食べ物レポート

そば、蕎麦、いろいろと

蕎麦は好物だ。うどんとそばで言えばそばが好きだ。ラーメンとそばと言われると、いい勝負かなという感じ。蕎麦は冷たいそばに限ると冬でもざるそばで、本当に気に入った蕎麦屋だと盛りにする。その例外が銀座よし田のコロッケそばで、これは夏でも熱いそばなのに注文する。
仙台駅地下のレストラン街で銀座よし田の店を発見し、思わず入ってしまった。口の中ではコロッケそばで機体がいっぱいになっている。ところが、仙台店のメニューにはコロッケそばがない。いやいや、やられました。というわけで、ざるそばになりまして。うまいです、ふつうにうまいです。でもコロッケそば食べたいですという消化不良のまま出てきました。ちなみにコロッケそばとはとりつくねみたのが載っているそばで、立ち食い蕎麦屋でよくあるポテトコロッケが乗っているそばではありません。

仙台駅地下 よし田

仙台北部の地下鉄沿線住宅地でなかなかの繁盛店、三喜(これが略字ではない表記だと思う)にて一番人気の天ぷらそば。舞茸の天ぷらがイチ押しらしい。普通にうまい、お値段もリーズナブル。街の蕎麦屋はこんな感じで食べるのが良いね。仙台の蕎麦は意外とツユが辛くないというか、出汁も抑え気味なのでざるそばが良いでしょう。もりそばではちょっとツユが弱いかも。

仙台北部 三喜

所沢地区限定でオススメの武蔵野うどん。普段はあまりうどんを食べないけれど、武蔵野うどんは別格だ。さ抜くうどんよりコシが強い、歯ごたえ抜群、ツルツルではなくモグモグ食べるうどんであり、噛みしめるうどんだ。ツユは甘辛濃厚で、豚肉か鶏肉味。注文単位は普通のうどんで1.5人前が標準で、猛者だと1kgを頼む。
これの変形できのこ汁とかカレー汁とかあるが、店によってはWツユ提供もしてくれる。名店といえば熊谷の田舎っぺうどん、川越の藤店あたりだが、所沢の竹國、オススメであります。

武蔵野うどん 竹國

今年一番は、石巻市で出会ったカツカレー蕎麦。見よ、このルックス。カレー南蛮をはるかに超えるそば界カレー部門のキングオブキングスとでもいうべき風格。このカレーはとてもそばにあっているが、なによりカレー単体としての性能が高くご飯にかけて食べたいくらいだ。(ちゃんとメニューにはカレーライスがある)
カツも揚げたて、肉は薄めで量感的にグッドな感じ。車で行くと駐車場がないので、目の前の市場付近で駐車することになる。
確かに、これは東京のどこかで食べさせてほしい代物なのでありますよ。

石巻 もりやのカツカレーそば
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最近の昼飯事情

恵比寿にある町中華の老舗?ともいえる天童。ランチには満席んになるので少し早い時間に行くと、入口の脇の席に。まあ、大型テーブルしかないので、こちらは一人だし、それは良いのだけれど。問題は入口から入ってくる客といちいちにらめっこになってしまう、ちょいと困ったものだ。さて、天童で有名なのは焼きそばなのだが、この焼きそばの量がハンパないから有名なのだ。とてもランチで一人飯に向いてはいない(と思う)。そこでどこで食べてもハズレのないと信じているねぎそばを注文した。外れてはいないが、予想の斜め上を行く辛さだった。半分食べたところで汗が止まらない。夏でもないのにとこぼしつつ、完食したところで外に逃げ出した。お代わりしたお冷では水が足りない、速攻で自販機で水をゲット。うまい、辛い、参った。こんなことならドンクに行ってスタミナ麺にすればよかったと八つ当たり。お間違いのないように、この麺はうまいです。

恵比寿 天童のネギラーメン

東京駅八重洲近くに所用があり昼時となったので、久しぶりに割烹嶋村で天丼を食べた。普通であれば昼の定食なので焼き魚なのだが、ふと思いつき老舗割烹の天丼とはどんなものだと・・・。出できたのがこれだが、見て思い出した。東京の天丼とは海老の天ぷらだけが載っているものだと。ぐちゃぐちゃといっぱい載っているのは天ぷら丼だという何十年も前に先輩から聞いた言葉。確かに天ぷら屋で天丼食べることなど久しくなかったので、今更ながら、東京的天丼に見入ってしまった。海老がすごいな。ししとうは彩りとしてのおまけだろう。間違ってもサツマイモやカボチャは載せてはいけないのだね。

仙台の町中華では有名なのだろう。仙台駅から繁華街一番町に行く途中にあるお店。店頭のショーケースで見つけたカレーラーメンに惹かれ注文してみたが、これも予想の斜め上の上をいくびっくりメニューだった。このお店はカレーライスも売り物らしいのだが(次回挑戦しよう)、醤油ラーメンの上にまんまでカレールーがかけてある。なんとも食べ方が難しい。カレー南蛮(そば)のように麺として食べたものか、カレーライスのように麺と一緒にルーを食べたものか迷う。これは一度頼めば良いかな。

