街を歩く

札幌シリーズその6 街で気づいたあれやこれやの真実?

札幌の老舗百貨店「丸井今井」は、マルイさんと親しまれて呼ばれる有名店だが、すでに経営が行き詰まり伊勢丹三越グループ入りしている。それでも、何やら手土産や進物を用意する時には、マルイさんにお世話になることが多いという、地元民熱愛の百貨店というべきだろう。そのマルイさんの大通公園に面した最上階にレストランがある。昔はワンフローの大食堂だったのだが、今ではおしゃれな和食、寿司、などの専門店が並んでいる。これはちょっと寂しい。三越のレストランがいつの間にか大食堂っぽくなっていたので、この辺りは百貨店の政策の違いかもしれない。

女性客がほとんどの和食の店で、なにやらちまちまと並んだ懐石風のランチを食べた。これは非常に満足なのだが、コロナ対策のアクリル板がテーブルの左右についている。対面に座る相手との間は何もない。隣の席との間隔も広いので、アクリル板の意味はよくわかるのだが、何やら不思議な光景だった。飲食店を運営されるみなさん、色々と苦心されているのだ。

札幌で「八重洲」という言葉がどういう意味を持つのかよくわからないが、おそらく東京風居酒屋ということを強調したいのだろう。全体的に東京の安めの居酒屋でよく見かける大衆料理的メニューが並んでいる。東京から転勤で単身赴任している人だと、妙に懐かしく感じるかもしれない。あるいは、札幌人で東京暮らしに憧れている人とか・・・。札幌で珍しくホッピーを置いている店だった。それでもザンギと注文したら、ノータイムで出てきたから、見かけ東京風、中身は北海道的な居酒屋なので安心した。全く気にしないで入ってしまったのだが、この店は「全席喫煙可」だったので、客全員がタバコを吸っていた。自分を除くと喫煙率100%とは、今ではなかなか見かけない光景だった。

お気に入りの焼き鳥屋でカウンター席に座ったら、今まで見た中で一番頑丈そうで大きな仕切り版が設置されていた。これは確かに安心感があるなあ、などと感心していた。シマ縞模様のせいで隣に座っている客がモザイクがかかったように見える。プライバシー保護的なことも考えているのかなと思う。たまに、酔っ払ったおっちゃんが隣に座った女性に話しかけるみたいな光景も見かけるので、この仕切り版は「困った客」対策にもなるのではと思う。ラーメン一蘭のように、周りを気にせず一心不乱に焼き鳥を食えということではないだろう。ただし、視線が正面にしかいかないだけに、向かいに座ったおっちゃんと睨めっこになりやすいという欠点はあるなあ。

そういえば、テレビのニュースでは、「困った、困った」という店主が登場するだけだが、「うちの店のこの対策ぶりを見てくれ」と威張って主張している人は見たことがない。本来ダメな店の宣伝みたいなことをするより、こういう対策をしたらお客さんが安心してくれたという「正しい報道」をしてもらいたいのだが。個人的にはこの焼き鳥屋で一人飲みをしている限りは相当に安心だとおもうのですがねえ。

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