
東京界隈で住み始めて30年近くも経つのに、江戸城に入ったことがなかった。案外そういう場所が多いもので、東京タワーに登ったのは関東在住10年以上経ってからだったし、スカイツリーも登ったことはない。秋に紅葉を見るために解放されるというので、のこのこといってみた。

江戸開府からすると400年以上経っているのだから、それなりに老朽化しているものだろうなどと持っていたが、石垣は立派に現役だし、そもそも端正な顔を残しているではないか。徳川15代の将軍居住地というのは、確かに立派なものだし、何より広い。歩くと疲れる広さだ、江戸城周辺の大名屋敷から出勤したであろう大名、幕閣、あるいは下働きの武士官僚のみなさん。この広さはちょっとやっかいだっただろう。

石垣の中には、こんなふうに修理しましたよという跡が見えるところもある。40年のうちに、何度も大地震に襲われているのだから、それは壊れても当たり前だと思うが。もうちょっと石の色使いとか、なんとかならんものだろうか。

なんてことを考えながら、江戸城、皇居の中をのんびり散歩した。昔々は皇居にゴルフコースが(6ホール)あったという話を読んだことがあるが、それくらいの余裕は十分ありそうだった。お堀を埋めれば18ホールも出来そう。世界中のプロゴルファーがプレイしたくなるような、首都東京のセンターコースなどと夢想しながら、気持ちの良い散歩だった。そう言えばお台場の船の博物館も行ったことなかったなとか、しながわ水族館も未だいっていない、あれあれ、けっこう東京の観光名所見逃していないか?などと反省することになる、良いきっかけでありました。