旅をする

札幌で夏祭り

北海道の夏はとても短い。

夏と言える暑さは、7月の後半二週間、そして8月のお盆までの二週間、合わせて一月歩かないか。だから、北海道内の夏祭りはものすごく短期間に集中する。札幌市中心部にある狸小路というアーケード商店街でも、例年7月最終の週末がお祭りで、この時期は人が歩けない程通りの左右に出店が並ぶ。そして、あたりか回す座り込んで、昼から路上居酒屋となっている。

狸小路5丁目 巨大たぬきに睨まれる

流石に12時は、まだ飲んだくれもいない。今年初登場と思われる巨大なたぬき様は、天井からフライングボディーアタックの体制で通行人を睨んでいる。ちなみに狸小路は1丁目から10丁目まで続く1lm余りの商店街だが、今は8丁目を過ぎるとお店もまばら、屋根も無くなるので、実質的には7丁目までということか。昔、この辺りはさおっぽろ一の歓楽街すすきのの横で商売していたので、映画館や食堂などが大変たくさんあった。そして、寂れてしまった8丁目、9丁目には昔のラブホ「連れ込み宿」が何軒もあった。そちら方向に向かうと、まるで狸に化かされるような目にあうことから狸小路と呼ばれるようになった、という俗説を聞いたことがある。札幌も開拓時代は昔のお江戸と同じで、男女の人口比が極端に男寄りだったから、歓楽地、そして男女友好の地では、狸に化かされたような思いをしても仕方がないと諦めるくらい必死だったと思われる。そう思えば、悲しいなあ、狸小路という名前は。

今年は、なぜか外国人少なめか?

外国人旅行者は今年も増えているとのことだが、なぜか空いていた午後の狸小路。土曜日だから、行動形態が違うということかな。個人的には、外国人観光客の増加により札幌のホテルは価格が上がり予約が取れないというひどいことになっている。ここ3−4年は特にひどい。商売繁盛と喜んでいる人もいるだろうが、自分は被害者側にいると確信している。ビジネスホテル、一泊1万円声って、どれだけの都会だよと言いたくなる。あーあ、という気分で・・・。

お馴染み香州 春巻き旨し

だからと言って格別の自衛策があるわけでもないから、外国人観光客がこない店を選んで飲んだり食べたりすることにしている。それまで置いてなかった、英語メニューとか中国語メニューが置かれるようになったら、その店を使うのはおしまいという簡単なルールで、シンプルに生きていく。小市民の自衛策だ。この香州も狸小路のすぐ隣にある、侵略を受けやすい立地だが、今のところ安全地帯。日本人ですら入店し難い店構えが、防衛拠点となっている。ただし、JRAの場外馬券売り場が完成したら、今度は競馬親父に占拠されるのが難点だが、それまでは束の間の平安を。多分、札幌では指折りのうまい中華料理屋だ。

4階あたりから、この緑の壺の中にダイブ

テレビ塔で大冒険したい札幌市民がいるのかどうか。テレビ番組でも度々紹介されているが、なんともコメントし難い。金をもらってもうやだというのが正直なところ。

夏限定のアドベンチャー

この案内板の通り、季節限定イベントなので、札幌観光のついでにはよろしいかと。冬になったら、雪でダイブスポットでも作れば、外国人観光客、特に雪のない南の国の人には受けるかもしれないと思う。

テレビ塔下の屋外レストラン

それよりもテレビ塔の下にある、このビール飲み場が素敵だ。サッポロクラシックをたっぷりと飲もう的な店構えが良い。この時期の札幌は湿度が低い(ことが多い)ので、ビールがうまい。ひえひえのビールを一気にぐいっといく醍醐味。これこそザ・北海道だろう。

当然ながらジンギスカンとサッポロビール・クラシックで

(この鍋は裏返っていますが、)カウンターで注文したら簡単にジンギスカンが食べられる、トイレはすぐ近くにある、ビール飲み放題、飲み疲れたら歩いて50mでタクシーに乗れる。実は、テレビ塔下は札幌で有数の屋外ビヤガーデンなのですよ。ここは絶対の隠れスポットだと思う。ただし、季節限定で夏だけ。と思うと、それは間違い。なんと、クソ寒い11−12月に開かれる冬まつりでは、この辺りがビニールハウスで囲われた飲み屋に変身する。夏でも冬でもサッポロクラシックを飲みまくる、すごいぞ札幌の人たち。

