街を歩く, 食べ物レポート

王将の夏

湿度が高くジメジメとした暑い日は、冷房の効いた店で冷やし中華を食べたいものだ。それも最近流行りのゴマだれではなく、昔ながらの酢がきついキリッとした醤油だれで食べたい。


個人的に冷やし中華トッピングとして熱望するのは、あの紅生姜なのだが、残念ながらプチトマトに代わっていた。薄っぺらなハムは冷やし中華の定番だが、これがチャーシュー細切りになると一気にご馳走化する。+300円程度でチャーシュー・アップグレードができると嬉しいのだがなあ。そもそも、冷やし中華は寒い時期でも売っていて欲しいと思う。まあ、体感温度での好みというより「酸っぱいものが食べたい」だけかもしれないが。

ただ、冷やし中華は麺の量が足りない。しかし、麺を大盛りにすれば良いというものでもない。麺の大盛りは、腹は膨れるが途中で食べ飽きる。蕎麦などがその典型だ。だから、麺大盛りの代わりにライスを追加するかというと、どうもそれは違う。よくネタになっている、お好み焼きをおかずにご飯を食べる状態だからだ。あれは、ちょっといただけない。
なので、ハーフサイズの料理を注文できる「王将」のシステムは素晴らしい。キクラゲと豚肉の炒め物は大好物なので、それを追加した。量的には冷やし中華と合わせてジャストという感じだろうか。
いや、ちょっと食べ過ぎだが、腹の満足度より舌の満足度がはるかに上がる。冷たい麺と熱々の料理という、温度の調和が良いのだろう。
しかし、わざわざ高知で「王将」に行くのは、これまたどうかとは思ってしまうのでありますよ。高知名物を一回食べ損ねた気分にもなるので……………

街を歩く

〇〇市役所で遊ぼう

〇〇市の市役所は一階ロビーに喫茶店があった。しばらくお休みしていたいが、最近復活した。以前は、市内に展開する喫茶店チェーンが運営していたのだが、現在は障害のある人たちの支援組織による運営に変わったらしい。シティーホールのロビーだから、普通の喫茶店という風情はない。いや全然、ない。おまけにかなりうるさい。
それでもこの場所が気に入っているのは、ともかく明るいからだ。天井が高い一階の全面が窓なのだから日中は実に明るい。本を読んだり、パソコンをいじったりするのには都合が良い。街中にはすっかり喫茶店が減ってしまい寂しい限りだが、この店があれば大丈夫だ。

店構えが簡素な分だけ、コーヒーのお値段はお手軽になっているので、シアトル系コーヒーチェーンや、セルフサービス系珈琲店より使い勝手は良い。今度はお店が長持ちしてくれれば良いのだがなあと祈っております。

その明るい一階の地下に、これまた明るい地下食堂がある。地下で明るいとはなんだと思うかもしれないが、ここの地下も前面の壁面が大きな窓で、その先には庭園がある。見晴らしの良い地下という不思議な立地なのだ。当然ながら、窓際の席は人気がある。今回は昼飯にはまだ早い時間に行って、良い席を確保した。

この日の狙いはカツカレーだった。最近、妙にカレーが気になっていて、あちこちでカレーを注文するのだが、ついついカツをトッピングにしてしまう。個人的にはハンバーグカレーはカレー道からして邪道ではないかと思うのだが、ギリギリのレベルでメンチカレーは許せる。エビフライカレーは、なんだかエビフライに申し訳ないので頼まない。
カツカレーという名のペラペラな「紙カツ」が乗っているのが好みだ。が、市役所地下食堂のカレーは、紙カツというほど薄くはなかった。カツ丼でも大丈夫なほどで、やや重量級な感がある。おまけに、カレールーがお芋ゴロゴロ本格派の家庭カレーだった。辛さは……………あまりない。甘めの味付けというより、辛さ控えめという感じだ。そして、ご飯が大盛りでたっぷりで、一皿がとても重い。

その上、味噌汁サービスですと、問答無用で味噌スープ付きのカツカレー定食だった。結局、完食一歩手前でギブアップした。まずいからではなく、量の多さに負けた。カレーの味は、普通に美味い。こういうカフェテリア方式のカレーはだいたいまずいものだが、ここは再訪したくなるレベルだ。ただし、次は完食できるようカレー単品にしよう。カツは抜きだ。

