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駅のそばの蕎麦 お江戸の華 

最近めっきり減った山菜蕎麦は冷やしにかぎるぞ

二週間近く旅をしていて、お江戸に帰ってくると不思議と食べたくなるものがある。それは駅の立ち食いそばだ。最近では随分と値上がりしていて、お気楽に食べられるものでもなくなってきたが、実は立ち食いそば、それも駅周辺の店はお江戸の象徴であると思っている。
首都圏では各駅に存在するくらい一般的な立ち食い蕎麦屋だが、地方都市に行けば(当然だが)乗降客数が少ない駅が多く、駅構内あるいは周辺に立ち食い蕎麦屋があるところは激減している。
逆に自動車社会である地方都市では幹線道路沿いにそば・うどん・ラーメンのドライブイン方式の店が嫌というほどある。立地が駅前から道路沿いに変わっただけなのかもしれない。


だから、首都圏の駅そばは徒歩行動者にとって実にありがたい。できれば駅構内ではなく駅の近くにある個人店に行きたいところだが、それもコロナの影響で随分と閉店してしまった。
JR高田馬場駅の立ち食いそばも、首都圏外食事情の変化もあいまり駅ナカ店はすっかりおしゃれになり、注文も自販機で買った食券の番号を呼びだす仕組みに変わり、21世紀にふさわしいキャッシュレス立ち食い蕎麦屋になってしまった。それがちょっと悲しい。それでも電車に乗るまでの3分間でツルッと行けるのは捨て難い魅力でもある。
夏の気配がし出した5月なので、冷たい山菜そばにしてみたが、やはりチープなうまさは健在だった。

その後、また朝早くの便で仕事に行くことになり、朝飯かわりに品川駅で立ち食いそばをたべることにした。この駅ナカ店舗はJR東日本子会社の直営店だから、実に小綺麗な店なのだが品川駅という巨大ターミナルにあるだけに朝から大混雑で、なんと客席(?)誘導係までいる繁盛ぶりだ。
味に関しては立ち食いそばとして普通で、あまり特徴が感じられない。が、JR東日本飲食事業の特徴は、「特徴がない」ことなのだ。首都圏という日本全国から移民が大量に流入してくる土地では、そもそもお江戸流というものがない。あるとすれば全国のありとあらゆるローカル要素を全部混ぜ合わせたハイブリッド、ミックスしたもの、つまり特徴がなくなるということになる。
誰からも絶賛されはしないが、誰からもまずいと言われない平均的な味こそ、お江戸で生き残る大事な要素だ。お江戸が発祥と言われる蕎麦でさえ、ルーツをしっかり調べると異なる地方のミックスカルチャーであり、まざりものの典型だ。
そもそも家康による江戸開基まで、江戸は東国の田舎町、ヒナなる場所でしかなく、開基以降の人口流入により、全国のあれこれが混じり合ってできたものだから威張ってみても仕方がない。江戸っ子といきがる人の大半は、そのご先祖を50年も遡ればどこかの田舎町の出身者であることが多い。かくいう自分も5代遡れば富山の水飲み百姓にあたる。4代前が北海道で一山当てようと故郷を逃げ出した、明治政府棄民政策に騙された者の子孫だし、先代、つまり父親は田舎町で農業をするのを嫌い大都市のサラリーマンになった。
なんと大都市住人のほとんどは、そうして生まれ故郷を脱出?逃亡?してきた者の成れの果て。その逃亡者たちの膨大な食習慣を丸っとまとめたものがお江戸の食文化だろうに。

きつねそばだけは、関西の駅そばの方がうまいと思う 例えば天王寺

品川駅で食べたのはいつものきつねそばだ。出汁の濃さも普通、あぶら揚げの味付けも甘すぎず辛すぎずに中庸で、ネギの量も控えめ、どことをっても中位というか普通というか。でも、電車に乗る間の朝飯にはこれくらいのライトさで良いのだよね。

ちなみに、品川駅山手線内回りホームにある立ち食いそばは、これとは正反対の嗜好品で「濃い味」「濃い色のつゆ」「油っぽいぼてっとしたかき揚げ」「茹で置きしたちょっと柔らかめの麺」という超個性的な蕎麦が楽しめる。
たまたまこの日は混み合っていたのでホーム蕎麦は諦めたが、ホーム蕎麦の方が昔ながらの立ち食い蕎麦だと感じるので、ご興味あれば一度お試しあれ。
かき揚げを乗せた品川丼(たしかそんな名前だった)は、朝飯で食べては行けないボリュームでおまけにハイカロリーだが、体調万全であればチャレンジする価値ありだ。

