
JR須崎駅前にあるオブジェがよく理解できないが、そもそもあちこちにあるオグジェやら彫刻やらは理解不能なものばかりだからと諦めるしかない。そう思っている。そもそもアートなるものに対する感性が低いせいもあり、立体造形を理解する審美眼など持ち合わせていない。それでも工業デザインに与えられるGマークのついた製品くらいはすごいなあと感心することも多い。
交通車両とか航空機となると、たちまち細部に至るあれこれの蘊蓄を語りたくなるのだから、やはり趣味の違いというか志向の違いなのかもしれない。ほとんど世界的には知られていないだろうが、日本製ロケットの一部で噴射ノズルの先が折りたたまれていて、その部分がブワーと拡張されて推力を上げる「進展ノズル」というものになっている。パワーで押し切る米国式ロケットとは一味違う国産技術だが、そんなものを知って実に感動している。
サンダーバード2号のずんぐりした胴体をリフティングボディーと言って翼ではなく胴体で揚力を得る形状となっているが、それはスペースシャトルも同じ原理で作られているのを知って、これまた感動した。SFの中の航空機がリアル世界とシンクロしているからだった。
須崎の駅前になる「海のオブジェ」も船舶とか海洋工学とかにもっと造詣があれば感動するのだろうなあ、などと思いつつ10分ほど眺めていたが全く理解できなかった。アートは……………むりだな。