お江戸では冷やし中華と呼ばれる冷たいラーメンも、こちらでは「冷やしラーメン」と呼ぶ。ただ、味付けは似たようなものだ。最近の流行りに合わせたゴマだれなどは使わないのが嬉しい。酢がキツイ醤油だれが望ましい。
冷やし中華発祥の店と言われる仙台の中華料理屋で食べた冷やし中華は、トッピング別盛りの豪勢なものだったが、個人的にはその高級料理風な冷やし中華より、具材をバラバラと麺の上に乗せた乱暴な平民スタイルが良いなあと思う。安いハムの代わりにチャーシュー細切りが乗っていると、だいぶ高級感が増してくる。個人的にはチャーシュー乗せ冷やし中華が好みなのだが、流石に市役所食堂ではそこまでは望めない。

次回は、冷やしラーメンで決まりだなあ。市役所は展望台もあるし、なかなか遊び勝手が良いところなのだよね。

街を歩く

立体パネルについて

史上空前のゆるキャラブームというか。今やありとあらゆるもの・ブランドの目印、アイコンとして「キャラ」を作り上げることが大命題になっているようだ。北海道の老舗銘菓「わかさいも」にも、何やらよくわからないがゆるふわ系キャラが造形されていた。
ちなみにわかさいもという菓子だが、中身は芋ではなく豆の餡だ。味はうまいがネーミングがややこしい。そして、そのキャラはモモンガから作られているのはなぜだろう。モモンガだから空飛ぶ芋キャラみたいなことなのだろうか。よくわからんなあ。

そして、こちらはかの有名な俳優さん(イメージキャラクターらしい)とのツーショットだが、確か人間の方が先行したブランドキャラ・モデルだったはずだ。人間モデルの高齢化対策に、2代目キャラとして「ゆるキャラ」が作られたのだろうか。確かにゆるキャラは歳を取らないしなあ。ただ、経年劣化するのは人もキャラも同じなのだけれど。(調べてみたらこのかた北海道三笠市出身のようだがわかさいもとのかんけいはなんだろう。社長の同級生とか?)

少なくとも、ゆるキャラブームのせいで、店頭の立体パネル造形は絶対必需品になりつつある。ただよく考えると、平面キャラ・二次元キャラの擬似三次元化なのだな、などと余計な思考に耽ってしまった。2D→3Dに意味はあるのかなあ。

街を歩く, 食べ物レポート

地下食堂街という誘惑

北海道を代表するバス会社「中央バス」の札幌ターミナルは、札幌から道内各都市への長距離便が発着する交通の要所だ。最近、札幌駅前のバスターミナルは閉鎖されてしまったが、それまでは交通の便が良い札幌ターミナルがバス基地としては主力だったので、この中央バスターミナルは場末感が漂うところだった。
そもそも札幌の都心部としてはハズレにあり、中心地である地下鉄「大通り駅」からは随分と離れている。ただ、よく考えるとこのすぐ近くに札幌市営バスのターミナルもあるので、はるか昔、札幌オリンピック開催が決まった頃に交通網の集約が行われたのかもしれない。
個人的にはほぼほぼ使うことのなかった長距離バスなので、このターミナルに来たのは何十年ぶりになる。最後に来たのは学生の頃だったかもしれない。
その「懐かしのバスターミナル」地下にあるラーメン屋の話を聞きつけてわざわざ尋ねてみることにした。我ながら、酔狂なことだと笑ってしまう。

地下にある食堂街は、全盛期であればなかなか賑やかだったのだろうなと思わせる。客席が10ー20席程度の小ぶりな店が多い。残念ながら閉店して空きテナントになっている箇所もいくつかある。というか、昼は営業している店の方が少ないくらいだった。それでもあけている店は人気店のようで、開店前から待ち客が並んでいたりもする。このラーメン屋も昼前に行ったにもかからず10分ほど待つことになった。

お目当ては札幌でも珍しくなくなくなった「とんこつラーメン」だ。この店はかつての有名店が一度閉店した後で、復刻した「老舗ラーメン」の後継だそうだ。一般的な札幌ラーメンとはちょっとテイストが異なる。
そして、サイドアイテムとして提供されるカレーが、どうも名物らしい。チャーハンではなくカレーというところがなんだかすごい。席について迷うことなくラーメンとカレーと注文した。

ラーメンはクセがある。ドロドロ系のスープが苦手な方には向いていないかもしれない。2度3度と食べるたびに好きになっていくタイプとでも言えば良いだろうか。個人的にはもう一度食べてみたいと思った。どこか他の店と違うが、その違いがうまく言えないという「難度の高い」ラーメンだと思う。