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高知の夜散歩

高知の街中を夕方から彷徨いてみる「夜散歩」が最近の趣味みたいなものだ。ここはビル一棟丸ごとお祭りな雰囲気のあるのが素敵だが、実はこの店には一度も入ったことはない。次回はここに行こうと目星をつけた一軒。

カウンターで鮨をつまむのも良いとは思うが、高知でわざわざ鮨を食べるのかという怪しい疑問も湧いてくる。まあ、どこであれば鮨を食べても良いというのか、という滅の疑問もあり。お江戸で鮨を食うのはあまりにも当たり前だし、大阪の鮨はこれまたちょっと違う食べ物のような気もする。
ご当地ネタにこだわりがあるわけでもないから、どこでもたべてもイカとサバと言えば、それまでだなあ。高知であればカツオの握り、ということでもないし。

そんなぶらぶら歩きの途中で古民家、町屋改造の店を見つけた。イタリアンらしい。これは洒落ているとよくよく見てみたら、なんと古いビルの外壁に古民家風の装飾、和テイストに仕立てたものらしい。随分と凝ったことをするものだと思う。確かに最近は大正モダンチックな店構えが増えている気もする。昭和レトロのもう少し前が、今の和テイストの基本みたいだ。
ただ個人的には、こういう店の中があまりにも暗くてメニューも読めないので苦手なのだが、それも加齢による眼力低下なので、若い形にはなんの問題もない。
スマホのライトでメニューを照らして読むというのはちょいと格好が悪いので、そろそろ懐中電灯を持ち歩いてみようかと思っている。おもいっきりレトロな「電灯」を選ぶことにしよう。

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マクドナルドのあるところ

この新型トマトソースはお気に入りなので定番にしてほしい

マクドナルドのチキンナゲットは率直に言ってとても美味しい食べ物とは言えない。ただし、よく食べる。好きな食べ物と言っても良い。その理由はナゲットソースにある。定番はBBQとマスタードだが、これは流石に定番だけあって味にブレがない。ナゲットによく合う。
あとは年に3-4回ある季節ものの味変ソースが楽しみなのだ。そして、楽しみではありながら、だいたいはいつでも、まあ、こんなものだよねえ。という程度の感想で落ち着く。
なんというか、ラーメン屋のラーメンとカップ麺の違いのようなものだろうか。リアルな鳥唐揚げと鳥唐揚げもどきがあり、もどきはソースを楽しむものになっているという感じだ。
不思議なもので、他のファストフードではチキンナゲットを注文することはない。
そのマクドナルドだが、昔は駅や交通ターミナルなど人が集まるところにはいちばんいいところに店を構えていたものだが、この10年くらいですっかり見かけなくなった。

千歳空港のロビーの広告から中国語が消えたのはすごい変化だ。

記憶にある限りだが、日本の空港でマクドナルドの店舗は存在してい流のは羽田空港だけではないか。関空にあったかどうか、思い出せない。それ以外の基幹空港、千歳や福岡では見かけない。
たとえば新幹線の駅を考えてみても、東京駅にはなかったような気がする。新大阪は地下鉄との連絡通路にあっただろうか。首都圏最大のターミナル駅である新宿駅付近にはもはやマクドナルドは存在しない。
何が言いたいのかというと、すでに繁華街の店は儲からないからどんどん閉めている。そのため、インバウンド客がマクドナルドを見つけられずに、日本的なファストフードに乗り込んでくるということだ。
マクドナルドが儲からないのだから、それ以外のバーガー系、フライドチキンなどは全滅状態だ。今、繁華街で生き残っているのは立ち食いそばに代表される高速回転型の日本的ファストフードくらいだろう。チェーン店ではない回転寿司も意外としぶとい。そういう生き残り店舗に外国人が押し寄せてくるのは全く困ったものだ。なぜ立ち食いそばで行列ができる、ということをぶつぶつ言いたいだけだ。
新宿系付近はすっかりマクドナルドの店舗が減ってしまい、なんと歌舞伎町の端にある店に日本語を介さない方達が集まってきている。まあ、この店も従業員の大半が日本人ではないので、それはそれなりの活気があるのだが。

自宅近くにある徒歩10分ほどのマクドナルドはまだ健在でありがたいが、実はここはここであれこれ変化が起きていて、平日の午前中など客の平均年齢は70代だろうという零子高齢化したみせになる。まあ、この方達が20歳前後の頃にマクドナルド一号店が開店したはずなので、我が青春のマクドナルドという感覚はお持ちなのだろう。

