街を歩く, 食べ物レポート

わざわざ行く恵比寿の老舗名店

恵比寿で長いこと働いていた。サラリーマン人生の半分以上は恵比寿で過ごしていたことになる。睡眠時間を除けば、この町で過ごした時間が人生の最大パートと言ってもよさそうだ。だから、街の隅々までとは言わないが、相当ディープな店にも行ったことがあると自負しているのだが、この名居酒屋だけは一度も入ったことがない。
というか、いつ行っても満員で入れなかったということだ。年単位ではなく10年単位の挑戦を退けてくれる「大・名店」だ。最近は開店早々、夕方早くから行くこともできるので、ひょっとしたら宿願が叶うかもと、恵比寿に所用で行ったついでに営業時間を確認しようと覗きに行ったのだが。

やはり色々と影響はあるようで、営業は続いているようだが、早く行かないと休業になってしまうかもと心配になってきた。これは、自粛規制解除と共に開店一番乗りを果たさなければならないと、改めて決心した。一人のみであれば、なんとか入れるだろう。是非一度行ってみなければ。

そして、もう一軒の老舗。恵比寿の古参中華料理店としてはお気に入りの店だ。ここのちゃんぽんがたまに無性に食べたくなる。ただ、長崎ちゃんぽんと言いながら、食べてみるとなんだかちょっと違う独創的な食べ物に思える。本場長崎でも何軒かちゃんぽんを試してみたが、そのどれとも違う。ボリュームたっぷり、飲んだ後の締めには重すぎる「豪速球飯」だ。朝飯抜いた腹ペコ状態での昼飯であれば、誰もが満足という感じだろうか。
この店も20年ほど前から中華料理屋というより、中華料理を出す居酒屋に変身を遂げている。毎晩、夕方から明らかに宴会状態なので、経験者でないと店に入りにくいかもしれない。これはもう一軒の老舗居酒屋と同じだ。しかし、この店は常連級に使っているので、何を臆すこともない。胸を張って宴会モードを楽しんできた。
この店のチキンカツは超がつくほど巨大なので、唐揚げ+紹興酒という変わった居酒屋モードが楽しめる。すり身という名の揚げ物もうまい(これも長崎名物らしいのだが、よくわからないままだ)

その中華居酒屋で、延々と食べ続けている「スタミナ麺」が好物だ。醤油豚骨的スープにニラと豚肉の炒めたものが載っている。ご飯に乗せればスタミナ飯、皿に取り分けてあればスタミナ定食と、同じも料理が三つのタイプで出現する。
自分の好みでは、この麺にニラ炒めがのったスタイルがよい。ただし、残念なことにこのニラ炒めの量が作り手やその日の気分でずいぶん変動する。山盛りの日もあれば、あれ今日は少ないかも・・・という日もある。そのブレを楽しむ「度量」が要求される、大人の麺だ。
ちなみに、スープの味も毎回微妙に違う。ハズレの日は塩味がほとんどしない。大当たりの日は水をがぶ飲みしながら食べるしょっぱいスープ料理になる。それでも、このスタミナ麺はマイ恵比寿ラーメン・ランキングでは筆頭格だ。
長く続く店には、それなりに訳のある名品が存在する。そろそろ、中華居酒屋の時間に一杯やりに行かなければなあ。

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