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オムライス 再び 秩父の大好物

寒くなると秩父に行きたくなるのは不思議な秩父引力みたいなものがあるからか。おそらくあの異様な姿の武甲山が、冬に見ると綺麗だということなのだろう。昔は秩父盆地が陸の孤島だったような時代、細い山道を越えて秩父霊場巡りをした人たちもこれを見たのかという、ちょっとした感慨だ。
だから秩父に行ったら秩父の酒を飲む。「武甲山」を飲みたいのだが、メジャーは「秩父錦」のようだ。

そして、パリー食堂で、サイドにサラダとフルーツ満載のオムライスを食べる。日本酒とオムライスが合うのかなどとは考えてはいけない。そもそも、パリー食堂自体が、昭和初期どころか大正レトロに近い風情の店なので、養殖に日本酒という組み合わせは全く当然だという気配がする。

ケチャップ味のチキンライスに薄焼きの卵焼き、真ん中にたっぷりかかったケチャップ。これぞ王道。スプーンでひとすくいチキンライスを口の中に放り込み、そのあとは秩父錦をグビリ。マリアージュアなどという野暮なことは言わず、昭和原初的食と酒の調和を楽しもうではないか。
オムライスを食べきってら、おもむろにバナナとメロンの甘さでしめる。満足の極み。隣のお客さんが食べているラーメンが、これまたうまそうで、次回はラーメンにしようといつも思うのだが、結局オムライスになる。魔的魅力のパリー食堂オムライス。

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有馬記念

競馬はほとんどやらない。学生時代に凝りすぎ、社会人になってすっぱりやめた。ただ、10年に一度くらい有馬記念だけ買うことがある。人生の験担ぎみたいなものだ。去年の年末に都内を歩いていたら号外を押し付けられた。なんだろうと見たら、なんと有馬記念の予想紙だった。そうか、もう年末なのだなあとしみじみ思ってしまった。しかし、一時期の競馬ブームを思えば、街頭でこうして宣伝しなければならないほど、競馬人気は落ち込んでいるのかなどと社会的考察を巡らせたりした。

前にも書いた道の駅「サラブレッドロード新冠」には、名馬の顕彰碑のようなものがある。一番偉いのは?銅像になっているハイセイコーだと思うが、それ以外のダービー馬、有馬記念、天皇賞などの重賞で勝ち上がった馬の名前がプレートにされて並べられている。

すっかり忘れていた競馬馬の名前だが、このマヤノトップガンだけは覚えていた。10年ごとに買う有馬記念で、この馬の勝ち馬投票券を買っていたのだ。競馬新聞も見ないで馬の名前だけで決めるという乱暴な買い方だが、年末の思いがけないお小遣いとなり、なんに使ったのかは忘れたがたいそう気前の良い温泉旅行でもしたのだろう。

昔の競馬評論家(大橋巨泉さんだったような記憶があるが)の「競馬はロマンでみろ、馬券は金で買え」みたいな名言があり、また久しぶりに競馬見に行こうかなどと思ってしまった。

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ショコラティエ・マサールでソフトクリーム

目的が仕事であれ、趣味であれ、旅行の帰りに空港や駅でちょっとしたおいしい発見をすることがある。わざわざそれを買いに行くほどでもないが、帰りのついでだったらぜひ寄って行こうという感じか。

札幌にある、有名ショコラティエが千歳空港に出店している。空港待合室の中と外両方に出ているらしい。ANA側の待合室にあるイートインコーナーで、お土産用にも売っているのだが、実はここの一押しがパン・オ・ショコラだ。札幌駅の店では開店同時に消えたなくなるという幻級の品物だが、なぜか千歳空港店では夕方まで潤沢に買える。おひとつで三百五十円くらいするので、超高級パンともいえるが、これが本当に旨いので、機会があればこれを買って買えるのだが、決してお土産にはしない。また買ってきてくれと頼まれても困るのだ・・・。
うまいものは独り占め。

それで、パン・オ・ショコラを無事ゲットできたら(たまには売り切れていることもある)、次にソフトクリームを注文する。これも超高級なソフトクリームだと自分では思っているが、甘さが控えめでチョコレートの味が実にがつんとくる名品。おまけに糊成分が入っていないのか、滑らかで実に溶け出すのが早い。だから、せっせと食べなければいけないが、慌てるのが嫌な人はカップにすれば良いだけだ。スーパーのフードコートなんかで売っている量産品とは桁違いの高品質だ。

