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冷麺 その2

涼しげな見た目で良さそうなのだけれど

幸楽苑が夏に出した冷麺を遅ればせながら食べてきた。トッピングはラーメンの流用なので目新しいものはない。勝負はスープと麺にかかる……………はずなのだが、これがなんとも言い難い。ラーメン屋なのだし、スープの調整くらい簡単ではないかと思うのだが、どうやらそうでないらしい。工場での生産の問題なのか、商品開発の問題なのかよくわからないが、決定的に冷麺のスープとは違う感じがする。
中華料理屋で高級麺を食べると、スープの作りがラーメンとは全然違うと感じることがある。あの感じに似ているが、中華料理屋の場合はアップグレード感がある。こちらの冷麺は、どうもダウングレード感が漂う残念さだ。
おまけに麺がラーメンっぽい。冷麺特有のもちもちとした歯ごたえば弱い。来年には改良版を出すつもりだろうか。それとも今年の売り上げを見て終売にするのかもしれない。それくらい力が入っていない感じだ。とりあえずライバル店が出したから、うちも冷麺やってみるかという程度なのかもしれない。だとしたら、店内のオペレーション負荷増を考えてやるべきではないのかなあ。

ちなみ、こちらはライバル店の冷麺。器を含めた見た目では、幸楽苑の方が良さげに見えるが……………。食べたらわかるというやつだった。
今年の夏の冷麺対決、というか対決するほどの力はなかったようでありますよ。

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関東 最後の一宮

一宮巡りを始めて随分と時間が経った。途中でコロナがあり、3年間は休止状態になった。関東の一宮は随分前に完了していたのだが、実はこの洲崎神社だけ御朱印がないままだった。平日に行ったため社務所が閉じていて御朱印がもらえなかった。何年ぶりかで、再挑戦することにした。今後は曜日を選び週末にした。

前回来た時には気が付かなかったが、普通であれば神社の由来などが書いてある場所に、地域の名物の話がある。これはちょっと面白い。

すっかり忘れていたが、この神社の拝殿は山の中腹にある。息切れするほど長い階段を上らなければいけなかった。社務所の前に立ってそれを思い出した。御朱印帳を預け、階段の下に立った時、後悔と絶望感とそれ以外のあれこれが押し寄せてきた。
仕方がないなあ、一度お参りは済ませているのだが、ここは上らなければ社務所の方の目が……………
決心して登り始めた。七十段くらいまでは一気に登れた。が、そこからは筆舌に尽くしがたい難航苦行だ。確か秩父札所巡りでも一箇所、絶望的な長い階段を登るところがあった。関東札所巡りでも、確か鎌倉周辺でこれまた絶望的な段数を登ったことがある。不思議と長い階段を登るのは、いつも暑い夏の午後だった。今回も前例の通り暑い夏の日の階段修行になった。ちなみにこの時点で気温は34度、殺人的な暑さではないが150段近い階段を登るには向いていない。
階段を上り切りお参りしようとしたら足がもつれた。みなさんに教訓です。神社や仏閣を詣でるのは、若いうちに済ませましょう。定年退職したらのんびり旅をしてお参りに、などと考えてはいけません。どこかで必ず階段修行に巡り合い挫折します。神社仏閣巡りは40代までの趣味です。(キッパリ)

この神社は伊豆で挙兵して負けた頼朝が逃げてきて再起を図ったところでもあるらしい。確かに、神社からは三浦半島が見える。この距離であれば当時でも船で逃げることはできただろう。どうやって馬を運んだのかは気になるが。落武者が身一つで逃げるには小舟の一艘もあれば良い。
三浦半島から湾岸沿いに陸路でくれば、今でも高速道路を使った自動車移動でさえ1日がかりだし、当時であれば10日くらいかかったのではないか。追手から逃げるには良い場所だ。

