街を歩く

サイボクのレストラン

埼玉県人(南西部)にとってはもはやワンダーランド的な施設がサイボクハムの直営テーマパークだ。(たぶん)
詳しくはサイトを見てもらうのが良いと思うので

 https://www.saiboku.co.jp/park/
肉の直営販売とレストランとお風呂と、あれやこれやのごった煮状態で、年々規模が拡大しているらしい。

川越の駅前商店街の中 グリル&ビアの店だが現在は禁酒

そのサイボクのレストランが川越の街の中にできていた。ちょっとオシャレっぽい感じがしていて、これは次に来た時に入ってみようと思いながら、コロナの中で翻弄されてしまったまま一年以上が経過してしまった。これはいかんと訪れてみたら、なんだか店の中が暗い。どうやら夜は時短しているような気がして諦めて帰ってきた。

2020年12月

それではと気を取り直し後日昼間に行ってみたら、早くきすぎて開店前で、仕方なく所用を済ませたらすっかり昼飯時を外してしまった。結局、食べ損ねたまま写真だけ撮って帰ってきた。

2022年2月

一年ほど前の写真と比べてみたら、そういえばGo To Eatなどという景気の良いことやっていたなあなど感慨に浸ってしまったが。よく考えれば、その後で波が2回くらいきて、オリンピックも世間が反対賛成で騒然とする中、強行実施して総理大臣が実質的にクビになるなど、あれこれあった一年っだったと店先で立ち尽くしてしまった。おまけにワクチンを2回打てば大丈夫とか言っていたはずだが、3回目を打たなければいけないような状況だ。その度に飲食店に「罪」を押し付けている。
ランチのメニューもほとんど変わってしまい、値段だけが上がってるのが「コロナの影響」ということだろうか。一体、いつになったらこのレストランで食事ができることか、とぼやきながら川越の町をとぼとぼ歩いておりました。食べるなら、やはりハンバーグかなあなどと考えつつ、実食したらまた感想など・・・。

街を歩く

東京都の隣町で見た光景

シャッターが閉まっていて驚いてしまったが・・・

埼玉県のはずれの町に住んでいる。西武線で一駅隣は東京都という町だ。県の東部に行くにはJR武蔵野線で乗り換えることが多いが、都心部まで一度行ってから、東北本線(宇都宮線、高崎線というべきか)沿いに行くのは面倒臭いからだ。
その武蔵野線乗り換え駅は駅間の距離が離れているので、乗り換え客の動線に沿って商店が広がっている。飲み屋やファストフードなどが乱立する賑やかな通りだ。
その一角に行列ができる「ケーキ屋」がある。ケーキ屋というのはペコちゃんのいる不二家くらいかもしれない。
いまはパティスリーなどとおしゃれな呼び方になっているようだが、自分の目から見ると高級洋菓子店=ケーキ屋さんという感じだ。その有名店がまさかの平日昼間シャッター状態になっていて動揺した。多分、きっと、おそらく・・・休業日なのだろう。まさか閉店なんて、と恐々で近寄ってみた。

何と、このご時世なのに店内混雑緩和措置が必要なほど人気らしい。おまけにシャッターが降りている理由が、昼間の休憩で12−13時は閉店していますとのこと。ホッとしたのは確かだが、ついに時代はここまできたかと感嘆した。
昼の時間を休めば従業員にも優しいだろう。まさか会社の休み時間に買いに来て並ぶという人も多くはないだろうし。発想の転換だとは思うが、これも引き金はコロナだったのだろうか。ちょっとあれこれ考えさせられるネタになった。