夏の札幌特集は異常であります。

食べ物レポート

札幌の隠れ家追加

札幌にまだまだある隠れ家

大通り東 第三もっきりセンター

第三モッキリセンター 鮭のトバ

よく週刊誌などで特集されたりする、下町の居酒屋で、「せんべろ」などという言葉がある。千円でベロベロ、略してセンベロだ。東京や大阪に限らず大都市には必ず、そのセンベロ系の店があり、長い間大衆酒場として親しまれていながら店主高齢のため廃業というパターンが多い。そんな店をテレビで放映したりすると、いわゆる居酒屋ツアー客が押し寄せ、常連は結構迷惑したりするのだ。東京の下町では、そうした光景に外国人まで参戦してきているので、地元の人には申し訳ない限りだと思う。(なので、最近は下町にはいかない)札幌はというと、人口200万人近い大都市ながら、実はバブル後の再開発の波で、すっかり古い店は無くなってしまった。そんな数少ない生き残りが、「第3もっきりセンター」。モッキリとはコップ酒で、受け皿はたいてい小皿が使われる、おしゃれな升などは使わない。東北や北海道の言葉のようだ。だいたい酒一杯三百円、つまみが200円から400円くらい。今回の酒の肴はポテトサラダ250円と、高級品である鮭とば400円だった。鮭とばは普通歯が立たないほど固いが、この店の鳥羽は柔らかい。ソフトで歯に優しい。昼からやっているので、夕飯の前に軽く一杯も可能。ただし、行った時は一時間ぐらいを目安に早めに出ましょうね。長居はよろしくありません。と言いながら、みんな2−3時間、管巻いてるけど。ちなみに、第1モッキリセンターとか第2モッキリセンターはありません。(未確認)

胡麻そば 八雲」 北海道で珍しい飲む蕎麦屋

札幌駅 そば処八雲で晩酌セット

東京では蕎麦屋はもともと不良の溜まり場だったらしい。だから、食事をするというよりちまちまとツマミ(蕎麦のタネ)を肴に、昼から飲める場所ということで良いのだろう。それが戦時中の食料不足で米の代わりに蕎麦を主食として食い始めてから、蕎麦屋は飯どころになったのだそうだ。だから、年配の方が正しい蕎麦屋の使い方をすると、周りから白い目で見られる時代になってしまった。神田の松屋は平日昼から、そういう伝統的な蕎麦屋の使い方をする人がたくさんいるので頼もしい。さて、北海道だが、蕎麦屋とは飯を食べるところ、ラーメンの代わりの蕎麦屋丼ものを頼むところという感覚が支配的だ。ところが、札幌駅周辺の蕎麦屋が、二毛作として果敢に居酒屋を目指している。これは良い兆候だ。隠して、この店でもちょい飲みセット1500円で、飲み物2杯+ツマミ2品*仕上げの蕎麦というセットをイチオシにしている。専用スタンプカードもあり、10回頼むと1000円キャッシュバックとなる。まずは一杯目をハイボールで。

八雲 締めに出てくる蕎麦

そして、2杯目は冷酒に変えて、蕎麦をツマミにチビチビと。いやあ、これで気分はすっかり明治の文豪気分。蕎麦屋は天ぷらもあり、豚カツを卵とじにして注文したり(カツ丼の上だけ)、天ぷらそばの蕎麦抜き頼んだり、甘い卵焼きがあったりで、実は大人の「お子様ランチ」が楽しめる。エビ天を天つゆではなく、そばつゆで食べると本当に美味いんだよね。

鮨処 西鶴 駅前通り店

鮨処 西鶴 なぜかトマト

西鶴はすすきの生まれの鮨チェーンだと思っていたら、なんと、東京進出もしているし、焼肉屋も何軒も経営していると、板前さんに聞いてびっくり。なるほどねえ、寿司屋も高く経営なのかと感心しきりだったが。西鶴の支店は正直言って、店ごとに随分レベルが違う。個人的な経験値だけで胃いうと、すすきの本店は流石にレベル高い。駅前通はその次くらい。南三条店は、だいぶ疑問符がつくレベルかなあ。経営者が同じでも店長や板前さんで差がつくのは外食産業の宿命だな、などおと思いつついくつか鮨以外の料理を注文した結果、イチオシはこの冷やしトマト。ジュレ風に出汁のゼリー寄せがトマトにかかっている。散々魚を食べた後でこのトマトはでzーととしても口直しとしても抜群だった。駅前通遠い場所柄か、夜の9時近くになると一気に空くので、そこからのんびりカウンターで注文するのがよいと思う。お値段は高めの居酒屋程度で、自分のお腹に合わせて好きなものだけ頼むという贅沢。締めはトマトという、もうおひとつの贅沢。おすすめです。