空港へ15分早くいけば、この至福のソフトクリームが食べられる。千歳空港8番スポット周辺(?)でお楽しみあれ。

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道の駅 新冠 競争馬の殿堂

襟裳岬の近く、北海道日高地方の海沿いにある新冠という街で道の駅に立ち寄った。
道の駅は、それぞれの地方の特色を持ったお店があることが多いが、ここはびっくりの「競走馬」の世界だった。

最盛期と比べると競馬人気も随分下火になってきたような気がする。デートが府中競馬場なんて時代もあったのだから・・・。
その頃の名馬の「石碑?」がずらっと並べられている。競馬ファンにとっては、一つ一つ眺める価値があるのかもしれないが、競馬ファンとは言い難い身分なので、刻まれた名馬の名前もうろ覚えでしかない。

そして、この道の駅のもう一つの拠点が、レコード館だ。全国から寄贈されたレコードが保管されている。おそらく全国でも屈指のレコード保存施設だろう。音源がレコードからCDに代わり、電子媒体、そして今やオンラインと変わってしまったが、デジタル化されていない音源も多いだろうから、このレコード保管施設は文化財的にとても重要だと思う。

「ハイセイコー」の名前を覚えているひとも少なくなっただろうけれど、この馬が一時期の競馬ブームを作った名馬であったことは間違いない。競馬好きな方だったら、初夏の新冠を訪れるのが良いと思う。緑の草原で闊歩する競走馬を見るのは、なかなか良いものだ。

新冠から襟裳岬まではほんの一走り。

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ギネスを札幌で

札幌はビールの本場、というのはサッポロビール関係者だけだと思うが、昔はミュンヘン札幌ミルウォーキーなんてCMもあった。北緯四十五度前後がビールを作るには向いているみたいな話だったと思う。札幌にもビヤホールという場所が狸小路二丁目と札幌ビール工場敷地内にあり、確かに出来立てのビールが飲めるありがたいところだ。札幌駅と千歳空港にも銀座ライオンがあり、そこもうまいビールが飲める。

札幌駅1階のレストラン街に、一軒のパブ風ビアハウスがあり、そこはギネス推しという札幌では珍しいエール酒場だ。日本人は透明感の強いピルスナーが好みのようだが、コクという点ではエールがうまいと思う。東京下町では黒ビールを小瓶で、なんて小洒落た飲み方をするおっさんがいるが、札幌ではギネスをちびちびという店が少ない。

メニューは当然ながらギネスによく合う濃いめの洋食がラインナップされている。肉系のつまみが主体で、おまけにワインもメニューに出ているが店内ではみなさんジョッキでグイ飲みだ。

実はこの店は、メニューに書いてはいないが昼のみの穴場で、カウンター席の端の方で大急ぎでランチをかき込んでいるサラリーマンを横目で見ながら、一人優雅にちびちびギネスができる。そんな時のつまみは当然フィッシュアンドチップスだよなーなどと、余裕かました妄想を展開する。札幌らしいのはビーフステーキではなくラムステーキがドーンと大きく出されていることだ。これもまた楽しみ。次回の札幌ではこれをぜひ実現してみよう。

昼ビールは、背徳の極みでありながら、自己解放でもあるのだよね。(言い訳です)

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帯広の夜は魚がうまい? 内陸都市でさかなとは

帯広は十勝の真ん中で、海には全く面していない。ところが魚居酒屋が乱立する不思議な街だ。和菓子の原材料、小豆、砂糖、小麦、全てが十勝平野で揃う。ついでに乳製品も豊富なので、洋菓子の原材料も揃う。十勝にはお菓子の名店が多い。だからお菓子の街宣言でもすれば良いのにといつも思っているが、実際には帯広名物と言えば豚丼。そして乱立する魚居酒屋。ちょっと不満がある。

その帯広の夜の街を歩くと、もはや全国区の知名度?を持った北の屋台村がある。ここは、レストラン初心者が、安い家賃で半年契約で場所を借りて、お客がついたら屋台村を卒業して自分の店を開くというコンセプトなのだそうだが、中には卒業を嫌がって留年するオーナーもいるらしい。一軒がそれぞれ個性を持った店作り、メニュー作りなので、はしごをするのも楽しいが、逆に小さい店なので、お目当てのところは満席ということもある。