ラーメンともつ煮が同居する自動販売機 日本の食文化を切り開くか

ネタついでにもう一つ。ラーメンの自動販売機があった。冷蔵機能のついた自販機だが、この横に百円で買えるみかんの入った自販機もあった。人手不足のご時世だから、これまでにない「変な自販機」が増えそうだが、それもコロナのせいで進んだ食文化というっことになるのかもしれない。
同じ通りでもサラリーマン向けの個人商店的な居酒屋は軒並み閉店していた。チェーン店がなんとか堪えて営業しているという状態だ。東京都内なので、酒規制はそれなりの制限はあるにしても禁酒ではない。
自宅のある街は、埼玉県なので、変な禁酒制度の影響もあり、チェーン店の休業が目立つ。個人店は逆に「パスポート制度」を取り入れ営業継続している。東京都と埼玉県で「生存戦略」が異なる。困った時代だと言うか、困った自治体知事の暴走を止める仕組みがないと言うべきだろう。
線路を隔てた北と南で商売が変わるという、なにやら国境線の違いみたいなものを感じてしまう。カリフォルニアとメキシコの国境の街、ティファナみたいなものかあ、我が町も立派に不健全になったものだなどと思いつつ。志村けんさんの歌で有名になった東京の都境の街を歩きながら、あれこれ考えていた。

街を歩く

立ち食いそばの対応って・・・

地元の駅で電車が来るのを待っている間に、ぼーっと立ち食いそばの店頭を眺めていたら気がついた。立ち食いそばも飲食業だから、感染防止規制の適用になると書いてあるのは、なるほどそうなのかと思うしかない。しかし、どうにも、納得がいかない。立ち食いそば店に複数人で入店し、大声で騒ぎ、長時間滞在する?。そんなおバカがいるのかだろうか。
自宅の近所では、全国各所で度々クラスター発生した昼カラは流石に最近休業中だった。が、立ち食いそばがクラスター源になったという記憶はない。そもそも立ち食いそばでクラスターが出るなら、満員電車はクラスター発生天国だろうに。などと思っていた。
しばらくして気がついて笑ってしまったのが、閉店20時、オーダストップ19時50分。要は店内滞在時間は最大10分と店側が判断していることだった。まさに立ち食いそばの経験が生きた「小粋な判断」だろう。

店内を覗いてみたら、アクリルの仕切り板がきっちり設置されている。コロナ感染防止対応はしっかりとした上で、「お上の無体」に立ち向かう、そんな気がした。最近ではエアロゾル感染が主流学説のようで、そうなるとアクリル板(飛沫感染防止策らしい)は科学的根拠がない「おまじない」でしかない。
だが、「お上の妄言」には逆らわず、きっと撤去指示も出てこないから、この後も何年間はアクリル板を置き続けるのだろうなあ。しまいに、あまり掃除もされなくなり、薄汚く油染みたアクリル板が日本中の飲食店で放置されるのだろう。
この板を清掃するだけでも、それなりの仕事量になるだろうにと同情してしまう。元のコロナ大臣あたりが、この手の無駄や迷信や妄想に基づく規制、行動を止めてくれないものか。今のコロナ大臣の発言を聞いていると現政権では無理だろうな。
しかし、昼過ぎとはいえ店内はガラガラ、そちらの方が大問題のような気がする。

街を歩く

カフェメシにあぶれて思うこと

地元駅の商店街のはずれにあったおしゃれなカフェが閉店してしまった。どうやら、跡地はパン屋(ブーランジェリー)になるらしい。たまに店の前を通ると、女性客でいっぱいでなかなか気後れして入れなかったが、いつかは入ってみたいと思っているうちに閉店してしまった。「思う」だけではいけないなあ、と後悔している。
この商店街からすぐそばにあった至極の喫茶店もいつの間にか閉店していた。コロナのせいというべきなのだろう。談笑する場がなくなるのは、夜の業態だけではないということだ。コンビニの百円コーヒーも随分と品質が良くなり、車を運転しながら飲む分には実に満足度が高い。ただ、喫茶店やカフェはコーヒーの味を楽しむだけではなく、空間と雰囲気も味わうものだ。良質の時間の過ごし方が、また一つ失われてしまった。

