旅をする

晴天は気持ち良い

札幌という街は日本海に近いこともあり、いつでも雲がある。晴天などと言うことは滅多にないので、秋の晴れた日は誠に気持ちが良いものだ。

すでに紅葉は始まっていて、あと一月もすれば雪が降る。寒いのは我慢できるが雪には耐え難いものがあると思っている。今年のコロナは雪まつりから始まったことをわすれている大ボケ北海道民はいないと思うが、雪祭りをまたやりたいと言う呆け者は、きっとこれからワラワラと湧いて出てくるのだろうな。晴天の大通り公園でそんなことを思っていた。JRの中も大きなキャリーを引っ張り他の地方の言葉で喋る人も増えた。年末はいったいどうなることかとは思うが、コロナ感染者数で騒ぐ時期は終わったのだから、ひっそりと昔通りに生きて行くのが正解なのかもなあ、などと思う今日の昼下がりでありました…

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新宿の夜

久しぶりに新宿に出て夜遊びをした。明らかに人通りは少ないものの、夏前のゴーストタウンからは回復したようだ。

ただ夜の接待をともなう営業店がある歌舞伎町には近寄らず、広い通りを挟んだ場所で少人数で飲むのだが、それも早い時間から始めてチャチャっとお終いにする。アフターコロナの新しい生活防衛手段だ。最近はすっかりニュースでお見かけする事もない東京都知事だが、あの方を見ないというのは平和になってきたと思うべきだろうか。さんざんイラッとさせられたので、もう2度と見ることがなくても良いと思う。ただ、非常事態には憎まれ役が必要だから、都知事や前首相がその役を果たしてくれていたと、今更ながら感謝するべきなのか。歌舞伎町の人混みを見ながら、薄ぼんやりとそんなことを考えていた。

食べ物レポート

唐揚げの星? 唐星

埼玉県西浦和に開いた「唐揚げの店」の話を知人から聞いて、のこのこと出かけて見た。駅から遠いようなので自動車で行ったのだが、この星形の看板は遠くからよく目立つ。星の形で「唐」はよく目立つが、なんだか大陸の古代王朝名みたいな・・・。

店内はコロナ仕様というか、空間を広く取った客席と注文がタブレットという省人化店舗になっていて、会計も非接触的に設計されていた。さて、注文した「大陸系情熱スパイス」の唐揚げは、装うほどから食わなかったが、味付けがまさしく大陸風というかこってりとしたくどさがあり、これは好みだ。店内飲食には、ツボに入ったろ地そぼろがふりかけの良応に使えるというサービスがあり、実はこの鶏そぼろをたっぷりかけた自作そぼろ丼が予想を超える旨さだ。これは嬉しい、満足。

最近のコロナ対策でテーブルの上から調味料を撤去するところが多いが、焼き鳥屋で唐辛子を置いていないという言語道断な店が増えるなど、まったくもって許せないと腹を立てていた。故障のないラーメン屋もある。そんな店には同情する気も起きないのだが。なんと、この店では久しぶりにみる、たっぷりと調味料を置いてあるテーブル。ティッシュも置いている。えらい。

しかし、胡麻風味のドレッシングはキャベツにかけると旨いと思ったが、このマヨネーズはひょっとして鳥唐揚げにかけるのだろうか。チキン南蛮風に食べるのか、それともチキン南蛮のおいマヨネーズという強烈な体験を・・・。色々と考えてしまった。唐揚げ付きの若い方達には当たり前の光景なのだろうか。ちなみに唐辛子風の赤い粉には「スパイシー」ではなく「スペイシー」と書いてある。確かに唐揚げの星が店名だから、スペイシー、宇宙なのかとニヤニヤ笑ってしまった。

良い店だったので、次回はスペイシーカレーを食べにいこうと思う。

食べ物レポート

ラーメン屋のマーケティング的考察 デイパート

外食ビジネスをマーケティングしてみると、外食特有の特徴的な切り口がある。その一つが「デイパート」で、簡単に言えば、何時ものを食べるかということだ。普通に考えれば1日三食と言うことになるが、外食を商売とするとそれだけでは我慢できない。もっと売れないかと思う。

「朝食」「昼食」「夕食」に加えて午後の「ティータイム」「深夜食」と合わせて1日5回を取り込もうと言う貪欲さだ。ただし、これは極めて経営的視点で、現場からすると勘弁してくれよと言う話になりがちだ。