北の屋台村

屋台の前にぶら下がる提灯、行灯が風情をそそる。実は夏の屋台は何度かきていたが、冬の時期は初めてで、妙に寒々しい感じがする。これで雪が降ればまた感じも変わるのだろうが。何やら八代亜紀的世界だ。

この屋台の周りは一大居酒屋街で、看板が帯広風というか妙にでかい。2階3階ぶち抜きの看板などなかなか見ないななどと思いつつ、大衆寿司酒場には思わず笑った。帯広で寿司か・・。ただ、最近は流通が良くなったので、北海道内陸部でも魚はうまいのだ。例えば、釧路根室で上がった魚を札幌まで陸送する。その途中で帯広で荷を下ろせば、札幌より良い段階の魚を仕入れることができる。これは旭川も同じで、オホーツクから札幌に行く途中を中抜きするので、札幌よりも生きがいいと鮨屋の親父が威張っていた。

寿司居酒屋の横には炉端焼きで、これまた賑やかな看板があった。どこの居酒屋でも豚丼は出しているようで、逆に豚丼専門店は中心部では少ない。さすがに北海道内では景気が良いと言われる十勝の中心だけに、飲み屋街も賑わっていた。

そんな元気な帯広の夜の街で、小ぶりな人気居酒屋にふらっと入った。7時からは予約でいっぱいと言われ、それまでならばということでようやく席についた。お目当ては豚丼飯なし、要は蕎麦屋でいう天抜き(天ぷらそばの蕎麦抜き)のようなものだ。このメニューを食べにこの店を選んだのだよね。豚丼のアタマは、ライスと合わせてちょうどよく味付けされているから、ちょっと味が濃すぎるかとも思ったが、酒の肴にはちょうどよかった。出てくる量もジャストサイズというか、あと一切れ二切れ多かったら、持て余したかもしれない。甘辛の豚焼肉は実にうまいぞ。

居酒屋「かかし」で食べた豚丼の頭

そして、えりも産のツブを刺身で注文。ここ数年、えりものつぶ貝は不良続きで、値段は高騰する一方だ。もはや庶民の食べ物とは言いがたい。昔はツブ一個が100円程度、貧乏人の味方だったのだが。それでも、酒の肴に腹いっぱいになるほど食べるわけでもないので我慢するしかない。コリコリとした食感と磯臭い味がツブ貝の持ち味だが、それと肝の苦味が酒にはまたよろしい具合で。それでも、札幌で食べるよりはだいぶお安かった。

襟裳のツブ

次回は帯広で鮨屋に行って鮨屋の豚丼食べてみようか。

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小樽を散策してみたら

冬になる直前の小樽を散歩してみたが、なぜかこんな寒くても外国人観光客が押し寄せるので、運河方面には出動しないことにした。
駅前を海方向に降っていくと、昔の金融機関の建物が残っている。石造りの堅牢な建物はすでに歴史的建造物なのだが、倉庫街の近くに金融機関があるというのは商都小樽ということの現れか。

安田銀行小樽支店と書かれた銘板だが、すでに安田銀行など存在しない。安田財閥すら消え去ってしまった。(現芙蓉グループが後継ともいえるが)それにもましてすごいのが、案内文が日本語以外に英露中韓の4カ国語で記載されていることで、なんだかこれほどのものは東京でもみない。

その安田銀行跡地も小洒落たレストランとして使われている。時間があればこのレストランでランチでもと思わないでもない。ただし、こうしたところに来るときはそれなりの格好で、それなりの同行者が必要だとは思うのだが。

小樽のアーケード商店街、都通りを歩くと、これまたレトロな光景に出会うことが多い。その中でもお気に入りなのが喫茶店「光」。外見から想像する通りのクラシックな店内にはランプの光があふれている。(ただし店内撮影禁止)
コーヒーを注文すると、これまた実に濃い味のコーヒーが出てくるのだが、北海道特有のカステラという焼き菓子(長崎名物のカステラとは違う食べ物で、焼いたドーナツのような物)がついてくる。

アーケードのあちこちには小樽弁の解説垂れ幕が下がっているのだが、これも今の若い人では相当に死語となっているだろう。全国的に方言(政治的に言い換えると地方言葉というらしい)が薄くなり、消えていきつつある。それでも「なげる」は、現役バリバリな方言で、北海道転勤族が最初に気がつく言葉らしい。あとは「こわい」だろうか。ただ、これの語源は北陸方面らしいので、北海道弁とは言い難い。