カレーはサイドアイテムなので半量だが、カレーだけで注文したくなる本格派だった。札幌といえばスープカレーというくらい、スープが有名になっているが、実は伝統的なドロドロ・ルーのカレーもうまい店が多い。ただ、それとも異なるサラッとしたキーマカレーだった。これはクセになりそうだが、ラーメンと合わせると膨満感が激しい。困ったものだ。半ラーメンとカレーという希望は聞き入れてもらえるだろうか。

そのラーメン屋の向かいは夜だけ営業の居酒屋らしい。この店作りがどうも怪しげで興味をそそる。今度は、夜に居酒屋に行って、その帰りに締めでラーメンを食べようか、などと体に悪いことを思いついてしまった。地下食堂街(もはや死語だろうに)は実に怪しく素敵なのだなあ。

街を歩く

暑中お見舞い申し上げます

家の片隅でひまわりを育てていた。プランターに植えた小ぶりなものだが、久しぶりに見た黄色い花はまことに夏らしい。実はひまわりが好きなので、地平線まで全部ひまわり畑みたいなところに行くと想像するだけでワクワクする。ひまわりは「夏が来た」のサインだ。
夏の暑さには辟易することもあるが、やはり寒いより暑い方が良い。寒さは人を殺すことがあるが、暑さで死ぬことは(たまにしか)ない。

暑い季節は、どうしてもツルツルっと冷たい麺が食べたくなる。絶対定番は冷やし中華だが、つけ麺という選択肢もある。特に冷房がよく効いているお店ではつけ麺の方がよろしい。
ただ、残念ながらつけ麺は、「麺」をモリモリ食べる食い物なのでトッピングというか添え物が少ない。できればサイドアイテムを追加したいところだが、基本的につけ麺は麺の量が多いので、下手に何か注文すると両方食べ残してしまう。なかなか危険な選択だ。この日は、餃子を半皿だけシェアしたがそれでも多かった。加齢とともに食が細るのは仕方がないが、隣で大盛りを食べる人がいるとしみじみしてしまう。

暑い時期にあえて熱い麺を食べるのは体に良いらしい。発汗作用を正常化するというような話だった。(多分)
そこで、ちゃんぽんを注文してラー油をドバドバかけてみようと思ったのだが、なんとラー油が見つからない。これは事前の調査不足だった。普通に美味いちゃんぽんを食べながら、辛い味を選んだのだが、それも5倍辛くらいにすればよかったなあ、などと思っていた。
みなさん、熱い夏を元気に乗り切りましょう。

街を歩く

最近の回転寿司は先端文化

なんでもミックスすればうまくなる?

回転寿司が一皿100円で亡くなってからずいぶん時がたったが、どうも値上げをした割に品質が上がってもいない。単純値上げというより、世間の値上げに便乗しただけという気もする。ただ、そんな中で最近あちこちで試してみるメニューがある。軍艦巻きでミックスされた具というか、刺身の切れ端を集めたもの、つまりバラチラシ的なトッピングのものだ。これが同じ店でも日によって違うことが多いので、今日はあたりだとか今日はハズレだとか、おみくじがわりに占うメニューにしている。この日は、中吉くらいだった。

鯖が値上がりしているらしく、今ではマグロに匹敵する価格帯に出世したせいで、青魚の酢締めは小肌くらいしか「お気楽価格」で楽しめなくなった。味もまだ低価格ゾーンで頑張っているが、そのうち高級魚の中に入っていきそうな気配が濃厚だ。この小肌はまだお安い。

予想外にイカっぽいのがすごい

イカはブランド品になってしまい、回転寿司では高級ネタに大躍進だ。これまでは相撲で言うと前頭5枚目くらいの小兵だったはずだが、今では関脇くらいに偉くなっている。日本海のイカ乱獲二より資源不足で、おまけに世界のどこかにイカの大産地があるわけでもないらしい。タコはもはやアフリカ産が当たり前だが、東海岸のタコは取り尽くしたらしく、今では西海岸方面に産地が映っているようだ。このイカはどこのものか知らないが破格の安さだった。

