食べ物レポート

うちの近くのラーメン屋

埼玉県の話ばかりで申し訳ないが、埼玉の誇る中華料理チェーン「餃子の満洲」の発祥の地は自宅から徒歩圏で、本店もそばにある。個人的には、これが首都圏の中華の味かなあとずっと思ってきた。東京の味とは言わない。埼玉の味というのがあるとも思えない。まさに首都圏というか東京地方の味ということだろう。東京に引っ越してきて初めて荻窪の有名ラーメン店で食べたラーメンの違和感以来、ずっと続く「東京のラーメン」という代物の微妙さだ。結局、新興勢力に押されて「東京ラーメン」というもの自体が消滅しつつある。
ところが、この埼玉のラーメンは変化もせず、進化もせず?変わらないままだ。逆に今の時代で言えば、東京の支那そばに一番近い形で生き残っているのかもしれない。なので、満洲では醤油ラーメンではなく味噌ラーメンを頼むことが多い。味噌ラーメンにスタンダードがあるのかと言われれば、チャーシューはのっていなくてもやし炒めがのっているくらいしか思いつかない。最近の新興勢力のラーメンではそのスタンダードの縛りもなく、チューシューとメンマという醤油ラーメンスタンダードが味噌ラーメントッピングとしてまかり通ったりする。ラーメン道に絶対はないということだ。

満洲に味噌ラーメンは埼玉スタンダード

満洲の定番サイドアイテムは、餃子ということに間違いはない。ラーメンチェーン、中華チェーンの餃子は延々食べ比べたが、この満洲餃子が頭一つ飛び抜けていると思う。他の「餃子のなんとか」と名乗るところよりはうまいと思う。ただ、ここの餃子は毎回頼むと飽きるので、たまには他のものをと思った時には「唐揚げ」が良い。個人的には他の唐揚げ専門店の2段上だと思っている。何もつけずむしゃむしゃ食べられる唐揚げは珍しい。

もう一つの埼玉のラーメン屋といえば日高屋だが、そこはちょっと脇に置いて個人的に福島発の幸楽苑を応援している。最近は何やら怪しい路線に入り込み深い闇の中にいるみたいだが、この年末に期間限定で復活した「伝」ラーメンは楽しみにしていた。もうかれこれ20年近く前にできたセカンド・ブランドを潰して屋号を幸楽苑に統一して変えたという曰く付きの(個人的な感想です)ラーメンで、コッテリ系濃厚味だ。ああ、これは嬉しいなと素直に思ったのだが、いざ食べてみると記憶の味とは一致しない。こちらも歳をとっているせいだろうと思うが、味が薄く感じるのはなぜだろう。確かに変わらないのは、この平面的なビジュアルで現代ラーメンの凸凹感というか立体感がかけらもない。ここだけは復刻版として正しい。できればネギ山盛り増量で食べたかったなあ。

伝ラーメンの定番化を希望する

幸楽苑は正月限定紅白ラーメンをやっていたらしいが、今年は食べ損ねた。紅白餃子も以前試したが、あれはなかなか楽しい。今年も満洲と幸楽苑にはお世話になる機会が多いに違いない。コロナに負けず頑張ってほしいぞ。

食べ物レポート

一人焼肉は安全だ

何やらネット上で焼肉の話が多く出現しているような気がするが、確かに焼肉屋は無縁ロースターがあれば相当な換気能力があるだろう。おまけに冬の最中でも換気に負けない暖房能力もあるので、確かに焼肉屋は快適かもしれない。ただし、人数が多くなればその恩恵にも被れないので、ベストな選択は「一人焼肉」だろう。

ということで埼玉の誇る焼きニックチェーンに行って一人焼肉に挑戦することにした。念の為夜は避けて、昼のピークが終わったぐらいにいくことにした。当然なことだが、満席には程遠いコロナ時代の風景で、客席の半分以上は空席だが、おかげでテーブル席を一人で使うことができる。

ちょっと奮発して肉大盛りとカルビクッパのセットにしたが、ご飯が普通盛りとはいえ丼飯で、食べ切れるかなとちょっとビビったのだが、結果的には綺麗に完食した。原因は一人で自分オノペースで肉を焼けることに尽きる。焼き肉を多人数でワイガやで楽しむ時は、どうやら肉のペース配分を他人に支配されるので、満腹中枢のタイミングが狂うらしい。

