
埼玉県の特殊禁酒事情はあまり知られていないはずだ。日本国政府が検査パッケージ利用をしないと言っているのに、埼玉県だけがこれを使うと言っている。
埼玉県でオミクロン株「埼玉限定変異体」でも流行しているというのなら特殊事情として認めても良い。あるいは、埼玉の風土病みたいなもので、埼玉在住者だけがDNAに変化を受けて、オミクロン株耐性に支障があるとか、埼玉県の空気を吸うと感染度合いが重症化するというなら、埼玉独自対応もあるだろう。
ところがそんな説明を「県」はしない。論理的説明もなく、隣町の東京都東村山市では不要なことを、県境を跨いだ瞬間に要求する。その混乱をほぼ全面的に飲食店に背負わせる。次の選挙を見ていろよと言いたくなる飲食業者は多いはずだ。
そんな混乱の中で、一番分かりやすいのが、この「制度利用店」という赤いポスターだが、どうもこれも県統一デザインではないようだ。

埼玉の県鳥?らしきコバトンという鳥型の県キャラがいるのだが、この「・・・・・安心宣言飲食店プラス」というステッカーが貼ってあり、「検査パッケージうんねん」という赤いポスターが掲示してあると酒が飲めるらしい。
ところが、この「コバトン」ステッカーを貼っていない店も多い。赤いポスターは少数派だと思う。まんぼう延長がきまったから、ひょっとすると赤いポスター掲示も増えたかもしれないが。
そのうちに、この例が拡大して酒の飲める店は「赤」「青」のポスターが掲示してあるとか、「黄」ポスターは高齢者入店不可とか、「緑」はジェンダー差別お断りとか、「黒」は喫煙可能だとか、まさしく色々な規制ができそうな気もする。それならいっそうのこと、店頭にQRコードでも掲示してもらって、スマホで入って良いかどうか確かめるようにしたらどうか。
自治体DXとか言って、率先して埼玉県はやりそうだが。そうなったら引っ越すしかないなあ。