好きだけど、これはもう鮨ではない創作料理だろう

100円回転寿司が生み出した最高傑作というか最大の手抜き料理が、この巻きもしない軍艦巻きもどきだ。海苔の上にシャリ玉を置いて上からネタを載せて終わり。握り寿司という文化の片鱗もない、インベーダーのようなメニューだが、最近これがじわりじわりと広がっている。最初は「ウニ」などの高級食材だった。それが今では、マヨネーズで和えたミックスシーフードまで広がっている。
こんな進化した寿司もどきを、外国人韓国客が喜んで食べている姿を見ると、なんだか微妙に申し訳ない気がする。彼らは伝統的日本文化を楽しんでいるつもりなのだろうが、回転寿司は日本の最前線で展開される実験文化だ。握るのはロボットで、従業員の多くは日本人ではなくなりつつある。まさに21世紀日本社会の象徴だ。
ちなみに、こののりのうえにぺろんとのっているものは「つつみ」というのだそうだ。つつんですらいないと思うけどね。多分、自分で包んで食べろ、ということなのだろう。

街を歩く

お江戸の居酒屋

お江戸は高田馬場の居酒屋で、実にお江戸らしい食べ物が出てきた。JR高田馬場駅から坂を登ってしばらく歩いたところにある。駅前とは言いがたい難しい場所だが、地元民に愛される人気店のようだった。

もつ焼きと焼き鳥の違いを知ったのはお江戸に来てからだった。生まれた街では焼き鳥と言いながらもつ焼きも合わせて出てくる店がほとんどだったからだ。そのもつ焼きの店で、これまた実にお江戸らしいというかびっくりするメニューがあった。キャベツだ。味噌誰がついている。福岡の焼き鳥屋では、バラバラになったキャベツがお通しがわりに出てくるが、ここではゴロンとぶつ切りになったキャベツだった。冷やしトマトというメニューにお目にかかったのも、最初はお江戸の居酒屋だった。どんなトマトが出てくるのかドキドキして待っていたら、輪切りのトマト(確かに冷やしてあった)が出てきて、度肝を抜かれた。それと同じで、キャベツがゴロリというのは……………やはり、お江戸はすごい街だ・

次に出てきた仰天メニューはアンチョビーポテト。確かにアンチョビーの塩味が効いていてなかなかの珍味だ。しかしルックスがあまりにシンプルではないか。ぱっと見では大学芋に似ているような気もする。これも、名前と実物があまり一致しない、凄技だろう。

アボカドのベーコン巻きという名前を見て想像したものと出てきたものが、なんというか微妙な感じがする。見た目は名前通りだ。決して裏切ってはいない。食べていると火の通ったアボカドはなかなか美味い。生で食べるよりも美味いかもしれない。ベーコンの塩味とよくあっていると思おう。だが、なんだかこれは違う……………と思ってしまう不思議なメニューだった。創作料理といいう言葉を看板に掲げている店があるが、あれはまさに、お江戸のこんな店のことを言うのだ。

こんな凄技のメニューを見てもあまり驚かなくなったのだから、もうすっかりお江戸暮らしになれたと言うことだなあ。

街を歩く

ひさしぶりのサイゼリヤ

ちょっとした調べ物でサイゼリヤのビザ箱が必要になった。中身ではなく箱だけに用があるのだが、箱を売ってもらうわけにもいかないだろうと、子供が大好きコーンピザを注文し中身はお土産として渡すことにした。しかし、いつ見てもこのコーンピザはインパクトがあるなあ。

箱のデザインはシンプルで、トッピングの違いをチェックする表示もある。ただ、元宅配ピザ屋としてかんがえると、このボックスはほぼ欠陥品だと思う。ファミレスの最大チェーンであるサイゼリヤも、ことテイクアウトに関しては素人並みの知見しかないのか。あるいは知見はあるがボックスの改良にかける金を惜しんでいるのか。
いや、すでにそもそもテイクアウト商売に関心が無区なったのだろう。コロナが終わればテイクアウト需要など放っておけということに違いない。子供でも火傷をしたら火を怖がる。日本の外食企業経営陣は、子供よりも物覚えが悪いようだ。