しかし、海越しに三浦半島を見るのではなく、階段下をのぞいてみればなんとも言いようがない光景だ。そして登るのもしんどかったが、もつれてしまった足でこの階段を下るのはもっと厳しい修行になる。
神社巡りは、明らかに体力勝負の「修行体験」なのだ。ちなみに、最近流行りの熊野三山はこれに輪をかけた難所なのでお気楽なお参り、観光には向いていませんよ。

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横浜中華街のまんじゅう

饅頭シリーズの続きになる。横浜で中華料理といえば真っ先に頭に浮かぶブランドが饅頭の店を出している。饅頭以外にも多少は別の商品もあるが、基本的に饅頭のバリエーションを売りにしている店で、肉まん以外にもあれこれ変わりまんじゅうが置いてある。
少なくともお目当ては肉まんなので、まずは肉まん(中)を買ってみた。肉まんには小サイズ10個入りもある。大サイズは、中サイズと同じく1個単位のばら売りだった。中と大のサイズ差はよくわからないが、きっと横浜の本店では大が標準で、それでは大きすぎるという横浜以外の客からのクレームで中ができた……………みたいなことなのだろうか。あるいは客のクレームではなく、百貨店バイヤーからの要求なのかもしれない。中サイズを食べると、大サイズはいらないなと思う。(個人的感想です)
個包装の肉まんは、再加熱が完全に電子レンジ対応で、袋のまま開封もせずに加熱すると良いと書いてある。素晴らしい。こんな横着を喜ぶのは、まさに首都圏住民だろう。

さて、再加熱して熱々を実食した。高級中華まんなので期待度は高い。が、どうも好みとは違っていた。まず、単純に味が薄い。ただ、これは横浜中華街本店の味を再現しているのだとすると、この肉まんは饅頭単独で食べるものではないのだろう。他の中華惣菜?と合わせて食べる設計なのではないか。
野菜も肉も大ぶりのカットだから、コンビニ饅頭のようなすり身というかミンチみたいなものとは違う。歯応えもある。料理感がある。皮とアンの間に隙間もなくびっちりと詰まっている。やはり高級品だけあると何度も感心してしまう。でも、味が……………これは、皮に酢醤油でもつけて食べると良いのかもしれない。ひょっとすると店舗では肉まんのタレみたいなものを別売りしていたのだろうか? 1日目の肉まん実食はいくつかの疑問を持ったまま終了した。

2日目、野菜入りの饅頭を試すことにした。包装は肉まんとほぼ同じ。肉まんは赤い印刷、野菜まんは緑の印刷なので、個包装になっていても間違えることはない。これはかなり重大なポイントだ。野菜まんも赤い印刷であれば、おそらく簡単に見分けはつかない。饅頭の外見は真っ白で目印もないし。大きさも同じだ。この辺りは商品としての気配り・完成度がなかなかのものだと感心した。

さて実食すると、これは確かに野菜マンだった。が、食べた感じは肉まんとほぼほぼ同じ。味付けも薄い。肉まんより皮が厚く感じるのは再加熱時の問題かもしれないが。皮とアンのバランスがあまり良くない気がする。何より、野菜感がぼやけている。
野菜マンというと信州名物、野沢菜のおやきみたいなイメージがあったが、どうもそういう仕上がりではない。個人的には野沢菜の代わりに搾菜を使ったアン、搾菜と肉が五分五分くらいの感じにしてもらえると嬉しいかもと思う。
横浜の中華街名店の饅頭は、ちょっとアッパーになり過ぎている感じがする。饅頭は単品で食べる設計にしてもらいたいなあ。多分、酢豚とか青椒肉絲のような濃い味付けの料理と合わせて食べると味が数段良くなるような気がする。白飯代わりに食べる副菜ということなのだろう。

