
旭川の名物菓子にりんごの甘く似たものが丸々入ったバウムクーヘンがある。旭川に仕事で出かける時には、これを土産に買うことにしていた。ただ、すっかり旭川に行く行き交いがなくなって、通販で買うしかないかと思っていたら、なんとこの菓子製造企業が札幌に店舗を構えていることがわかったのか今年の夏前だのことだった。店名とブランド名が異なっているので気が付かなかったのだが、実際に店舗に行ってみると……………ありましたよ、例のバウムクーヘン。お値段は昔と比べて5割以上上がっていたが、それは昨今の物価事情を考えると仕方がない。問題はこれをどうやって自宅まで持って帰るかだった。



箱の形状は概ね四角なので門外はないのだが、荷物の中に入れると縦置きや横置きに度々変わるので変形が気になる。仕方がないので機内落ち込みにしたのだが、そうなると座席上の荷物入れには乗せにくい。仕方なく足元に置くことにしたのだが、袋が小さかったせいか前後に滑って位置が変わる。なかなか面倒臭いのだ。
二度目に購入したときはその辺りの持ち運びのことを考えて、お店の方に大きめで平たい袋に入れてもらった。袋の中の隙間は他の土産物などで埋めたので、面倒は起きなかった。
最初のものはみやげ物として渡したのだが、苦労して自宅に持ち帰ってきたので自分で食べてみたくなった。そこで二度目に買ったものは独り占めして丸ごと食べてやろうと思ったのだが、どうもボリューム感を間違っていたことがわかった。1/4カットを食べ始めたら、半分ほど食べたところで満腹になった。バウムクーヘンとは大食いできるものではないのだ。びっしりと詰まった生地と強烈に甘いりんごが合わさると、胃袋に対して最強、いや最凶というべき破壊力を持つ最終兵器みたいなものだった。旨いのだが、たくさんは食べられない。
ただ、これが一口サイズにカットされていたら意味がないしなあ。やはり独り占めなどしないで、みんなで分けて食べるのが良いのでありますね。
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