もともと北海道は、「外地」つまり植民地扱いだったし、本州、特に東北から北陸にかけての戊辰戦争敗北地域からの移民で出来上がった混成地帯だった。だから、北海道弁といっても各地の方言が入り乱れイントネーションが交雑してできた、いわば人工言語だ。おまけに、函館から日本海側は津軽とほぼ同化していたので(というか津軽漁民が季節的に移動してきて定着化した地域なので北津軽ととか沖津軽とでもいうべき場所だった)、津軽弁と近しい浜言葉が話される。実は、これが行政府が置かれた札幌圏を中心とする地域の住民には、さっぱり理解し難い言葉ともなっている。小樽は、その日本海側文化圏の北端にあたり(厳密には留萌あたりまでが日本海文化圏だろうとも思うが)、札幌とは微妙に言葉が違う。長くなったが、小樽弁と言われるのは、こうした歴史的由来がある代物なのだ。

小樽を支えた産業については、またいつか別稿で。

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時計台の撮り方 お正月だから・・・

年が明けてなんとか新年を迎えられました。おめでたいことでございます。

さて、新年の話題としてふさわしいかどうかでありますが・・。
日本三大ガッカリ観光名所の筆頭が札幌時計台らしい。もう一つは高知のはりまや橋。三つ目は諸説色々とありというところだが、札幌時計台の一位は揺らがないようだ。どうも観光客の期待値は広い平原の中にぽつんと経つ時計台のようなイメージなのだろう。クラーク博士像はそれに近いし、美瑛にある有名な木が、そのイメージのもとなのだろう。
現実はビルの谷間にある小さな家的な絵柄で、これがガッカリということのようだ。50年も昔だったら美いるもなくてよかったのにねとは思う。

現在の時計台を正面から撮ると、四方を高層ビルに囲まれているのが良くわかる。おまけに正面には大きな木が立っていて時計台全景を入れようとしてもアングル的に無理。

よくある観光写真的に取ろうとするとこんな感じになるのだが、これは観光客が多い昼間だと結構撮るのに苦労する。しゃがみ込んで下から煽るように撮ると、目の前を観光客が通るので、シャッターチャンスは微妙。おまけに最近は外国人観光客が多く、彼らは人の写真を撮るのを邪魔しても気にしないようだ。

同じような角度で少し引いた位置から撮ると、ビルや木々が映り込む。そしてもっと観光客が邪魔をする。

夜になりビルの明かりが消えれば、ビルの映り込みは(真っ暗になって)気にならなくなると思うが、大都会札幌のビジネスビルだけに(おまけに最上階はFM局)、明かりが完全に消えるのは期待できない。

回り込んでみても、最近時計台後ろに建った高層ビルが映り込む。このビルがない頃は、青空バックの時計台がなんとか撮影できた。

現在は時計台右側が札幌市役所(19階建)、後ろがテレビ局が入った高層ビル(さっぽろ創世スクエア 28階建)、左側にはFMラジオ局の入ったオフィスビル(札幌時計台ビル 14階建)。撮影するには絶望的な環境なので、とりあえずビルが映り込むのは無視、後から背景を切り抜くという悲しい手段くらいしか、時計台の写真を上手に撮る(作る?)方法はないのだよね。

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ひがし大雪自然館

帯広から北に進むと、大雪山系の南は時にあたる。糠平湖を越えて北西に山を抜ければ旭川に出る。その道も冬になればあちこちで雪のために閉鎖される。広いと言われる北海道も広いが故に山道、峠道も多い。

糠平湖の辺りに立つこの建物だが、糠平湖自体は冬には凍結する。氷上レジャーで有名な場所でもあり、それなりに通行も追い場所だ。ちなみにここは温泉街でもあるので、冬だからと言っって閉鎖されることもない。

木材がたくさん使われた開放感あふれる館内は実に明るい。かつ、暖房が効いているので屋外の寒さとは全く別世界だ。これが、The hokkaidoというべき冬の寒暖差で、室内はだいたい27−28度が標準、Tシャツ、半袖が快適温度だ。