しょうがないので、最近流行りの「おうち時間」とやらを楽しむことになる。いや、実際には全然楽しくないのだが、それを楽しいものと錯覚させる小道具をあれこれ探す羽目になる。そんな不毛な探索の結果が、これまた自宅近くで発見した1/4カットの「ピッツァ」だ。ピザではなくピッツァなのですよ。
既にホールサイズのピザは500円が事実上の標準価格で、その上に1/4カット売りがこれまた定着してきたようだ。おまけに、ビニール袋の簡易包装になってきた。もはやピザに高級感はいらない。並のパンと同じ普及品となったというわけだ。
背景は「おうち時間」の拡大のせいだと思う。この2年で家庭内消費としてテイクアウト需要が外食を押し退けて伸びた。その増えた分が、販売数が損益の境界線スレスレで儲からない「ピザ」カテゴリーを押し上げた。ようやく販売数増加で儲かるようになったのだと思う。ピザの人気で増えたわけではなく、テイクアウト全体の増加のおこぼれで儲かるようになったと理解するべきだろう。
似たような話で言えば、カレーパンを2種類おく店が増えている。これも、カレーパンの総販売数が増えたせいで、バリエーション拡大を図れるようになったということだろう。近くのスーパーのインストアベーカリーでは「エピ」を2種類に増やしていた。バゲットをオリーブ入りと普通版の2種類販売する店も出てきている。ブーランジェリーなどのパン専門屋ですら、なかなかできない二種持ちだと思うが、それをスーパーがやり始めている。

近所を歩いているだけで、あれこれ発見し想像できるようになったのが、コロナ感染拡大の最大の恩恵のようだ。実につまらない能力を身につけたものだと、鼻で笑ってしまう。

街を歩く

埼玉二大中華対決 料理ではない話 

埼玉の二大町中華チェーン「ぎょうざの満洲」と「日高屋」がコロナ対策で全く正反対の対応をしている。どちらが正しいなどというつもりはさらさらないが、あまりに正反対なので面白くなってしまった。満州は酒提供をする。ただ、接種証明を見せろ、というのが条件で、これが埼玉県のご意向というやつだ。

平日の午後、昼のピークが終わり空いた頃を狙い、オペレーションを確認してきた。ラーメンとビールという注文をすると、すかさず接種証明を・・・と言ってきたので、スマホの画面を見せてチェック完了。おそらくラーメンだけだったら、普通に注文が通るのだろう。

埼玉中華対決

おなじ町中華でもちょい飲み需要で人気の日高屋は、バッサリと酒提供禁止としている。無条件に止めているのは、おそらく「ややこしい」客が多いせいだろう。オヤジが何人かで入ってきて、ビールなどを注文して、接種証明を確認しようとすると、そのうちの一人か二人し証明をみせず、残りは接種証明を持っていない状態を想像すればわかることだ。
絶対騒ぎが起きる。酒を出せ、出さないの問答が起きる。そのようなカオス状態が毎晩発生することは店にとっては悪夢以外の何物でもない。自社の客層を的確に把握しているというべきか。(逆に満洲では、それほど酒呑みが多く無いのだろうか。あるいは、ややこしいオヤジが少ないのかもしれない。)

そういうクレーマー予備軍のオヤジたちは、日高屋を追い出されて、酒が飲める満州に流れて行くのだろうか。そして、そこで接収証明を出さず、きっちり店を追い出されて、埼玉県知事を恨んで暴れるという展開が考えられる。ただ、所詮は酔っ払いオヤジの暴走だから、放っておけば良い。県警の手間は増えそうだが。
しかし、これは埼玉県内だけで起きる現象で、都内や近県では同じ看板を上げた店でも、この問題は起きないのだと思うと、ちょっと悲しい。「埼玉県エレジー」というしかない。なにより、埼玉県が県内企業を優遇もせず、逆に県内でいじめている構図と見える。
この先に県が郷土愛だの、地元品・県産品愛用など語り始めたら、さっさと引っ越してしまおうかと思う今日この頃。