機会があれば横浜の本店に行ってまんじゅう食べてみたいものだ。

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六十は耳順だが

子曰く……………で始まる中国古典によると、人の歳と心得というかあるべき状態をたとえて、40歳は不惑、つまり迷うことがなくなる。50歳で天命を知る。60歳で耳順、ようやく人の言うことに耳を傾けるようになる、のだそうだ。確かに、人の言うことを聞かない、聞こうとしない爺様は多いし、自分もそうならないように努力はしているが。


何を今更、池袋で水族館だよとぶうたれることなく、家族の言うことに従いお盆休みの終わりに都市型水族館に出かけてみた。これは確かに正解だった。今年の夏休みはこれを絵日記に書こう的大成功だった。耳順とは大事なことなのだね。
さて、水族館の出し物はいろいろあるのだが、兎にも角にも感激したのは幻想的なクラゲの光景だった。
テレビで見たクラゲだけの水族館の話を思い出した。クラゲだけ見て何が面白いんだと実は馬鹿にしていたが、あれはテレビで流れたクラゲ映像がある意味低レベルすぎたせいだろう。今はすっかり改心した。悪うございました。クラゲだけの水族館に行ってみたい。

スキューバダイビングの資格を持っていれば、天然の海で、透明度が高い南洋のどこかで、海に潜り上を見上げれば素晴らしいクラゲを見ることができるのかもしれない。が、今更スキューバの資格は取れない。取れないと言うか撮る気もない。海の底に潜ると言うのは、原初的な恐怖を呼び起こす。溺れる……………という恐怖だ。
それなら、毎週池袋に通って飽きるまでクラゲを見ていれば良いと思う。この高層ビルの屋上にある水族館では窒息する恐怖など微塵も感じない。
おそらく夏休みが終わった後、平日の夕方から夜にかけていけば館内はガラ空きなのではないか。大雨が降っていたりすればもっと人出は減るだろうし。そんな時はクラゲを独り占めできるはずだ。などと、自分勝手な想像をしているようでは、まだまだ耳順の境地には程遠いらしい。

クラゲの姿を眺めて精進しよう。

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饅頭を買いに

自宅のある埼玉県西部の町が、これまた大改造モードになっている。なんとも驚くことだが、駅前を中心にタワマンが10棟ぐらい、10階以上の高層マンションも同じくらい乱立している。ちょっと見だけでは西新宿を彷彿させる高層ビル地区なのだ。
その駅前にあった車両整備工場を撤去し、跡地にショッピングモールができる。9月初旬に開業らしい。フードコートも六十店ほど入るようなので、すごい規模だと思う。
埼玉県民は基本的に自動車移動する民なので、駅前の渋滞はものすごいことになると思うが、さすがに西武鉄道グループが開発しただけに、駅から橋上通路で繋がっている。どう考えても電車で行くのが正しい。ただ、そうなると橋上通路の幅がちょっと狭い気もするのだが。
街の感じとしては町田とか松戸っぽくなる。駅前の商店街も活性化されそうだ。

業績不振で百貨店からショッピンセンター扱いになった所沢ワルツも元気になるかもしれない。駅から直結するワルツの2階を抜けると、新モールへの通路がある。雨の日も便利だ。

そのワルツの地下フロアーが食料品売り場になっていて、昔であればデパ地下と言えた。いまは、なんと言えば良いのか。食品専門店フロアーとても言うのか。その一角に横浜の名物中華の店がある。今回のお目当ては中華まんを買うことだった。

ちょっとすごいなと思うのだが、3個入りの肉まんの袋の中に、1個ずつ個包装された肉まんが入っている。また、再加熱は基本的に袋ごと電子レンジ対応という、超簡単モードだ。中華まんの名店で売られている蒸した「生饅頭」と比べると、味はともかくとして使い勝手の良さは抜群だろう。その分、お値段はちょいとお高めだ。