館内には北海道野生動物がパレード中で、ヒグマ(実物大)が威嚇してくる。このサイズ(人の背丈と同じくらい)は成獣としてはあまり大きくない。ただし、戦闘力は強く、日本の野生動物ではナンバーワンだろう。

その横では、絶滅種 蝦夷(えぞ)オオカミが悲しげに訴えてくる。どうして僕たちはいなくなってしまったのかと。後から来た人間のために、僕たちは滅んでしまったのだと。

今や増え過ぎて害獣指定されているエゾシカだが、狼がいれば食物連鎖の中で適正生存数で存在できたのに。ちなみに、最近はジビエ料理などで珍重されるエゾシカだが、狩猟後の解体作業など法の未整備のため色々問題も多いと聞く。個人的な食経験で言うと、脂の乗ったトロ状態の時期とさっぱりした赤身的な時期があり、季節によって味が極端に変わるのがエゾシカ肉。ステーキや焼肉もうまいが、すき焼きも良い。

北海道観光としては、かなり交通の要衝からズレた位置にあり、行くのが大変な場所だが、糠平温泉で一泊しながら夏の(あるいは厳冬の)北海道を楽しんではいかがと言う場所。おすすめです。

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クリスマスイブなんて嫌いだ という人のために サッポロミュンヘン市

ボッチクリスマスという言葉の毒

今年もまたやってくるクリスマスイブ。なぜか聖夜はカップルでという、愚かな信仰というか習慣ができたのはいつの頃だろう。聖夜とは正しく家族とともに神に祈りを捧げる火であるはずなのに。なぜか家族を放り出した逃亡者が、二人で過ごす夜になっている。昭和30年代には、たった十数年前まで「鬼畜米英」などと新聞に書かれていた外国の習慣を受け入れ、夜の繁華街で馬鹿騒ぎする風景がニュースに登場していた。おそらくここ50年くらいの風習だろう。
そして、逃亡者二人になれない独り者をボッチと呼ぶ習慣が生まれたのは、この10年くらいだろうか。クリスマスの差別の度合いは進行しているのだ。

この写真は11月末のもの

そんなボッチを救済してくれるイベントが北国にある。
札幌で冬のお祭りといえば雪まつりと言いたいところだが、実は11月からクリスマスにかけて行われる「ミュンヘン市」は、なかなか綺麗で楽しい。

11月はまだ雪が少ないので、この時期の方が見物に行くのは向いている。12月の後半、クリスマスが近づく頃には雪が積もり、地面がツルツルになるので、地元民以外は相当足下に気を付けることになる。

ボッチのどこが悪い

夜になると会場内はライトアップされ、イルミネーションで幻想的と言いたいくらいな美しさになるが、これまた地元民は寒さのためかあまり出没しない。観光客が震えながら?写真を撮っているのが目立つくらいだ。
それでも、多少なりとも雪が降り地面が白くなれば、地元民喪主ツボうつを始める。
12月に入れば、ローカルニュースでデートスポット扱いになり紹介されるのは、全国各地のライトアップ観光地と同じだが、雪のある梨が「絵」の出来を変えてしまうのが、札幌らしいといえばらしい。

会場では、この寒さにもかかわらず屋台や立ち飲みができる広場(テント)もあり、クリスマスイブは随分にぎやかになるだろうけれど、おそらく地元民カップルはちょっと歩き回るだけで、すぐいなくなるはずだ。(デートと言うには寒すぎる。北海道民は屋外の寒さには決して強くない)だから、綺麗なイルミネーションを一人でゆっくり見ながらの寒中散歩は、意外と充実する可能性が高い。(と思う)どこかの暖かいレストランなどで周りのカップルを眺めるよりはよほど良さそうだ。
夜の一人散歩は、寒さが身に染みるが・それもまたボッチの醍醐味だと言い張ろう。

ミュンヘン市のサイトにあるマグカップの写真をリンク

毎年絵柄が変わる「イヤーマグカップ」を集めるのが、実は密かな楽しみなのだが、なぜか去年だけは早々と売り切れてしまい手に入れられなかった。会場では過去のマグカップ(売れ残りなのだろうけれど)も売っているので、淡い期待を持って買いに行ったが、2018年版は売っていない。
やはり毎年、開幕時期にちゃんと現地に行って買い付けなければならないのだな。

ミュンヘン市のサイトは下に↓

https://white-illumination.jp/munich/