
台所にあった一人鍋が払い下げられた。鉄鍋はキャンプに最適な道具だが、鍋料理をするにはちょっと気温が上がりすぎなので、元祖すき焼きというか、すき焼き発祥の頃を真似して焼き肉的なものを食べてみることにした。牛肉薄切りとキノコを炒めてたべる。甘辛のタレにすればまさにすき焼きの原型だろう。お手軽便利な鉄鍋料理だ

それを焼肉のタレで食べることにした。肉のお供にカツオの刺身を甘い醤油で仕込んだものをサイドにして、飯はメスティンを使って炊くことにした。
お手軽に食べるので手間はあまりかけないが、キャンプ飯はうまい。外の空気がうまいからだという気もするが、やはり自分で作ってその場ですぐ食べるという、時間のかからないところが良いのだ。

飯を食い終わったら、焚き火の時間になる。今回は杉の薪なのであっという間に火が大きくなるが日持ちは悪い。なので、どんどんと薪をくべるのが忙しい。おおよそ1時間ほど、ただただ単純に薪を放り込み焚き火を楽しむ。冬であれば焼き芋でも作るところだが、この季節であればただ火を愛でるだけだ。

焚き火が終われば、ガスランタンの灯りでちびりと酒を飲み、ほろりと酔ったところで早めに寝る。キャンプのもう秘湯の楽しみは、朝日が登ってくる時間だ。真っ暗な夜空が薄らと蒼みをおびてくる。そこから一気に空が赤くなり明るくなる。
それを見届けたらお湯を沸かしてインスタントコーヒーを一杯。飲み終わったら撤収開始というのがいつものルーティン。
さて、今度はどこのキャンプ場に行こうか。気温が上がるから、高地を目指すべきだろうなあ。