札幌でガイドブックに載っていない店を探すのは、けっこうたいへん。ネットのランキングが評価の全てではないしね。

食べ物レポート

7月の麺軍団 制覇の道

西武新宿駅 なぜ蕎麦にラー油を入れるのか

新宿 なぜ蕎麦にラー油を入れるのかの肉蕎麦

何度も書いてきたが虎ノ門 湊屋のラー油つゆで食べる蕎麦は、大好物だ。湊屋のラー油はあまりツンツンしない、辛味が控えめな気がするし、そばつゆはダシが強い。それと比べると、この蕎麦ラーの店は、梅雨が甘め、ラー油はツンツン・スパイス強く、麺はより太めといった違いがある。ただ虎ノ門に行くのは大変で、特に夏は死んでしまいたいというほど暑い虎ノ門ビルズ近くまで歩くと思うと、げんなりしてしまう。それと比べれば、駅を降りたらすぐのkのみせは、夏の御用達となる。池袋の本店も日干しになるほど駅から歩く。銀座にある俺のだしは、地下鉄直轄だから銀座方面に用事があるときは使う。最近の変わり蕎麦行脚の結果での推測だが、やはりこのラー油側のルーツは山形の肉蕎麦ではないかと思うようになった。蕎麦の太さ、硬さは山形の板そばとも共通するが、板そばを熱いつけ汁で食べる時に辛いものが欲しくなり、唐辛子がなかったから餃子に使うラー油を入れてみたらうまかった・・・的なルーツではないだろうか。流行りのつけ麺も、ルーツは似たようなものだろう。夏には、こういうこってりした辛い蕎麦は良いよね。

長野県茅野市 ハルピンラーメン

茅野 ハルピンラーメン

このハルピンラーメンは、味の説明が難しい。醤油系にニンニク、辛味噌が入ったようなスープと言えば良いだろうか。麺もトッピングもシンプルなものだ。麺は細めの縮れ麺で辛めのスープによく合う。追加でニンニクをトッピングする人もいる。個人的な経験で言うと翌日仕事などで人と会う場合は、追いニンニク」はやめた方が良いだろう。ハルピンラーメンにはニンニク強化バージョンの、その名もずばり「ニンニクラーメン」がある。これは、一晩寝ると寝汗がニンニク臭くなり、翌朝自分の匂いで目がさめるくらい強烈だ。でも、不思議のこの店は女性客が多い。特に20−30代女性が目立つ。逆に男性客はおっさん、それも高齢寄りが多い。この差はなんなのだろうか。個人的な感想であることを断りつつ、これは長野県でナンバーワン、ツーのラーメン・ランクだと思う。もう一つは、松本パルコ向かいの味噌ラーメン屋。

東京都東村山市 秋津の「松乃家」 山形だしそば

松乃家 山形だし蕎麦

松乃家は、日本中あちこちにある牛めし松屋のとんかつバージョンの店だが、なぜか蕎麦も注文できる。松屋は夏になると、山形のだし、野菜をみじん切りにして出汁で和えたものを、牛丼に乗せたメニューを売っている。ダシ牛丼は、トッピング牛丼の走りみたいなものだ。その山形のだしを冷たいそばの上にかけて、山菜そば風に仕立てたものがこいつ。意外とあっさり系でシャキシャキとした歯ざわりがそばに合う。これはジャンクフード屋としては珍しい「上手いもの」に仕上がっている。夏の蒸し暑い朝に食べるには最適、宮崎の冷や汁に通じるものがある。

仙台駅前 山形龍上海の親戚 りゅうぞうの辛味噌ラーメン

仙台駅前 りゅうぞう 辛味噌が特徴

山形はラーメン王国。何かお祝いがと?があればラーメン屋に行くし、蕎麦屋でへっちゃらでラーメンを売っている。店によっては蕎麦よりラーメンが売れるというのだから、看板掛け替えてしまえば良いのにと思おう。その山形の人気者、冷たい肉そばに並ぶラーメンキングは、辛味噌ラーメン。本家は龍上海だが(セブンイレブンおカップラーメンにもなっている有名店)、そこのお弟子さんが仙台で開けたラーメン屋らしい。味は龍上海とニアリー・イコール、ほぼ同じとのことで。特徴は真ん中にこんもりとしている赤い味噌。これが唐辛子がたっぷりで、味噌とニンニクの比率がほぼ同量という味噌というよりニンニク玉というようなものだが、これを食べながらスープに溶かしていく、いわゆる味変が特長のラーメン。確かにこういう食べ方はあるなと思いつつ、途中で面倒くさくなり一気に味噌玉を溶かしたらスープが赤くなった。味は、超濃厚に変化。いやいや、これは好みだが、ハルピンラーメンより味変が楽しめるだけ、進化したラーメンとも言えるな。山形すごいぞ。