レンジアップしてから中身を見ると、皮とアンの間に多少隙間があるが、スカスカというほどではない。コンビニまんじゅうのスカスカ度合いと比べると、明らかに上質感がある。
さて、実食すると「濃い味付け」と「味の薄い皮」のバランスがとてもよい。餡の塩味が強いが、これが好みに合っている。具材の中にある筍のしゃりしゃり感も好みだ。皮と餡も良いバランスだと思う。コンビニ饅頭の皮多すぎないかと文句言いたくなるアンバランスなものとは比べても仕方ないが。高級品とは、やはり意味がある値段の高さだと改めて認識した。
ともかく都会的なあれこれが工夫されている肉まんだ。せいろで蒸した饅頭を目の前で袋に入れてもらう「スーパーシズル」な売り方もあるが、買い置きをしておいて小腹が減った食べるというものぐさ系な利用法を考えると、これは実に完成度が高い饅頭なのだなあ。

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餃子と茄子味噌炒め

冷凍餃子もテイクアウト用に販売している

一人で昼食を食べることになり、ふと思い立ち餃子を食べにいった。いつもの町中華でいつもの餃子なのだが、久しぶりに酢醤油で食べた。いつもは浜松スタイルの酢に胡椒という食べ方を好んでいる。
餃子という料理は店によって随分と違いがある。肉の多いもの、野菜の多いもの、それぞれ店主の思いがあるのだろうが、食べ手としてはその全てを気にいるわけでもない。いくら店主がこだわっていても、自分にとってのお気に入り餃子になるとは限らない。
個人店だからこだわり餃子がうまいかと言われると、経験的には町中華店の8割で期待が裏切られる。気にいる餃子の出現率は、おそらく2割以下だ。ただ、それはまずいというのとは違う。自分の好みではないというだけだ。(10回に1回くらいはまずい餃子に出会うのも確かだが)
普通に考えても100人いれば100通りの味の好みがあるはずで、自分がうまいと思ったものを同じように旨いと感じる人は少ないのだ。だから、料理の批評は控えることが多い。あえて言うとすれば、それも正直に感想を言えと言われると、これは自分の好みなのだよ、という程度にしている。

世の中には自分の好みを押し付けるおせっかいも多いので、自分はそうならないようにと心がけている次第だ。
長い前置きだが、この店の餃子は数ある中華チェーンの中でも安定の品質で、実はとても好みなのだ。全国区として展開する、京都や大阪発のチェーン店の餃子はどうにもチープすぎて好みではない。餃子シティーである宇都宮や浜松でもお気に入りの餃子は見つからなかった。最近、餃子消費量NO1になった宮崎は例外で、宮崎餃子を代表する餃子ブランドは大好物だ。が、とても手に入りにくい。現地に行っても午前中に手に入れないといけない。それも生餃子なのだ。東京に持って帰る時間を考えると、実に難度が高い。でも、いつも買ってしまう。
高知の屋台餃子屋は飲みにいくには楽しいが、そこの餃子は大好物というほど気に入っているわけではない。ホームタウン札幌では誰もが知っているローカル餃子チェーンがファミレススタイルで展開している。餃子を食べるには便利な町なのだ。ここも懐かしくなり、たまに食べにいくが、実は懐かしさ成分たっぷりなだけで、うまさという点ではちょっと残念なレベルだ。ただし、カレーと餃子を合わせると、掛け算で旨く感じる不思議な餃子でもある。

などと餃子のあれこれを考えながら一皿完食したが、ちょっと満腹には足りない。この店名物のW餃子定食が存在する意味がよくわかる。なので、夏の推しメニューである茄子味噌炒めを追加した。熱々のナスに濃厚な味噌味、これは確かに夏の食べ物だ。麻婆茄子も好きだが、やはり茄子は味噌炒めが良い。過剰に思える油も、夏であればスタミナの素と自分を誤魔化せる。
やはり夏には濃いめの味付けで野菜をたっぷり食べるのが良い。足りないタンパク質は餃子で補える。ナス料理でちょっと残念なのは、高知の茄子料理「なすたたき」が高知以外では食べられないことだ。もし「なすたたき」がたべられれば、なすたたきの上に鰹のタタキを乗せて夏の完全食になると思うのだがなあ。