「クズな行政」という言葉が頭の中で繰り返される。

街を歩く

店頭の楽しみ方

街をぶらぶら歩き、いろいろなお店の前にある「看板」を取るのが楽しみだ。思わず「座布団一枚」と言いたくなる気の利いたフレーズを見つけると、なんだか1日得したような気分になる。逆に、これ書いたやつ出てこい、俺が指導強いてやる、と偉そうなことを思うくらい下手くそな看板もある。書き手の想いが上手に出ているものを見ると思わず入ってみたくなる。逆に、これは上司に命令されて嫌々書いているなというのもわかるので、そういう店には近寄らない方が良いと思っている。
そんな「看板ウォッチング」で、最近のベストは「あと3歩」の焼肉屋さん、これ一択だ。看板を見ながら通り過ぎ、写真を撮りに戻ってしまったくらいの「名コピー」だ。今年はこれを超えるものに出会えるとも思えないくらいの秀作。

これも不思議な看板で、ビルの奥にジンギスカンやがあるという「誘導看板」。確かにビル通路の奥まったところに店があるとは、普通に歩いていてもわからない。ただ、この看板は日中はよく見えるが夜になるとどうなるのだろうと、ちょっと気になる。可愛い羊の絵が描かれているが、なんだかこいつを食べるのかと思うと、ちょっとためらいも出てきそうな・・・。ジンギスカン好きとしては、近々せひこの店に行かねばならない。と決心したのは看板のおかげです。

まさに「痛い」看板だった。気持ちはわかる。うまいものを、制限なしで、今日だけ限定で、自分を甘やかしていいのだよ、と悪魔の囁き。痛風に悩んでいない人には、クスッと笑える表現だろうが。
でも、本当に痛風の人には笑えない冗談のようなものだろう。社会的には多少余裕を持ってブラックジョークを受け入れる土壌が欲しい。だが、これはブツブツいう人がたくさんいそうで。著応戦的といえば挑戦的。無難な表現が多い、外食業の広告としては度胸がある。
まあ、痛風になるのは贅沢で暴飲暴食が原因と思う人が多いらしいので、そこを逆手に取ったとも言えるかなあ。どうせなら、プリン体総量〇〇g (1日の取得制限量の〇〇倍) とか書いてみるとい手もあるか?

などなど、街を歩くと楽しい発見がゴロゴロしてますよ。

街を歩く

全国チェーンの埼玉対応はさまざまで

mだ憤りが収まらないのでコロナ対応の話を続ける。おそらくこれが埼玉県で普通の対応だと思う「検査パッケージ」ポスター掲示でほぼ通常営業可能というもの。県の担当者や知事からすると、まさに要求通りということだろう。自画自賛しているはずだ。
ただ、結局のところ時短営業だし、心理的要因で普段賑やかな店ほど客数減少を起こしているようだ。串カツのテイクアウトもなかなか魅力的だけど、やはり、あの「わいがや」空間が人気なので、客が減るとあまり楽しくないのかもしれないなあ。だから、応援に行く気にはなるのだが。

立ち飲み業態は、確かに大打撃というか、コロナ対応がむずがしい業態の典型だろう。酒を片手にしゃべるというのが商売の基本で客の来店動機だから、友人としゃべりたい人にとって「黙飲」しかできないのであれば、店に行く意味もない。「政府、自治体からの要請」という文言に無言の怒りが込められている気がする。

居酒屋業態でも、休業するところはあるのだなと、ちょっと意外だが、「措置終了日まで」という部分が、政府を信じていないというのがあからさま。実際に、三週間延長になったから、この不信感は正しかったというべきだろう。

個人的な興味で、あちこちの店の掲示物を写真に撮ってみたが、ジャーナリズムを名乗るライターや出版業の方は、歴史の教科書を書き残すためにも、こうした記録を丁寧に残しておくべきだと思う。
先の大戦になぜ日本が踏み込んだのか、という記録・検証が足りないのは、開戦を煽った新聞・雑誌などのメディア・出版業界の負目なのだから。コロナ感染下で危機をあおり扇動しかできないメディアには無理な要求かもしれないが・・・。人に厳しく自分に甘いメディアの特性といえばそれまでだが。