新さっぽろ駅 地下街にある醤油屋本店 

新札幌 醤油屋 2代目ラーメン

ここも、最近は札幌に行くたびに必ずよる定番店になってしまった。もともと夕張方面にある炭鉱町の、炭鉱夫相手のラーメン屋だったようで、味付けは濃い。いったん炭鉱の閉山後に閉店したのを、二台メダカ三代目だかが再建したようだが、その初代のラーメンに対抗して二代目が作ったラーメン。メニューにも初代と二代目と二種類のラーメンがある。初代はスープが淡白で、塩味強い。二代目はスープに厚みがあり、塩足は若干控えめ(初代と比べて)、甘みもある。大きあ違いhちゃーシューの厚さ?かなあ。あと、初代には北海道ラーメン定番のオフが入っていたような。佐伯に流行りの武士系とかダブルスープとか中太めんとか、あんまり関係なしで、昔風のラーメンちょうだいといったら初代、元気な昭和(平成直前の上昇気分の時代の)ラーメンだったら二代目かな。昭和後期のすすきのラーメン横町は、こんな味の系統だった。店内が昭和40年代の小学校の風景を模しているので、店内時代がレトロなのだ。昭和を知らない人が行くと、まるで異国な空間かもしれない。札幌観光する人には隠れ目的地としておすすめ。

7月は新規開拓というより、定番の確認といった感じでありました。

未分類

札幌で隠れ家

世に言う隠れ家レストランとはちょっと違うが、
おしゃれな「離島キッチン 札幌店」

札幌の街の外れのあちこちに存在する隠れ家的レストラン。円山や宮の森あたりには、そんなシャレのめした店が多いようだ。そんなおしゃれな場所ではない石狩街道沿いにポツンと一軒ある倉庫を改造したレストラン。札幌駅から徒歩圏だが、周りは最近立ち並んだマンション群だし、珍しいといえば珍しい場所だが。風宅地とも文教地区とも言い難い微妙さではあるのだ。

そして、離島キッチン札幌店は、東京神楽坂にある離島キッチンの分店という形なのか。どちらの店も島感覚にあふれているが・・・。札幌の方がおしゃれな島だ。

表札

札幌に多い、石山軟石と言う石で作られた倉庫を改造した、外観だけ見ると依然として現役の倉庫のような佇まい。屋号のように見えるのは「離島マーク」なのだと思うが、まるで造り酒屋か味噌屋のようにも見える。店の裏手が札幌市でも屈指の幹線道路なのだが、意外と人通りもなく静かなのは、地下鉄やJRといった公共交通機関からはずいぶん離れているせいだ。はっきりいって不便な場所なのだ。が、こう言うおしゃれ空間位来る女性は、特に札幌のような街では小さい可愛らしい自動車に乗ってやってくる。レストランの右手には比較的入りやすい駐車場があるのでファミレス並みに便利だろう。

石蔵改造のレストラン

離島キッチンの食材は、全国の離島から集められてきていて、南は沖縄、南大東島から北は利尻島まで。メニューもその食材を生かした、見たことも聞いた事もないものが多い。「ふわふわ」「びびび」「うとうと」「ふふふ」と言う日本酒は、小豆島産で、日本で一番新しい酒蔵だ。実は、この酒蔵には商談に行ったことがあり、若い社長と色々と食材の話をした記憶がある。ちなみに、小豆島の名産品といえばオリーブオイルが有名だが、実はふんだんに取れる塩を使った醤油、そして醤油を使う佃煮(佃煮は東京の製品だから、醤油で甘辛く煮た小魚など)が素晴らしい出来だ。だから、小豆島で酒を飲むときの魚は、その含め煮した海の幸をチビチビをつまむと良い。そして、ふふふとかびびびとか、意味不明な感嘆詞を呟きながら酔っ払っていく。まあ、島の楽しみとはそんなものではないかと想像してみる。

昔お付き合いしていた小豆島の酒蔵の酒

しかし、夜に行けば「ふわふわ」あたりをいただいたのだが、昼からそれはちょっときつい。なので、キリンハートランド。このビールもうまいのに、置いている店が少なくて、いささかレア物なのだが。爽やかなビール、といえばこれに限る。コクのあるといえば、サッポロクラシックだが、香り高さではハートランドか。