仙台 末広本店のカレーラーメン

最近、一気に店舗数が増えたような気がするゴーゴーカレー。金沢カレーは個人的に好みになっているので、それはそれでありがたいことだが、問題はあのフライ・トッピングと大盛りライス。寄る年波には勝てず、あの量がなかなか面倒になってきている。そこで、考えてみた。最低限の量で注文すれば・・・と。それが、このカレーで、ライスの量は最低、トッピングなしにしたら、皿の底に隙間ができた。フライなしなので30秒で出てきた。なんとなく金沢カレーとしての掟破りのような気がしたが、これがジャストサイズで、福神漬けをサイドアイテムに完食。うーん、吉野家が小盛りを販売した意味がよくわかるななどと、遠い目をして感じ入っておりました。

ゴーゴーカレー トッピングなし 小

ぎょうざの満洲 4月限定メニュー 酢豚
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3月のラーメン 色々といちゃもんつけてみた

ラーメンは体に良くないと言われることが多い。脂質と炭水化物と塩分が多いということなのだとは理解している。にも関わらず、日本中にラーメン屋が多いのは、ラーメンというものが、人が動物として残している本能に響くうまさだからなのだ、と思い込んでいる。ラーメンへの憧れは、人類の祖がまだ猿族とあまり離れていない時代、安楽の地である森林から追い出され、サバンナの荒野に生き始めた頃からの、生きていることの意味、味覚から生まれたものだ。森の中で暮らしていた時代、基本的に木になる実から得る炭水化物、昆虫から得るタンパク質・脂質が雑食性の猿であった人類の祖の嗜好品だった。サバンナに追いやられ仕方ナシに直立歩行と、それに伴う手の使用で狩が始まり、肉食を覚えた猿が原生人類だ。
だから今でも、たんぱく質より炭水化物を好み、脂質こそ貴重で極上の旨味。塩分はまさしく狩の味。まさにラーメンは現生人類の脳細胞を直接的に刺激する、「人類の原初の夢的食物」であると・・・。

富士そばの煮干しラーメン

さて、立ち食いそばの富士そばで裏メニューだったものが、今や相当に「表」化したメニューとなっている「煮干しラーメン」である。ご覧の通り、なんともルックスはしょぼい。トッピングはそばからの流用であり、唯一チャーシューが独自な存在感を示している。ただし、噛みしめるとなんとも安っぽいハムのようなもので、残念ながら期待外れであるのだ。
めんまも、これは相当に手抜きだ。では、このラーメン、ダメダメかというとそうでもない。まず、すぐに注文して出てくる。さすが立ち食い蕎麦屋だ。スープは煮干しが効いていて意外と本格的。だから、朝飯ながらちょっと力つけたいぞ的な朝ラーとしては優秀かもしれない。価格はまさかの450円なので、文句を言ってはいけない。個人的には茹で卵いらないから、その分チャーシューのグレード上げて欲しい。

みそっちの味噌ラーメン

所沢の町外れ、向かいは茶畑というような場所にあるラーメンやだが、昼時は意外と混んでいる。週末は席待ちで行列ができる味噌ラーメン専門店。だったはずが、今や坦々麺も醤油ラーメンもつけ麺もなんでもありになった。しかし、一押しは北海道味噌ラーメンではなく信州味噌ラーメン。チャーシューは選択制なので、無しでも注文できる。この日はちょっと気張ってチャーシュー乗せを選んだ。110円プラスとなる。スープはガツンとくる力強さ。食べ終わると喉が乾く。夏場に食べると汗がたっぷりでるだろう。でも、ラーメンってこういう食べ物だよなという気がする。最近はやりの豚骨系とはちょっと違うので、二回来て北海道味噌と信州味噌を食べ比べるのが良いとおもう。チャーシューはのっていても、いなくても味には変わりない。肉を食いたい人はチャーシュー乗せを注文すれば良いくらいの添え物。

万世麺店のパーコーメン

新宿駅の地下にある、肉の万世のラーメン屋。メニューはラーメンとつけ麺の二種のみという潔さで、パーコー(豚の唐揚げ)を載せるかどうかは選択する。このパーコーがうまい。パーコーとは下味をつけたトンカツのようなものだが、麺との相性が抜群に良い。逆に、この店のラーメン単独ではいただけない。スープは弱い、麺も頼りない。ところがその頼りない麺を水で締めると、ツルツルすするにはよろしくなる。弱いスープの代わりに冷たい濃いめのつけ汁、(酸味強いのでこのみはわかれるかな)で食べると全く別物。新宿の地下街にあるのに、いつも満席の人気店で、最近は外国人観光客も多いから、行列ができるようになってしまった。パーコーメンは本格的中華料理屋で食べるものだと思っていたが、ここではお気楽に注文できる。新宿の穴場的存在。