コロナで苦戦が続くと、誰もがここに目をつけるようで、夜の外出自粛があるから「朝飯だ」となってしまうのも無理はない。外食の素人が経営者になると、必ずこの話が出てくる。それくらい「朝食」というのは誰でもが思いつき、そして成功難度が高い。まあ、チャレンジの結果、突破口が開くのは外食全体としてよろしいことだ。コンビニのおにぎりに対抗できる朝食を外食がどう実現するか。
幸楽苑というラーメンチェーンが朝食に挑み始めたと聞き(幸楽苑は外食玄人経営者のはずなので、そこはちょっと違っているだろ)、ヨタヨタと自転車を走らせ朝飯を食べに行った。価格は微妙な400・500・600円という三階層で、昨今流行になっている税込価格。ただもう直ぐ価格表記は税込に一本化されるので、それの先取りということもあるのだろう。

シジミエキス入りラーメンは味わい深い

一番高い600円のラーメン(朝ラーだ)とお粥のセットにした。ラーメンはシジミエキス入り醤油味で、これは昼でも売って欲しいかという良い商品だ。しじみの味と言われれば、確かに濃い目の旨味がする。ただ、ちょっと塩味が強くなりすぎている感もある、おかゆは、いわゆる「中華粥」で味付きだった。チャーシューの細切れ入りでなかなかボリュームがある。ただし、温度が低い。緩いというか冷めているという感じで、これはいただけない。米の分量が多いせいか、おかゆというよりおじや感がする。

結局、うまいまずいよりも、この量を朝から完食するのは厳しいという結論で、おそらくラーメンのセットは重すぎるのだ。おかゆと野菜スープという組み合わせであればいけそうな気がする。しかし、店内に他の客はいないので、おかゆ朝食にしろ朝ラーにしろ定着までは長い道のりだというのは間違いなさそうだ。次回は週末で、確かめてみようか。

食べ物レポート

Joy of Life ごちそうは素敵だ

パーティーご飯の話を続けるのは、いささか恐縮するのだが。おいしいものはおいしいという話なので、その続きを。セカンド・アントレというべき、豪速球なフィレのステーキ。このあたりでお腹はそろそろ満タン近い。だから肉のポーションは小さめで、フィレを使っているのはソースに合わせたいからなのだろうなとは理解できる。定食屋ではないのでライスはつかないが、これはちょっと白飯と合わせたい気分になった。肉が柔らかくて、ソースがうまいとご飯が欲しくなる。普通のフレンチコースであれば、テーブルの上にはパンがあるので、それを楽しむ手がある。ところが、今回はフレンチと懐石の融合コースなので、この後に正式なご飯が出る。なので、パンが見当たらない。

アメリカに出張に行った時、出張先が中西部だったせいか、ビジネス・ディナーといえばステーキだった。だからヘタをすると三日連続ステーキになることもあった。アメリカ人の客が東京に来たときに、気の利かないビジネス相手だと三日連続で鮨屋のディナーになるようなものだ。だから、アメリカでステーキというと(翌日のステーキ連チャンを想定して)フィレを選んでいた。おかげでよく馬鹿にされた。若い奴はもっとでかい塊肉を食えというのだった。彼らのいう塊肉は1ポンド越え、500g以上の肉だ。フィレだと半ポンド、200g程度だから、自己防衛のためにはフィレ一択だった。日本ではステーキ連チャンなどほぼあり得ないので、サーロインを好んで食べていた。だから、久しぶりに食べたフィレのステーキはゴージャスな味がした。うまい肉料理を食べている実感があった。ご馳走様なのだ。

そして、この後に鯛飯と赤出汁の味噌汁が出て、お腹はほぼ隙間無しになったのにも関わらず、ドーンとデザートプレートが出てきた。なんだか、これはイタリアン的な出し方だなあなどと持っていたら、本当はワゴンで好きなだけ注文できるという仕組みだったのが、コロナのせいでプレートになったとのことだ。

イタリアで食べたデザートプレートはこの3倍くらい乗っていたが、イタリア人は時間をかけて完食していた。日本人的には時間をかけると「甘み」に負けて食べられなくなると、せっせと食べてが結局半分しか食べきれなかった記憶がある。そもそも外食に対する見識というか態度がイタリア人は違うようだ。ディナーは一度家に帰っておめかしして夜8時スタートで、終了は午前3時過ぎらしい。7時間もかければ、相当な量でも食べ切れるのだろうが・・・。そんなことを思い出しながら、のんびり食べていたら食べ切る前にパーティーが終わりそうになった。

