違いはよくわからなかった。中身のカレーは若干色が黒いような気がする程度で・・・。まあ、こんな時もあるだろう。

メロン味は So Good!

ロバパンのもう一つの新作は、「富良野メロン」。北海道には夕張を筆頭にメロンの産地は多い。そこをあえて富良野を持ってくるのは、何やら意図があるのだろう。富良野という知名度の高さが決め手なのか。個人的には暑寒別メロンの糖度の高さは一押しなのだが。富良野農協は力が強いから、農協推しなのかもしれない・・・、などと北海道農業界の陰謀に思いを馳せながら食べてみた。普通にメロン味で、普通に美味しい。デザート的に食べるためか、4個パックと普段の半分サイズに小型化しているのありがたい。

焼きとうもろこしは難度高い・・・

元祖フジパン製では米粉入りパンを使った焼きとうもろこしが登場。知らなかったが定番らしい。米粉が入りもちっとした食感は好ましい。中に入っている焼きとうもろこし風クリームは、これまた、そう言われればそうかなあ程度のコーン感で・・・・的な感じだった。確かに、コーン風味は出すのが難しいんだよなあと昔の仕事を思い出す。
どうも人の舌は、デフォルメした記憶になるらしく、イチゴをそのまま食べた時の味を苺風味に求める。当然、苺本体ではないので風味は弱くなる、薄くなるから、苺本体と同じ味を出せるのは苺しかない。〇〇風味で味を強めるには、含有量を増やすしかないのだが、そうすると他の味とのバランスや原材料の原価など諸問題が発生するものだ。だから混ぜ物をどうするかが、メーカーのノウハウになる。
単純に言えば「苺風味のサンド」を作るより、いちごをパンに挟んだほうが簡単というのが商品開発の真実だ。なので、この焼きとうもろこしの味が、なんとなくコーンというのは仕方がない。もう一息がんばってね、という感じだった。おしいね。

次回のロバパン・スナックサンドは何味になるのだろうか。楽しみだなあ。