野郎ラーメンの魚介ラーメン

野郎ラーメンは4−5年前に爆発的に店舗数を増やしたけれど、最近はちょっと停滞気味か。どうもお店によって味のブレが大きいみたいで、先輩格であった光麺と同じ道を歩んでいるな、と残念に思っていた。久しぶりに入ってみたら定番の豚野郎(定番豚骨ラーメン、野菜たっぷり乗せ)よりも高い魚介系ラーメンがメニューに載っているので、それを注文してみた。豚骨と魚介のWスープは、今や準定番と言えるラーメン・スタンダードなので、そこそこ期待してみたのだが・・・。
普通にうまいという人が多いだろう。魚ダシは効いている。ただ、バランスが悪い、ちょっと妙な匂いが残っている。スープの原価の高さが値段の高さになっているのだろうけれど、それを納得させられるだけの強さがない。これはまだ発展途上メニューなのかもしれない。おそらく青梗菜あたりを乗せてスープと色気のバランスを取れば良いのだろうが、そこがかいわれ大根ではちょっとチープすぎる。

まあ、ラーメンという食べ物は店主によってずいぶん変化していくものだから、いつも全く同じであれとは言わないが、進化途上のものを商品にしてはいけないよね。このラーメン、素質は良いと思うのだけれど。湊屋の肉そばあたり研究してみればと言いたい。

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3月の麺麺品評会 1位はカツカレーそば

時々、地元のラーメン屋で食べる味噌ラーメンは、なぜか好みに合うので月に一回くらいは食べに行く。場所はあまり良いところではない。いやはっきり言って不便だ。それでも昼時には駐車場がいっぱいになるから不思議だ。味噌ラーメン専門店で、北海道味噌と信州味噌が選ぶことができる。トッピングを色々と乗せると千円越えの高級ラーメンになるが、チャーシューだけ選択するとまずまずのお手頃価格。チャーシュー抜きだと600円代。「みそっち」 所沢

所沢 北岩岡の味噌ラーメン

続いて、ネットのどこからから拾ってきた記事をみて試してみた「煮干しラーメン」。立ち食いそばの富士そばの裏メニューらしい。裏メニューながら、公式ホームペーで販売店一覧がアップされているので、公認裏メニューという怪しい扱い。写真の遠おりシンプルなラーメンで、特にチャーシューのペラペラ感が秀逸。なんだか肉をいうより人工ソーセージ的な感じがする。カップ麺に入っているチャーシューによく似ている。電対的に味のバランスは良いと思うが、メンマがもう少しなんとかならんかというレベル。天ぷらそばよりちょっと高い値段なので、文句を言うのも申し訳ない。朝からラーメン食べたい時(?)には向いているかもしれない。

富士そばの魚介だしラーメン

一時期、都内に大増殖していた野郎ラーメンだが、最近ではおとなしくなったのか店の前の行列も見かけない。山盛り野菜の迫力は良いのだが、どうも味付けにムラがあるような気がしている。そんな野郎ラーメンの魚介だしラーメン、シンプルで良いのだけれど、ビジュアルがちょっと貧弱すぎる。スープは豚骨+魚介だしという定番だけにまあまあと言える。チャーシューは良いできだ・・・。ただ、やはり「なんとかならんか」という一言が出てくる。トッピングの問題が大きいようだ。得意の「味変」提案でもすればもっと良いのだろうが。やはり、手抜き感があるなあ。その上普通のラーメンより200円近く高い。これは・・・失敗作だなあ。

高田馬場 野郎ラーメンの魚介ラーメン

肉の万世がやっているラーメン屋が新宿駅西口地下にある。そこで気に入っているのがパーコーつけメン。残念だが普通のラーメンはあまり好みではない。スープが好みに合わない。しかし、このパーコーつけ麺は別格だ。排骨麺と言うのは、豚の唐揚げが乗った麺だが、つけ麺になると酸味のあるつけ汁で冷たい麺と揚げたての排骨を食べる。刻み海苔がまた良いバランスだ。一年に一度くらい無性に食べたくなる。この店も昼時は行列で、午後3時くらいに行けばすっと入れる。オススメはこのつけ麺一本だ。多分、秋葉原にある肉の万世でも食べられると思うが、まだ試したことはない。

万世麺店 パーコーつけ麺

そして、3月の第一位は石巻市にある蕎麦屋のカツカレーラーメン。ルックス通りのカツカレー感が売りのカレーそば。カレーは、カレーライスに使うルーのような感じで、よく蕎麦屋で出てくるカレー南蛮とは違う。カツの下にはしっかりとした蕎麦(当たり前か)と、そばつゆなので、食べていくうちにだんだんとカレーそばになっていくと言う感じだ。