すみません、日本マクドナルドの社長さん、せめて千歳と福岡空港にはフードコートに出店してください。通常より百円くらい高くてもちゃんと量しますから。

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空港でラーメン

千歳空港は散々利用しているが、実は晴れの日がとても少ない気がする。だいたい、いつも曇っている。不思議なくらい曇りが多い。太平洋に近いせいだと聞いたことがある。それとは真っタック異なり、九州の空港はいつ行っても、どこの空港に行っても晴れていた記憶しかない。これはいったいなぜなのだろう。南北さの気候の差というより、自分の記憶に何か問題があるのかもしれない。

千歳空港ないにあるラーメン屋の集合施設も最近ではどの店も満席の大人気状態だが、その中でダントツに行列ができる店は「エビスープ」の店で、あとは日によって混雑具合が違っている感じだ。個人的な好みは横に置くと、やはり札幌味噌ラーメンの店が混み合っているようだ。その中の一つである、札幌市南部郊外に本店がある店に久しぶりに入って見た。
食べて見たら、どうやら味が進化したようで、記憶にある味とはちょっと違っている。まあ、ラーメンの味については調理人の違い、本店支店の違いなど当たり前に違っているものだ。概ねこれくらいの振れ幅の中で、というのが暗黙の了解というものだろう。そもそも店の味が同じだとしても、こちらの体調により感じ方も変わる。味の感覚は外気温の高い低いにも大きな影響を受ける。
だからそこに文句を言う気はない。せいぜい、今日はあたりだなとか、今日はちょっと外れたなと思うくらいだ。

ただ、値段を見てまじまじと考え込んでしまった。1000円を超えたものしかメニューに見当たらない。もちろん、この1割は消費税だから、いわゆる本体価格はもっと安い、はずだがそれでも本体価格も千円超えれいるのだなあ。円ドルのレートが百円台だった頃、アメリカでラーメンが10ドルくらいだった。なんだかそのレートに近い。アメリカのラーメンはぼったくりだなと思ってものだが、今では日本で食べてもぼったくり感が出てしまう。

インフレの実感というのはこの辺りで生まれるものなのだな。そう言えば、スーパーに行ってメロンパンを買おうとしたら100円を超えていた時のショックもこれに似ている。キリの良い価格設定などもはや平成時代の遺物でしかないらしい。りんごやバナナ人ふさが百円ポッキリだったのはつい何年前もことだったか。今ではりんごが1個200円近い。ラーメン千五百円時代も目の前かと思うと、思わず頭がくらくらしてしまいます。

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ホテルのフードホール

濃厚スープにチャーシュー二種類というのは現在のスタンダードであるらしい

実家近くの駅前にできたホテルにはフードホールが設営されていた。フードコートとフードホールの違いはなんだと言われるとちょいと説明に困る。外食企業に働いている人間でも薄ぼんやりとした説明しかできないだろう、それくらい曖昧な言葉の違いなのだ。
個人的な定義として、フードホールと名乗る場合、全国的なチェーン店は出店していない。またメニューが全般的に高めのかかくでていきょうされる。ランチであっても千円を超える。
フードコートは誰もが知っている全国チェーンが大半を占める。価格帯も五百円程度の経済的でこなれた値段のものが中心となる。ハンバーガーとフライドチキン、ラーメンとセルフうどんが入っている、という感じだろう。平たく言えば、金持ちと貧乏人の違いになるのかもしれない。
だから、この駅前のホテル二階にあるものはフードホールと名乗って良い。ラーメン屋が2軒も入っているが、その他にインドカレー屋、スタンド居酒屋が3軒といった夜対応型のラインナップになっている。
自前の食堂は持たないが、宿泊客向けに作った比較的高価格帯でバラエティーを持たせた飲食施設ということらしい。このホテルのメイン客がインバウンド客であることを考えると、入居業種のラインナップも納得がいく。メインダイニング・メインバーを持たない軽装備ホテルだが、それをフードホールで補うという図式だ。

そのラーメン屋の一軒に入ってメニューを見たらびっくりしてしまった。1000円越えのラーメンが並んでいる。驚きました、たっぷりと。ただ、冷静に考えると消費税込みの値段を書けば、どこのラーメン屋でも普通に1000円は超えてしまう。だからこの店が特に高価だというわけもないし、価格帯に無理はない。
ただ、論理的には納得できたとしても、生理的にはどうにもむずむずしてしまう。いや、ホテルのフードホールだから、普通の店より高くても仕方ないだろう。でもみしラーメンが1000円超えてるとは……………