街を歩く

埼玉の特殊事情の現場 ブツブツ言いたいぞ 【続き】

首都圏の4自治体で埼玉県だけが特殊な対応をとっている「まんぼう 酒対応」で、とりあえず営業する店舗の方たちはそれぞれ法規制に従った対応をしている。簡単に言えば、全国チェーン店の多数が「埼玉県、面倒でうるさいから酒やめた」で、ファミレス・ダストフードを中心に酒提供をしていない。
ところが個人店、中小企業はそうもいかないので、埼玉県独自で実施している「検査パッケージ利用すれば酒提供可能」ということに対応して何とか酒営業を継続するようだ。

ところが客の立場からすると、どの店では酒売っているか、売っていないかが実に分かりにくい。県の指導は、当然ながら規制することに意味があるので、客の利便性など考えてもいない。
まあ、この時期に酒なんか飲むんじゃねえ、という「官製」の命令だから、下々のことなど考えているはずもない。それでも、面倒臭い「ど・埼玉」対応を考えてくるチェーン店もあり、店頭に行って一つずつ確認してみないと、何が何やらわからない。地方自治体の独自性を、こんな時だけ主張するのも、どうしたものかと言いたい。たった一年前は首都圏1都3県で同一対応をすると威張っていたのをすっかり忘れているらしい。頭が悪いのを健忘症のせいにしているのかと言いたい。「塩対応」「クズ反応」だと、個人的には憤激している。

どうも掲示物制作が間に合わなかったらしく、なじみの居酒屋では情感溢れる段ボール紙に手書きの注意書きがあった。思わず涙が込み上げるほどの「切なさ」が溢れていたので、とりあえずお店に入ってみた。当たり前だが、ちゃんと接種種証明(スマホ)を確認された後でようやく入店できた。店内はガラガラだった。おそらく「スマホ不得手」の高齢者は、この接種証明をスマホで提示というだけで店に入る気力を無くすだろうなあ。

埼玉全県でこうなっているのかはわからない。また、この後に県が何らかの「お店にやさしい」対応なり指導なりをしたのかもしれない。コロナ感染が始まり最早2年目。何もわかっていなかった一年目とは違い、科学的検証も進んでいるはずなのに、合理的、論理的な説明や分析もしない。魔女狩りのように特定業種をいじめて自分達の責任は果たしたつもりらしい「県」の対応は(国対応もだが)、歴史の教科書に「くず」「無能」と書かれるのは間違いないと思う。
ただ、歴史の教科書に書かれている明治以降の現代史は、決して教えてはいけない教育界のタブーらしいので、教科書に書いてあっても教えられることはないからどうでも良いのだろうな。
第二次大戦で国を滅ぼす戦争を始めて、オマケに戦争に負けた政治屋を咎めないのであれば、歴史を学ぶ必要などない。戦争に負けるのも、パンデミックに負けるのも、同じようなものだろうからね。

街を歩く, 食べ物レポート

2月の満洲は麻婆豆腐

ぎょうざの満州 2月メニュは辛麻婆豆腐

今月の満州 月例メニューは「辛い麻婆豆腐」で、これは試してみなければと、イソイソ本店に出かけた。確かに、満洲の定番麻婆豆腐は甘めというか辛さがないというかマイルドなものだ。だから、ちょっと不思議な、わざわざ「辛い」とこだわる麻婆豆腐に興味があった。
家庭でつくる「麻婆豆腐の素」が普及したせいで、すっかり日本の麻婆豆腐は「お子様」向けの甘いものに変化したと思っている。本場四川で食べたことはないが、大陸で食べた味と比べると、似たような別物であるのは間違いない。パンダとレッサーパンダの違いくらいはある。インド料理屋のカレーと家庭のカレーの違いような「差」はある。
どちらが上だとか、うまいとかいうつもりはない。麻婆豆腐もカレーも家庭料理には子供を許容する優しさがあり、専門店で食べればそれなりに大人の味が楽しめる。料理とはそれでいいのだが、なぜか町中華の麻婆豆腐は家庭の味に寄り添っているのだ。甘めの麻婆豆腐というか辛くない麻婆豆腐の存在が不思議だ。だから、町中華でも麻婆豆腐は甘いので、ラー油をかけて味変がデフォルトな食べる食べ物というのが我が認識だ。
そして、今月の満洲「辛い麻婆」だが、確かに辛味はアップしている。それでも追いがけでラー油が欲しくなるので、中辛といったところだろうか。できれば、これを定番にしてもらって、麻婆 甘辛が選べるようにしてもらえないかなあ。

