街を歩く

東北一筆書きの旅 目的地へ

青森県北東部にあるむつ市からバスで小一時間かかる山奥に霊山「恐山」がある。高校生の頃から一度は行きたいと思い続けていた場所だった。青森県は仕事で何度も行き来していたが、八戸市や青も森市など都市部での仕事ばかりで、そこから移動時間4時間ほおかかるお山の中には行く機会がなかった。
むつ市に行くのもそれなりに大変な時間がかかるのだが、そこから恐山までがまた遠い。恐山行きのバスの本数が少なく、おまけに一度行くと帰りのバスまで待ち時間が3時間もある。たっぷりと時間を使って恐山を堪能せよ、というバス会社の心遣いらしい。
バスを使った感想として言わせてもらうと、むつ市でレンタカーを借りた方が良いのではないかなあ。

この光景を見るまでに40年近くかかったことになるが、我が人生でどうしても言っておきたい場所の最後であり、もう心残りもない。わざわざくる意味があったと思う。

ちなみに、恐山以外でどうしても行きたかったところは、出雲大社と高野山と対馬だったが、これも無事に終了している。出雲大社は4回行った。高野山は半日かけて歩き回ったし、対馬はレンタカーを借りて島の神社巡りをした。北海道の片隅で生まれ育った身としては、全国をよく巡ったものだ。旅に関しては思い残すこともない。風光明媚なところではなく、妙に宗教的な場所に偏りがあるが、決して信心深いわけでもない。


唯一未達成の地であるのがインドにあるタージマハールだが、これはあくまで夢のまた夢としてとっておいて良いかなあ。

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