完食してみれば美味いラーメンだった。最先端の流行をいくラーメンだと言って良い。味や値段に文句をつけるつもりはない。ただ、値段を聞いて(見て)びっくりしただけだ。それでも、地元住民がリピートするにはちょっとなあという感じもする。ホテルに泊まる客であれば問題ないだろう。
ニセコの街で鮨がとんでもない値段になっているのをニュースで聞いて鼻で笑っていたが、なんと自分の身の回りでも似たようなことになっているとは。
グローバル化という言葉が意味することが、自分ごととして身に染みてよくわかる今日この頃であります。

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グローバルアイドルとジェンダー

千歳空港のフードコートは滑走路が見える大広間にある。そこに飛行機を見に行ったら、なんと猫型二足歩行ロボットがいた。このロボットのAIは50年以上前から現代の最先端AIより優秀なのだが、この風貌のせいで高い評価を得られていないような気がする。差別だとロボット社会からは非難されても仕方がない。この猫型二足歩行ロボットが大量に生産されれば、子供社会のさまざまな問題は一気に解決しそうだし、その子供たちが成長した社会は今よりずっとマシな世界になるような気がする。人類改良計画の一環として、ぜひ国家維新をかけて開発してもらいたいものだ。まあ、それでものび太は大人になってものび太だったけどなあ。

どうやら、そのその猫型二足歩行ロボットのテーマパークらしきものが国際線ターミナル付近にあるらしいので、のこのこと見物に行ってみた。子供が小さい時にこんな施設があれば楽しかっただろうなあ、などと思いながら。

入場料を払えば中に入れるのだが、流石におっさん一人で入るのには躊躇いがある。入り口付近を見て回っておしまいにした。時間が早すぎるせいか、あたりには子供の声も聞こえない。

ただ、現在のインバウンド観光客箱連れが多い。自分の常識的な判断では、まだ飛行機に乗せて旅行するには幼すぎるのではないかと言いたいおちびさんも連れているものがとても多い。
当然、空港での時間まちなど退屈して走り回る子供がいても不思議ではないし、日本が保安上は比較的安全んな国だとしても、インバウンドの金持ち目当てで子供を攫う不届きものがいるやも知れぬ。と、思う外国人観光客の親は多いだろう。
だから、隔離された子供の遊戯施設は需要があると考えた誰かが、この猫型二足歩行ロボットランドを作ったのだな。それは理解できる。そしてこのキャラクターが選ばれたのは、外国人、つまり異文化で育つ子供たちにも受け入れられる(もちろん、親も承諾できる)普遍的な、グローバルな価値観や道徳感に裏付けされた物語なのだと思う。
のびたのようないじめられっ子はどこの世界にでもいるだろうし、そもそも大多数雨の子供がのび太のような怠け者なのだ。だから、いつでも怠け者をなんだかんだ言って救ってくれる猫型二足歩行ロボットは子供の世界で「最大級」の敬意と信頼を得る。
スーパーマン的な勧善懲悪を果たす正義の味方より、もっとずっと頼りになる友達だからだ。おまけに、この猫型二足歩行ロボットには男女による好みの差はない。そもそもロボットは中性的でジェンダーレスなのだ。たまに超男性的、マニッシュ(これも差別語だったか)な性格のロボットが出現しても、それはいつでも悪役でしかない。アトムから始まる二足歩行ロボットの大半は中性的であるが、そこにはジェンダーレスな正義を望む子供達。大人たちの願望が含まれていると言えば言い過ぎか。
まあ、男の子にも女の子にも、人として生きている子供たちには人気があるからこそえらばれた、おまけに親世代にも支持されるグローバルなアイドルだろう。

その猫型二足歩行型ロボットの施設の向かい側に、これまた不思議なグローバルキャラ、座った猫の施設がある。猫被りな施設は、犬よりもめこキャラが普遍的人気を持つせいなのか。ただ、こちらは少しジェンダー的な偏りを感じる。おまけに、子供向けに作ったフリをしながら特殊な嗜好を持った大人のための施設の香りがする。
世界的なシンガーも大好きなどと言っているグローバルキャラクターだが、猫型二足歩行ロボットとは違う世界設定のようだ。