とても好みだ。ただし、そばという感覚とはちょっと違う。ラー油そば的な、正統そばの外側にあるような代物でもある。これのうどん版も注文できるらしいが、まずは「カレーライス」を頼んでみたい。それと、この店のもりそばで、そばの腕前も確認したいところだ。まあ、間違いなくそばもうまいと思うが、この店の客の半分くらいがカツカレーそばを頼むような気がしている。宮城県石巻市まで遠征してみても良いのではないか。石巻では石ノ森萬画館でサイボーグ009や仮面ライダーに会えるしね。

石巻 もりやのカツカレーラーメン 
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最近食べた麺類 除くラーメン

ナポリタン 仙台のハチ

仙台 ハチのナポリタン

トマトケチャップが好きなので、オムライスとナポリタンは当然のことながら好物であり、頭の中の昼飯の検討会になると「蕎麦」「ラーメン」と争う主力メンバーである。そばとラーメンあhどこでも食べられるので、ナポリタンの食べられる店が近くにあると優先順位がいきなり高くなる。そんな毎日のランチ戦争?で、このステンレスの皿に入った古典的ナポリタンの話をすると・・・。

カゴメ(トマトケチャップのメーカー)が、全国で予選を開いて日本一のナポリタンを決めるコンテストをやったことがある。もともとナポリタンは、横浜の某所のレストランで進駐軍相手に提供したのが始まりだそうだ。だから、イタリア料理とは言えない。洋風焼きそばという方が正確だろう。ちなみにカルボナーラも似たような逸話があり、イタリアで米国兵(GIですね)が、レストランに卵と生クリームを持ってきて、これでなにか作ってくれと頼み込みできたものらしい。(記憶モードですみません)

そのナポリタンコンテストで優勝したのが、仙台にある「ハチ」だ。今は閉店したさくら野百貨店の地下で、行列が途切れない繁盛店だった。その後、今では仙台三越の地下に移転して営業していることを知り、開店早々を狙って出撃した。行列を覚悟していたのだが、なんと拍子抜けで、一番乗りで待つこともなくあっさりゲットした。普通に美味い。目玉焼きをオプションで載せるのがポピュラーらしいが、シンプルに麺のみにした。トマトソースが極めて好みだ。新幹線に乗って行くほどではないが、仙台に行く機会があったら、そして牛タンを食べたら、その次くらいに食べる価値はあると思う。ナポリタンコンテストの二位の店にも行ってみたいものだ

どうやら2017年にもコンテストは開催されていたらしいので、ご興味がある方はカゴメサイトをご覧ください。

https://and.kagome.co.jp/article/blog/event/4215/n

蕎麦 秩父のやなぎや

秩父 やなぎやの盛り

秩父はそば処なので、あちこちに有名な蕎麦屋がある。西武秩父駅から秩父神社に向かった先にある大きさ蕎麦屋はいつも駐車場が満杯になる人気店だが、ちょっと待ち時間が長い。秩父駅から車で5分ほどのところにあるやなぎやは、お昼を外せばちょうど良い井込み具合で、使い勝手が良い店だ。

蕎麦は手打ちで良質なのだが、そばつゆにくるみツユがあるのが嬉しい。秩父といえばわらじカツ丼が有名だが、手打ちそばでツルっというのも旅のおいしさなのだ。なぜかお江戸で食べるよりうまく感じるのが不思議でもある。本当は、蕎麦を一本つまみながら冷酒飲むのが、正統お江戸の不良的そばの食い方(たぐり方ではない)のだが。

秩父で車で来た時にはそばで我慢、誰かの車に同乗した時は遠慮なく、冷酒いただきましょう。お酒は秩父錦であります。

ごま蕎麦 札幌の八雲

札幌 八雲のせいろ

ここの蕎麦屋は「ごまそば」である。とてもなく気に入っている。高校生の頃から食べ続けているので、もう一息で半世紀、このごま蕎麦を食っていることになる。そばつゆが濃い目で鰹出汁がビジッと強く、これも好みであり、蕎麦とツユが両方良いという、自分位とっては稀有な店なのだ。そば処の田舎そばも好きだが、ほとんどと言って良いほどそばつゆが弱い。おそらく伝統的に砂糖やみりんの甘味料不足、だしに使う鰹節を中心とした魚不足(そば処は山奥だから仕方がないのだが)が原因で、ツユが弱い。ところが、この八雲は、さすがに大都市札幌だけあり、蕎麦とツユのバランスが良い。お江戸で言えば、並木の「藪」のような強さだ。

ただ、最近は蕎麦にいれる小麦の量が多いのではないかという(個人的な)疑いがあり、そこは昔に戻してもらいたいところだ。そして、この店は夜になると居酒屋化するので、夕方4時くらいに使うのが一番良い。昼と夜の中間で、一番客が少ない時に一杯やるのが蕎麦屋での酒の飲み方であると思う。個人的な信念なのだ。ありがたいことに、こも店は普通の居酒屋メニューというか、蕎麦屋が作れるものというラインアップなので、安心できる。お江戸の小洒落た蕎麦屋では創作懐石料理風になり、ウン千円持たられたりするが、この店は酒二杯、つまみ3品に締めの蕎麦付きで、1800円と経済性重視のほろ酔いセットがある。おまけに、ほろ酔いセット5回頼むと一回タダになるという定期券付き。いやー、全国の蕎麦屋さんで見習ってほしいものだ。