普通にうまい 日高屋の麻婆豆腐 

などと、麻婆のことを考え続けた挙句、日高屋に行って麻婆を頼んだ。比較してみようと思ったのだ。そして結論はシンプルだった。日高屋の麻婆は満州より辛味がアップしている。が、満州の「辛い麻婆」ほどではない。要するにマイルド系麻婆だった。これはこれで酒の肴として食すに良さそうだ。ラー油をかけると味変可能で楽しい。こうなれば、麻婆を連続的に食いまくって「王将」「大阪王将」「ばーみあん」辺りを攻めてみようか。でも、どコマ「甘い麻婆」なのは間違い無いだろうなあ。

日高屋 おすすめは半ラーメン

麻婆を楽しむにあたり、個人的なおすすめとして日高屋の「半ラーメン」をお勧めする。添え物として食べるにはジャストサイズだ。満洲も麺少なめラーメンがあるが、お値段がそれなりなので、お買い得感があるのは日高屋。
ただ、この発見も、ランチで高齢者が連続4人、半ラーメンを注文しているのが気になっていたからだ。自分で半ラーメンを試してみる気になったのは食い気からでは無い。
おそらく半チャーハンと同じ発想でできた半ラーメンだと思うが、全く別の客層、別の利用動機でヒットしているようだ。追加の半ラーメンではなく、食が細った高齢者にちょうど良い量という需要だ。
この辺りが、量・ボリュームの変化で世代別攻略法があるという典型だろう。甘い麻婆豆腐と量の少ないラーメンに、新メニューを考えるときのヒントがあるような気がする。町中華は学びの場なのだ。

街を歩く

埼玉の特殊事情がたいへんです

埼玉県の特殊禁酒事情はあまり知られていないはずだ。日本国政府が検査パッケージ利用をしないと言っているのに、埼玉県だけがこれを使うと言っている。
埼玉県でオミクロン株「埼玉限定変異体」でも流行しているというのなら特殊事情として認めても良い。あるいは、埼玉の風土病みたいなもので、埼玉在住者だけがDNAに変化を受けて、オミクロン株耐性に支障があるとか、埼玉県の空気を吸うと感染度合いが重症化するというなら、埼玉独自対応もあるだろう。
ところがそんな説明を「県」はしない。論理的説明もなく、隣町の東京都東村山市では不要なことを、県境を跨いだ瞬間に要求する。その混乱をほぼ全面的に飲食店に背負わせる。次の選挙を見ていろよと言いたくなる飲食業者は多いはずだ。
そんな混乱の中で、一番分かりやすいのが、この「制度利用店」という赤いポスターだが、どうもこれも県統一デザインではないようだ。

埼玉の県鳥?らしきコバトンという鳥型の県キャラがいるのだが、この「・・・・・安心宣言飲食店プラス」というステッカーが貼ってあり、「検査パッケージうんねん」という赤いポスターが掲示してあると酒が飲めるらしい。
ところが、この「コバトン」ステッカーを貼っていない店も多い。赤いポスターは少数派だと思う。まんぼう延長がきまったから、ひょっとすると赤いポスター掲示も増えたかもしれないが。
そのうちに、この例が拡大して酒の飲める店は「赤」「青」のポスターが掲示してあるとか、「黄」ポスターは高齢者入店不可とか、「緑」はジェンダー差別お断りとか、「黒」は喫煙可能だとか、まさしく色々な規制ができそうな気もする。それならいっそうのこと、店頭にQRコードでも掲示してもらって、スマホで入って良いかどうか確かめるようにしたらどうか。
自治体DXとか言って、率先して埼玉県はやりそうだが。そうなったら引っ越すしかないなあ。