ハートランドはレアだなあ

注文したのは、魚の漬け丼。確か隠岐の島産だったような記憶がある。昼にはこれくらいの軽めでご飯を食べるとちょうど良い、夜だったら離島キッチ定食のような、色々な食材を使ったものもあり、おしゃれに夜を過ごしたければオススメの場所だ。繰り返すが札幌駅から歩ける距離なので、すすきののような喧騒を避けるには程よい場所だ。もっとマーベラスな夜を送りたければ、円山あたりの一軒家レストランとか、藻岩山の上の明かりがない夜景レストランとかもあるけど、この程よい近さが好ましい。(間違ってもむさ苦しい男二人で来ては行けないと思う。

豪快に魚のヅケ丼

離島キッチンを出て、近くのスーパーで見つけた。札幌では7月の終わりくらいにだけ市場に出回る果物(瓜)がある。昔はメロンが超がつくほど高級品だった頃、メロンは無理だが「味瓜」なら食べられた。甘露と書いてあるが、これが「あじうり」。今ではメロンに負けて滅びゆく品種らしい。輸送に弱いので、北海道外に出荷できないそうだ。

一般的には、マクワウリと言う品種らしい。しかし、東京周辺ではお目にかかったことがない。確か、古文の時間にマクワウリの話を習った記憶がある。例の「瓜売り歩く瓜売りの声」の瓜でもあるようだ。

北海道でも滅びつつあるアジウリ かんろ

味は、薄口のメロンというか、この瓜が品種改良されメロンにレベルアップしたらしい。おそらく、スライムとキングスライムみたいな差なのだろうが、今や尾根Dんはメロン並みになっている。びっくりだ。穂別町とは昨年に起きた北海道大地震の被害地というか震源地のあたりで、今年は農作物がしっかりできているようなのでホッとした。

すっかりメロンのお値段になってしまった

地場にしかない野菜や果物っていうのは、なんだかとっても嬉しいものだ。そういえば、高知のハヤトウリもサラダにするとうまかったなあ。

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札幌そぞろ歩き

レトロな民家 札幌市中央区山鼻界隈

札幌の町の中、ススキノからちょっと外れたところで見つけた一軒の民家。これはもはや歴史的建造物と言って良いのではないか。札幌には大規模空襲はなかったので、戦前の建物が残っていても不思議ではないか、これは大正あたりの建物ではないかと思う。ただ家の前の白樺がそれほどの大木ではないので。風除室がついた、当時はちょっと高級な住宅だったのだろう。

車庫の文字が・・・

ちょっと西陽にあたってみにくいが、左の木の影で、車庫と書いてある扉がある。その幅は2mあるかないか。一体どんな車が入っていたのだろう。昔のオート三輪(実物を知らない人が多いだろうが)でも、この幅では入らないような気がする。リヤカー?だろうか。不思議な存在だ。ちなみに、このうちには誰も住んでいないようで。札幌の旧住宅地にある古びた一軒家。町歩きの面白さはこんなことを見つけることにある。

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焼き鳥と唐揚げ 札幌発で二番目?

札幌でおそらく一番有名な焼き鳥屋は「串鳥」だろう。一号店はすすきの地下鉄駅直結のビルの地下、カウンター席のみで誰かが座っているとその後ろを通るのも困難があるほどの狭さだ。そんな串鳥が札幌から全道に広がり、ついには浸かる海峡を越え仙台へ、そして東京まで広がっている。串鳥がある町には、大阪発の焼き鳥屋キラー「鳥貴族」も出店できないだろうと思う。ところが、その串鳥に果敢に挑戦?しているのが、同じく札幌発の「焼き鳥ダイニング いただきコッコちゃん」。前から気にはなっていたのだよね、この鶏の3D看板。卵に足がついたようなこのフォルム、ちょっとニワトリとしては面白くないかなあ?