しみじみと思ったのだが、ご馳走とは文化だと、そして、コロナはその文化を破壊する悪魔の手先みたいなものだと。誰もが思っているだろうけれど、早くコロナが終わって欲しい。

食べ物レポート

お祝い事で考えたこと

ここしばらく自粛していたわけではないが、あまり外に出歩かなくなった。どうも会食のお誘いをするのは不調法という、社会的なムードがあり、宴会どころか少人数の食事会もなかなか難しい。そういう状況の中で久しぶりにパーティーがあり、おいしいご飯を堪能した。

イタリアン仕上げのシーフードサラダ

前菜で出てきたサラダが、バジルソースが上等なサラダ仕立てのお魚。こういうのが料理なんだよなあ、と素直に喜んでしまった。家庭料理では難しい「レベル感の高さ」こそ、お金を払う価値のある芸術だと思う。

アントレの1番目?なのか 刺身の盛り合わせ

どうやらコースとしてはフレンチと懐石の融合らしく、お椀が出たりご飯で締めたりなのが楽しい。シーフードサラダの後は刺身が出てくるというのは斬新だった。被っていると言えばそうなのかもしれないが、個人的には大歓迎だし、できるものであれば、マグロの刺身の後に、セカンド刺身でカツオを出してくれないかといつも思っているので。この連発は嬉しい。特に器というか皿の美しさが際立つ。和食的には器で楽しませてくれるのも重要だ。洋食の「全部白い皿」的な統制美もありだが、形状と色合いの違いが楽しめる和食器の魅力は捨てがたい・

大きいエビ テルミドールは洋食らしい

そしてこれが本当は最初のアントレらしい「伊勢海老のテルミドール」。さっぱり系のイタリアンと和食の後にガツンとくるクリームソースの味は濃厚の極み。エビの身に切れ目が入っているのは、箸でつまんで食べられるような工夫らしい。ナイフとフォークでエビとかカニとか食べるのは大変だからね。阻止て添えられていたトマトのサイドが絶品。エビとクリームの濃厚さを、トマトの酸味で口直し。ブルスケッタにして食べたい。

日頃はビジネスなどのパーティー食は面倒くさいと敬遠していたが、このコロナのおかげ? ですっかり認識は変わった。パーティーディナーはとてもおいしい。ごちそうは「生きていく喜び」だと思う。

街を歩く

コロナのせいなのか?

地元の駅から歩いて15分。車で行けば5−10分くらいかかる辺鄙な場所にある味噌ラーメン専門店。鍋を振ることに意地を張るという、かなり気合の履いた店だった。「だった」と過去形なのは、どうも鍋フリがヘタクソになってしまったからだ。

年配のオヤジさんが、汗かきながら鍋を振っているのがカウンターから見えていたのだが、どうもその方の姿が見えない。若い従業員?が鍋フリ役になっている。それは良いのだが、コロナの影響なのかメニューがシンプルというか、嫌な方向に変わっていた。北海道味噌と新種味噌の二本立てだったのが、単純な味噌ラーメンに一本化され、味噌ラーメン以外のものがあれこれ増えている。コロナのせいなのだろうとは推測できる。持ち帰り対応もしているようだ。でもねえ、主力商品をいじくり回してはいかんのではないか。

これが以前食べた北海道味噌ラーメン 比べると違いがよくわかる

なんだかな、がっかりだなあ。好きな店、好きなラーメンだったのに。もう行かないだろう。きっと日本中でこんな飲食店の劣化というか迷走というかが起きているのだろう、悲しいことだ。復活して欲しいな。

食べ物レポート

ギョウザの満洲で、鳥を食べた

埼玉県の隠れ中華チェーン、餃子の満州で実はいちばんの好みなのが鳥の唐揚げだ。この鳥の唐揚げはもも肉と胸肉が混じっている、珍しい唐揚げなのだが、そこにキャベツの細切りにかけるタレ(ドレッシング)がついてくる。これがうまい。これだけ売って欲しいくらいだ。鶏肉は生姜味がかなり強めで、衣はさっぱりとした竜田揚げに近いもの。これを、レモンサワーで流し込む。ご飯と一緒に食べるのはもったいない。餃子は確かに看板メニューでよろしいのだが、この唐揚げを頼むと餃子と合わせて肉肉になってしまうのでちょいと注文するのが厳しい。

