街を歩く

交通会館の霧

銀座で買い物をした後、有楽町から山手線で移動した。その時に、ちょと寄り道をして沖縄わした舘に立ち寄った。以前は、銀座一丁目にあったお店が移転してきたのだが、銀座アンテナショップ集団で売り上げワン・ツーの最強ツートップ、北海道と沖縄が通路を挟んで並んでいる。なかなか壮観な光景だ。
その交通会館だが、東京都民であればパスポートをとりにくる場所なので、かなりの人が訪れるのは間違いない。アンテナショップが混むのも無理はない。
自分ごとでいうと残念ながらパスポート取得は埼玉と神奈川だったので、ここにパスポートを取りにきた経験はない。そもそも有楽町はあまり縁のある土地でもないので、アンテナショップに来る時くらいしか立ち寄ることもない。
最近では駅近くで横川の釜飯が買えるようになったので、釜飯が欲しくてくることはありそうだ。
その交通会館の前で、なにやら怪しい煙が出ているのを見てわざわざ近づいてみると、煙ではなく霧だった。防暑対策のミスト噴霧らしい。その効果を体験してみようと、ミストの下まで行ってみたが、感覚的に涼しいと感じることはない。
おそらく気化熱で周辺の気温が多少下がっているのだと思うが、体感的には暑いままだった。真昼だともう少し違う感覚になるのかもしれない。
個人的な意見を言えば、通路に打ち水でもしたほうが涼しくなりそうな気がするが、その人手が足りないのだろう。ここは日本のロボット工学の粋を集めて、お江戸職人仕様の打ち水ロボットを開発するのはどうだろう、などと思ってしまった。
ともかく、そんなことを妄想するくらい暑いのだから、東京はすでに「熱帯」認定するべきだろう。「歩くと危険」とか、「よるな、くるな、熱帯注意」とか、「来ちゃダメ、絶対。真夏の東京」とか警告が必要なレベルだ。少なくともこの時期の日本で一番危険な場所の一つだろう。

わした館の前では、シーサーがお出迎えしてくれるのだが、交通会管内の通路はそれなりに涼しいので、以前の店舗で野晒しにされていた時期より、はるかに涼しいだろう。キャラにも暑さ対策は必要だよね。

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