ただ、サイゼリヤという企業は「安く」提供することを企業理念にしているから(おそらく)、効率の悪い商売に手を染めるのは、きっと企業内倫理として悪なのだろう。
例えば、この小エビのサラダを同じ値段で提供できる外食企業は存在しない。たぶん、出現もしない。それほど隔絶した価格破壊力を持っているブランドだ。平成が産んだ外食企業の最強モデルと言って良い。
だからこそというべきか、このコンセプトに対してネット上ではいつも論争が巻き起こっているが、大抵はサイゼリヤの安さを揶揄する内容だ。曰く、あんな安物で満足しているなんて貧乏人だけだ、というような上からの発言が炎上要因になる。
個人的には「畳の上の水練」をしたがるおバカさんが多いと思うだけだ。外食ビジネスのかけらも知らないお気楽な発言だ。。歴史的には高くて美味い物を推奨する文化が生まれると、つまり身分格差が進むと、概ね革命が起き社会がひっくり返る。上流にいるものを引き摺り下ろそうとする最大の原因は、貧乏人が食えない美食、暴食をすることにあると思っている。マリーアントワネットのような言動は歴史上で一人だけではない。革命が起こるほどに、食い物の恨みは実に根深いのだ。
サイゼリヤをバカにするものは、暴力革命の中で酷い目に遭うぞ、と予告しておこう。(極めて個人的な感想ですよ)

今回のメニュー改訂でアサリのボンゴレが復活したのは実にめでたい。これを食べるためだけに、サイゼリヤに週一で通っても良いなあ。
ファストフード大手が値上げしまくって、すでにサイゼリヤよりはるかに高い「コスパの悪い業態」になっている。そのうちファストフード大手には天罰が当たるぞと思っていたら、ものの見事に業績不振に陥った。客の望む価格を忘れてしまえば、その先に待っているのは転落のみ。ハンバーガーチェーンは、コロナの前にそれを学んだはずなのになあ。チキン屋も大丈夫だろうか。ピザ屋はその手前で大混乱だしなあ。まあ、奢るもの久しからずだ。

明日はサイゼリヤに行ってアサリのパスタ食べよう。

街を歩く, 食べ物レポート, 旅をする

高知のランチ

高知の繁華街の中に面白いTシャツを売っている店がある。高知に初めてきた頃からあるので、随分と歴史のある店だ。そのTシャツを眺めに行くのが、密かな楽しみなのだが。最近でいちばんのお気に入りはこれだ。買って自分で着る勇気はない(笑)誰かの誕生日にプレゼントするのであれば喜ばれるだろうか。いや、きっと箪笥の中にしまいこまれておしまいになりそうだ……………
そんな街歩きの楽しみのあと、いつもの居酒屋に昼飯を食べに行った。これは、初体験だ。

若鳥のももを焼いたものだが、名前は若足もも焼きとなっている。夜のメニューにこれがあったかどうかは記憶にないが、炙った鳥もも肉は確かに美味い。ご飯と味噌汁に沢庵二切れという The 日本の定食という風情がある。これは肉を食いワシワシと米を放り込んで、次に味噌汁をぐびっというエンドレスサイクルを始めるしかない。完食するまでものの5分とかからないのは若い人だけで、今の自分であればもう少し時間がかかる。が、食べ切ってみれば、ランチの定食はこうでなければいけないという満足感がある。

昼に来る高知の居酒屋はなんとなく違和感があるのだが、実は店内に入ると定食を食べているサラリーマンが半分、昼からがっちり飲み始めているジジイ軍団(ちょっとだけ参戦している高齢マダムもいる)が半分なので、定食屋の雰囲気は限りなく薄い(笑)

しかし、この値段はすごいな。お江戸と比べて2割は安い。場所によっては半額くらいになるかもしれない。葉牡丹弁当というのはすごく気になる。でも次回は、絶対にオムライスだな。

街を歩く

渋谷彷徨

なんだか四文字漢字のタイトルをつけると格調高く見えるなあと、自己満足しているがたいした意味もない。2ヶ月に一度、朝早く渋谷に行く用事がある。用事を済ませたあと午前中は渋谷のあちこちを彷徨きまわる、それだけのことだ。
だから朝飯を食べる時にはちょっとだけおしゃれなものにしてみる。チェーン喫茶店のカイザーサンドも、渋谷で食べればそれなりに気取って見える。地元の街でも同じものを食べられるが、客層が違う。地元では高齢者のおはよう集会だが、大都会ではパソコンで朝から全力仕事モードのパワーブレックファストな感じに満ちている。

まるで不動産屋のような見栄えの中華料理店がある。メニューがならんでいるのが、まるでワンルームマンションの空き部屋のように見えてくる。

そのすぐ近くに、これまた強烈な店構えの居酒屋があり、朝8時まで営業ということは、ちょっと前まで開いていたのだ。ただ、居酒屋の店構えは昼間に見ると魔が抜けて見える。やはり、夜の暗闇の中でピカピカ光っているからこそ入ってみたいと思わせるのだ。
やはり渋谷は朝から賑やかな街なのだなあ。