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ゴージャスに酢豚 in 北海道

冬の北海道はモノトーンになる。雪が降っていてもいなくても、日が差さなければ白と黒の世界になってしまう。実はこの色彩のない世界が、冬の鬱陶しさの元凶なのだと気がついたのはつい最近のことだ。

だから温かいものを食べようとならないのが、北海道の摩訶不思議。寒い場所だからこそ、暖房を目一杯効かせるのがご馳走で贅沢ということか、冬の室内気温はだいたい27−28度。夏より暑い。おそらく、まだ薪や石炭で暖を取っていた時代には、温度調整がこまめにできないから出来上がった習慣だろう。確かに小学校時代のコークスストーブでは、ストーブ近くの席に座るとサウナのようで、廊下近くの席では寒さで震えていたような記憶がある。休み時間には廊下側の寒い席席の生徒がストーブの周りで暖を取っていた。これも昭和中期のアルアル話だが。

北海道でアイスクリームとビールが一番売れるのは2月だそうだ。北海道民からすると、一年で一番暑い季節(室内限定)で、おまけに暖房のせいで湿度は最低。喉がカラカラになるとビールがうまい。確かに東京界隈でも体感温度が27度くらいになるとビールがうまい季節だし。(5月後半から6月くらいですねえ)鍋なんか食べると真面目に汗だくになる。

札幌 香州の酢豚

それで、酢豚の話だが、室内は暑くても屋外は死ぬほど寒い。10分歩けば骨身にしみる北海道だ。おそらく動物的な感覚というか本能的にというか、冬には油のたっぷりな料理が食べたくなる。そういう意味で中華は冬向きの料理だと思っている。(あくまで個人的にですよ)中華もすっかり調整ソースが普及したので家庭料理化しているが、どうも幼少時に刷り込まれた記憶のせいか、中華料理=酢豚と条件反射的に思ってしまう。チンジャオロースーとかホイコーローとか、色々と思い浮かぶ料理はあるのだが、やはりまず酢豚を頼んで、それから二皿目にあれこれ考える的な注文の仕方だ。

酢豚はローカルルールの塊みたいな料理だと思う。豚の唐揚げは間違いないが、それ以外には玉ねぎがレギュラーで、人参、ピーマンは準レギュラーだから出たり出なかったりする。しいたけとタケノコは高級店では出てくるスター級だが、安っちい店では出番なし。そして、ローカルスターがあちこちにいて札幌地方では「バイナップル」君が一応エース級で登場が多い。関西ではキュウリが入っていたことがある。地元所沢で大陸中国帰国子女経営の中華料理店で、黄桃(缶詰のやつ)が入っていた時は腰が抜けた。(ただし意外とうまい)著名な中華料理店では、黒酢の酢豚が増殖中で、これは酸っぱい物好きには良いが、甘酢を期待するとちょいと厳しいことが多い。黒酢というと健康的なイメージと高級感が出るということでしょうね。肉の塊二と玉ねぎ少々で二千円も払うのだから、お店にとってはたまらない。とにかく、酢豚の地平線はどんどん遠くまで広がっているのだ。

などと、息を上げて語るほどの話題でもないのだけれど。永遠の酢豚中毒でありますね。

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大好きな焼き鳥ともつ焼き 東京編     恵比寿「田吾作」

ガツ・タン・砂肝が注文の定番

もう30年以上前のことだが、もつ焼きと焼き鳥の区別がつかなかった。東京に来てしばらく経って、もつ焼き屋の親父に教えられるまで、単純に暖簾の違いくらいに思っていた。(札幌の焼き鳥屋が、そもそも鳥以外のものを焼きすぎていたせいだ)東京のもつ焼き屋で、おっかなびっくりモツのあれこれを食べ、焼き鳥屋の内臓系の肉も、これまたびっくりするほど種類が多く、東京には恐れ入りましたと思って以来、焼き鳥屋に足繁く通うの事になるのだが・・・。

砂肝は、日本全国どこに行っても出てくるが、ガツという代物はあったりなかったり。このあまり味のしない、肉のグミ的食感が好きで、メニューにあるとつい頼んでしまう。ガツのあっさり系と合わせて食べるのは、豚タン。仙台名物の牛タンとは違い、ちょっと安っちい脂身というか、こってりした味が良いとおもう。昔は焼き鳥屋に行けば10本やそこらは簡単に食べていたはずだが、最近は5−6本でもう十分となる。そこがちょいと悲しい。できれば、この後はレバーくらい食べたいのだ。鳥のささみの梅しそ焼きも食べたいのだ。(もつ焼き屋にはないけれど)