お店には悪いが平日の昼のピーク過ぎに一人で焼き肉を食うのは実に優雅で楽しい。週末食べ放題セットを作るより、タイムシフト作戦の方が良いのではないかなと思うのだが。ただ、この平日午後みたいな時間に利用できる客層を考えると、やはりジジイオンリーになりそうで、それは客層としてはいささか偏るような・・・。焼肉屋が孤食ジジイのお達者クラブというのもあまり見栄えが良くないか。やはりこのアイデアは没だな。一人焼肉は自分で楽しむだけとしておこう。

食べ物レポート

二人前のクリスマス

子供達が独立した後はクリスマスはなんの意味があるのかというくらいイベント色を感じない。人生の黄昏時なのだなあ、などと感慨に耽ってしまうが。ただこの国では人口の1/3以上が高齢者であり、おまけに自分が子供の頃教えられていたような「良いおじいさんと良いおばあさん」を大切にしましょうなどと敬老思想を説くには、あまりにも生臭くあまりにも利己的な老人ばかりだ。平均寿命が伸びるに従って、高齢者の質的低下というか抗老人作用みたいなものが世間的に満ち溢れているのだろう。

老人論はさておき、二人暮らしの高齢者と子供のいないカップルであれば、二人前のクリスマスというコンセプトは成立しそうだなと思い、スーパーを覗いてみたがやはり高齢者対応のクリスマス商品はない。(当たり前か) やはりクリスマスはファミリー主体、二人前のクリスマスはホルモンとフェロモン前回の世代のものだろうという、ごくごく当たり前の結論になった。(つまらん)

二人前のクリスマスに似合いそうな、フェイクなローストチキンとしてとり半身の唐揚げをお勧めすることにしたい。某フライドチキンチェーンの唐揚げでなくても、クリスマスにターキー以外を食べるのであれば、全部フェイクだと割り切れば良い。あるいは開き直ってジャパニーズ・スタンダードであると決めつけても良い。そもそも異教のお祝い事だ。

最近のクリスマス絶対定番に成り上がったピザも、宅配ピザのクリスマス超豪華・ぼったくり仕様のピザでなくても、二人前ならそこそこ楽しめる。なぜか今年は500円が業界スタンダードらしい。ただ、このスーパーで売っているピザを買うときの注目店はマルゲリータのようなチーズの味が全てのような本格派は選んでは行けない。十中八九、後悔することになると思う。おすすめはマヨネーズと照り焼き味という、これまたジャパニーズ限定ピザだ。これはチーズが少なくても納得できる味になるので、クリスマスはチープシックに行くのが良いのだと思う。

そして、ケーキは山崎の2個入り300円セット。ホールケーキの1/10のビックリ価格だった。これも普段は売っていいないクリスマス特別仕様なのだろうけれど、たくさん食べられなくなっている高齢者にはジャストサイズかもしれないと思った。

以上合計で1500円に満たないクリスマス二人前セット(高齢者限定)みたいなものを考えてみた。これは増えていくと思うが、これではクリスマスのビジネスという点ではお先真っ暗だ。しかし、こんな考え方でクリスマスを過ごすことになるとは、確かに人生黄昏に近い気がしてくる。少なくとも下り坂の思想ではあるなあ、などと昔読んだ「平成30年」を描いた本のことを思い出した。二人前のクリスマスの次に来るのは、一人前のクリスマスのはずだが、それは考えないことにしよう。

街を歩く

川越の新店

埼玉県西部、「小江戸」川越と言われる町は、それなりの観光地になっていて、新宿や池袋から日帰りで遊びにくる観光客が多かった。蔵の街と言われ江戸期の街並みが保存されている(多少は改築もされてお化粧直しした)ぶらぶら歩きにはよいところだ。有名なのは柳沢氏の支配地であったこと、埼玉県の旧ナンバースクールがあること。戦国時代にはこのあたりで北条氏の決戦があったことくらいか。埼玉の中心都市からはちょっと離れている。その街に所用で来たのだが、なんと一年以上ぶりで(コロナのせいだ)街のあちこちが変わっていた。

その川越に埼玉の星、日高屋の新業態ができていた。昼は定食を、夜は焼き鳥をということかと思ったら、昼から焼き鳥で一杯やれるらしい。おまけになぜかナポリタンが昼飯に出ている。日高屋はラーメン屋だと思っていたが・・・。これはいつかお試しに行かなければと思い店頭のサンプルケースを覗いていたら、当たり前だが日高屋のちょい飲みのお供が勢揃いしていた。なんというか・・・、不思議な店というしかない。次回はお試しレポートだ。

