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ランドマーク 復活

3月中旬でも北の街では雪の嵐が吹き荒れたそうで、都心部でもまだ雪が一面に残っている。どうやら南の国から来たらしい観光客は雪を喜んでいたが、北国の民からすれば早く溶けてしまえと思うだけだろう。まだ春の気配は遠いようだが、これでもすっかり春がきたと思ってしまう雪解けシーズンだ。
ランドマークの周りが日本人一般が感じる春的な気配になるのはもう少し先、ゴールデンウィークのこりだ。ちなみに、この日の気温は一桁だった。

もう一つのランドマーク、4丁目プラザはいよいよオーブン間近のようだ。鏡面仕上げの外壁に向かいの三越が映り込んでいるのはちょっと綺麗だったので写真を撮ってみた。今では待ち合わせ場所や時間をしっかり決めて誰かと会うことも少ない。〇〇時ごろに△△あたりで。近くに行ったらラインする…………みたいな感じだろう。この場所、特に地下入り口はいつでも待ち合わせの人で混雑していたが。もうそんな光景を見ることもないのかもね。

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エスコンビルのフードホール

実家の駅前に建設中だった商業ビルが完成した。日ハムのホームであるエスコンフィールドと連携したボールパーク連動型のホテルらしい。価格を調べたわけではないが、なんと札幌市内のホテルよりも料金が高いそうだ。へー、というしかない。その駅ビルは駅から直結した歩行者通路があるのだが、さすが雪国だけあり屋根と壁がついたトンネル状の通路だ。そこからエスカレーターでホテルに直接上がる。そのエスカレータの前に罠のように仕掛けられているのがフードホールで、ここは一般客も使用できる。
のだが、基本的に週末営業らしく平日、月曜日はお休みか早仕舞いということで、月曜夕方に行くとほとんどの店が閉まっていた。これはホテル客にはどうよと思うが、よく考えるとこのホテルに泊まる客は野球のホームゲーム観戦が目的だから、確かに月曜に泊まる客は少ないだろう。
ちなみに、駅前にはほとんど飲食店がないので、月曜日にはホテルの隣にある雑居ビルの焼き鳥屋とか居酒屋くらいしか選択肢はない。だが、JRで移動すれば札幌都心部まで18分であり、地方都市でありながら千歳空港との接続路線のため、1時間に4-6本も走っている。首都圏並みの運行密度だから、困ったら札幌に行くという選択肢もある。札幌市内にあるホテルでもまちハズレにあるところよりは案外便利なホテルなのだ。

その閑散とした月曜夕方のフードホールでしっかり営業していたのがインド人が運営しているカレー屋と地ビールの置いてあるバーだった。北海道北部の町、沼田町のビールだそうだ。ホップの香りが強いフルーティーなビールで、確かにマイクロブリューワリーの意義を認めさせてくる良い品だった。が、お値段が高すぎる。2杯目を注文する気も失せるのだが、よくよく考えればこの店はホテるのバー代わりみたいなものだ。高くても当たり前かと思い周りを見渡すと、どの店も街中の居酒屋やレストランより2割ほど高い値付けになっていた。
地元に開いた場所なので勝手に想定していた地元値段であるはずがないと、これまた遅まきながら気がついた。うーん、結局自分にとっては泊まることもない立地にできた(地元なので)、あまりに高級すぎるフードホールという、あまり便利ではない施設なのだ。
第二ビルも建設中らしく、人口5万人くらいの地方都市が大都市並みの商業施設を持ち続けられるかという一抹の不安も感じつつ。

まあ、一年経ってからまた観察にこようかな。

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千歳空港のラーメン

一見すると味噌ラーメンにも見える醤油ラーメン

千歳空港にはラーメン道場というものがあり、そこには北海道内の有名店が10店ほどが営業している。北海道のラーメンでよく言われるのが、札幌味噌・旭川醤油・函館塩という三大グループだ。札幌味噌というのはいささか納得できないところもあるが、旭川・函館には頷くものがある。
旭川の醤油ラーメンとの特徴はというと、実はスープではなく「麺」にあると思うのだが、旭川のラーメン店のほとんどで使われているある製麺屋のちぢれ細麺の歯ごたえにあると思う。あの麺の食感は、明らかに札幌の麺とは異なる独特のものだ。
その旭川ラーメンにあるいくつかの有名店の中で老舗の一つにあたるのが梅光軒だ。最近ではショッピングセンターなどにも出店している。ただ、どうも多店舗化する中で味の標準を変えていったような気がする。
初めて旭川で食べたときは、かなり濃いめの醤油味でドカンと下にくる味だった。まだ無化調などと言われるブームが来る前だから、たっぷり調味料の味がしたものだが、それがラーメンのうまさだと思っていた。
ところが、久しぶりに食べた旭川醤油は油も少なめ、スープもおとなしめ。おまけに麺がちょっと柔らかいではないか。どうもと快適というかアーバンテイストな進化を遂げてしまったらしい。初めて食べた時の「野蛮」とも言える濃い味が恋しくなる。太めのめんま、厚切りチャーシューも昔は細切れめんま、薄々チャーシューだったような記憶もあるので、その辺りも現代風に変わっていったのだろうか。
まあ、普通に美味いラーメンだから文句をつけるつもりはない。わがきおくのなかだけにあるノスタルジーラーメンとのギャプに戸惑うだけだ。