にわとりこっこちゃん?がお出迎え

そして、お店に入って注文しようとすると、何とイチオシが焼き鳥ではなく唐揚げだという、凄さ。そしてここでも湧き上がる、ザンギと鳥の唐揚げの違いは何?
確かに塩ザンギと言っているから普通のザンギのしょうゆ味とは違うことはわかる。しかし鳥唐揚げとの差は何なんだー。

それで、注文してみました。鳥の唐揚げと塩ザンギのセット。食べ比べてみても???な感じがする。鳥の唐揚げがザンギっぽい、塩ザンギがしょうゆ味ではない。って、これで答えにはならないような・・・。揚げたてなので、美味いですよ。文句もありません。しかし、誰かと一緒に行ったら、結構盛り上がる話題になるかも。

ザンギもどきと塩!ザンギ

焼き鳥は軟骨と砂肝でお店の腕試し。この二品の品質でその店のレベルがわかる。匂いがしたらもうアウトで、二度と行かない。最近は仕入れの段階で問題がある肉はほぼないので、匂いがするということは今日仕入れた肉ではないということ。内臓系の肉は二日は持たないと思うが、たまに使い回す店があるのだよね。ここの軟骨はグッド。

続いて砂肝もノー・プロブレム。安心して使える店と認定。しかし、自分のピョソウと違って、焼き鳥屋というより鳥居酒屋みたいな感じ。ちなみに店内は禁煙席がどこにあるのかなーという感じなので、やはり札幌は喫煙率が高いのだなと。
北海道のおもしろ統計データで、喫煙率と離婚率と借金率が全国平均と比べてダントツに高いのだよね。

砂肝 うまし

焼き鳥ダイニングというネーミングはまあ良いとして、炭火手焼きは、わざわざううまでもないと思うが。確かに、ガスで焼く焼き鳥屋も多いし、最近は焼き鳥マシーンで焼いている店もある。手仕事に価値観を見出す人も多いはずだから、まあ、いいんだけどね。どちらかというと、鳥の由緒だったり、味の違いだったりを威張って言ってもらいたいなと思うのは自分だけなのかなあ。
まあ、串鳥と違う路線であることはよくわかりました。

食べ物レポート

6月の昼ごはん ハズレ続きでありました

まあ、こんなに続けざまに外れる時もあるということで。

恵比寿 虎八

シェフが変わったのかと思ったくらい、味が・・・。豚肉ときくらげの炒め物は、結構好きなメニューだった。恵比寿のランチでは月に2−3回は通っていた店だけに、だいぶ残念な・・・。値段も上がったし、わざわざ恵比寿までランチを食べに行くこともないだろうと、自分を慰めるのみ。

仙台長町 善次郎

仙台の牛タンは好みだが、なぜ仙台市民はこんなに高いランチを行列してまで食べるのか。お店によって味が違うという。確かに、この店の牛タンは固い。牛タン3切れとテールスープに麦飯で1500円なり、ラーメンなら二杯分、牛丼なら四杯分。確かに利久の店舗数は、仙台人の牛タン好き好きを教えてくれるが。好みの味の店を見つけるまでが大変。

鹿児島 桜島サービスエリア

九州のとんこつラーメンは地域によってずいぶん味が違う。鹿児島でラーメンといえば、天文館のコムラサキ、与次郎が浜のザボンラーメンを思い出す。どちらもうまかったという記憶が残っているが、味は思い出せない。
そして、このラーメンなのだが、普通にうまい。臭みもないまろやかなスープだ。ただ、ビジュアル的に、画像的に全く華がない。料理は味だけではないという典型のような気がする。なんだが、残念。

吉野家 プレーンカレー

ランチを5分で済ませたいという時の緊急避難用として、これは良いのだろう。ただ、中に具材が全くない。一切れもないと言いたいくらい、何もない。知っていれば、せめて何かトッピングを追加したと思う。カレーの味は普通にうまい。クセもない。牛丼の具と合わせてもいけそうな気がする。本当に5分で終わった食事は、悲しいものがあった。
個人的には、松屋のカレーが好みだということがわかった。

すき家の牛皿

新宿で飲み会の時間までちょっと時間が余っていたので、前哨戦として牛皿でビールと思い吉野家を探したが見つからない。最近、繁華街の吉野家はずいぶん閉店してしまったらしく、仕方なくすき家に入った。すき家はメニューが複雑なので、牛皿を見つけるまでずいぶん時間がかかった。
あー、これも残念なメニューだった。やはり牛皿は吉野家に限る。たぶん、丼の上に載っている状態では差がわからないのだろう。タレの甘さが直接舌に感じるせいなのかもしれない。ビールを飲み切らずに退散。安いからまずい、高いからうまいというものではないといて典型例だ。

食べ物レポート

山形で肉そば

東北6県で、それぞれ地域の売り物というか、その地域では絶対的な「主力食べ物」というのはいろいろある。宮城県ん仙台では牛タン、秋田県では横手やきそばとか稲庭うどんとか。岩手県の三大麺、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばなどなど。そして、意外と地味で知られていないのが山形県民のラーメン好き。そして、その大好きラーメンに匹敵する人気者が河北町発祥の「肉そば」だろうと思う。