もう一軒やたら目立つ店があった。鮨屋らしい。居酒屋でもあるようだ。確かに昔は駅前に必ずこんな店が一軒や二軒はあった。大衆居酒屋とか駅前居酒屋と言っていたはずだ。仙台で見つけた似たような店も、知人に聞いたら東京都内でチェーン展開しているとのこと。大衆居酒屋ブームが到来したということなのか。片一方ではチェーン居酒屋がごっそり焼肉屋に変わっていたりするので、この業界は本当に何が何だかわからん混沌の世界だから、この店も次回チェック。しかし、隣町に1年間一度も来ていなかったことの方がよほどショックというか気が滅入る。本当に2020年というのはひどい年だったのだなあ。

食べ物レポート

幸楽苑の素がとても気になる

これでも一応は幸楽苑の少数株主で、株主優待券をもらっている。日頃からよくこのお店には通っているからあれこれ気がつくことがある。その少数株主として、最近の幸楽苑の狼狽えぶり?にはいささか心配していた。どんどんメニューラインを変えているようで、やっていることは単純値上げに近いではないか。値上げに伴って商品を磨いていかないとダメなんだぞ、などといいたいことはたくさんあったが。どうやらノスタルジー路線に復帰したのか、妙なことをやっているなあと、アタ、アタモゾ気に入ってみた。いわゆるコラボ企画だが、そもそも今現在養老乃瀧はどれくらい店舗数があるのだろうか。そして、養老乃瀧で牛丼が売っていたこと知っている人間って、いったい何歳なのと思う。少なくとも、現役サラリーマン世代ではほとんど知らないと思うが・・・。

知っている人にはなつかしいかあ。養老乃瀧自体でも、復活牛丼と言って売っているのも確かだし。でもね、吉野家や松屋やすき家の牛丼よりお高いのも間違い無くて、これは本当に微妙な企画だなあ。でも肉中華そばという発想は良さそうな気がする。できればこれを定番にして欲しいものだが。プレミアムチャーシューより、こっちの方が肉沢山に見えるから売れそうだ。

それと、ずっと気になっていた「幸楽苑の素」なる調味料が、ようやく販売されて嬉しい。このご時世なのでテイクアウト強化は必須だろうが、幸楽苑味のポテトチップは横に置いておき、中華屋のカレーは気になる。幸楽苑のメンマもつい買ってしまった。幸楽苑の素は次回行った時に買おうと思っている。

リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽんを頼むとついてくる辛いドレッシングや、サイゼリヤのホットソースなど、添え物的についてくるソースがとても気になるのだが、こうして別販売して貰えばありがたく買わせていただく。この辺りは、ファミレス各社も頑張って欲しいところだなあ。

食べ物レポート

ノリ弁は無敵だ

前にも書いたことだが、のり弁が好物だ。駅弁のうまさとは別の、チープなうまさという点では「のり弁」が最強だと思う。唐揚げ弁当の潔さ、唐揚げと白飯しかないとは異なる、チープな弁当だけれど精一杯おかずをそろえてみまたした、この努力を認めてください的な健気さに心惹かれてしまう。なので、コンビニで売っている工場製のり弁は、いささか気に入らない。俺たちが作ればこんなものかなあ的な自己顕示が見えているような気がする。おまけにホカ弁屋より値段が高いことが許せない。

ホカ弁屋もすっかり静止整頓されてしまい自宅のお周りにあったホカ弁や小僧寿しはすっかりなくなってしまった。一番近くの弁当屋も車で10分ほどかかる。歩いて行けるところには「首都圏ローカル」な弁当屋があるが、こちらはおかず、惣菜販売がメインで、微妙にお弁当屋さんという感じがしない。人気の弁当は作り置きしてあるというのも、ちょっとな・・・と思っているのだが。そういう文句の多い客なので出来上がっているのり弁を横目で見ながら、あえて「のり弁」を注文して作りたてを買うことにする。あちらの棚に並んでますよなどと言われたら2度と行かないぞと思うのだが、そんなことは言われたこともない。いつもニコニコと出来立て弁当を売ってくれるので安心だ。

