
新しい年を迎え、一年が加速度を増して過ぎ去ったと改めて思いつつ。とりあえずは新年のご挨拶を。おめでとうございます。
さて、年末に北海道の実家に帰っていたが、一昨年と比べてはるかに雪が多い。おまけに寒い。同じ時期の街の様子を写真で比べてみたら明らかに雪の量が違っていた。すでに北海道の夏はお江戸の気温を超えることしばしばの酷暑であり、冬は冬で寒冷が厳しくなっている気がする。夏冬の温度差は50度を超えるのだからなんとも住みにくい場所というべきなのか。それでも冬の室内温度は常夏の半袖で過ごせる状態だから、案外と地元の人間は年中同じような温度環境で暮らしているのかもしれない。
そんな雪を羨んでいるものたちから雪だるまを作って写真を送れという依頼が来た。寒いので気が乗らないのだが、こればかりは断りきれない熱烈要望なので、震えながら外で雪像制作を開始した。しかし、あまりの気温の低さに雪が固まらない。パウダースノー、というのはこういうものを言うのだ。試しに雪玉を作ろうとしたが、握る端からサラサラと崩れていく。記憶にある12月は湿った雪で、雪だるまなど簡単に作れると安易に請け負ったことを後悔した。
家のベランダ部分に雪を薄くばら撒き日光で過ごしとかしたものを固めて、ようやく頭部分ができたが、それを芯にして雪玉を作ろとしても全くできなかった。
急遽、雪をかきあげ小山を作り、その上に雪玉を乗せて雪だるまの変形盤にした。なんだかんだで制作時間は一時間余りかかり、背中に汗をかくほどの運動になった。雪国の冬はこうして楽しむものだ、などと痩せ我慢をしてみたが、この歳になると雪遊びなどしんどいばかりだ。
結局、要望にあったアナ雪に登場するしゃべる雪だるま「オルフ」にはあまり似ていないのだが、送った写真で満足してもらったのでよしとしよう。ただ、一箇所ダメ出しが入り、鼻はにんじんでないといけないとのこと。依頼者は審美眼が厳しいのだよね。
雪国の皆様、雪が溶けるあたりまで我は冬眠いたします。