千歳空港ラーメン道場はこうした老舗店もあれば、新進気鋭のラーメン店もある。お腹と時間に余裕があれば、何軒か食べ比べてみるのも良いと思いますよ。ただし、エビそばだけは行列が長すぎるので要注意であります。

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串鳥にて

札幌に行く旅の第一歩は串鳥から始まる。それが最近のルーティンだ。残念なことにコロナとその後のインフレによりお値段はすっかりお高くなってしまい昔ほどのコスパを感じられない。新興の焼き鳥チェーンに負けている感じもする。それでも、やはり老舗の風格というか、なんとなく足が向いてしまう。
ただ、昔から思っていることだが、この店の鮮度管理は非常にレベルが高い。砂肝やレバーを安心して食べられる。それもいつ行ってもハズレがないというのはすごいことだ。場末の焼き鳥屋に入ると、かなりの確率で臭い砂肝を食わされる。そんな店には2度と行かないだけだが、チェーン店でありながらどこの店に行っても同じレベルの商品が提供されるというのはすごいことだ。関西系の焼き鳥チェーンが札幌侵攻に苦戦しているようだが、その原因の一貫にはこの店があると思う。ただ、最大の武器であったコスパではレベルが変わらなくなってきているので、この先は店の居心地の良さとか雰囲気とか、そんな付加価値要素での勝負になるのかもしれない。

串鳥は店内が明るく従業員も元気が良い。全盛期のファミレスを超える、家族で楽しめる焼き鳥食堂という店がひとあじちがっている。ただ、価格的には上限に近いのでこの先どんな作戦を立ててくるのか、ちょっと楽しみなのだが。
カウンターに座り串を4-5本、酒を2杯ほど注文すると1500円程度となる。この先の進化が楽しみであるのだが。

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立ち食いそばでいっぱい

今までしたことがなかった子をとしてみるのはなかなか快感であると思う。昼にはちょっと早い時間に、立ち食い蕎麦屋で(座席もある)、冷たいきつねそばをあてにしてビールを飲んでみた。
券売機で食券を買うシステムの店だが、アルコールのところにはっきりと「缶ビール」と書いてある。アメリカなどではよく見かける売り方だなあと変なことに感心してしまった。
昼酒はいつも背徳のうまさだが、このそばを肴に飲む酒がこんなに美味いものだとは思わなかった。ただ、2杯目を注文する気にはならない。腹が膨れすぎてしまうせいでもあり、背徳感は程々にしておかないと、幸福というより後悔にに変わってしまう。
美食家の池波正太郎であれば、きっと老舗の蕎麦屋に行ってぬる燗で一杯という飲み方に違いないとも思うが、こちとら歴とした一般小市民であり、金もなければ才もない。文豪のような振る舞いをできるはずもない。ただ、大家池波が銀座周辺で昼飲みしていた話に釣られて始めた昼酒でもあり、そこは当然に大家の心意気を尊敬している。

せめて次回は浅草あたりで黒ビールの小瓶とオムライスなどと洒落込んでみるとするか。

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昔の写真から 花巻市の極み

岩手県花巻市は宮沢賢治ラブなひとには大変有名な町だった。過去形で書いたのは、おまではメジャーリーガーの母校があるという方がもっと有名だと思うからだ。だが、個人的にはメジャーリーガーよりもっとすごいものがマルカンビル大食堂だと思っている。

