街を歩く

満洲の行き先は、高齢者のフード・アウトソースサービス

ぎょうざの満洲という企業は非常に面白い対応をする。基本的にはメニューの絞り込みと高齢者対応だ。町中華のチェーン店なのだが、その絞り込んだメニューはファストフードに近い。いや、現在の牛丼チェーン店のメニューが混乱しまくっているのと比べて、満洲の方が和風ファストフードではないかと思う。
玄米のチャーハンであるとか、こだわりの素材(豚・豆などなど)を使っていることもあるが、ラーメンの麺量が半分という「高齢者の胃袋容量」に留意している点が、目立たないがよく考えられているところだ。
その延長線にあるのが、トッピングなしのスラーメン。つまりスープと麺だけ、かけ蕎麦や素うどんみたいなものだ。これがラーメン屋でありそうでなかったメニューだろう。
その延長線にあるのが「スヒヤシ」だ。ただ普通の冷やし中華と違うのは、麺に梅雨がかかっているのではなく、つけ麺スタイルになってい流ことだ。
実食してみると。これは実によろしい。大変好みな食べ物だ。冷やし中華を通年販売してほしいと思っている、冷やし中華フリークとしては、これであれば年中販売する定番にしてもだ以上ではないかと思うのだ。冷やし中華特有の季節的なトッピングの巡撫はいらない。つけつゆだけ用意しておけば通年販売は可能だし、日本側のようにアツ盛りも可能だろう。カラシと紅生姜がついているのもポイントが高い。

満洲らしく、餃子とのセットがあるが、これは他のセットメニューと比べてもお腹の負担が少ない。まさに、これ礼者の胃袋鷲掴みという感じがする。休日の昼に行けば、客の8割が高齢者ということもある「埼玉発の高齢者向けファストフード」として、ますます進化が続きそうだな。

月毎のメニューは、ほぼ毎年同じでカレンダー化しているのも、頻繁に訪れる高齢者にはありがたい。ただ、ここ数年春先だけの季節定番だった唐揚げが、どうやら長期化している気配がある。やはり、ヘルシーすぎるメニューだと脂たっぷりなギルティーメニューが欲しくなるのも高齢者だ。
などと考えていたら、隣の席に座った推定80歳の男性が、水餃子ハーフ、焼き餃子ハーブ、カジキマグロステーキ、ハーフ醤油ラーメン、紹興酒をグラスで二杯という不思議な注文をしていた。なるほど、常連高齢者はこういう使い方をするのだな。

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