街を歩く

キャンプ飯

久しぶりにポークスペアリブが食べたくなり、近場のスーパーに買いにいったら、なんとスペアリブが置いていない。仕方なく肉屋発祥の大手スーパーに行ったら、たっぷりと並んでいた。その近くにある埼玉ローカルスーパーでもしっかりとリブ肉は置いていた。
どうやら近場のスーパーは会社買収された後、品揃えを極端に絞っているので売り上げの見込めない特殊なパーツ肉は取り扱いをやめたように思える。
ちなみに、そのスーパーの魚売り場は壊滅的で切った刺身と干物以外は冷凍切り身パックだ。感覚的にはアメリカのスーパーを思い出す。要はおまけ扱いの売り場になっている。魚の需要が減っているのは確からしいが、まさに売り場縮小が招く負の螺旋という気がする。海なし県の埼玉で、郊外型魚専門店に行列ができるほど混み合うわけだ。負け組が負けるのには確かな理由があるということだろう。

さて、スペアリブを甘い九州醤油と蜂蜜を合わせた自家製タレに漬け込む。これまた自家製ニンニク醤油と生姜を合わせて密封容器で一晩放置する。それを焚き火の熾火で焼いてやろうと思った。が、この日は気温30度を超える暑さで、昼から焚き火は厳しい。諦めて鉄板でじっくり焼くことにした。

カセットコンロの弱火で厚めの鉄板を使いじっくりと時間をかけて焼き上げた。ビールを飲み飲みの手間仕事だったが、仕上がりは上々で思い通りの甘辛味になった。うまし。
次回はアメリカンなスパイス系で仕上げてみようか。その時は、もっと大ぶりの両手で持つような骨付き肉が良さそうだ。

スペアリブを焼き上げた後、もう一品に挑戦した。スペアリブを買いに行った時に見つけた、サラミソーセージの切り落とし、つまり工場でスライスする時に、機械の不具合で厚過ぎたり、薄すぎたりしたものを安く売っているのだ。まさに訳あって安いの典型だが、味に問題はない。感覚的には通常品の1/4程度のお値段だから、惜しげもなくたっぷりと使える。

食料品特化型のスーパーがその専門性を発揮して成長している一方、従来型のなんでもありそうで、実は買いたいものが何もないスーパーが消滅していく。旧ダイエーグループや旧セゾン、そしてIYといった名門スーパーチェーンの失墜は、やはり時代のニーズにそぐっていないことだろうなあ。外食でも同じ流れで、なんでもある店ほど苦戦している。

このサラミだが、厚さ1mmくらいのペラペラなものや、1cm以上の分厚いものが入り混じっている。その中に長さ7-8cmもあるごろちとした長いものまでで入っていた。そのバラバラなサラミから厚さの似通ったものを選びだしキャベツと炒める。

それに太麺焼きそばを投入して仕上げた、サラミ焼きそば。具沢山なのでめしというより「酒のつまみ」として最高だ。サラミは炒めて食うと美味い。学生時代に夜食でサラミ入りのお好み焼きをよく作った。洋風な仕上がり? になり、ウイスキーなどによくあうので重宝した。

今回はそれを思い出しての焼きそば版だが、酒は新潟の銘酒「吉乃川辛口」アルミ缶入り。このチープ感あふれる取り合わせが、まさにキャンプ飯だな。

コメントを残す