そして、この猫キャラをあしらった二つの施設の上階には、巨大二足歩行型戦闘兵器の世界が待ち構えているし、その隣には二次元ヒロインの先立であるボーカロイド北海道バージョンの施設もある。
千歳空港国際線ターミナルは、グローバルな嗜好に合わせた世界平和を目指すキャラたちで溢れていた。まさに、これが日本が果たすべき世界平和への努力ではないのだろうか。愛は地球を救うなどという昭和なキャッチフレーズはもう捨てて、キャラが世界を調和に導くというメッセージを日本国政府は真剣に検討すべきだろうなあ。
そのためであれば、制作各社も著作権だのうるさいことは言わないはずだ。マリオに化けた総理大臣を馬鹿にした連中はもう一度世界のあり方を考え直すべきだ。少なくとも現総理大臣はマリオ顔ではなくクッパ顔だとは思うが、それでもハルクのように顔ではなく心意気で世界をすくうヒーローもいることだし。顔の悪辣さでは米高大統領も良い勝負だ。恥じることはない(笑)。

グローバルでジェンダーレスなアイドルは世界を救うのだなあ、というのが千歳空港での結論であります。

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ジンギスカン定食 ですか?

札幌市役所18階のレストラン、というか食堂が最近のお気に入りんだ。そこで、ちょっと気にあるメニューがあり悩みに悩んだ末、酢豚定食は諦めてこちらを注文した。ジンギスカン定食という。
写真右上がそのジンギスカン定食の「ジンギスカン」だが、出てきた瞬間に猛烈な違和感を感じた。脳内にあるジンギスカンのイメージと乖離がありすぎる。そもそも肉より野菜が多いではないかと……………
ご飯は丼飯でも仕方がない。味噌汁とサラダがついているのは定食として十分なサービスだ。なぜかサイドアイテムがひじきの煮物であり、確かこの店は中華系のメニューが主力のはずだから、中華風の味付けのひじきかと思ったらごくごく普通のひじきの煮物だった。あれまあ、という感じもする。
そして、ジンギスカンの皿に手を伸ばしてみるが、食べてもてべても野菜炒めとしか思えない。たまに肉の切れ端が入っていてそれを食べると羊肉だとわかる。うーむ、自分の頭の中にあるジンギスカンとは仏自肉の焼き肉であ理、それに付け合わせてもやしなどの野菜があるという感じなのだが。
これではまるで肉入り野菜炒めではないか。などとぶつぶつ言いながら完食した。正確にいえばご飯は1/3食べ残してしまったが。

食後店頭にあるメニュー写真を見直してみた。確かに野菜は多めだが、やはり主役は肉だよなあ。なんとなく納得のいかないものを感じる。ただ、ひょっとすると、今回の調理師がたまたま肉を少なめに作ってしまった可能性もあるか…………… あるいは、原材料の値上げに耐えきれず多少見た目とは違うものに方針変更した可能性もあるのかも。
この店では各種定食がそれなりにリーズナブルな設定であり、ジンギスカン定食も高いという感じはしない。でもね、もう少し肉は増やしてほしいなあ。せめて写真と同じくらいに。
ちなみに、これまた札幌における飲食店の特徴なのだが、ラーメンの値段が高い。普通の醤油ラーメンがこの定食値段とほぼ同じとではラーメンを注文する気になるないだろう。

というわけで、次回は冒険パート2として定食ではなくラーメンを頼んでみようと思うのだが、それはかなり無謀な試みかもしれないと自覚はしている。

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赤い彗星 見参

千歳空港で国際線を利用したことはないので、国際線ターミナル周辺が面白いことになっているのを知らなかった。搭乗時間までずいぶんと余裕があったので空港散歩をしてみたら、なんと「大佐」の乗機を発見した。いや、これに乗っている時は少佐だったか?

この空港散歩のちょっと前、三月後半、春休みのタイミングで国際線ターミナル付近にオープンしたらしい。そのミュージアムみたいなプロショップを睨むように設置されているのが通称赤ザクの姿は、どうみてもガンダムより人気がありそうな気がする。

わかるにとにはわかるが、ザクは愛称であり正式には形式番号MS-06と呼ばれるべきで、この展示機体は赤色ペイントされているSバージョンだ。ガンダムもRX-78-2が制式番号になる。命名方式は、どうやらジオン軍が旧ドイツ軍的であり、連邦軍は旧帝国海軍系な雰囲気がある。
原作者である御大は命名方式から見てアメリカ軍が嫌いだった気配がある。などとあらぬ妄想を掻き立てられる。主人公である「大佐」ではなく、その乗機がフォーカスされているのもG  LOVEに溢れているぞ。(ちなみにアムロくんは主人公というより名脇役であり、UC 宇宙世紀サーガは大佐の物語だったのだなあ)

