
最近のスマホで思うことだが、カメラの性能はひょっとすると一眼レフを超えるのではないか。自分の持っている旧式の一眼レフ機数台は、極端な光量差があるものの撮影は極めて不得手であり下手くそで、マニュアルによってあれこれ修正しないと写真が撮れない。自動で撮ろうとすると、まっ黒になるか(極端な露出過小状態)、白く飛ぶか(露出過剰)になるか、そもそもシャッターが落ちないことの方が多い。ちなみにC社はメモリーへの書き込み速度が早いのでそれなりに対応可能だが、O社は書き込みが遅くシャッターが落ちないことも頻繁にあり、使用状況によりカメラを2台持ち、3台持ちとなることもある。やれやれだ。なんでも取れるスマホに敵わないというのが実感だ。おまけに銀塩フィルム時代と違い、デジタル画像は自分でもそれなりに修正可能だし、AIの支援を受けれしまえばセミプロ級の仕上がりになる。
そんな自動露出の難関写真の一つが夜の焚き火シーンなのだが、iPhone17であればこのように問題なく取れる。自分で撮ったくせに画像を見て驚いてしまった。プロ仕様かと思わせる画面精度の高さだ。すごいなあと素直に思ったが、これでは一眼れレフカメラを持っている意味が……………

同じ日に月が綺麗だったので、天中にかかる半月を撮ってみたら、これがまたなんとも不思議な自動補正効果が働き、まるで昼の写真のように見える。月の光は基本的に太陽光の反射光なので、光線の質的には光量が少ない「昼」なのだそうだ。だから、カメラの自動露出機能が露出をオーバー気味に調整すると(夜なので)、確かに薄暗い日中のようになるとは考えられる。しかし、この夜空に色はなんとも言えない。
また、関東近郊は大都市部における照明の照り返しで夜空は明るい。だから、夜の写真もうっすらと白味がかってしまうのは仕方がない。ただ、これほどまでに明るく撮れるものだろうか。薄曇りな日中の空と言われても頷きそうだ。
そろそろ最新式の一眼レフカメラが欲しいなあ、などと薄ぼんやりと思っていたが、どうやら考え直した方が良さそうだ。大きなレンズが必要なのはスポーツシーンなど動きのある場面のアップか、バードウオッチングのような超望遠レンズを使用する場面でしかなさそうだ。自分の撮りたい状況ではスマホで十分ということか。
思えば最後に長尺のレンズを使った子供の運動会と学芸会くらいだったような気がする。もう随分昔のことだし、二度とそんな機会が訪れることもない。なんだか、スマホカメラの性能向上がうらめしくもあるなあ。