のり弁のトッピングによりお値段は多少違う。定番白身魚フライではなく、焼き鮭になったり、明太子になったりと変化も楽しめる。ただ、この店ののり弁の1番の差別化ポイントは、白身魚フライ用にタルタルソースがつくことだ。ちくわ天向けだと思うが、ソースもついている。芸が細かいのだ。唯一の不満は、ノリがちょっと小さいかなと思うところで、これは自分だけの感覚的な問題だろう。

政党のり弁と言えばこれだ。ホカ弁屋のまさしく正しい姿ののり弁だ。白身魚のフライとちくわ店に大根の漬物ときんぴらごぼう、いやいや実に美しい。質実剛健だ。これを買うためにクルマで10分というのがちょっとだけ悲しい。コンビニが増えた分だけ弁当屋が減った気がする。ちなみに、このホカ弁屋ではソースが醤油が選べるので、お好みに合わせてということだが、できれば両方つけて欲しい。魚フライにはソース、ちくわ天には醤油にしたいのだが・・・。

わがまま過ぎますか。

街を歩く

コロナに立ち向かうこと

マスクをしたしないで大立ち回りを演じるクソジジイが世の中にはこんなにいるんだとわからせてくれた某地方自治体の議員がいた。あんなお馬鹿さんは世の中そんなにいないだろうと思っていたら、12月になって「五人以上の会食やめて」と政府の某大臣が頼んでいたのに(あくまでもお願いでしたね)、国会議員が続々と忘年会(本人たちは会食ではないといいはったりする浅ましさだが)をやって発覚して、おまけに日本国政府首班すらそれに引っかかるお粗末ぶり。その後も日本全国で地方自治体議員が摘発?されていて、もともと地よりも低い政治屋の信用は地獄の底あたりまで落ちていったのでしょう。そんなクズっぽい行動をとっているものは横に置いておき、街の商売をやっている現場で対応には苦労しているのがわかる。

これだけ大きなマスクのお願いポスターはなかなか見ない。マスクしているかどうかのトラブルが嫌なのか、どこのお店でも入り口に申し訳程度の小さな紙が貼ってあるくらいだ。このサイズは年末セールの告知より大きい。これくらいやって良いのだよね。同調圧力とかよく言われるが、基本的に日本の統治は村八分が最強なのだから。それを利用してどこが悪いといいたい。

某知事のセリフをもじったコピーで、これはなかなか皮肉が効いているなあと感心した。確かに回転寿司は飛沫感染しにくい業態だし、最近は回っている寿司を取るのではなく、注文して高速ベルトで運ばれてくるにぎりたてのものを食べるから余計安心だろう。
「高齢者はテイクアウトご利用ください」とか書き足せば、もっと安心できるはずだが、流石にそこまでは書けないか。ただし、行政からの依頼(あくまでもお願いしているだけ)は、明らかに高齢者にうつさないでくれという言い方に変わってきている。若い層は感染しても悪化しないということも渋々と認めた上で歯切れの悪いお願いだ。だから、もう少し「お願い」の言い方が変わる可能性はあるが、はっきりと「高齢者は外出するな、うつると危険」と言えば良いのだと思う。しかし、若い人たちにむかって「高齢者にうつすな、危険」とは言えないのだろう。この日も街には大量に高齢者が歩き回っていた。

ということで、高齢者を支持の中心にして、危機を煽るマスメディアの報道はできるだけ見ないことにしている。あの扇動的な言動を聞いていると、まるで戦時中に行われていたという「一億火の玉」「鬼畜米英」などというアジテーションではないかと思う。(実際に体験したわけではないので、読み聞きしただけですが)念のため書いておくと、政府の政策を支持しているわけでもない。あれはあれで場当たりの無策に近いものだと思うが、ひょっとすると確信犯的にコロナ放置をしているのかもしれないなあ、などと疑うこともある。それほどに無策だ。そのツケが、こうして色々なお店の店頭に現れてくるのだ。

こんな時だから、見ると思わずホッとするポスターもある。ただ、アマビエさまを食べてしまって大丈夫かと思わないでもない。食ってしまっても許してくれる優しい神様だといいが。