ちなみにガンダムショップの壁面には歴代Gシリーズの形式番号付きモデルが開示されているので、それを眺めに行くだけでもGファンには嬉しかったりするものだ。ちなみに極めて個人的な見解だが、UC以外のガンダムの名称がつくお話は、パラレルワールドものであり、もしかしたら存在したかもしれない並行世界のお話なので全く関心がないが、興行的にヒットしたのは「OO」とか「W」とか、「Seed」とか言われる別世界ものというのがちょいと悔しい。

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北広島 Now and Then

ファイターズのホームグラウンドがある街として有名になったのが実家のある田舎町だ。列島大改造などという掛け声と共に大規模団地が開発された。が、全国各地にある大規模団地と同様に高齢者が住み着く新ゴーストタウンになるのはギリギリで免れたようだ。
一つには札幌市と千歳空港をつなぐJR千歳線が北海道では大幹線であり、冬の猛吹雪の時にも最優先で地王を受けること、そして札幌中心部までJRで18分という至便の地に生まれ変わったせいだ。札幌市内でも南北の端の地域よりよほど便利なので若い世代が移り住み、団地の中も世代交代が続く「珍しい団地」なのだ。ただ最盛期には団地内に4校あった小学校は半減している。人口減少と主因は居住者の高齢化より少子化だろう。
そして、新型ボールパーク構想というやつらしいが、スタジアムの開業から1年以上経って駅前にホテルができた。
ただ、このホテルのお値段は田舎町とは思えないほどお高いらしく、そして田舎町にありがちなりぞー地型ホテルでもないようだ。外国人旅行者向けのシティーホテルというものらしい。ビジネスホテル級であれば泊まりたいものだと思ったが、当てが外れてしまった。
とはいえホテルができるほどの開発とはすごいことだ。この駅直結型のホテルの隣に、もう一棟建築中のビルがあり、そちらは商業施設になるらしい。

その現在進行形で開発中の駅前と比べて、団地開発当時の面影がそのまま残っているのは、駅からバスで10分ほどかかる団地内最遠の一角だ。この住宅地の真ん中には往復4車線の道路が通っている。歩道の幅は5m近くあり、どこかアメリカの住t口すら思い出させる風景だ。ちなみに、一戸の敷地は概ね100坪であり庭付き一軒家が当たり前という、バブルの前の列島大開発時代の凄さがわかる。開発当初は千歳線の運行がしょぼすぎて陸の僻地言われていた。札幌から千歳空港へのアクセスは自家用車かバスで済んでいた時代だが、その後の航空便拡大期に合わせて大量輸送の必要性が高まり、千歳札幌間を15分間隔で運行するエアポート快速が設定され、北海道屈指の繁盛路線になる。

学生がジジイになるくらいの時間が経ってしまったが、街の見かけはあまり河原ニノが不思議だなと思っていたが、ようやく駅前も変化するらしい。まあ、その恩恵を被ることはあまりなさそうだが、ホテル内にできたフードホールは外食砂漠だったこの街をちょいと助けてくれるようだ。

Now and Then 一世を風靡したカーペンターズの名アルバムだったなあ。

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朝蕎麦

朝飯に麺を食うのは、アリだと思う。朝ラーもよいし、朝うどんも文句はないが、やはり好みとしてはそばだ。最近はサッパリ系できつねそばを頼むことが多いのだが、やはり天そば、それも具の少ないかき揚げそば(つまり衣だけということだが)が良いと思う。

自宅近くの公園でソロキャンプをした朝は、撤収作業を早々と済ませて帰り道にある埼玉が誇るうどん屋で「そば」を食べる。朝早くから空いているので出勤前にの朝飯にするサラリーマンも多い。駐車場が広いのでトラックも止まっている。ガテン系の飯屋という感じもするが、味付けは意外と薄味だ。
テーブル席に座りゆっくりと蕎麦を食べる。そのあとは自宅に帰って風呂に入る。ソロキャンの変なルーティンだが、自分なりに気に入っている。遠いキャンプ場に出かけると帰ってくるまでは気が抜けないが、自宅近くであれば帰り道は通勤みたいなものだ。一晩焚き火をして遊んだあとに日常に戻るための儀式が朝の蕎麦なのかなと思う。

しかし、埼玉の誇るうどん屋は最近ずいぶんと腕前を上げた気がする。普通にうまいのは実にありがたいぞ。