今月の限定品らしいよだれどり。肉肉しいので餃子は頼めないなどと言いながら、鶏肉料理はつい頼んでしまう。悲しい職業病みたいなものだ。居酒屋に行くと無条件に唐揚げとピザを頼んでいたものだが、そろそろこの悪習からは卒業したい。

などと文句を垂れていたが、このよだれ鳥はとても好みだった。最近のなんちゃってチャイニーズの典型な「よだれ鳥もどき」ではなく、良い意味で満洲が作ったよだれ鳥になっていた。本格派だともっと「しびれ」の強いソースに仕立てるのだろうが、埼玉の庶民の皆さんにはこの程度のアレンジ(弱化調整)があった方がよろしいと思う。こちらはビールか、紹興酒に合わせてみたくなる。どうも満洲の一品料理はご飯のおかずと言うよりも飲み屋の肴的な気がするのだが。

個人的には、ギョウザの王将よりも戦闘力が高いチェーンだと思うのに、なぜ埼玉(と東京の埼玉隣接地域)のローカルチェーンで止まっているのかが不思議だ。

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びっくりドンキーにびっくりした件

コロナ禍の最中に開いたびっくりドンキーの新業態の話を聞いてのこのことでかけてみたら、いやー実に素晴らしい合理的な店だった。コロナ対応ではないということだが、結果的にコロナ対策の最新鋭になっているような気がする。

高層ビルの地下レストラン街だからランチ需要も多いだろうと思って、昼のピークを少しずらしていった。お店の中は客がまばらだったが、それはまあ置いておいて。

店内の通路は広く、ひとりがけのカウンターが中心の作りで、これはオフィス街需要では回転数を上げる仕組みだ。オーダーは全て卓上のタブレット端末から。注文とりにくる従業員はいない。会計も奥の右側にある自動精算機でセルフ会計になる。

料理はお馴染みのびっくりドンキー、ハンバーグディッシュのみ。ハンバーグの枚数とソーストッピングでカスタマイズする。ご飯の量も少なめ、普通、大盛りが選択可能。サラダも再度アイテムに変更できる。タブレットさえ使えれば、時間をかけて決めても問題はない。横に注文を取る従業員がいるわけではないので、プレッシャーなしだ。

店内は簡素な内装だが、それはあまり気にならない。何よりタブレットでの注文はわかりやすい。

複数人できた場合も個々人で注文できるようになっているので、会計時の割り勘問題もクリアされているようだし。オフィス需要に特化した解決策なのだろうけれど、これは十分郊外型ファミリーレストランでも通用すると思った。この先のテイクアウト対応であったり、複数のアントレ対応であったり、いくつかの検証は必要だとは思うが、機械化と省人化という点で予想以上の出来栄え。本当にびっくりドンキーさんにびっくりさせてもらいました。

食べ物レポート

サイゼリヤ で見たかったこと

サイゼリヤは、まだ店内飲食に未練があるのだなと思った。例のマスクをしたまま食べるという「新提案」をYouTubeを使ってまで情報発信しているからだ。そこで、実際にあの「ものを食べながらできるマスク」をしている人がどれくらいいるか確かめに行ってみた。

結果は、0名だった。平日のランチタイムで1時間ほどいたが、とうとう発見できなかった。

代わりに見つけたのだ、隣り合った席を遮蔽する背もたれの後ろのプラボード。これでは頭の高さギリギリくらいなので、ちょっと効果に微妙さが残る気がするが。

それはそれで置いておいて、相変わらずの500円ランチの戦闘力は高いなと感心した。これをもっと上手にテイクアウト対応すれば、コンビニ弁当なんか目じゃないと思うのだが。そちらにはあまり力が入っていないのだろうか。

このキャベツのアンチョビー炒めも、家庭ではできそうでできない。そもそもアンチョビーは缶を開けたら使い切るのがたいへん苦労する。一回で使い切るのが難しい。もう少しテイクアウト専用メニューでも開発して、新規需要を開拓する方が、食べながらマスクをしてねというより商売になりそうな気がするのだが。