しょうがないので、キャベツのお新香あたりで紛らわすことにする。恵比寿に古くからあるこの「田吾作」という店では、蕗や筍の煮物もメニューにあるので、それで肉とバランスをとりながら飲むのがよろしい。

ホイスとホッピーの違いは難しい

この店の不思議な飲み物。「ホイス」である。なんというか、ホッピーを少し甘くした感じというか、ハイボールをすごく薄めた感じというか・・・。東京では恵比寿と渋谷のどこかと、もう一箇所くらいでしか飲めないらしい。(あやふやな記憶でありますが)  

味付きのチューハイというのが一番わかりやすいかもしれない。串焼きにはよく合う。だからつい飲みすぎる。それはいけないということで、まず一杯目の生ビールは諦める。「とりあえず生」を諦めるのは英断である。最初からホイスを飲み、すかさず速攻で二杯目。その頃には串が焼きあがる。ガブリガブリと・・・肉を頬張る。溢れる肉汁、うまいなあ。ここで、ちょっと思案をして、気を引き締めながら日本酒をコップ酒にする。この店は山形の「初孫」が定番の日本酒。コップ酒は、一合は入っていない。それをちびちびやり、焼き物を平らげて、おもむろに締めのホイスを一杯注文。これくらいで止めれば、なんとか後遺症もなく好い加減で酔っ払う。ホイスだけで進行すると、なぜこんな勘定になる??というほど、ホイス代がかさむ。飲み口が良いから、ついついお代わりをして、罠にはまってしまう。

東京という街には、いたるところに焼き鳥屋ともつ焼き屋が散在しているが、これまた美味い店、流行っている店、静かな店、いろいろある。ちょっとした駅前であれば焼き鳥屋の2軒や3軒はすぐ見つかる。ただ、焼き鳥チェーン店の「コンビニ的な明るさ」が微妙に苦手な歳になっているので、やはり疲れたダメ親父的サラリーマンが一人飲みするような、ちょっとうらびれた感じの店が好ましい。そんな時には、やはりホイスかホッピーにしておきたい。大都会東京のささやかな楽しみであります。

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1月に食べたラーメン

仙台でとんこつラーメン おんのじ

仙台駅東口近く おんのじ

豚骨スープと魚介出汁を合わせたラーメンはすっかりメジャーになっているが、そのスープのバランスでお店の個性が出る。仙台にあるラーメンチェーンの行ってんだけれども、意外と好みのWスープであることを発見した。個人的な見解で申し訳ないが、この極太メンマというトッピングが非常に好みで、これが乗っているだけでその店の評価が上がる。煮卵は加点なし、チャーシューは煮豚は低評価、焼き豚は高評価としている。もっと言えば、低温調理系でローストビーフ状にチャーシューを仕上げてきた場合は最大評価とする。(ただし、この絶品ソフトチャーシューが出てくるお店は奇跡的に少ない)この喜寿生んでいくと、このラーメンはAランクだ。チャーシューと極太メンマが実によろしい。再来店意向は★★★

新宿で油そば ぶぶか 

新宿紀伊国屋 ブブカの油そば

紀伊国屋ビルの地下にある古ーい居酒屋が出て行った後に油そば屋になった。しばらく気になっていたが、意を決して挑戦し、無残に敗退という感じ。やはり、油そば、汁なしそばは自分の好みではないらしい。ルックスの悪さもあるが、なんとも言えない、伸びきった焼きそば的な感触が合わないのだよね。ざる蕎麦みたくノリをまぶすと良いのかなとはおもうが。逆に酢をかけたり、ラー油をかけたりして味変を楽しむ食べ物なのかも知れない。 やはり★はなし。

仙台駅前で山形そば あごだしラーメン 

仙台駅近く 英虞の山形ラーメン あご出汁

山形県酒田の北にある鳥海山のあたりで、あごだしラーメンを食べたことがある。おそらく酒田沖の飛島あたりでトビウオがたくさん取れていたのだろう。魚介出汁では煮干しを使うところが多いが、あごだし(トビウオだし)は、それより一段上の味がすると思う。強いというのは、魚臭さではなく出汁の味が良くなる、濃厚になるという意味だ。だからなのか、海苔は乗っていない。玉ねぎのみじん切りがうまい。うずまきのなるとは・・・なんだか郷愁をそそるトッピングだ。
なぜか仙台には、山形発祥の蕎麦屋とかラーメン屋が出張っているので、ちょっと変わったものが食べたい時にはありがたいのだが、特に最近はやりの豚骨系ではないラーメンが食べたい時には、実にありがたい。次回は塩味がよさげに思える。 再来店意向 ★★★