街を歩く

お台場の風景と宇宙

12月の初旬に開かれていた展示会に出かけた時、帰り際にやたら綺麗な夕焼けに出会った。高速道路の上にマンション群が立ち並ぶその後ろが夕焼けという、これはなんだか絶妙のタイミングでしか見られない光景だなと写真に撮った。夕焼けシーンで思い出すのは、東京タワーの上に巣を作っていたギャオス(平成ガメラの第1作)なのだが、怪獣映画のシーンを思い出すとは我ながら映像記憶が歪んでいるなと思う。ちなみ大阪城といえば、ウルトラマンとゴモラの決戦シーンが思い浮かぶ。幕張のビル街と東京都庁であればゴジラに壊滅された場所という具合で世の中の名所はだいたいが怪獣にやられた場所と決まっている・・・。怪獣乱闘からセーフなのは皇居くらいのものだ。

その展示会でたまたま見つけたのが「はやぶさ2」の展示だったというのは、ちょっと前に書いたことだが、それにもう少し感想を付け足してみる。宇宙探査といえば有人飛行がもてはやされる。昔で言えば月着陸は一大プロジェクトだったし、最近では宇宙ステーションでの長期滞在がよくニュースにも出る。意外と地味なだが、野口さんが4度目の宇宙ミッションに出るというのも結構すごい話だ。

その中で、低予算に制約されながら長期探索に出ていた「はやぶさ2」は、宇宙開発で出遅れている日本としては素晴らしい実績だと思う。ちなみに地球と太陽の距離が1億5000kmほどなので、はやぶさ2が飛んだ距離はその30倍を越す。宇宙船は惑星間を直線航路で飛ぶわけではないので、どうしても距離が伸びることもあるが。フライバイという加速の仕組みを利用するのでなかなか複雑な航路になる。展示物を見ると「行き」と「帰り」の所要時間がずいぶん違う。太陽の重力に逆らって飛ぶのと、太陽に向けて落ちていくことの差みたいなものだろうか。

「はやぶさ2」模型の後ろにたくさんの黒いスーツのおっさんがいるが、彼らこそ、この「はやぶさ2」を作って飛ばした中小企業のおっさん達のお仲間なのだと思うと、がんばれおっさん達と言いたくなる。どうも最近は涙もろくなり、あれこれでついうるうるしがちなのだが、「はやぶさ2」をみてうるうるするおっさんは相当気持ちが悪いなと自己反省した。

宇宙探査のような巨大プロジェクトを支えているのは、超大企業のエンジニアだけではなく、町工場の技術者たちでもあるのだと訴えていたのは、某テレビ局のドラマ「下町の工場のお話」だった。この会場は、その下町のエンジニアたちの技術を宣伝するものだったのだけれど、まさしく下町のロケット部品屋さん達のプライドが伝わる、good jobな展示だった。個人的には、もうちょっとJAXAの人が積極的にアピールしていても良さそうなものだと思ったが、なんだか微妙に控えめだったなあ。

台場の夕焼けに怪獣を思い出し、宇宙探査機に感動した、SFチックな年末のひと時でありました。

食べ物レポート

山形の駅弁 うまし

元旦から駅弁の話で恐縮だが、お節料理の話など面白くもないだろうと思い・・・。駅弁のうまさという点では、この米沢の「牛肉ど真ん中」と横浜崎陽軒の「シウマイ弁当」が双璧だと思う。確かにエビやカニがたっぷりと乗った弁当もゴージャスだが、シンプルイズビューティフォーという言葉は、駅弁の評価をする時には正しい。

パッケージもシンプルだし、質実剛健という気がする。ただし、最近は牛肉ど真ん中もシリーズ化していて、味違いが何種類かあるようだ。しかし、オリジナルが一番うまいと信じて、これを買い続けている。

蓋を開ければ、まさしく「the・駅弁」という趣がある。ごはんのの上にびっしりと敷き詰められた牛肉を、ワシワシと頬張ると肉と米を食べることの幸せが実感できる。牛丼とは違うレベルのうまさだ。牛丼は、なんだかんだ言っても肉のチープさを楽しむもので、和牛A5ランクの牛丼などは食べたいとも思わない。たまに見かける高級すき焼き丼みたいなものは、旨いのは間違いないが、牛丼の仲間ではないぞと思っている。この「ど真ん中」も、その牛丼ではない旨いやつということだ。そして、これまたおかずが、実に添え物的な、徹底した脇役ぶりなのも良い。卵焼きと蒲鉾と漬物という三点セットは、チープ感満載だが、そこが牛肉を引きたてるスーパーサブ的な位置にある。シウマイ弁当では白米を美味しく食べるための濃厚おかずとして役者揃いだ。メインの焼売と並び立つマグロ煮物と筍と・・・といった感じで、脇役たちがやたらが豪華なのだが、「ど真ん中」は主役オンリー、脇役は本当に脇にひっそりという感じがする。