そもそも今では死に絶えてしまったデパートの大食堂が、デパートがなくなっても生き残っているというのがすごい。そして、そのメニューを見るといつも何を注文するか迷ってしまう。子供の頃だったら散々迷って一つを決めなければならなかった。今では、好きなだけ幾つでも注文できる。子供時代からすれば想像もできない天国みたいなところだ。だから、ついついたの良すぎてしまい後悔するのだが、それでも絶対に注文するのがこの箸で食べるソフトクリームだ。
SNSでは元気に営業している様子が伺える。今年の夏は、それも目一杯暑い盛りに、またここに行ってソフトクリームとオムライスとカツカレーくらいは注文してみたいものだ。(ただし、完食できる自信はない。食べ残すのも嫌なので、保村容器を持ち込んでしまおうか)

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昔の写真から 石巻に行こう

悪の総統たちは近づくのも嫌がるだろう防犯都市 石巻 なのだ

石巻市は震災で大きな被害を受けた街だ。JR石巻駅から中心部に向かうと建物がどんどんと新しくなる。震災後に建て直されたことを知らないと、大都会のニュータウン的な人工都市にも見えてくる。
その石巻市に漫画家石ノ森氏の記念館がある。そして、彼が生み出した様々なキャラクターは街の中に点在している。少なくとも防犯という意味では、正義の味方に守られた「都市」になる。ブラックシャドーやショッカーとは無縁の街だ。

死の商人たちの陰謀を暴く 紅一点

街の一番目立つところには009と仮面ライダーがいたが、駅前ではフランソワの姉さんが見守っている。全国のあちこちにある立体造形の中で、彼女は1番の美人さんだろう。これに匹敵するのは、神戸の長田にいる鉄人くらいではないか。
石巻を守るキャラたちの造形は、よく街にいる立体アニメキャラとは一目でわかる違いがある。平面キャラの立体化という視点で見ると、お手本みたいな仕上がりだ。東京オリンピックのマスコットキャラの不様さと比べれば、雲泥の差だろうなあ。おそらく石ノ森氏に対する熱い尊敬がこの高い質をもたらしたのだろう。

記念館は駅からはちょっと離れている。歩いて行けないことはないが、行きは駅からタクシーで、帰りは石巻の街を探索しながらぶらぶら散歩というのがおすすめコースだ。ただ、石巻市街地は平日休みの店も多いので、その辺りは事前に調べておいた方が良い。自分の石巻おすすめは、海産物ではなくカツカレーそばなんだが。

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昔の写真から オムライス雑感

これはおたる水族館で食べたオットセイ?のオムカレーだったと思う。カメの形のオムライスもある。オムライスといえば薄い卵焼きで包まれて真っ赤なケチャップがかかっている「レトロタイプ」が標準だと思い込んでいるが、現代のオムライスはソースもバリエーションが増えデミグラスソースが準定番に格上げされている。ホワイトクリーム系のソースも人気らしい。我がオムライス道からすると邪道感が満載なのだが、まあ、人の嗜好は移り変わるものだ。ラーメ界のに進化を思えば、オムライス界はまだまだ発展途上と言える。

その上でこのオムライスを見ると、おそらくはキッズメニューなのだ。ただ、ビジュアル系オムライスという観点で見ると、極めて斬新なものだ。これが水族館付属の食堂で登場するというのは、どう考えるべきだろう。
田舎町の(失礼を承知で言わせてもらうが)水族館でいったいどれほどの客が進化型料理を求めるだろう。そもそも水族館は小学生を中心とした学習・体験施設であり(個人的感想です)、お江戸のビル内に入った都市型水族館のように、大人の遊び場、癒し空間的な立ち位置にはないと思う。
おたる水族館も以前書いた通り、海獣への餌やりとか、鳥類を観察するとか、やはり体験学習職が強い。それが悪いと言っているのではない。極めて真っ当で合目的的な施設だ。ただ、食堂のレベルが不釣り合いに高いのは、どう考えるべきだろう。

ちなみに、この食堂では子供同伴のジジババ向けメニューもしっかり充実している。特に、そば類はなかなかのものだ。

何が言いたいかといえば、都会にある小洒落たレストラン、あるいは大チェーンになっているファミレスよりも、田舎の食堂の方が「客」に対して真っ当に付き合ってくれていると思う。良い店なのだ。運営しているのは小樽の老舗食堂ということもあるのだろう。

オムライス好きは是非おたる水族館に一度行ってもらいたい。世界観が変わると思うよ。

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昔の写真から 老舗のラーメン

これは死ぬまでにもう一度食べてみたいもの……………だと思う

かけラーメンという言葉は一般的に存在していないと思うが、まさにかけラーメンと言いたくなるシンプルさだ。具材はチャーシューとメンマに刻みネギだけ。スープはシンプルな醤油味だ。仙台の老舗で出会った珠玉の一杯、仙台ラーメン界の女王だろう。
仙台にはご当地ラーメンとして仙台味噌を使った味噌ラーメンがあるはずだが、それは全く記憶に残っていない。