札幌の中華屋 香州の醤油ラーメン 

札幌 香州の醤油らーめん

まず、札幌ラーメンの特徴を忠実に再現すると、こんな感じになるという見本のようなラーメン。その特徴とは、麺が中太縮れ麺でかん水たっぷりな黄色。チャーシューは煮豚系で、肉はボソボソとする。メンマは、昔の支那チク的平べったくて薄いやつ、海苔は申し訳程度に朝食の焼き海苔的サイズで一枚と寂しい。渦巻きのナルトは、一般的には輪切りでもっと小さいし外側がピンクだ。こちらの店はリッチに大盤振る舞いなお得サイズ。札幌でも豚骨魚介のWスープが増えてきているし、味噌ラーメンでもベースが豚骨というところが多い。なので、こういう40年くらい時間が止まったようなラーメンは絶滅危惧種なのだ。町中華自体が絶滅寸前なので、みんなで大切にしなければならない。という心配は無用らしく平日行っても混雑してなかなかは入れない人気ぶりだ。   再来店意向 ★★★

札幌駅前 北海ラーメンの味噌ラーメン

札幌 北海ラーメンの味噌

これは、今の札幌のラーメンと標準形だろう。スープは濃厚で豚骨系、食べると唇がコラーゲンで固まってくる。味噌はたっぷりと使い、ラーメン単体だと辛くなるかも知れない濃厚さ。一口くらいのおにぎりでも食べたいなという感じがする。この店もラーメン屋と言いながらご飯物も色々と出すようで、ラーメンを頼む人は半分くらいか。札幌ラーメン専門店よりは、こうした普通にサラリーマンが昼飯食いにくる店の方が、うまいものを食べられるような気がする。札幌駅からちょっと離れたオフィスビルにあり昼は超混雑するので、ランチタイムは外していくのがオススメ。次回は夜に来て、一杯やりながら醤油ラーメンという感じだ。      再来店意向 ★★

うーん、一月はラーメンよく食べた。

食べ物レポート

ナポリピザの変化球

ピザ生地を焼いて中に野菜を入れたもの

吉野家HDの子会社がやっているナポリピザの店があちこちにある。多分コレは失敗したコンセプトなのだろう。低価格¥500での焼きたてピザの提供というもので、先行したなポリスはすでに会社が消滅している。この吉野家グループの店は、あちこちにお店を出していたが、だいぶ閉店してしまッたようだ。それでも御茶ノ水にある店はコンセプト変更して、ピザとピザサンドの店になったようだ。店名も変わっているが、ピザ類似という点ではちょっと面白い。

店頭にワックスサンプルを置いているのは、理解できる。この店で売っている「ピザ以外」の商品は、なかなか馴染みがないものだからだ。昔々に中東発祥のピタというリーンな生地のサンドイッチが瞬間的に登場したことがあるが、コレもそれに似たようなものだ。まあ、ナポリ生地も徹底的にリーンな生地なので、限りなくピタサンドに似ている。このサンドの売りは、たっぷり野菜が食べられるという点にある。だから、メンチカツとかコロッケなどはフィリンフにしてはいけない。オリーブとか、ケールとか、それっぽい西洋野菜をハーブたっぷりドレッシングで食べさせるというのが定石だろう。チキンとかシーブードがメインとなる。ただし、コレはテイクアウトした時に経時劣化がきつい。野菜から水分が出てくるからだ。テイクアウトが弱いというのはファーストフードとしては欠陥商品なのだ。多店舗化は難しい。

だから、この店がこの先どんどん出店できるかというと、いささか疑問だが・・・。ただし、ショッピングモールにフードコートでうどんのハナマルと一緒に出るみたいな格好はあるかも。可能性としてね。

ピザ生地を丸めて揚げたもの

ピザ生地を丸めて揚げただけという、なんだかビジュアル的に如何なものかと言いたい代物だが、食べるとなかなか美味い。位置付けとしてはフライドポテトだろうけど、コレも揚げ物というより軽めのショッかkんだし、付け合わせとしては良いかもしれない。フレーバーのついた砂糖をまぶすとか、オリーブオイルとハーブのソースをつけるとか。軽めにサクッと揚げるというのはなかなか難しいだけに。サイドアイテムとしては面白いなあ。

御茶ノ水の明大そば、ビルの一階にあるがちょと狭い。中には女子大生と思しき女性客ばかりなので、おっさんが入るにはなんだか勇気がいるが。

街を歩く, 食べ物レポート

仙台の街中華2店

仙台の町中華を食べ歩いている。土地勘はほとんどないので、もっぱらネットで情報収拾をする。キーワードは餃子だったり、酢豚だったり。ラーメンでは中華料理屋がヒットしい辛いのは、それだけラーメン専門店が多いからだから仕方がない。その数ある町中華で、うまいまずいを超越して人気があるのが、この「北京餃子」らしい。名物は餃子であるのだと思うが、味は「餃子の王将」に近いニンニクが効いた肉少なめ餃子。値段を考えると立派なものだと思う。個人的な感想を言えば、価格品質比、コスパが良いのは埼玉地盤の満洲餃子が一番だと思っているが、北京餃子はそこに限りなく近い。

