街を歩く

沖縄であれこれ気がついたこと

黄色い花といえばひまわりくらいしか思い出せない「花しらず」だが、これは綺麗だと思わず撮ってしまった。沖縄は赤と黄色の原色がよく似合うと思う。

あぶら味噌と海苔の組み合わせは最高だ

沖縄の食は面白い。基本的な食材や味付けは日本と共通なのだが、微妙に異なる点がある。ハワイで食べるローカルな日本食店と共通する、ニアリーイコールだが、でもちょっと違う的なズレ感であり既視感でもあるかなあ。
関西のうどんと関東のそばの違いみたいなものだろうか。どちらもそれなりに慣れ親しんだ食べ物だが、つゆや麺の質が微妙に異なっている。イラっとするほどでもないがモヤモヤとした違いを感じるというところだ。
沖縄で発見したおにぎりの具材がそれだ。あぶり味噌というのは豚の挽肉が入った甘い味噌のことで、沖縄では伝統的な家庭料理らしい。土産物屋だけでなくスーパーの食品売り場で普通に売っている。それをおにぎりの具材にしている。
問題があると言っているのではない。食べたら普通に美味い。ただ、沖縄に初めてきた人には、あぶら味噌って何?と聞きたくなるだろう。油と味噌の組み合わせは、日本食にはほとんどない。せいぜい茄子の味噌炒めくらいだろうか?

有名ブランド こしひかり が高いということではないのが面白い

スーパーの食品売り場で目についたすごい売り場があった。最初に気がついたのはメリークリスマスではなくハッピークリスマスになっていることだ。クリスマスに関しては、キリスト教の宗教的な意味合いを外して、年末のお祝いイベントと位置付ける風潮が世界各地であるようだ。その文節に沿ったハッピークリスマスだとすると、やはり沖縄は文化的に国際先進地なのだろうか。
などと、サンタクロースの絵を見ながら思っていたのだが、その下に並んでいるクリスマスギフトがすごい。まさに文化の違いを感じるもの、「コメ」だった。3kgから5kg詰めの「米」だ。それも日本各地、北は北海道から南は四国、九州のブランド米がずらっと並んでいる。
普段、自宅のある埼玉県で見るコメと比べると価格がずいぶん高い。ギフト用という点、そして移送費用のかかる遠隔地から運んできたということもあるだろう。しかし、米がクリスマスプレゼントとして届くとは………トナカイの引くそりに乗っているのが「米」とはねえ。

文化の違いは地方ごとにある。あって当然だし、それを否定するつもりは微塵もない。ただ、このちょっとした違い、「自分の持つ常識」と「その地方の常識」の差が、歯にものが挟まったようなモヤモヤ感をもたらす。このかゆみに近いモヤモヤ感、好きなんだよね。沖縄に行くと、そのモヤモヤを感じさせてくれるものが多くて幸せなのだ。

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