街を歩く

東京にある東京アンテナショップ

東京ビッグサイトの東館西館をつなぐロビーに、面白い店がある。東京都のアンテナショップらしいのだが、しばらく前に見た時は東京都の離島、伊豆諸島の名産品を置いていた。八丈島の焼酎がお家あった。都内の酒屋でも見かけたことがない島焼酎の印象が強く残っていた。その店が、随分とファッショナブルな店に置き換わっていて、入り口にはけばけばしいと言うかふくふくしいというか、大きな熊手が飾られている。酉の市で手に入れようとすると30万円とか50万円とか言われそうなビッグサイズだ。その店の中に入ると東京の名産品?が販売していた。ただ、その商品ラインアップがなんとも怪しいというか、楽しい。どうも品揃えが日本人向けには思えない。

たまに自由が丘界隈に行くと、ついつい買ってしまうなボナだが、これが東京名物と言えるのは相当の高齢者ではないかなと思う。全国的に知られた銘菓なのだろうか。仙台の「萩の月」や、京都の「生八橋」のようなお土産の絶対定番かと言われるとちょっと微妙な気がする。ただ、個人的には東京土産として購入頻度が高いのは、このナボナと浅草の芋きん、目黒の揚げ饅頭だ。どれも美味いと思うが、日本全国で知られているとまでは言えない「知る人ぞ知る名品」というものだと思っている。
ビッグサイトの展示会に参加する人、来場者のほとんどは東京周辺に在住するものだと思うが、全国からこれを目当てに出張視察に来る人もいるから、まあ、こういう需要もありだろうか。確かに、お台場周辺には土産物屋はない。観光名所だったビーナスフォートもなくなったみたいだし。

そのあと見つけた限定品が、なんと斬新なデザインのラベルだと驚いた、ビッグサイト限定日本酒「東京ビッグサイト」だった。真面目な酒なのだろうが、これはやはりウケ狙いで酒好きな友人へのお土産か、などと笑ってしまった。
ただ、ビッグサイトは外国人視察者もそれなりの数が来る。ひょっとすると、そちら向けの国外受けしようとした黄金色なのかもしれない。日の丸が散りばめられたデザインよりは良いだろうし、桜吹雪に富士山みたいなものは……………最近では受けないのではとも思う。

逆に、日本人外国人問わず、ある種の思考の方達には熱狂的に支持されそうな「梅酒 特別仕様」が売られている。デザインもすごいが、お値段もすごい。梅酒を馬鹿にするつもりはないが、これは国産シングルモルト級の価格だ。
百年梅酒というのも気にな理サイトで調べてみたら、100年貯蔵熟成した梅酒ということでは似ないようだった。それでも極上品のようで、なんとなく一度試しのみはしてみたい気がする。ただ、このパッケージで買うときはそれなりの気合いというか勇気がいりそうだし、家で飲むにしても一人でこっそり飲むべきだろうなあ。

ビッグサイトはここしばらく連続していく予定なので、次はもう少し時間をかけてじっくり東京名品を眺めてみよう。

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