最近ではありがたいことに、この山形の駅弁のボスが東京駅の駅弁販売所に行けばいつでも買えるのだ。仙台駅でも毎日売っていた。むかしむかしは山形新幹線で米沢駅で積み込む牛肉ど真ん中を車内販売のお姉さんが予約を取って限定販売していたものだが。そんな貴重品が近くのスーパーで、それも北海道フェアなのに買えたということは、旅行者が激減しているということなのだろう。旨いものを食べながらほろ苦い現実に気がついてしまった。東京駅に駅弁を買いに行こうかとも思うが、埼玉県知事は東京には行くなと言っているしなあ。駅弁買いに行くのは不要不急な用事であることは間違いなさそうだ。嫌な世の中になってしまったものだ。

旅をする

今年の自己撮影写真コンテスト

写真を撮るのが好きだから旅に行くのか、旅に行くのが好きだから旅先で写真を撮るのか、自分でもはっきりとしない。ただ、30年以上前からカメラはいつでも持ち歩いていた。今のようにスマホで高画質の写真が撮れるようになるまでは、カメラ携帯はいつものことで、小型コンパクトで高品質カメラを何台も乗り換えた。銀塩フィルムの時代からデジタルカメラに移行していったからずいぶんカメラを買っていたなと思い数えてみたら15台ほどカメラを持っていた。故障して捨てたものもあったから、20台近くカメラを買ったことになる。ビデオカメラもVHS-C規格から数えると10台近い。

紙焼き、いわゆるプリントにしなければあまり高い解像度は要らないのが最近のカメラで、こんなふうにディスプレイで見るのであれば、今のスマホではオーバースペックというものだ。それでも世のカメラファンが高画質カメラを欲しがるのは不思議なことだなと思うが、それがマニアというかオタクというものだろう。

さて、今年は圧倒的に旅に行った回数が少なく、旅先も偏ったままなので、良い写真は札幌に集中している。一枚目は札幌郊外にある「北海道開拓100年記念塔」

二枚目は、もう何度も撮っているが「北海道庁旧赤煉瓦庁舎」

三枚目は、札幌大通公園テレビ塔。この展望台から撮っている光景が、NHKニュースなどでよく使われている札幌中心部の絵になる。三枚とも秋の空が晴れた時の写真だ。札幌は海が近いせいなのか、雲ひとつない晴天ということはあまりない。どちらかというと曇りの日が多い印象がある。冬になれば空気が澄み渡ってと言いたいところだが、暖房の排気のせいか冬は晴れていてもスッキリしない青空の日が多い。

夏の恒例のダム巡りも今年は自粛に潰された。国交省はGo Toの所轄官庁で旅に行けとか言いながら、11月までダムカードの配布を止めるというダムツアーを諦めさせる、省内の意思統一ができないクズな仕事っぷりを見せてくれたが。コロナとダムは関係ないだろう。ダムの周りは基本的に一人だけのことが多い。ダムの管理人一人とこちらは自分だけということはしょっちゅうある。

秩父の山奥のダム

コロナが大騒ぎになる直前の日比谷から見た皇居方面。これも東京の中ではなかなか良い景色だと思う。

コロナが大騒ぎになってインバウンド観光客が消え去った冬の札幌。今年一年は街中でチャイニーズの会話を聞くことはほぼなかった。そして、Go Toやめたら飲食業、観光業は大変とかいっているが、この頃はインバウンド客をとめたら大変だと騒いでいたのを、みんな忘れてしまったのだろうか。

最近、新宿や池袋を歩いていると何故かチャイニーズの会話をよく耳にする。コロナで帰国しなかった人たちなのかと思っていたが、どうやらなんらかの抜け穴があって、この国に観光?できているらしい。服装がなんというか日本人らしくないから、そのあたりで見分けがつく。まあ、一般人には忘年会やるなと言って、自分たちは大人数忘年会ならぬ反省会をやって知らんふりをしている政治屋が蔓延る国だからね。商用という名目の観光旅行に来る外国人がたくさんいても不思議はないか。