ラーメンを食べるのは蕎麦屋なのだそうだ。そして、山形では有名な板そばもうまいが、蕎麦屋といえば肉そばだ。などと、張り切っって川北町の有名店に行ってきた。

冷たい肉そばのルックスはこれ、そばの上に鶏肉の厚切りが載っている。ネギ少々、以上。ビジュアル的には、かなり色彩感に乏しい。ツユも薄めの醤油っぽい感じ。東京あたりのしょぼい立ち食い蕎麦屋でカシワ蕎麦など頼むとこんな感じ?
しかし、いざ食べてみると全く違うものだとわかる。蕎麦は太めでコシが強い、モチモチと歯ごたえすらある。蕎麦はすするものなどと粋がっていう人がいるが、この蕎麦は噛みしめる、飲み込むのに段階が必要な力強さを要求する。つゆは鳥出汁で、日本蕎麦らしくない。塩ラーメンのスープと言われれば納得しそうな味の強さがある。鶏肉は、いわゆる親鳥なのだろう、歯ごたえがあるブロイラー的柔らかさはない。ああ、確かにこれは「肉蕎麦」というしかないな。好みだ、圧倒的に好みの味なのだ。

どうでしょう、この説得力のあるおすすめのお言葉。暖かいつゆの肉そばもあるから、冷たい肉そばなのだね。ただし、冷たいがデフォルト、標準らしいし、まずは冷たいのから挑戦すべきでしょう。

蕎麦屋なので、当然普通の日本蕎麦メニューもある。ザルやかけそばがあるし、山形名物板そばもしっかりありだ。すごいのが、ラーメン類というメニューで、ラーメンと冷たいラーメンは、肉そばの麺が中華麺になり、スープが多少強くなっているものらしく、これはうまそうだ。
それでは止まらないのが、山形プライドなのか、ラーメン愛なのか。天ぷらラーメンというメニューがある。想像はできる。問題はないと思いたい。天ぷらそばのラーメンバージョンだと思えば良いのだろう。ラーメンの上にチャーシューではなく、エビ天が載っているに違いない。見た目にギョッとするだろうか。いや、そんなことはないだろう、意外とあっさりエビ天うまいねってなことになるはずだ。でも蕎麦とうどんは「やさい天ぷら」になっているのに、ラーメンだけは「てんぷら」だからね。

山形の蕎麦は、哲学的で奥が深いと思うよ

食べ物レポート

6月に食した居酒屋の逸品 全国あれこれ

6月は、結構あちこちに出張っていたので、そんなこんなを取りまとめてみた。

新宿三丁目 ごまや

なんと夏も間近のこの時期に牡蠣の食べ比べ。五島列島の牡蠣は初めて食べた。南の島でも牡蠣はあるのだね。知内の牡蠣は最近赤丸急上昇中。函館の隣町の知内で牡蠣の養殖が始まったのは最近らしい。だからまだ品薄だし、地元の北海道でもなかなかお目にかかれない。津軽海峡の荒波で揉まれて育つので旨味が濃いと評判の一品。個人的には知内の方が好きだ。

新宿三丁目 ごまや

ゴマサバという料理は博多でよく食べる。日本海側の鯖には(悪さをする)アニサキスが少ないので、生食ができるらしい。甘い九州しょうゆで作ったゴマだれで食べる鯖は美味い、本当にうまい。ただ、この写真のものとは全く違う。これはゴマをまぶした鯖というべきで、ちょっと期待はずれ。味は良いのだけれど、こちらの思い込みの違いだね。

新宿三丁目 ごまや

キノコのアヒージョ?というかフォンデュというか。スープで食べるキノコはうまいとおもうが、何より石鍋なのでジュワジュワと沸騰しているのが、超絶にうまそうにみえる。沸騰するスープから立ち上がるにおいも美味さをそそる。よく考えられたメニューで、シズル感バッチリ。

新宿 えん

多分、金目鯛のカブト煮。魚の頭は甘辛くにつけるととてもうまい。骨の裏側についた身をこそぎ落としながら食べるのが好きだ。冷たい日本酒と合わせると、なお良い。この店で一番うまいのは、この頭の煮たやつではないか、などというと調理場の板前さんは泣くだろうか。一番うまいのは目玉の裏側だとおもうぞ。