メニューを見るとわかるが、この店は日本蕎麦の中華版とでもいうべき店だ。ラーメンのラインナップを見ればわかる。かけそば、柏そば、おかめそば、カレー南蛮などの日本蕎麦定番と対応するメニューになっている。老舗中華店はこうでなければなあ。
個人的に試してみたいのは、ワンタンメンだが、仙台で外して行けないのはマーボーラーメンだろう。この店には週一で通っても飽きない。

これはコロナ前に撮った写真なので、今では模様替えしているかもしれない。お値段は相当に値上がりしているだろうと思う。仙台駅から繁華街である一番町を結ぶアーケードの近くにある。
おそらくお江戸のような大都会ではすべに絶滅完了した業種なのだが、当時の仙台ではこんな店がゴロゴロしていた。住んでいるとわからない街の変化もたまに訪れる旅人にはよくわかる。仙台の街がどう変わったか、また一度見にくのも楽しそうだ。
ちなみに、自宅から仙台までは新幹線を乗り継いでも2時間半ほど。先日、所用があり出向いた新横浜までだと、ほぼ2時間かかる。移動時間で考えれば、仙台はちょっと遠い隣町くらいなのだなあ。

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昔の写真から 仙台の横丁

仙台に一年半ほど仕事で通っていたことがある。仕事を終えた後、ぶらぶらと街中を歩き回りお手頃な店を見つけて晩飯兼晩酌をしていた。仙台の日本酒は美味いので、どこに行っても日本酒を頼んでいた。
仙台は東北屈指の大都市だ。当然ながら町一番の繁華街は存在するが、そういうけばけばしいところは避けていた。仙台は都心部でもあちこちに横丁が残っている文化度の高い町なので、横丁巡りを楽しんでいた。
その数ある横丁の中でも粒揃いの名店が揃っているのが「文化横丁」だと思うのだが、ここには和洋中の店が立ち並ぶ。怪しいバーや得体の知れない飲み屋?もある。仙台を代表するようなカオスぶりだ。駅前のアーケード商店街裏もだいぶ怪しい。駅の反対側というか東側の再開発地区にポツポツとある飲み屋群もだいぶ怪しい。仙台は怪しい場所だらけの楽しい街だ。


その中の一軒に餃子屋がある。中華料理店だが、来店するとほぼ全員が餃子を注文するという「専門店化」した人気店だ。夏の時期には行列もできている。何度か挑戦して行列の長さに諦めたが、冬になると行列もなくなり、ちょっと時間を早めにすればするっと入れた。

全国津々浦々、あちこちに餃子を名物にする町は多い。餃子を売り物にする中華料理店も数多い。その味は千差万別だし、肉の多い餃子、野菜の多い餃子など、一体どれが正解なのかと迷ってしまうが、全てが正解なのだろうなあ。餃子はフリースタイルな食べ物だと思う。
この店の餃子は肉と野菜のバランスが半々という感じで、肉多めの宇都宮餃子、野菜多めの浜松餃子との中間くらいだ。宮崎餃子もこんな感じだったなあ。
席について餃子以外にも何やら注文したはずだが、さっぱり記憶にない。おまけに写真も撮っていない。おそらく店内が相当混雑していて、さっさと退店したのだろうと思う。文化横丁には仙台が誇る名店「げんじ」もあるから、そちらに移動してのんびり酒を飲んでいたのかもしれない。


初夏の仙台は実に清々しい町なのだが、今年は久しぶりに仙台に行って横丁散策をしてみたいものだ。
ちなみに、北海道から埼玉への移住者である自分として思うことだが、やはり冬の北海道は雪が多すぎて住みづらい。夏の埼玉は灼熱地獄なのでやはり住みづらい。その中間点の仙台あたりであれば、夏はなんとか凌げる暑さだし、冬に雪はほとんど降らない。そのあたりで余生を過ごすのが良いのではないかと、最近は思うようになった。日本の首都もそろそろ移転しても良い頃だろう。仙台は新幹線も通っているし空港は近いし港湾施設も整っている。首都移転をするなら先代が一押しだ。
関東、特に首都圏の40度を超える暑さは人の住める環境ではないし、零下20度を超える極寒の地もやはり人の生存限界ではないか。どこでも好きなところに住めるはずだったのに、なんでそんなところに住んでいるとぼやきたくなるのも無理はない我が人生なのでありますねえ。