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天井の楽園

タイトルの字は間違ったわけではない。「天上」ではなくビルの「天井」にある楽園、水族館に行ってきた。東京都内には品川と池袋に水族館がある。どちらも都市型空間の真ん中にある。お手軽デートに使うにはちょうど良い。エンタメ性という観点からいえば、映画館と博物館の中間くらいの位置付けになるのだろうか。
その都市型水族館に行ったのは、実はこれが初めてだ。東京という大都市には、このような「知っているけど行ったことがない名所」がたくさんある。例えば、上野の国立博物館に初めて行ったのは7年くらい前だったような気がする。東京周辺に住み始めて40年近くになるので、国立博物館には実に30年間も行ったことがなかった。
それも、有名な絵画展があった帰り道に、「おや、ここが博物館だったのか」と気がついた程度で、おまけにそれは勘違いだった。その後しばらくしてから恐竜展を見に行って、ついでに歴史展示も見に行ったという、知的活動としては最低ランクのダメ観客だ。
今回は、家族に連れられて来られたのだが(自発性はない)、都会型水族館は思った以上に面白かった。感激した。この水槽の向こうに見える高層マンションという光景は、海の近くにある普通の水族館では味わえない光景だと思う。
行動展示で有名な旭山動物園に行った時の感動とは別物だが、都市空間でこそ楽しめることもあるのだ。ペンギンたちも地上50m(多分)の高い空間で泳いでいるとは思っていないだろうけれど。

日向ぼっこではなくたちながら失神 という感じがした 外気温37度

ちなみにペンギンの展示場は露天だった。つまりビルの屋上にすまいがある。見に行った時はちょうど食事の時間だったようで、暑い日差しの中でボーと立ち尽くしていたペンギンが、魚をもらってようやく活性化するというか動き出すのを見て、ペンギンも暑いのは嫌いだよなと同情してしまった。

水族館はいつ行っても楽しそうだが、次は冬の夕暮れ時にでも行ってみようか。

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宣伝っぽく カツオの旨い食べ方

写真の腕前が悪く、カツオが黒っぽく写っているが実際はくすんだ赤というか深い紅色というか、美味しそうな色になっています。
自分がお手伝いしているカツオ屋さんの新製品「カツオユッケ丼の素」を解凍して袋から取り出し、紅生姜と胡麻を乗せてみたもの。
カツオ自体にはごま油と醤油で甘辛い味付けができている。そこに青ネギを散らすと色気が良いのだけれどあいにく自宅には青ネギの在庫がなかった。ゴマのプチプチ感とカツオのまったりとした柔らかさがよく合いますねえ。酒の肴としては一級品。

そもそも「ユッケ丼の素」なので、ご飯に乗せて韓国海苔と白胡麻をトッピングしてみた。丼ということから、紅生姜も必須でしょうとちょい乗せした。丼ではなく深皿を使ったのは、ご飯に染みたタレの味を楽しみたかったからで、どんぶりだとタレが底にたまってしまうのを避けた。
これは本当にうまいと思う。カツオ大好きなせいもあるが、甘辛いタレの染みたご飯とと韓国海苔のパリパリ感がカツオの旨さを引き立てる。好みで大葉や茗荷を散らすのも良いだろうなあ。
カツオは高知に行って生のカツオを食べるに限ると思っているが、このユッケ丼の素は、その日に揚がった鰹をセリから5分で加工開始する超新鮮なカツオをしようしたもの。捌いたカツオをそのまま切り身にしてタレにつけ、急速冷凍で一気にマイナス30度まで下げて凍らせる。解凍する時もドリップが出にくいので、カツオのもっちり感が従分感じられる。
この時期だと流水1分、または室温で自然解凍10分程度で食べられる。レトルトカレー並みのお手軽さだが、旨さは一段違う。
そろそろ、ユッケ丼の素として一般に販売開始する予定なので、ご興味があればお試しください。