仙台駅前 強太郎

ダシ豆腐、といってもかかっているのが山形名物「だし」、菜っ葉の刻んだものに塩味をつけた、漬物のようなしろもの。シンプルだけに豆腐のうまさが引き立つ。鰹節に醤油という冷奴も良いが、こうした一手間かけた料理になった豆腐もすきだなと・・・。自家製のダシは、山形では当たり前にあるのだろうが、これを上手に作れれば、夏にはビールと合わせて自宅で一杯やれるのに。

仙台駅前 強太郎

冷やしトマトというのは居酒屋の定番で、ぼったくりメニューの最たるものだといつも思っている。たから、せめてマヨネーズは自家製にするとか、塩の産地に凝るとかしてくれないかなあというのが、注文するものとしての希望なのだが。
一番良いのはトマトにこだわってもらうことだが・・・。
この店では、そこのところがちょっと工夫されていて、トマトの上にかかっているのは刻んだガリ(甘酢生姜)と塩昆布だった。これは発明した人、偉いと言いたくなる「コロンブスの卵」的メニューだ。料理の工夫とはこういうことを言うのだね。塩もオリーブオイルもいらない。完成形冷やしトマトだった。

仙台駅前 ろばた天海

炭火焼盛り合わせと言ってしまえば、身もふたもないが。炭で炙った鶏肉、魚、野菜を塩で食す。これもシンプルながら、焼き加減や素材のうまさで勝負という豪速球な料理だった。本来ニー三人前で盛り付けるのを、一人前でアレンジしてくれたもので、これだけ食べて今日はおしまいといっても良いくらいのオリュームだった。仙台といえば牛タンが有名だが、こんなたべかたもるのだね。

熊本空港 レストラン

辛子蓮根が好物なのだが、ひと塊り買ってきても、実は食べきれない。これをご飯のおかずにボリボリ食べると言うわけにもいかない。酒の肴でつまむには、せいぜい三、四切れもあれば十分だろう。だから、熊本空港から帰るときは、必ずと言って良いほど空港のレストランで辛子蓮根を頼み、米焼酎で一杯やることにしている。辛子蓮根は、レンコンの穴の中に和がらしを詰め、衣をつけて揚げたもので、製造元によって味が違う。どこの辛子蓮根がうまいかなど分かりもしないが、辛子があまり辛過ぎないくらいが良いなとは思う。これと馬刺しがあれば、熊本の夜はパーフェクトだな、などと思いつつ熊本空港から東京に向けて帰るのでありますよ。

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南九州をウロウロ 宮崎編

宮崎県宮崎市、昔は年に何度も行っていた。宮崎県の中心都市だが、コンパクトな街なので、一人でフラフラと歩き回ることができる。そして宮崎といえば、「地鶏の炭火焼」がイチオシ。市内に数々の名店があるようだが、どこの店も混み合っている。予約した方が良いのだろうが、ちょっとした隙間ではフラッと入ることもできる。真っ黒に焼けているのは、トリの油のせいだ。焼いているところを見ると、もうもうと火が上がるのがわか流。味は単純に塩味で、柚子胡椒をつけて食べるのが定番のようだ。確かに柚子胡椒なる調味料を知ったのも宮崎だった。今や、チューブ入りも売られているほど一般的なものになったが、10年も前であれば宮崎出張のお土産といえば、瓶詰めの柚子胡椒だった。

そして、地鶏の店といえば朝挽きの鳥刺しがもう一つの名物。ささみ、もも肉、砂肝の三点盛りで、ニンニク生姜で食べる。九州特有の甘い醤油で食べる鳥刺しは抜群で、臭みも全くない。砂肝のコリコリ感、ささみのねっとり感は、好物中の好物で、宮崎でしか味わえない。ただし、最近は食中毒の対応として、提供後30分経つと下げられてしまう。さっさと食べてしまわなければいけない。

これは、鳥キモの塩辛。生まれて初めてと食べた、珍しいしろものなのだが、なんとか話しのネタにするくらいの経験値は獲得できるが、また頼みたいかと言うと・・・。

宮崎市の飲み屋街のはずれにある、名店ぐんけい。予約がないと入れないことが多いらしい。ここで鳥三昧で酒を飲んだら、帰りは宮崎うどんでしめるのがいつものコースだが、気温が上がってくるとうどんはしんどい。肉巻きおにぎりも、飲んだ後のしめにはヘビーだしなあ。
レタス巻き、チキン南蛮、辛麺など宮崎名物は意外と多い。宮崎牛のステーキや焼肉も絶品だし。東国原知事とマンゴーで一世を風靡した宮崎も最近は少しおとなしい気がするが、美味しいご飯を食べにくるならオススメの街だ。

南九州 フラフラ旅は以上