フォーラスというファッションビルの地下二階

この北京餃子の隣にはカラオケがある。反対側の隣はライブハウスらしい。ファッションビルの地下二階だが、地下一階からは通路がない。階段も一般人には閉ざされている。エレベーターで降りるか、地上一階からの直通エスカレータしか通用口がない。ほとんどダンジョンだ。そんな場所にも関わらず、学生を中心に男客でいっぱいなのは、圧倒的なコスパの良さだろう。特に餃子以外の名物が広東風あんかけ焼きそばで、隣の客が食べているのを見ると麺が3玉くらい入っているようだ。見ただけで腹一杯になる。その割にラーメンは普通の量で、味は・・・普通よりちょっと下だなあ。

肉野菜炒めのようなキクラゲ炒め

ちょっと変わったメニューとして、キクラゲ炒めとかエビ玉チリソース炒めとかがあるが、男二人とか三人とかでやってきて、ワイワイしゃべくりながら食い散らかすイメージ。だから、女性二人などという組み合わせは異常に目立つ。ところが、その目立つ二人がガツンと大盛りあんかけ焼きそばを食べていたりするから、油断できない。何度か足を運び全メニュー制覇してみたいものだが、どうにもダンジョンふうな通路が入りにくいのだよなあ。

ここの餃子は好みの味だ

餃子は見た目通り、ごくごく普通。最近聞きかじった酢と胡椒で食べてみるつもりだったが、焼き上がりのルックスであっさり方向転換し、酢と醤油とラー油でいただくことにした。普通にうまい。町中華では、普通にうまいが一番大事だから、看板商品が普通でよかった。ちなみに、この店では餃子単品のみという注文は不可。餃子定食にするか、他のメニューと合わせて頼むしかない。(安すぎるからだろう)ビールと餃子と行きたいところだが、申し訳ないので一皿ふた皿は他のものを頼もう。

さて、ダンジョンの奥深くから地上に出てくる。仙台駅から繁華街の一番町に通じるアーケードからちょっと折れたところ。コレまた古い造りのビルに、もっと古そうな店がある。「末広本店」であるが、ネット上では秋田に本店があるラーメン屋「末廣」とよく間違えられている。秋田の方の店は、ご主人が京都の有名ラーメン屋で修行して、秋田で開いた店だとのことで、いわゆる京都風豚骨コテコテラーメンだ。個人的には好きな部類だが、東北の各地、青森や岩手でたべてきて、いつも不思議だなと思っていた。

隣はおそらく本店の本店、蕎麦末広

さて、宮城の末広本店だが、コレは町中華の定番的定番店であり、自分が小学校の頃はこうした店でラーメンを食べるのが普通であった。デパートの大食堂のラーメンは、あまりうまくなかったような記憶がある。けっこう全国的に有名である札幌ラーメンも、昭和の中期には鳥がらスープに山ほどの人工調味料が入った、野蛮な味だったのだ。そんな時代に育ったので、今風の豚骨やら魚ダシやらWスープやらよりも、普通の醤油ラーメンが食べたいと思うことが多くなってきた。まあ、昔のラーメンはご馳走といにはあまりに野卑だったな。北の国からで純と蛍が食べていたラーメンもそんな感じだった。

メニュー表

このメニュー表を見てもらうとわかるが、潔いくらいシンプルだ。裏面にはご飯もののメニューもあるが、それも決してデミグラソースのかかったオムライスなんて乗っていない。心底、正当な町中華とはこういう店だ。店の入り口におばちゃんが座っていて、まず食券を買う。自動販売機ではない、おばちゃんに注文して食券を買うのだ。すばらしい。おばちゃんも昭和中期には、さぞ看板娘として人気があったろうと思う。おまけに従業員の女性は、某 泉ピン子さん出演テレビ番組のラーメン屋のような制服だ。

注文したのは迷うことなく醤油ラーメン。今風のラーメンはトッピングを含め実に立体的なのだが、昭和のラーメンはこのように平面的なビジュアルだ。メンマではなくシナチク、チャーシューは限りなく薄めがよい。札幌版なら、コレにお麩となるとが乗っているが、仙台版はだいぶ簡素なようだった。
黒板五郎さんが「まだ子供たちが食べてるでしょう」とクレームをつけたラーメン屋もこんな感じのラーメンだったような記憶がある。

シンプルな醤油味はありがたい。間違ってもごく太メンマとか炙りチャーシュウとかは乗っていて欲しくない、(どちらも好きですけどね)できれば、コレに追加でケチャップのかかったオムライスを注文したい。餃子ではなく酢豚が注文できるともっと良い。エビチリではなくかに玉が好みだ。目玉焼きの乗ったソース焼きそばも良いな。町中華でレトロなメニューを注文するのは、それも金に糸目をつけず、食べたいものを食べたいだけというのは、貧乏学生の頃の夢を叶える魔法の時間だが、残念ながら胃袋がもうそれについていけなくなっている。やるとしたら、半分以上食べ残し食い散らかすことになるので、あまりにも申し訳ない。誰か、胃袋の元気な連れを見つけて繰り出すしかないなあ。