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多分8年ぶりの赤羽駅

赤羽駅はよく利用していた。仕事柄、埼玉県にある店舗周りをする時、特に出先からオフィスに戻る時にこの駅で乗り換えることが多かったせいだ。乗り換えの時間を使い、ランチタイムを逃した食事をとることも多く、赤羽駅駅ナカのお店は重宝した。
ちなみに都内の大型ターミナル駅、新宿、池袋、渋谷は駅の外は大繁華街だが、駅ナカが意外としょぼい。特に食事に関しては、どの駅も使い勝手が悪いと思う。店のセレクトにも疑問が残る。
品川や東京、上野といった都内東側の駅と比べると西側ターミナルは「しょぼすぎる」のだ。そのしょぼさと比べて都内北部の「赤羽」、そしてその先にある「大宮」はなかなかコンパクトにまとまった良い駅ナカになっている。
今回は久しぶりの赤羽だったので、まずは駅構内をぐるっと歩いて回った。当たり前の話だと思うが、外食業にとっては試練の3年、コロナショックの影響がもろにでていた。記憶の中にある店がほとんどなくなっていた。その閉店ラッシュを生き延びていたのだ立ち食いそばだったというのは、コンセプトの強さなのだろう。
さすが高速回転業態は強いなと思ったのだが、中に入ってみると「立ち席」はなくなっていた。おそらくコロナの時期に、間仕切りをつけるという「例の都知事の悪法」要請があったための変化ではないか。そもそも立ち食いそばで、蕎麦を食べながら隣のおっさんに話しかけることなどないだろうに。もはや懐かしい「3密」だが、あちこちに残るアクリル板が、当時の行政の無能・無法ぶりを思い出させて腹立たしいのだ。
どこかの立ち食いそばで目にした「黙食」をいう貼り書きに、フンと鼻で笑ったことを思い出す。そんな客を無視した表現が消えたのだけはマシだが、そもそもそんな標語を張っていた店は、店ごとなくなっている。

いつものようにコロッケそばかかき揚げそばにしようかと券売機の前で考えていたら、急に冷たいそば、それもシンプルな山菜蕎麦が食べたくなった。夏はこれが良い。タンパク質と脂分の全く見当たらない蕎麦だが、蕎麦の本質とはまさにこれではないかと思う。断食修行していた僧侶が修行明けに食べるべきご馳走みたいな気分がする。
夏休みの中の日曜ということもあり、なぜか駅そばには似合わない小学生の子供を連れた家族がいたり、ソロで蕎麦を食している女性がいたり、昔の駅蕎麦のイメージとはずいぶん違っている。ただ、この辺りが赤羽っぽさかもしれない。

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なんか変な看板

レモネードは甘酸っぱい飲み物だ。何年か前にいきなりブレイクしたフレッシュ・レモネード店だが、最近はあまり見かけなくなったような気がする。アメリカに行った時には、ショッピングモールのどこかに必ずレモネード屋があった。それと比べると、日本はまだまだレモネードの人気が足りないのかもしれない。感覚的には、タピオカドリンクの方が店数が多い気がする。
そのレモネード屋の店頭で見つけた看板だが、「クエン酸」を追加して超超酸っぱくしたレモネードがあるのだな。ただ、レモネードってレモン絞って蜂蜜入れて、化学物質の添加物はなし、というのが売り物だった気もするが。クエン酸添加して良い商品なのであれば、それはもはや缶詰ドリンクと変わらない気もする。不思議度は★★☆くらいか。これにアスパルテームなどの人工甘味料を使いカロリーオフみたいな商品が出てきたら、間違いなく不思議度★★★だ。

でも試しに飲んでみるかな。